読書メーター KADOKAWA Group

最低。 (角川文庫)

感想・レビュー
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澤唯
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もちろん意図的に為されている読点の多用 効果的には思えないところが特に序盤は多かった 話は全体的に嫌いじゃない 最後の4編目のラストはとてもよかった もっとよかったのはあとがきだけど 一番読みやすかったし笑 他の作品も読んでみようっと
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せんべい
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AVにまつわる4つの短編。現役嬢が書いたから主人公たちの心情や振る舞いが赤裸々で迫力を感じる。2篇めのAV制作側の男性が、AV嬢を愛してしまったお話が何だかとても印象深い…
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りりぃママ
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Dora
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現役セクシー女優の著者のデビュー作。彼女はその世界で頂点を極めただけでなく、地上波のバラエティなどでも百戦錬磨の芸人相手に対応力の高さを見せ、のみならず文筆までもなかなかのクオリティとは、表現者としてのポテンシャルの高い人なんだな〜と。。 小説も既に4作目が刊行されエッセイの連載も持っているのに、本業の方も未だ現役というのがとても素敵だな。
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静かな生活
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REVIEW SCORES 65/100 当事者体験
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k5b81998
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本をあまり読まなかった学生時代からSNSを活用して表現を勉強したという努力家。あとがきがなぜか心に残る。体験した人じゃないとわからない裏側とか心理描写とか貴重。意外にも上手と思うこと自体が偏見なのかな。職に貴賎なし。
ミカママ

はじめまして。作者の文体このみです。そうですね、職業は関係ないですね。

08/14 08:01
k5b81998

ミカママさん、はじめまして。シンプルで素直な表現、読みやすいですよね。割と重い話をさらっと読ませてくれました!

08/14 08:28
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☆やす
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『春、死なん』では成熟期の男女の性を畫いたが、こちらは女性の繊細な気持ちを描いた短編4つ。なんと多才な人なんだろう。彼女の見る『世界』『人間関係』はこんなにも自分の見る世界と違うのか。
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Clean John
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感情、もしくは激情。だれしも感じたことがあるであろう、倦怠感、浮遊感、寂寥感、世間の目の鬱陶しさ、人が人を好きになること、当たり前にある感情を別の視点から見せてくれる一冊。
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ぴんく
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短編がよっつ。どれもなかなかよいし、あとがきがとてもよかった。そういえばサブスクに入ってたから、先に映像は見たんだっけ。その映像でもあったはずだけど、物語でいえば最初の身バレのやつがハラハラした。最後の女三代の話も気に入ったな。他の著書もぜひ読みたい。今現在、嬢の仕事も現役なんだよな。多才な人だ。
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ひな
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AV女優になる話
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ミカママ
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現役のAV女優さんが描いたAV業界と関わる4人とその家族のお話。女の子たちの心理描写が巧い。各編にチラッと出てくる業界関係者の石村という男が、それほど悪人ではないのも救われる。業界に入るキッカケはいろいろ、酸いも甘いもあるが、女の子たちが後悔しませんように、とおばさんのわたしは祈るばかりだ。
ミカママ

ぱるむん、わたしは二作品目、かな。これがデビュー作だそうですよ。完成度高いと思います。

02/25 20:30
ミカママ

ぺぎらっち、なるほど~地頭いいじゃん?!文章も巧いはずだわ。

02/25 20:31
7件のコメントを全て見る
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ふーま
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表紙に惹かれて購入。AVに関わる女性4人が主人公の短編集。職種上性描写のシーンはあるものの、不思議といやらしさはあまりなく、"表現"として成立していました。むしろ淡々としていて冷静。女性視点だと不思議とそうなるのかな。 身バレ、親がAV女優、不倫、自身のコンプレックス等ほの暗い闇の部分や職種上の差別や偏見・・・読んでいて心苦しいシーンも多々ありましたが、主人公の女性4人の感情がぶつかってくるような文章表現で個人的に好みでした。桃子とあやこのお話が好き。
ミカママ

あ!積んでるかも。読みます‼️

02/17 10:58
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豆ぽち
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『あやこ』母は元AV女優で、父はいない。子供らしさを備えなかったあやこは学校でも友達ができず、バイト先の客たちとこっそりと身体を重ねる日々。そんなあやこが若かった自分の像と被って見えて、心がぎゅうっとなる。父と再会したあやこは父に向かって「お父さんがいなくても幸せだよ」と言う。その言葉の意味を額面通りに受け止める父が歯痒くも、恨めしくもあり、でも癌に侵されてそう永くないであろう父とあやこがまた上野で会えるといいなと思った。
ミカママ

確か積んでます!楽しみ😌

11/13 22:22
豆ぽち

AV女優とは思えない筆力!楽しんでください😊

11/13 22:28
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城Q
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市川沙央の『ハンチバック』を読んだあと、無性にこの作品が読みたくなった。作者の紗倉まなが、市川沙央の対極に位置すると思ったから。読んでみるべきだと思って手に取った。すげー市川沙央に失礼だと思うが、しょうがないじゃん。『ハンチバック』でなんか嫌な気分になったから仕返しみたいなことをしてやりたくなったんだもん。 彼女の映像作品は見たことないけど、まあなかなか、読みやすくかった。あとがきにあった桜庭一樹の影響かな? 最後もう少し余韻があればよかった。
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み
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私の仲の良い人にセクシー女優が居る。だからこそ、今回この本を手にとった。 この世の中には、性を必要としている人が居るということ。 ありとあらゆる性に依存をして生きている人がいるということ。 セクシー女優は決して下品な仕事では無いと私は思う。もっと沢山の人に理解され、もっと多くの人に必要とされる職業なんだと思う。
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エイキチ
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ネタバレ電子書籍 AV女優の紗倉さんはお初 AV女優に関わる女性たちを描いた短編4篇 これらは作者さんの体験を踏まえた作品で 設定は本人が女優であったり親がその仕事をしてたりと 女優さんも業界に入る前はごく普通の女性であったわけで 業界に足を踏み入れるに際しては それなりの決断があり躊躇や迷いがあったに違いない なんと言っても特殊な職業ゆえに 世間からは依然として偏見の目で見られる 怖いのは身バレすること 学校や親に内緒にしてたのに ある日突然世間に身元が暴露されるって ネット社会ゆえに考えただけで恐ろしい
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警蓮社峻譽身阿
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セクシー女優を題材にした短編集。性産業は人間の本能にダイレクトに関わるので、綺麗事や建前の向こう側にある本質を浮き彫りにすると思っている。現役セクシー女優の著者だからこそ描ける渾身の人間にとても引き込まれた。ある種究極の肉体労働とプライバシーを注ぎ込むこの仕事は、実態とイメージに大きな差があるのではないか。でもどうしても面白おかしく茶化されてしまっていないか。
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らんちゅう
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ネタバレAV業界を現役人気AV女優が描いた、官能小説ではなく純文学的な4編の連作短篇集。読書量と文章力は比例するのだが、後書きからして、今まで殆ど本を読んだことが無かったのに、これだけの文章を書けるとは…ゴースト疑惑も納得できる程の出来栄え。編集者の腕がかなり良いのだろうか? ”、”の使い方が特徴的だが、的確に挿入された奇抜な描写には脱帽。『彩乃』は、釧路から上京し、誘われてなんとなくAV嬢になった彩乃が、親バレしてしまい、バーで出会って恋した男の部屋へ駆けつける話。映画の彩乃役は紗倉まなが演じれば良かったのに。
らんちゅう

『桃子』は、AVプロダクションを立ち上げた石村が、ススキノ出身のAV女優・桃子と同棲する昭和風な恋物語。女優達が飛んで、共同経営者に金を持ち逃げされ、最後は桃子が去ってゆく。『美穂』は、夫とセックスレスになった人妻・美穂が性欲を満たそうとAV出演して、久しぶりに夫とセックスする話。『あやこ』は、いきなり子連れで故郷の金沢の母・知恵の元に里帰りした娘の孝子と孫のあやこ。自由奔放で淫乱な孝子にはAV出演の過去。高校生のあやこは知恵の喫茶店を手伝い、店の客達とセックス三昧。肺癌の父に請われて上野美術館で会う。

07/11 23:45
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Sora
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アダルト業界に関わる著者が、同じくアダルト業界に関わる人たちの心の内面等を描いた短編集です。ノンフィクションではなく、著者自身の経験や思ったことをもとに書かれた作品なので、話に登場する人たちの言葉をすべて鵜呑みにはできないとしても、偏見を持たないように気を付けること、関わる人すべてを「可哀想だ」と決めつけるのではなく(もちろん理不尽さで苦しんでいるケースもあります)、一人一人の状況や言葉を吟味し、業界に関わる人たちの事情はケースバイケースであることを理解することは大切ではないかと思いました。
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koko
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作者はAV女優の紗倉まなさん。AVに関わる4人の女性を描く短編集。アダルトな世界を描いているけど、描写はほぼないので苦手な人も読みやすい。どの話も切なくて、一生懸命でとにかく好き。また紗倉まなさんの後書きもすごく良かった。差別的な目で見られながらも、AV女優という職業に対して真っ直ぐ向き合って、自分を貫く紗倉まなさんがすごくかっこいい。
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レモンパイ
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深い。美しい。
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自称海外小説で誰が誰だかわからなくなる君
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ケンコバさんのラジオで知ったまなちゃんの処女作。顔はまだ見たことがない。2章の桃子と4章のあやこが良かったです。
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Mabi
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まあまあです。
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桜もち 太郎
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前回呼んだ作品は中学生の部・課題図書だった。そして本作品はAV女優が書くAVにまつわる物語。物語自体はグロテスクなところは全くなく、普通の主婦や女性がAVの仕事をはじめたときの心の動きや、母親がAV女優だった娘の葛藤などを描いていた。興味深かったのは、人間が生まれ持つ貧富だとか、性格だとか、個性だとか、そういったものは「人間を何回経験したか」によって決まるという、輪廻とか業の考え方だ。これがなかなか奥深かった。自分的には中学生の課題図書に推薦したい。一応司書教諭ですが・・・
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ばたやん@かみがた
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ネタバレ《強靭な文章が切り拓く我らの実存》文章は力強い。4つの短編とも各情景が過不足なく描き込まれ印象深い。これらの核となるものは何か?作者自身の後書きを参照すると、次の文章が目に飛び込む。「理不尽な幸と不幸の天秤に一喜一憂して揺れながら、どうにか耐え続けなればならない。」(P.262)成る程、「彩乃」は新しく見つけた恋人候補の傍に寄り添い、「桃子」は善意からだが心無い行為をした男を住まいごと切り捨てる。「美穂」はセックスレスからAVに出演する事で夫との情事をねだる。(1/2)
ばたやん@かみがた

「あやこ」は高校生になるまで放置していた身勝手な実父の言い訳に“大人の嘘”を思う。そう、どの主人公も「宙ぶらりん」の状態に耐え、それを引き受けている。そして読者は気付く、それはAV女優に限った話ではなく、我ら人間の実存そのものであると。これらの作品は、絶えず「宙ぶらりん」を強いられながら次のステージへ渡り歩いていく人間の、その瞬間を見事に描き取ったものであることを。文体の強靭さをその為に選びとられたものだと思う。(2/2)

01/04 15:56
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韓信
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たまにお世話になる紗倉まなの小説家デビュー作だが、女優やその娘、プロダクション社長などのAVにまつわる物語という、ニーズに応えた題材なうえに、僕がいままで読んだ芸能人の小説のなかでは、オーケンを除いて一番クオリティが高い。若書きゆえの力みはあるが、本格的に読書をはじめて数年、20代前半でこの小慣れた文章力はすごい。業界で得た知見を盛り込んでそうな描写や、性をとおして各々の生を内省する内容も、新鮮味こそないが読ませる。ただ、本編より身バレや読書との出会い、小説を書きはじめた契機を綴るあとがきが一番面白いかも
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熊井
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4つの物語にて構成された短編集だが、どの話も面白くはなかった。一切の起承転結が無いことに加え、文体が妙に読みにくいことが原因かもしれない。 あとがきが一番読みやすく面白かったように思う。本編では力が入りすぎてしまっているのだろうか?フランクな文体の方が向いている作家だと思う。あとがきの「どれだけこの先に輝かしい未来があっても、なによりも一番若いこと、それが、あの時の私の、未成年の全財産だった。」という一文が好き。
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Syouichi  Nishiyama
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ネタバレ紗倉まなさん、初読み。デビュー作。YouTubeで時々コメンテーター的な仕事を見かけて、読んでみようかと。毎年、1万人がデビューと聞いている業界。凄い数の裏話があって、それぞれ深い話だろう。そんな一端の小説化ですかね。
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R.
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ネタバレ環境や考え方など、人それぞれなんだなと思いながら読んでました。
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fermata
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読書メーターで読んでる方が多くて気になって手に取った一冊。4人の女性がそれぞれ主人公。最初の3つの章は、それぞれ状況は違いますが、最終的にAVに世界踏み込む3人の女性の話、最後の章は少し趣向が異なり、元AV女優の母を持つ女性の話でした。AVやハプニングバーなど普段の生活では、交わることのない世界に踏み込むこととなり新鮮でした。どんな仕事でも必要のない仕事はないというセリフが印象に残りました。作者の紗倉まなさんの出身地は千葉県とのことですが、舞台が北海道などの地域を連想させるものだったのが不思議でした。
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AtoZ
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予想以上に面白かった。
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a
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面白かったし、読みやすかった。AV女優ってすごい職業だよな。きっとそこら辺の女性の何倍も女であること、若くあること、性について考える機会が多いと思う。そんなAV女優の人が書いたと思うと、とても興味深く読んだ。
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やいっち
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(執筆当時も今も)現役AV女優・紗倉まなの小説デビュー作だとか。AV映画の当事者ならではの体験や知見を踏まえた短編集。小学生の頃、作文が嫌いで、国語の授業が嫌だったとか。「さて著者はなにを感じていたでしょう?」なんて漠然とした質問に、求められるような紋切り型の答えを書くことに抵抗があったとか。
sheemer

これ映画化されていますね。オンラインで見られます。

02/22 09:53
やいっち

sheemerさん ありがとうございます。観たいです。

02/22 10:34
9件のコメントを全て見る
0255文字
荻野
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題材は一見過激だけど、内容は人の心の寂しさや虚しさを静かに描いた短編集。どの作品も人と人との距離感が繊細。本業としての性描写も過激すぎず綺麗事にもしない塩梅が良かった。著者の他の作品も読んでみたいと思える作品でした。
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Katsuto  Yoshinaga
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紋切り型にスキャンダラスでエロいのかと思ったところ、なかなかどうして、これが“切なくて”エロくない。あとがきで「エロ屋の自分がエロ屋以外の作品で、商品として手に取ってもらえる(…後略)」とあるように、商品としての小説が強く意識されている。だから、読まされた。「親なのに悪霊のように子供に取り憑いて、子供は一生苦しむ」とか「お姉ちゃんってなかなかつまらない人だけど、そのほうがいいのかもね。無難な人生を歩んだ方が幸せなのかも」といった昭和の親への皮肉がチラホラ。20代女性のこんな声は何ともたのもしい。
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Jani
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AVがからんだ4人の話てだけで可もなく不可もなく
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とんぼめがね
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口コミで独特の文体でとっつきにくい、という意見があり、そのつもりで読み始めたのですが、全然そんなことは無くむしろどんどん読み進められる期待以上の出来でした。作文が嫌いだったという彼女が、デビュー作でこれだけのモノを書くには相当の努力をされたんだと思います。AV業界に居るから書ける部分もありつつ、しかしそれだけではない彼女の感性の豊かさを感じます。
ミカママ

積んでいるはず!楽しみです。

09/29 23:40
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YUJIRO
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AV女優がテーマの短編集。作中ではAV女優やプロダクションの社長、そして元AV女優の娘といった様々な立場の人を通して、性を生業にする人の誇りやプライドといった感情を感じた。登場人物が周りからの偏見に苦しみながらも、「自分の仕事は必ず誰かのためになっている」といった自負やプラスの感情も感じ取れた。世間の目と戦っているAV女優の方々は、自分がこれまで感じたことのない重圧と日々戦っているんだなと、改めて凄いなと感銘を受けました。そして、自分のやりたいことをやっている姿は誰しも見習うべきポイントだと思います。
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幻の亀の子束子
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著者はどんな考えで仕事をしているのかが物語を通して伝わってきた。 アダルトビデオを一つの芸術作品として捉えることや 周りからの目と女優の思い等々、所々に著者の考え方とか、体験してきたことが散りばめられていると思った。 また、お金を出して買ってもらう商品とは、買って貰う人に価値があるものでないといけないというモノづくりの考え方がしっかりできていて、好感が持てた。
0255文字
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