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アレクサンドロス大王 東征路の謎を解く

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7

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ジュンジュン
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長らく通説とされてきた東征路を批判したスペック論文の真偽を確かめるべく、現地調査に赴いた著者。何もそこまでしなくても、と当初は思ったが、イランというお国柄上、欧米の研究者は難しい。なら案外、良好な関係を築けている日本人が向いているかも、と思えてきた。さて内容、学術書+旅行記という珍しい構成。旅行記で息継ぎできるが、さすがに検証部分はしんどい。東征路=当時の幹線道路「王の道」。言われてみれば、なるほど、大王のルートを明らかにする事は王の道をも確定する事になるのか。
0255文字
ピオリーヌ
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アレクサンドロス大王の研究者である著者が、イランにおけるアレクサンドロスの遠征経路を、古典史料の再解釈と実地調査に基づいて再構成した内容。400頁弱の学術書だが、合間に旅行記が掲載されており肩の力を抜いて気楽に読める。イランではどこでも警察が目を光らせており、何かと妨害を受ける場面もあり、緊迫感も感じられる内容。日本の平和さをも実感する。
ピオリーヌ

またイランで出会う様々な人との交流を通して、イランの文化も知ることができた。お昼に2時間をかけたり、客人をお茶でもてなしたり、日本と異なる文化が興味深い。いつかイランに行ってみたいとの気持ちも高まった。

12/09 08:21
0255文字
takao
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☆冒険譚
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Kozue Hasebe
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★★★★
0255文字
tsuki2b
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ペルシア帝国との戦いで、アレクサンドロス大王はスーサからペルセポリスまでどのルートを通ったか。古文に表れた戦闘の記録と、イラン現地でのフィールドワークを基に、通説やスペック論を検証していく。旅行記が挟まる一般書の体裁とはいえ、元は学術論文らしく、読むのにはそれなりに気合いが必要。現地検証や地図からウクシオイ門やペルシア門を同定していくの興味深い内容ではあるが、2000年以上前のできごとなら地形も変わっているんじゃないの、と思ったり。こちらでは、アレクサンドロスは偉大ではなく、悪人らしい。
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アレクサンドロス大王 東征路の謎を解く評価100感想・レビュー7