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ヒトは「いじめ」をやめられない (小学館新書)

感想・レビュー
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spock
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裏切り者検出モジュール、命名センスがいい。メタ認知力を付けたい。
0255文字
岑雄
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「ヒエラルキーと平等性、同一性」「善の中にある悪、悪の中にある善」という言葉が印象に残った。そして田野先生がやっておられるナチスの体験という授業は海外でもなされていた。いじめに関する内容のだが読んでいるとチラチラと人類の解析や歴史の捉え方を感じさせた。昨今の政治情勢がそう思わせたのかもしれない。
0255文字
ワスレミズ@ベルばら同盟会長
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ネタバレ脳科学の観点から説明されています。ヒトがいじめを「やめない」ではなく「やめられない」原因は何であるのか。巻頭にイソップ童話が引用されていました。読んでいて辛かったです。サイコパスについての記述は興味深かった。100人に1人の割合で存在するそうです。「同調圧力」。「相手に求める誠意には男女の違いがある」→男性は「正直」、女性は「共感」だそうです。不安が背景にあるから。
ワスレミズ@ベルばら同盟会長

奎さん、本書をご紹介くださいまして、ありがとうございます。脳内物質についての記述も良かったです。「いじめ」は理屈のほかに脳内物質も影響して起きるものだということが理解できました。

02/02 16:34
井月 奎(いづき けい)

ワスレミズさん、こんばんは。共読うれしや、です。納得できて、新しい情報も得られますが、同時になかなか辛い読書でもありますよね。でも、その辛さを感じるからこそ、それを伝播させない気持ちも持てるのだと思い、信じます。しなやかに優しく生きていきましょう!

02/02 18:13
3件のコメントを全て見る
0255文字
井月 奎(いづき けい)
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私は人にいじめられたことも、いじめたこともあります。そして未だに私の心をしめつけるのは、いじめてしまったことへの後悔と自己嫌悪です。もう贖罪することもかなわない。自分に対する怒りと情けなさ。それは生きている限り抱いていかなければいけないものだと自覚していますけれども、この後に同じ過ちを繰り返さない、そしてもし可能であれば、その種を、その芽をつむことができればと思いつつこの本を読みました。いくつか気づきとアイディアがありましたので、これからの人生に活かしていきたいと思っています。
ワスレミズ@ベルばら同盟会長

奎さん、遅い時間にごめんなさい🙇‍♀️そうでしたか‼️ベルばら🌹を愛好されるお方が、こちらにもいらした🎵キッズまで読まれてるんですか‼️ロザリーの家での食事の場面、覚えてますーーー、そうですか、あれはマリーの発言をオスカル様に変えていたんですね‼️私はそこまで考えずに読んでいたから😳(笑)

01/14 01:57
井月 奎(いづき けい)

私の解釈ですけれども、外れていないと思いますよ。ベルばらは本当に素晴らしい作品ですよね。

01/14 08:25
8件のコメントを全て見る
0255文字
K H
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人、ホモ・サピエンスの脳が科学的に分かった。
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ぽしぇっと
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ネタバレオキシトシン自体は良いものでも悪いものでもなく、仲間を作るために必要だから分泌される。仲間を大切にする気持ちと良い仲間を選別しようとする気持ちは表裏であり後者が強くなるとサンクション=いじめが生じやすくなる。 多くの人は集団への帰属によって行動を左右されたり、制裁行動による快感(シャーデンフロイデ)を覚えたりするが、サイコパスにはそれがない。なぜなら、制裁行動は利己性を起源とした行為ではなく、集団のために行われる「社会正義」であり、彼らには自分の時間を奪われるだけの「損な行動」だと理解されるからである。
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うえちょん
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ネタバレ成田奈緒子さんの『その「一言」が子どもの脳をダメにする』に書かれていて気になっていたセロトニントランスポーター(日本人は遺伝子的に不安症の人が多い)の話(p.50〜)が詳しく書かれていて、気になっていたことをより深く理解できたことが嬉しかった。 メモ:男性…テストステロン、攻撃的、派閥、パワハラ、女性…オキシトシン、村八分。自分の中の正義を振り翳す=オーバーサンク(過剰な制裁)。愛情ホルモンオキシトシン=仲間を作るために"必要だから"分泌される、仲間意識を高める→妬み、排外行為に繋がる。
0255文字
翳
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🔊Audible。サンクションとは、いじめ。裏切り者検出モジュールが発動する。
0255文字
kuri8655
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〈人間は不寛容になってしまうものなのだ、不寛容は克服できないものなのだと認めること〉
0255文字
laili
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子どもたちがメインではあるものの、社会のパワハラや同調圧力にも通ずる話。人はなぜいじめをするのか。異質なものやズレてるもの、バイアス、性差、色々ありますが子ども同様大人のいじめも陰湿。難しい。
0255文字
わら
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多くの人がこれを読まないからいじめはなくならないのです。
0255文字
鉄之助
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注目の脳科学者・中野信子の「いじめ」本だけに、ズバッと切れ味良し。いじめのメカニズムのヒントになった。「いじめ根絶」を訴えて、なんとなく安心することの危険性がよく分かった。
0255文字
ぱぱみんと
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生物としてのヒトや、生命体としての特質から、いじめの機序を説いてくれているのは、説得力があり、納得しました。思い出したのは、菅野仁さんの「友だち幻想」(ちくま新書)。こちらも、違う角度から、いじめが起きる仕組みを説いています。
0255文字
yamareco51
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学校のいじめ対策として防犯カメラは良いと思うが、職場は難しそう。
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sanukinoasayan
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脳科学から諸問題にアプローチする、中野信子さんの著作に触れる際、早逝してしまった哲学からアプローチしていた池田晶子さんを思い浮かべますが。どちらも人の行いについての深い考察と、生物としての人間の肯定的及び否定的側面に対して、どう考察しどう対処すべきかを語っているように思います。本書は「いじめは本来人間に備わった“必要な機能"による行為ゆえ、なくすことは難しい」という一面があることから、それが引き起こす悲劇をどう回避するかの最善策を語っており、良好な人間関係を維持するための一助となる一冊かと思います。
0255文字
ようこ
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いじめという行為は、種を保存するための本能に組み込まれている。それをどうコントロールするのかという方向に、解決へのベクトルを向ける。大賛成。
0255文字
クリ
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興味深かった。
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こうすけ2
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集団で生きる人間はいじめをやめられない その通り… 本能だからと諦めずにコントロールすべきだろう 教室には監視カメラが必要だしイジメがあるなら警察へ電話すべき 全てはイジメる奴の問題 自分も小学生の頃いじめられた記憶がある 今思うと大したことない気もするし20代後半の頃の同窓会では鍛えていたのでお腹出た当時の奴は気にもならなかった そう筋肉はかなりの問題を解決する イジメに困ってるならまずは鍛えよう いや何かされてるならスマホで撮影して記録だ 奴らを追い詰める証拠を集めろ キンドルアンリにて
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manaty
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文章が読みやすい。脳科学からいじめを理解すると興味深い。
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しろくま
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大人でも子どもでもあるんですよね。異質を排除しようとする本能だとすれば、どう対応するか…。規範意識、仲間意識が強すぎると、そこから合わない人を排除するようになるのでしょうね。元々みんな違うことを認め合えたらいいなと改めて思いました。固定化した関係性ではなく、大学生のように、みんなそれぞれ存在している感じのほうがいいみたいです。
0255文字
Tsuka
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異分子を排除するサンクション。
0255文字
Noriko S
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脳科学の観点からいじめについて、特に小学生や中学生についての内容。日本人特有のセロトニンや村八分など、納得できる内容たくさんある。
0255文字
読書を習慣化したい
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弱みを見せる 男っぽさを見せる 届かないぐらい別の人間になる 男は正直に話す、女は話を聞く
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後藤か
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いじめは56年から中学2年生に過激化する。男子はテストステロンが原因。ブレーキ値ある前頭前野は30歳まで成熟しない。いじめは日照時間が変わりセロトニン量が変わる56月の1011月に増えやすい。クラスの集団が固定化し関係が濃密にならないように、人間関係を入れ替えるイベントを作る。日光を浴びる。いじめに参加しないサイコパスが100人に1人いる。高学年のいじめ防止「イベントはあくまで通過点」、「別の楽しみ方と社会的報酬」いじめ多い部活は吹奏楽。皆で音を合わせる=悪になりやすい。友達いなくてもいいぼっちは辛くない
0255文字
agasa-maru
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ネタバレ排他行為は、自身の集団内地位の安定につながるため、脳内物質により快楽を感じるようにできている。よって「いじめをなくす」という考え方自体に無理がある。ならば、どうするか。いじめの仕組みを知り、その回避策を考えていこう、と。女子のいじめのトリガーは嫉妬であることが多く、鈍感さは命とり。「嫉妬」とは何かを知る必要がある。最近韓国ではいじめの加害者は大学入学試験に配慮されるようになったとか。「いじめをすると損をする」システムを作るのは抑止力としても有効と思う。
0255文字
0923
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いじめは人間の本能、という内容が書かれてあると聞き手に取った。その記載があるのは1章だけだった様で半分程度で読了した。いじめは全世界の前年代で行われていると思うので主旨は合ってるのではないか、と思う。読み進めていると「トランプが移民を排除」「LGBT法賛成」などの記載があるが悪意はないと思われる。そこにデマや利権や政治的意図が絡んでいることなど知らず、純粋に自身の仮説の証明に利用しているのだと思う。
0255文字
Taka
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イジメをやめられないのはヒトの生物学的問題。生物学的問題なら未熟なヒトに理性的に対応するのは無理だからそれこそ生物学的な恐怖で抑えるしかないんじゃなかろうかと思ってしまう。フリーライダーを許せば社会は立ち行かない。なので制裁を恐れず快感とする脳の機能が誕生した。フリーライダーを見抜く力を裏切り者検出モジュール。制裁行動をサンクションという。人は集団になると倫理観が緩み攻撃的になる。ホモ集団うざと思うけど本能。30代前後で前頭葉は成熟する。あ、だから最近落ち着いたのか。情動が老化したのかと思ってた。良かった
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ええこ
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オーディブルにて。聞いてよかった。裏切り者検出モジュールが働くのは、ニンゲンが生き残って行くために必要だったから。
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かしまด้้้้้็
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何故人はいじめをしてしまうのか、社会性動物としての人間という生き物を紐解きながら論理を組立て、その解決策(回避策)を述べていく。脳内分泌ホルモンといじめの関係性にも言及しているが、科学書というよりは自己啓発本に近い読み味。いじめが攻撃的な性格の人に特有のものではなく、誰の心の内にも普遍的にそのトリガーが備わっていることを見つめなおし、その上でいじめ問題に向き合うための考え方を示してくれる。良書。
0255文字
^ ^
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電子
0255文字
kirara
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 職場でいじめにあい、顎関節症になった。いじめを否定しなくてはいけない立場なのに、いじめをする側とされる側になった。周囲の人は相手側につき、職場の雰囲気が悪くなるので、1年間耐えた。いじめられやすい人の特徴として、「反撃しない人、言い返さない人」とあったが、まさに私がそう。相手は、私より優位に立ちたくて常にマウントをとってきた。快感だったのだろう。  ヒトは、「人」でなくてはいけないし、「いじめ」をやめられなくてもやめないといけない。してはいけない。 いじめをしかたのないことで終わらせてほしくない。
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キューピー
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ネタバレいじめというと学生を想起させるが 社会人にもオススメ出来る良本 脳の仕組みを理解することで ①相手の感情を把握し世渡りが上手くなる ②自信の感情を自覚しコントロールしやすくなる といったメリットが挙げられる 「オキシトシン」「セレトニン」「ドーパミン」は今や有名な三大ホルモンだがそれぞれの持つメリット/デメリット。男女間での違いや結果的に生じる行動など分かりやすい 自分も良かれと思っていた行動が実は「承認欲求」のためのサンクションだったと自覚 「倫理」や「道徳」といった判断基準を持って社会生活に望む
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のうか
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いじめは人間が種を残すために脳に組み込まれた機能 それを理解し、脳をだますことやコントロールすることが求められる
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わさびの山、
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読みやすかった。生き残るために異質を排除しようとする本能があるから、じゃあそれとどう向き合うかについて。
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ochatomo
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この新書の袖には『いじめに対するアプローチ法を変えてその回避策を考えていく』とある いじめの始まりは“おまえは間違っている”という気持ちで制裁し“自分は正しいことをしている”と感じて得られる快感 “自分の感覚と“他人の感覚”は基準が違うことを理解して自分を客観視する能力を高める いじめが過激化するのは小学高学年~中2でテストステロンの影響を挙げる セロトニンの影響で5~6月と10~11月は気分の変化に敏感になりやすい 「まんがでわかる…」を先に読んでそちらの方がわかりやすかった印象 2017刊
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かなかな
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2023年1月5日㈭audiobook読了。 規範意識、仲間意識が強すぎるのも良くない。第三者の視点がいる。真面目過ぎは窮屈でいじめに繋がりやすくなる。 第二次世界大戦で伊が弱かった理由も興味深かったです。
0255文字
makko
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再読
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さとの坊の読んだ本
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良い
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Go Extreme
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いじめの快感―機能的・歴史的観点から考える: いじめのメカニズム 向社会性→いじめ いじめに関わる脳内物質: オキシトシン 集団は理性を鈍化する セロトニン 裏切者検出モジュール ドーパミン 快感は理性より強い 脳科学で分析する: いじめられやすい人の特徴 いじめがより深刻化するとき 男女の違い 学校現場の現状 回避策: 大人の回避策 アンダードック効果 メタ認知 ミラーニューロン 子どもの回避策 空間的に距離を置く権利 教育現場・環境的回避策 ノンバーバルコミュニケーション ルシファー・エフェクト
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takao
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ふむ
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