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宿敵 鬼役(二十二) (光文社文庫 さ 26-27 光文社時代小説文庫)

感想・レビュー
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KAZOO
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今回は毒見役の相方に桜木と代わりの新人が出てきます。この人物も箸にも棒にもかからないような人物です。三つの話がありますが、最初は義父(妻の父)が捕まってしまうことから事件が少し込み入ります。この三つの話に共通するのは、主人公よりも手練れで能の「痩せ男」の面をかぶった人物が出てきます。かなりの敵なのでしょう。主人公の後継者となった人物にも試練が訪れます。最後の話では、義母や妻の活躍が見られます。家族総出になってきました。
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えみ
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恩も役目も常識も、全て捨て去り駆け出したい瞬間がある。若ければ若いほどそんな感情が湧き上がり、誘惑と道徳の間で思い悩む回数が多いのではないか、と思う。どうにもならない立場と自重する心。一歩踏み込むことで多方面に与える影響を考えてしまい臆病になる。…詮無きこととはいえ、切なすぎた恋。鬼役の洗礼は人も場所も時期も何もかも選ばずどんな時でも浴びなければいけない。表の顔は将軍家毒味役、裏の顔は幕臣の不正を断つ暗殺役・矢背蔵人介とその家族に与えられる試練の数々に目が離せない濃厚時代小説「鬼役シリーズ」第22弾!
0255文字
カエル氏
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卯三郎頑張れー!志乃さんカッコよすぎる!幸恵さんも素敵です。
0255文字
Kira
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ネタバレ図書館本。蔵人介の妻の父が無実の罪を着せられて捕らわれる。真相を探る蔵人介は刺客に襲われる。矢背家の固い結束をまたしても実感する二篇と、卯三郎の悲恋が心にしみる「悲恋花」で充実した巻だった。正体不明の宿敵が現れて、続きが気になる。
0255文字
さく
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最強の敵が現れた。この世の者か分からない強さと姿形。蔵人介だけでなく、志乃までも対峙する。卯三郎はあまりの理不尽さに我を忘れてしまい、しかし、お役目と心に決め、向き合う。鬼役の困難さを改めて感じる。志乃の強さ、誠実さが蔵人介の拠り所となる。
0255文字
ともちゃん
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芋酒飲みたい。
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Dyans
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今度の「密命」の後ろは根が深そうだ。題名の「宿敵」は「痩せ男」のことを指しているのかな。ところで卯三郎も鬼となりつつある。
0255文字
陽ちゃん
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蔵人介まで斬られてしまう痩せ男の手腕が恐ろしいですが、一体誰なのか、そして何の目的で矢背家の面々を襲うのか…謎が深まります。そして、ラストでは、蔵人介と志乃の待ち人である橘右近が現れないまま、続くのですね。
0255文字
Tadashi Totsuka
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眼鏡じじいの橘右近と義母の志乃が大活躍。 がしかし、痩せ男はまだ生きている。 次回作に続くのか?実在の人物、後藤三右衛門が出てきて、歴史の勉強にもなりました。
0255文字
hampm
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ちょっとネタ切れですかね。おもしろいのだけど、陰陽師の妖術(?)のような話はあまり好きになれないな。蔵人介は、後継者にどうつなげ、本人はどう生きてゆくのか。そうした話を読んでみたい。
0255文字
 トミィ
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父の物
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kazukitti
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どうどうたらりらパッパタラリラぴーひゃらぴーひゃら踊るぽんぽこりんって不気味演出が面白くなってしまったというw ケレン味出しすぎてコントになる帰来があるよね、坂岡さんのって。特に鬼役はそんな感じ。首が飛びながら喋るのって、完全に北斗の拳とかのやられ役と同じボケだからさ。話は次巻に引き続かれるけど、ちょっと意味深にし過ぎた割りに絡みがちぐはぐなんでソコも演出ミスなんじゃないかなぁと思ったりも。相変わらず腰の据わりの悪い下級官吏的天誅なのに義子・卯三郎には強気に出るというアレさw
kazukitti

そして硬骨漢か本当に怪しげになってきたメガネ爺という。結局徳川物産て会社がダメになってるというよりも、もうサムライという官吏が腐ってるワケよね。武士道的な武士は残念ながら主人公含めていない。だからこそ物語上での救われない登場人物がいるっていうか。1841年に家斉が死んで、忠邦好き放題シーズンが来て、物語はこの期間ではあるけど、2年後には鳥居が裏切って失脚しても、ソコまではこのお面マンでは引っ張れないから、黒幕は貨幣改鋳のクソだめ政治家の流れだろうけど、もう次で終わりにしたらいいと思う。

01/30 13:34
0255文字
ベルるるる
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矢瀬家は次から次へとピンチの連続。家族それぞれが戦うしかない立場に追い込まれていく。卯三郎は哀れだった。大きな心の傷は抱えたまま、そして傷を残したまま、それを隠して生きて行くのだろう。顔の見えない怖ろしい敵が登場したけど、それは志乃の遠い記憶にはあるのだろうか。志乃と蔵人介が待つ茶屋に橘右近は来ない。
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とし
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鬼役「宿敵」22巻。舅、卯三郎、姑に引っ張り回される蔵人介さん「どうどうたらりたらり、たらりあがりららりづ、・・・・」痩せ男の面なのか顔なのか姿が見えぬ者との決着は次回にか。
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ぶんぶん
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【図書館】今回は奇しくも蔵人介の家族が巻き込まれる危難を描く。 先ずは義父が奥儒者が斬られた件に巻き込まれる、殺された儒者の側に血にまみれた刀を持つ義父が立っていた、折から密命を受けた蔵人介が動く。 次は卯三郎が恋に落ちた町娘、その親がらみで密命が転がっていく、果たして卯三郎は・・・ 最後は志乃が薙刀の果し合いを求められる、その裏には悪事を企む女官の姿が・・・三篇を通して不気味な「痩せ男」の寿詞が響く、更に強大な敵の気配が・・・蔵人介が斬られるなど、次巻に期待を持たすシリーズの始まり。坂岡時代劇、快調!
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goodchoice
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蔵人介がこれ程斬られたのは初めてではないか。そのくらい強敵ってことか。緊迫の場面が続き、読んでいて少し疲れた。
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ひさか
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2017年8月光文社時代小説文庫刊。書下ろし。シリーズ22作目。3つの連作短編でありながら、謎の敵が見え隠れする話が続き次作へ持越し。3話めの「果たし合い」が最も面白く、志乃さんの使う薙刀の鬼斬り国綱が見事だ。次作が待ち遠しい。
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石野猿緒
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ネタバレ最後のシーン、志乃と鬼役が芋酒を飲む、橘は来ない。第一話の迷える燕では、勝成の家に橘が鯉をささげて登場する。相変わらず見事な対照で、作者の筆の冴え、というべきか。
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Aki
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今回は舅さん、卯三郎、志乃さんそれぞれの話。卯三郎はまだこれからだな。悲しいことも乗り越えてほしい。
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マサオ-
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今回の謎は、次回に持ち越された感じで、又次巻の発売を待ちます。
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いつでも母さん
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シリーズ最新22巻目。「どうどうたらりたらりら・・」不気味な寿詞が響く。術使いとの決着は次巻へ持ち越しかぁ。黒幕だってアイツだろうに・・まったく誰の作品でも顔をだす奴は悪役。今回は舅の危機から始まったが、どうにもスッキリしない。公儀が贅沢禁止を命じてもどこかで誰かが出世の為に湯水の如く金が流れる。庶民の怒りの矛先は何処へ?ん~ん、これは次回への前触れでしかないのか?ドキドキしながらもう、次が待ちきれない。卯三郎もまだまだで、姑・志乃さんは相変わらずだし・・鬼役様、苦労がいまだ絶えずだ。
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Masayoshi  Arakawa
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20170812 600+ 相変わらずの坂岡さん。サクサク❗ドキドキ❗あっという間に読了。次卷へおおいに期待させ❗
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