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大草原のローラ物語―パイオニア・ガール[解説・注釈つき]

感想・レビュー
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MT
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扉に書かれていた「ローラ・インガルス・ワイルダーの生涯とその作品に感銘を受けた、幾世代もの読者のみなさんへ」でやられた。なんていう美しい始まり…。小さな家シリーズが出来上がる前のパイオニアガールという自伝的覚書を解説つきで一冊にまとめてくれた本。あのシリーズが出来上がるまでの出来事を読んだ後で、天国のローラとアルマンゾに「あなたたちのローズは世界にこんなに素晴らしいものを残してくれました」と感謝したくなった。
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はくもくれん
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ネタバレ   かつて「大草原の小さな家」の作者はローラ・インガルス・ワイルダーだが、ジャーナリストであり作家だった娘のローズ・ワイルダー・レインの力によるものがかなり大きいことを知った時、なるほど、と腑に落ちました。ワイルダーの子供時代の覚え書き「パイオニア・ガール」と「小さな家シリーズ」との対応と注釈、写真もあり、娘ローズと共にいかに発展させていった軌跡を追った書で、大変読み応え。記憶にある事実を物語に。その様々な過程について考えさせられた。
はくもくれん

翻訳者 谷口由美子先生による講座(JPIC主催)「少女文学にあこがれて」で紹介された本。

07/01 14:57
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はるき
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 大草原シリーズの本気の考察本。現実はドラマより更にドラマチックで、とんでもなく苦労したようです。ちょっと夢を壊す部分があるので、注意が必要です。
山猫

それにしても、「父さん」はなんであんなにやたらと引越し続けていったんだか。一つ所に腰を落ち着けて住まないから、いつまで経っても暮らしが楽にならなかったんだろうに。母さんやローラ達子供はとんだとばっちりである。(まぁ、母さんは好きで結婚した相手だからいいけど、子は親を選べない。メアリの目だって治してやれたかもしれないのに……)

06/10 15:33
はるき

インガルスの父さんは、いわゆる冒険野郎かと。そこがたまらなく魅力的なんでしょうが、家族の負担は大きかったでしょうね(^_^;)

06/11 11:44
3件のコメントを全て見る
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ローズナチュレ
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解説、注釈が多く読み進めにくい。「小さな家シリーズ」と比較していて興味深く詠めたが、「小さな家シリーズ」のイメージを少し壊してしまうと思った。後ろの附属資料の話が面白かった。
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むつこ
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「大きな森」シリーズが好きな人必見。でも、ややこしかった~。って、作者・ローラ(母)をワイルダー、ローズ(娘)をレインと表記し、パニック、ちゃんと納得しないで読んでいた気がする。結局、二人の創作作品だったわけ?(読解力が無いな・・・)それでも地図が載っていて、アメリカの広さと長い「旅」を続けていたことを知ることができてよかった。
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りらこ
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英語版が出たと聞いた時から、翻訳版出るのを心待ちににして、発売と同時に購入。ローラの関連本なんて、最近ではなかなか出ないのでもったいなくて読めなかったが読み出したら、一気。断片的に聞いていた内容を、パイオニアガール全編に、注釈で、お馴染みの物語りと対比させている。史実と違う、とかネイティブ・アメリカンの扱いについてとか、称賛一辺倒だった一昔前とは評価が変わっているとの話も聞く。私にとっては物語りのローラをいつまでも大切にしたい、そして本当のローラについても知りたい、と思ってたので、なんとも贅沢な内容でした
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なにょう
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どえらい本である。「パイオニアガール」。ローラの覚え書き。これが3回、4回何度も書き直されて「小さな家」シリーズが生まれた。「パイオニアガール」はより実際に基づく。これをうまく換骨奪胎して生まれたのが「小さな家」シリーズである。実際とは違うところも多々ある。★悲劇は物語に真実味を与える、ローラは語る。この物語の白眉は「長い冬」であろう。この部分を記述することでローラに長い冬を再度経験させることになり、とてもきつかったという。我々もまたローラの物語を通してその時代を体験できる。
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がんぞ
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ローラをワイルダー、ローズをレインと表記している。習作『パイオニア・ガール』がどのように『大きな森…』のシリーズに取り入れられたか、事実はどうだったかを詳しく考察。南北戦争のあとインディアンテリトリーを侵略してインディアンの家畜であるバッファローを絶滅させたことなども。一番の違いは一人称から三人称になり要所でアルマンゾの視点が入る。手書き原稿をタイピングはL、WとLのやり取り(手書きにメモがある)メアリの失明を書くのを当初Lは反対したが、全体で見ると不可欠の要素。『土手』と『岸』の間で起こったことにした…
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はるき
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時代背景の考察が重厚。原作好きだけでなく、オタク要素がある人は面白く読めそう。
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チロ
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すごく面白くて、一気読みしました。 昔読んだ大きな森シリーズとパイオニアガールを比較して、フィクションだった部分を知れたり、時代背景も詳しく解説されてて良かったです。
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いとをかし
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結構フィクションだったことにガッカリもしたが、やっぱり惹き込まれる話なんですよね。
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こすもす
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40年以上も前にテレビで放送され楽しきに観ていたものだ。 開拓民の生活や家族の事など どんな困難も乗り越えて絆を深めていくインガルス一家に憧れをもったものだ。 この他にも料理に関する本なども読んだがとても興味深かった。本作もインガルス一家の写真なども掲載され、生活や人とのかかわりあいが事細かに描かれている。
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まぼちゃん
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子どものころ テレビ観てました。もう一度観直したい
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Mana
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ローラ・インガルス・ワイルダーの大きな森の小さな家に続くシリーズの習作と解説。教文館でイベントもやってたのにい知るのが遅くて間に合わなかったのが残念。習作のパイオニアガール自体はまあまあ面白いって感じだけど、そもそもストーリーも既読のシリーズ本と被っているからそれほどでもない。解説のほうが面白かった。ローラと娘ローズとの二人三脚の執筆、本の語りのスタイルの変化などはへーって感じ。あと、福音館書店のシリーズで子供のころからなじんでいたから、原文に忠実でも両親の呼称が父さん、母さんでないとなんか違和感がある。
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ノア
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小さいときに大好きで、何度も読んだローラーのお話。書かれた背景は、まったく知らなかったので興味深かった。 結びにも書かれていたけれど、ワイルダーも後年、こんなに検証されるなんて思ってなかっただろうなと なんだか複雑な気分にもなった。 PGの存在も知らなかったけれど、知っているエピソードや場面がたくさんあって、違いも楽しく懐かしく読むことができた。
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Mangokun
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★★★★
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