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騙し絵の牙

感想・レビュー
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takaC
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悪くはないのだけど半分以上は惰性で読んだ感じ。当て書きは当てた対象の印象で書評も大きく左右してしまう博打だね。リリース当初に読んでいたら違った感想だったかもしれない。
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mapion
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主人公の雑誌編集長速水がほぼ出ずっぱり。色々と起こる出来事を絡めて彼の仕事、家庭生活を見続けることに。出版という翳りのみえる業界の中で、上司から無理難題を課せられても前向きに取り組む。仕事ができるし真面目。作家を大切に思いサポートする。軽口を叩きながらあの手この手で人をたらしこむ。ここまでで、出版に携わる編集者のお仕事小説として十分に楽しませてくれた。さて、エピローグに向けて準備完了。長めのエピローグでイメージががらりと変わる部分がある。読者として大喜び。エピローグを際立たせるためにそれ以前が効いている。
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masa502
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ネタバレ速水と彼を取り巻く人たちの会話の話題の広さや機転の利く展開力を楽しみながら話は進んでいく。 社内の派閥や駆け引き、騙しなど、いろいろと描かれていたが、妻とのやり直し、若い作家の高杉の自殺の真相についてが気になった。 仕事と家庭、親との確執、男と女、上司と部下など複雑で面白い。
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ことことの音
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雑誌編集者の人の話 読み応え十分 サラリーマンってこんな感じだなと思わせる 淡々と読み進めたいたけど終盤から急展開して一気読みしてしまった
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まつり
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大泉さんは好きだけど、4年前に映画になってたのは知らなかった。映画の予告を見たが、たぶん別物の話だろう。紙の本が売れない出版業界の悲愴さ、廃刊寸前の雑誌編集長の速水(大泉)の苦悩が延々と続く。作家さんとの関係性や、社内派閥の政争や、メディアミックスの宣伝や、ドキュメンタリーじゃないかというくらいリアルで興味深いが、映画化見込みで書かれたにしても、大泉さんぽいけど、そこまで笑えないし、登場人物が多くて業界内の人で似ているので、誰だっけ?となってしまう。タイトルを回収するほどのインパクトはなかったかなぁ。
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kt
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事あるごとに「大泉洋だわぁ〜」。でも大泉洋を出しすぎてちょっと間延びした感もある。最近図書館で予約待ち人数が50人超えの本を目の当たりにし「話題の本は読みたいけれど買ってまで読むものではない」という人が多いのではと実感。かくいう私も図書館や古本をフル活用している。やはり経済的な理由で、せっかく買ったのに面白くなかったり、再読しなかったら勿体ないと感じてしまう。これが回り回って面白い小説が読めなくなってしまう未来に繋がるのであれば、本を買うということに対する豊かさ(金、心)は無くしてはいけないと思った。
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subabai
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ネタバレ出版社に勤務する男。人たらしな性格と仕事の細やかさから部署問わず人気で、作家からの信頼も厚い。 中間管理職の苦悩や営業?の心理的な辛さが苦しく感じられた。また、時代の流れによる紙の雑誌の凋落。守りたいものを守れない辛さなど、主人公の表向きの明るさと苦しみの二面性を感じた。 真面目に仕事をこなす一方で、それを利用した終盤の業界をひっくり返す表裏がタイトルの騙し絵につながるようであるが、ピンと来なかった。ただ内容は非常に面白く大人の中年男の辛さが心に染みる。間も無く同年代になるのが怖い。
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ともた
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25-2 ★★★★★ はじめて読んだ作家さん 映画化されたときに作家さんが大泉さんで当て書きしたってのを読んだからすんなり速水=大泉で読めた 作者の大泉好きがよくわかる サスペンス作品かミステリーかと思って読み始めるも、エピローグまでが振りか!?
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sinamonn
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ネタバレ面白かった。最後の方まで「こんな鬱小説知らなかったんだけど!?」と思ってたらすっかり騙されてた?(出版不況をひっくり返すとリアリティに欠けるからムリだけど、雑誌がちゃんと紙媒体で残ってたらいなくならなかった気もするんだよなぁ)大手出版社に勤めるカルチャー雑誌の編集長が自身の雑誌の廃刊を防ぐ為に売上数字と社内政治に翻弄される、こういう絶対ムリじゃんと思う売り上げ目標押し付けられるの営業マン達どうしてるんだろうと心底不思議な事務職だから速水の心境になって胃が痛かった。こんな激務の中家庭省みるのはムリだよ。
sinamonn

薄情なくらい冷静で数字で判断する秋村の観察力が正しくて、そして秋村は結局一会社員でしかなかったというのがなんとも。「読者に面白い小説を届けたい」その意志を通すのに、大企業がコストカットばかり言うなら一番のコストは大企業だよね。速水の生い立ちが分かり小説に人生を捧げてるようなところも、あの達筆な手紙がキーになっているのも納得でした。表紙や中の写真もなんで大泉洋?映画化でもしてた?と不思議に思ってたら"あてがき"、脚本ならあるもんね。シリアスな場面ではちょっと違和感を感じたりも(笑)

01/22 16:55
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本ゆり本
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ネタバレ面白かった!まず、大泉洋の当て書きだけあって速水輝也は魅力的だ。華がある。出版業界の状況も時代が少し古いとは言え、内部を知る楽しみに、なるほど!と思わせる。プロローグとエピローグが無くても一流の小説なのに…それが加わるところがこの本の凄さ!表紙、裏表紙も凝っていますね。ただ、私は読み終わるまで気づいていない粗忽者です。皆様、すぐ気づきました?
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art_mr
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気になっていた本。帯には「大泉洋をあてがきした一冊」とあった。歯の浮くような、互いの腹を読みあうような上司や取引先、部下との葛藤もあるものの、速水のテンポの良いやり取りの中に確かに大泉さんの姿が浮かぶ。どういった経緯を経て肝にある小説愛が育ったのか、終章で判明する意外性。そんなに騙し絵だったかな…?
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ふーちゃん🌻
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ネタバレ昨今の活字離れによる、出版業界の苦境を描く。文芸好きの速水は月間雑誌トリニティの編集長。また1つまた1つと廃刊が続く中、いよいよトリニティにも廃刊のカウントダウンが始まる…様々な危機を機知と度胸で回避してきた速水だが、遂に経営側に負け若き作家の自殺も引き金となり、薫風社を去る。そして剽軽で人望もある速水の思いがけない行動をきっかけに、同期が速水の真の姿に迫る。光が強いほど影が大きい事はよく分かるが、騙し絵かとというとうーん。でもその人の真の姿は、外見からははかり知れないということだろうか…
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翠
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大泉洋さん、ファンでは無いのですが気になったので読んでみました。登場人物が多くてこんがらがりながら読了。本はブックオフで買ってるので読みながら申し訳なかったです。後半の巻き返しは面白かったですが全体としては散漫とした物語だった気も。映画だと映えるのかなー?
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おたまじゃくし
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30ページでやめた。
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ブルちゃん
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ネタバレ各部署や外部の会社の人の名前がたくさん出てきて、分からなくなったけど、大泉さんがモデルとなった小説が読めてよかった😌ユーモア含めて丸ごと持っていってしまう所がまさに!と、いう感じ✨富士山は噴いた笑 その場にいたらツボすぎて引きずる笑 良かった言葉“思考を続ける人間には、真贋を見極める目が備わっている。″
たいぱぱ

洋ちゃんがこの本が出た時に「これでこの本が映画化された時に主演が俺じゃなかったら、ぶっ飛ばすぞ!」とボヤいてたことを思い出したよ🤣。見事に主演になってて良かったよ✨

12/23 01:16
ブルちゃん

ははは🤣それめっちゃうける🤣!見事、獲得したんだね🤣確かにこれで違う人だったらおもろー🤣ナイス大泉さんだね🤣!!

12/23 08:06
4件のコメントを全て見る
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黒糖
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最初は、スラスラ読める本ではなかったと感じたけど、だんだん引き込まれて、最後の方は一気読みで読了! 出版社が大枠の舞台になっているので、業界の厳しさの描写がひしひしと伝わった。私だってこの本を図書館で借りて読んだ。学生の頃は大学の本屋で雑誌や文庫本を買っていたのに、紙の本は社会人になって何冊買ったんだろう? ほとんどの人間が、余暇時間をスマホやSNSで潰す。誰もが鞄の中に本を持っている時代は終わった。なんだか寂しい。本作を読んで改めて、物語を読んで、人生に深みが増す意味を感じた。読める時間を大事にしたい。
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ララ♂
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読了
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オホーツクのトビウオ
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大泉洋を主人公に当て書きしただけあって、読んでて洋ちゃんの顔が頭を離れないw。速水の言動に、洋ちゃん言いそう! 洋ちゃんっぽい! なシーン多々。重厚な仕事小説でありながらも、吹き出す箇所多数。最後のどんでん返しはスッとするけど、速水の恐さも垣間見えて、読み応えたっぷりだった。映画も見る。「存在のすべてを」も良かったし、今ノってる作家の一人では。
ブルちゃん

これミステリーかと思ってた!お仕事小説だったとは😳笑 大泉さん好きだし吹き出したいから読みたいかも🤣

11/18 06:00
オホーツクのトビウオ

俺もそう思ってたんだけど、ミステリーではなかった。ぜひぜひ👍

11/18 08:18
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徒桜子
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ネタバレずっと絵画の話だと思っていた。本に関わる仕事をしてるのでいろいろ身につまされた。速水が食えない男だとは思っていたが大泉洋ので食えなさは確かにあてがきなのかもしれない。生き生きと人物を描くこの著者の表現は相変わらず冴えていた。
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Jakushi chan
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あてがき。大泉洋っぽい。でもなんとなく読みづらかった
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ひらけん
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ネタバレ速水、怖いわ。あそこまでトリニティを守る為に会社まで辞めるとは。彼をここまで突き動かしたのは、本は紙でないと感動は伝わらない。そう言いたかったのかな。確かに電子書籍は読んだ事あるけど、味気ないねんな。まあ、電子書籍は紙みたいに気になるページにすぐに戻れないから、嫌になったというのもあるけど。それより、書店があんなに無くなっていくのは寂しさを覚えるよ。でも、最近は図書館ばかりで、本は雑誌を含めても本にかけたお金は五千円も使ってない。それを考えたら、書店が無くなるのは寂しいって言えないよなって思ってしまうな。
亜未

大泉洋イメージで書いて、大泉洋で映画になったみたいですね!!出版関係のお話なのかな?

10/18 05:13
ひらけん

そうですよ。出版関係の話ですよ。映画は知らなかったな

10/18 20:36
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neco
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大手出版社雑誌編集長の速水達也、頭の回転が早く言葉は巧み、気まわしにも長けて、上司、部下、得意先からも一目おかれる人物。嫌味なく周りを味方につけてしまう才、仕事においては彼の一つ筋の通ったところがまた良かった。そこは後半を読んでいくと彼の生い立ちからもわかりますが‥。家庭‥となると、妻とは結局うまくいかず、うまくいってる時は本当に小さなことも吹き飛ばせるのに、うまくいかなくなった途端、その小さなことがデフォルメされて歯車がどんどん噛み合わなくなる。根源として表面化してくる感じが印象深く残りました。
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Ikazuchi
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関西出身の奴で完璧に関西弁を消し去った奴なんか見たことなかったからな。 ほんまに騙し絵の牙やわ。 映画見終えた。ん?なんかもう一つ話を新しく見せてもらった?でも、今回はだまされなかったよ。
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ジロー
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今の出版社が抱えてる葛藤、杞憂などを分かりやすく、見えるようにする作品だった。 主人公を中心とするやり取りがテンポよく、引き込まれた。
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メメ
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打ちのめされた速水の驚くべき変身‥‥鮮やか! そしてその根底となる過去  本好きにはたまらないなぁ〜
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のり
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出版社に勤める、管理職の一人速水輝雄が主人公。一冊の雑誌、書籍が書店に並べられ、読者の手に渡るまでの出版業界を描く。個電子化の潮流には抗えない。紙本のシェア減、どこかで歯止めがかかると思うけど、紙本はニッチ、高価、崇高な風潮になるのかな。
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慶華
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大泉洋ファンとしては写真がたくさんで嬉しかった。うまい会話術もワクワクします。映画はまだ見てないけど見てみたい。私はこの本図書館で借りたので、作者さんごめんってなった。
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カレン
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面白かった。先に映画を観てしまったが、小説の方が断然面白かったし、大泉洋らしかった。華々しく人たらしの速水の魅力も、その裏にある本質も。読んでよかった。
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Cheers!
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とても面白かった。私は映画化された小説は、いつも初めに小説を読んでから映画を観る。配役に先入観が入らないように。しかしこの本はあて書きという書き方で、初めに大泉洋を主役と決めてある。表紙や所々に大泉洋の写真もあるので、映像を浮かべながら読む。それはそれで、この速水輝也は大泉洋しかないので、気持ちよく読めた。ストーリーもあっと思わせる展開でよい映画を一本観たようだった。
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りか
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小説や雑誌業界の抱える課題。紙とデジタル、読者の減少。ユーモアの塊、速水の活躍。
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読書家さん#ひみ
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思ってたのと違った。 全く大泉洋のイメージではないような。。。
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Tomono Mitsuhiro
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最初から引き込まれる感じではなかったけど、後から疾走していく。 雑誌減の過渡期という表現が響いた。大きな変革がある時は、チャンスと捉えるか否かで人生が大きく変わる。 それを体現していくのが後半部分。 あて書きと言うものを初めて知った。 作者は風景描写だけでなく、人物描写がとても丁寧で旨い。できる編集長で飄々とした世渡り上手い性格ってだけでなく、実は…、だから小説に拘ってるの!という回収までを編集担当と考えて描いてるんだろうなw
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松元
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今回は、最後はちょっといきなりまとめてる感はあったけど、ところどころに散りばめられている驚きは安定の面白さだった。人間模様とその関係性を描くのが相変わらず上手。また別のものも読みたい。
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La Coline
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登場人物が多い事と、仕事が忙しい期間での中断期間があった為に頁が重たかったですが、全体的に軽快に話しが進んでいき、ハラハラしながら楽しく読み切りました。 一方で急展開もあり濃厚なストーリーでした。エピローグをバラしておき、ここに繋がるところを掘り下げれば痛快娯楽作品になったと思います。 面白かったです。
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k
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大泉洋さんをあてがきした小説とのこと。終盤まで、転換期を迎えている出版業界で何とか踏ん張る雑誌編集者の苦闘を描く。お仕事小説かと思いながら読んでくと、これは長い長い前振りだった。最後のエピローグで題名の意味が浮き彫りになり、主人公が隠し持っていた影の部分が炙り出される。最後は納得だが、あまりに前振りが長かったかな。
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なぎやまなぎこ
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ネタバレ塩田さんの本は登場人物同士の会話が面白くて好き。物語はこんな信念を持って仕事をしている人は一体今の世の中どのくらいいるのだろうか、と思いました。本のタイトルは終盤に回収されました。大泉洋は速水のイメージなのかな?
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buchi
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不思議な本だと思った。去年映画を観て今回単行本を読んだ。先に出版されたはずの本が何故大泉洋まみれなんだ?調べてみたら『あてがき』という小説では珍しい手法らしい。あてがきされただけあって頭の回転が速く心配りに長けた速水と、芸能界を華麗に渡り歩く大泉さんがカブる。作中では速水の継父が書いた小説の中の親子と速水親子がカブるという入れ子構造。凝ってる。ちなみに表紙、裏表紙共、影が顔に見える『騙し絵』になってる。うーん凝ってる。出版不況に対するアイデアと努力が垣間見える。図書館とブックオフばかりで申し訳ないっす!
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禁煙たけちゃん
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出版界のお仕事小説と読み進めたけど、騙されたのかな。どんでんもあり面白く読了。あとやっぱり琵琶湖にはミシガンなんだね。
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まさのすけ
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ネタバレ何となく思っていたどんでん返し小説とは少し違った。 終盤まで出版業界の苦境に翻弄される編集者の息苦しい闘いが描かれ、上も下も内も外も八方塞がりでこちらまでつらくなる。 エピローグでは速水の根底にあるものが明かされるが、このエピソードもなかなかつらい。 決してつまらない作品ではないが、なんだか評価が難しい小説。
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pecosmile
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もう一つ。何だかダラダラした小説だなぁと読み進めた。なるほど。最後にひっくり返すための長い前振りだったのか。でもやっぱりもう一つ。そんなに面白くなかった。
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