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丸山眞男講義録〈第7冊〉日本政治思想史 1967

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トキ
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何が彼をここまでさせるのか。そう思わずにはいられないほど、圧倒的で包括的な通時的かつ共時的な史料読解、叙述編成、それを支える問題意識がある。言うまでもなく、大塚史学的な西洋市民社会を比較の基礎におく戦前日本の前期性批判が丸山の問題意識として挙げられる。しかし、1948年度と比べて、局地的市場圏やら前期的資本やら封建制的やらといった経済的要因は押し出されていない。この点は私にとって残念である。それにしても、この熱量は近年の研究(者)に感じられるだろうか。
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嘉月堂
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ネタバレホッブズの自然状態はイギリス内乱の理論化,抽象化だったんだね。自然状態なんか歴史上存在したことはないと思っていたから、ホッブズの空想だと思っていたんだが、もっと深い意味があったんだとやっとわかったよね。律令制と荘園制が同時に存在して切れ目がはっきりしないというのが日本の政治の特徴だというのがようやく分かった気がする。大名だかなんだか知らんが偉い武士が、「何とかの守(かみ)」になるやつね。何だろうと思っていたんだが、もうなんでもなし崩し的なんだからよくわからないよね。この本の指摘でようやくすっきりするよ。
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獺祭魚の食客@鯨鯢
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  二十世紀の知の巨人丸山眞男氏の「つぎつぎになりゆくいきほひ」という名言は日本人の行動原理を表象している。  悪く言えば「なしくずし的」そして「無為自然」である。  また「であること」と「すること」という考え方は日本と西洋の対比ではBeとDo。  晩年は東大紛争で吊し上げられて以降精彩はなかったが、彼が引用した本居宣長の「日本人の歴史意識の古層」即ち古事記の登場人物の行動様式が今の日本人にも当てはまるという考え方はストンと胃の腑に落ちる。  今の日本人も主体的に行動するより何もしない方を選んでいる。
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Ikkoku-Kan Is Forever..!!
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【6冊・7冊】日本における聖俗関係の最終地点としてのキリシタン弾圧。本当の意味で、「宗教」というのが根付かないこの国のあり方への疑義→「日本的なもの」のメタ次元化へのシフト=古層論。
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Ikkoku-Kan Is Forever..!!
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『丸山眞男講義録』1~7巻卒読。あとでまとめる。「普遍者へのコミット」という命題について丸山思想史を主体の観点から通観し政治学への地平を考えること。丸山にとって思想とは何か。古層論への道程。大衆論(50年代の丸山の問題意識)、先行研究その他の渉猟。
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home alone
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江戸時代の儒教、国学の本。日本政治思想史研究と大体同じ構成。あっちより説明少ない気がする。丸山の自主的な学習を促す意図があるらしい。
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