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politics
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山路愛山と北村透谷との文学論争を出発点に、明治・大正・昭和の知識人とその思想を辿る精神史を描いた一冊。キーワードとなるのは愛山の「文章事業論」や『大正期教養派』といった思想で、これらは後の知識人らに発展継承的に紡がれていった事がわかる。だが大正期中頃からマルクス主義が流れ込みここに新たな潮流が生まれた事は一つの転機となっている。本書の末尾ではその後の知識人は如何なるのかが若干触れられているが、平成期以降の「知識人」は如何著者には映ったのだろうか、著者の早逝が悔やまれる。政治学者による論壇分析としても貴重。
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アレントの主要著作を丹念に解説しその思想・哲学の全体像を描写した一冊。彼女の思想的背景となるユダヤ人、ナチスやスターリニズムなどの全体主義の経験などから来る独特な政治思想は今なお多くの人を引きつける。中でもバークとは異なる意味で「保守主義者」的側面を持っていると言う指摘は、アレントの著作を今後読むうえで常に意識しなければならない指摘だろう。そしてその主張のいわば象徴として持ち出されたのが「アメリカ共和国」であり、その理想の国でもあるアメリカの昨今の政治情勢をアレントが見たならばどう批評するだろうか。
0255文字
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80年代における古代政治史の到達点が判る論集。研究進展により本書の内容が更新されてしまっている部分もあるだろうが、著者の意気込みは今尚本書を読めば感じ取れる。天智系と天武系による「擬似革命」論、仲麻呂政権による太政官制変容の萌芽など、興味深い論点が散りばめられている。著者も言うように古代における天皇と政治の関係を分析することは、古代以降、近現代に至る天皇と政治の関係を観る点でも重要な示唆を与えてくれるだろう。
0255文字
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「小さな巨人」鄧小平の出自からその長い生涯を纏めた評伝。三度に渡る失脚を経ながら三度復活し、毛沢東以後の中国政治を率い、改革開放を展開、現代中国発展の礎石を作った人物度と言うことは間違いない。天安門事件における鄧小平の行動については他書での見解も交えて評価しなければならないと思う。習近平は鄧小平の気づいた繁栄の上で再び毛沢東に近付きつつある。毛沢東と鄧小平、二人の指導者は、今現在の中国を分析する上でも何かしらの示唆を与えてくれる。功罪の双方を的確に見定めて。
0255文字
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アダム・スミス、ヘーゲル、スミス、三者の主要著作を丹念に検討しながら、自由・国家・社会主義の三体系から市民社会を考察した一冊。三者は共に評価すべき点と再検討すべき点があり、その為にもスミスにまで遡ってその思想を再検討すべきと著者は言う。市民や市民社会といった言葉は手垢が付きすぎてある種の党派性が強くなっているが、こういった古典レベルにまで遡って今一度、市民社会について徹底した考察が必須ではないだろうか。
0255文字
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国家理論の生成・展開をオピニオン論と正統性理論で辿る政治思想史。王国・国王が「死なない体」を手に入れ、その後、宗教論争を経て国家自体が死なない国家へと変貌を遂げて行く。終章ではテクノロジーの進歩がオピニオンの効用を妨げる可能性を示唆している。若干、話が広がりすぎているようではあるが、オピニオン調達のもと、民主主義を維持していくことが長い歴史の中で築かれて行ったことがよく解る。
0255文字
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アーレント・ハーバーマスを批判的に検討しながらあるべき「公共性」を探究した政治理論の名著。アーレントを単独で扱った書では無いが、アーレントを政治理論としてどの様に読解していくのか、その一つの方法を本書からはかなり学ぶことが出来る。ただ著者のナショナルなものへの忌避感には賛同しかねる部分が多い。公共性とは排除をしない空間にも関わらず、ナショナルな部分をスクリーニングするとは矛盾では無いだろうか。ナショナルなものを下地にし、その上に排除をしない空間を作ることでも、立派な「公共性」を構築できるのでは。
0255文字
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ナショナリズム論の二つの理念型の代表格であるドイツ、フランスの国民国家形成の来歴と、それとは異なるイギリスの形成過程を簡潔にまとめた小冊。アンダーソンの「想像の共同体」論と国民国家幻想論との差異の指摘は今なお重要だろう。またドイツ・モデルとフランス・モデルのどちらの型を選択すべきかでなはく、如何に両モデルを取捨選択して他民族と共存して国民国家を維持していくかを考察していくべきではないか。
0255文字

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プロフィール

登録日
2018/06/13(2483日経過)
記録初日
2014/05/15(3973日経過)
読んだ本
369冊(1日平均0.09冊)
読んだページ
109164ページ(1日平均27ページ)
感想・レビュー
240件(投稿率65.0%)
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