読書メーター KADOKAWA Group

戦争は女の顔をしていない 3

感想・レビュー
196

データの取得中にエラーが発生しました
感想・レビューがありません
ばたやん@かみがた
新着
《評価に迷った漫画化》 1~5巻の感想はまとめて1巻にて https://bookmeter.com/reviews/125372781
0255文字
ジャバウォック
新着
戦争が終わっても生活は続くのに心の傷、偏見が続くのが辛い。証言で戦争のあったことがリアルで怖かった。
0255文字
なかな
新着
図書館から
0255文字
dogufs
新着
証言者それぞれの口調が違っていて違った人がしゃべっているのだと感じさせるのが見事だと思う。 この巻は正規兵ではないパルチザンや軍医や衛生兵や非戦闘員の話と戦後の話が多かったように感じたがスターリングラードの話もすごかった。ドイツ兵と殺しあいながら銃弾と砲弾が飛び交う中で命を懸けて怪我をした敵兵も助ける衛生兵の「一つは憎しみの心、もう一つは愛情のための心ってことはありえないんだよ 人間には心が一つしかない」って言葉は人間そのものをとてもよく表しているなと思う。人間の心はどちらかにしかなれないのだ。
0255文字
がんぞ
新着
WW2の転回点であったスターリングラードは双方の軍にメガデスが出現し別に市民60万の残存は9796名。「人間の血が染み込んでいない地面は1グラムだってなかった」「それでもこれより一歩でも引けない!/国全部が‥ロシア国民が滅びるか勝利するしかないとみんなわかっていたのよ」「補充兵がやってくる 若い元気のいい人たちが/一日二日で死んでしまって誰も残らない/私はもう新しい人たちが来るのが怖かった‥」/1900年15億から末に60億に増加した「人口爆発」の二十世紀は、文明を未開地に広めようとして大量死を招いた逆説
0255文字
mio
新着
ネタバレグロさがない絵で描かれているが、証言者の言葉通りだとしたら、人を輪切りにしたり、子供たちを機械で圧死させたりと残酷かつグロい事実をつきつけられる。従軍した女性が嫁いだら、義実家では歓迎されず、同居の義理の妹は嫁ぐことが出来なくなり、嫌われる。終戦をしても女性の戦いは続く。
0255文字
がんぞ
新着
人を信じないスターリンが唯一信じたのがヒトラーで不意打ちを受けた。民はドイツ軍をファシストと呼ぶが独裁者の盟約は〈石油〉をめぐって裏切り前提/勇敢な者から死んでいく/占領軍が撤退する前に旧政権協力者となりそうな者を射殺する。朝鮮戦争下ソウルでも見られた/WW2で戦略的には勝者となったソ連はダントツに多い1450万の戦死者、700万以上の民間人死者を出した(しかもレニングラード包囲戦生存者などは真相隠蔽のため戦後収容所送りとなった)/敗戦国日本では、戦果について語ることは忌避される。B29撃墜数はかなり多い
0255文字
スズコ(梵我一如、一なる生命)
新着
自国民2700万人を失った戦争、ドイツが悪いとはいえあまりに酷い。そもそもスターリンの粛清で賢い人々がいないため長引いたとも書かれていた。監視粛清の下地があった社会だから、あんな酷い戦争に尊い命をこうも大量に費やすことを是とし得たと頭では理解できる。でも読めば読むほど、どうして、何故人間はこうも残酷になり、また過酷な状況とその後を生き抜ける強さを持ち得るのかと混乱と感嘆の入り混じった感情に圧倒される。戦争絶対よくない!あと、色んな国を旅して、実際異文化の人々と触れ合い、広い視点を持つこと、大切。
0255文字
吉野茉莉
新着
ふむー
0255文字
貧家ピー
新着
シリーズ3作目。斥候、准医師、衛生指導員、医者の経験を聞き取った話。戦場で知り合った男性と結婚しただけで、相手の親に差別されるとは。敵の銃弾にさらされる中立地帯の民家での出産に初めてほっとする瞬間があった。執筆日誌に、戦争のことを聞いただけでそれを考えただけでむかつくような本を書けたら、将軍たち自身が吐き気をもよおしてしまうような本を書けたら、という言葉が印象深い。
0255文字
遠い日
新着
コミック版シリーズ3。わたしの取材は続く。従軍した元女性兵士からのことばは重く、語る彼女たち自身もまた苦しみに悶える。語ることは決して記憶の浄化ではないのだ。再び瘡蓋を剥がす行為に他ならない。ことばを操って真の記憶に対峙する苦痛に耐えられないほどに、戦争の悍ましさに捩じ伏せられているのだ。そして、従軍した女性兵士への蔑視と差別。突き刺すような視線の痛さに語ることに恐怖を感じることも。読むのが苦しかった。4巻へ。
0255文字
れい
新着
【図書館】看護師として戦地で死物狂いで看病に徹し、郷土に戻っても、歓迎されるとは限らない。なぜ国のために闘った女性がお嫁さんとしてやってくると、その家の未婚の娘たちが嫁に行けなくなるという考えになるのか、もはや宇宙人的発想に思えて、理解に苦しんだ。日本も悲惨だったけど、戦勝国でさえ、この有り様。戦争は人の心に救う悪魔そのもの。
0255文字
桐一葉
新着
本当に辛くてたまらないのに、本屋さんで目にすれば手に取ってしまう。取らずにいられない。この中で描写される愚かなことの数々。そんなことをさせるあらゆる国がこわい。こんな苦しみをそこら中に撒き散らしてでも得たものって何なんですか?ほんまにそれを知りたい。名も無き人たちが味わったこの世とは思えない苦しみを、そんなものを無理矢理押し付けておきながらあなたたちは安眠できるのか、と喜んで戦おうとしている偉いひとたちに問いたい。
0255文字
ササクレ
新着
3冊目にして初めて、途中で読むのを中断してしまった。 あまりに辛すぎる。酷すぎる。 とてもじゃないけど読めない。 思わず涙が出てきた。 心が落ち着いてから続きを読んだ。
0255文字
相馬
新着
第3巻。取材メモが興味深い。そして、戦中のこともだけど、戦後のあれこれが辛く切ない。
0255文字
gontoshi
新着
戦争って人の体、人のこころ等全てを破壊して行くのかなと思いますね。
0255文字
あんこわねっと
新着
戦場で出会った人と結婚したら彼の家族が歓迎しないどころかいじめを行う。なぜ?軍服で帰ってきた母に子が懐かない。ひどい。
0255文字
またの名
新着
勇ましく味方を守り敵だけ殺すなんて甘い理想論は通用せず、地元民を人間の盾にして動く敵軍の中に親を見つけても撃てと命じられる戦争の本当のリアリズム。教養を持つ人ほど公式の言葉で語ってしまう男の戦争ではなく「女たち」の戦争を記録するため、原作著者は試みる。「誰にも気づかれずに消えていってしまうなんてあまりに悔しい 私が書こうとしている本の文章がいたるところに転がっている 農家や街の家々 汽車の中で いたるところで私は聴いている ひとつの大きな耳になって人々の声を読み取っている」。キャンセリングされないノイズ。
またの名

「戦争のことを聞いただけで それを考えただけでむかつくような そんな本が書けたら 将軍たち自身が吐き気をもよおしてしまうような本を」。今年のハーバード大学卒業生代表を務めた女性が、同窓生13人が意志表示したため卒業を剥奪される異常事態にブチ切れつつ弁じた卒業スピーチの一節:「Harvard, do you hear us?」

06/09 15:34
0255文字
とし
新着
こんなにも声があるのに大半の声は誰にも届いていないのかと思うと悲しい。 人間は知らないから、想像できないから戦争できるんだろうな。 武勇伝にならないのは、女性だからなのか、役割によるものなのか。 元軍人の男性でPTSDになってる人は多いはずなのにその声は封されてるんだろうな。
0255文字
davi
新着
16話、読み進めるほどに心に刻まれていく感じ。”人間には心が一つしかない。”この当然のことがこんなに重いのか…。
0255文字
しん
新着
女性が語る戦争には英雄がいない。それが本質だと感じる。凄惨で悲惨な事実があっても、そのなかで工夫して生きるしかない。出来る限り前向きに、出来る限り。
0255文字
てらさか
新着
順番が前後しましたが3巻も無事読了。今回は井戸に突き落とされた子供の声や戦車につぶされる子供など、痛ましすぎて…。
0255文字
烏鳥鷏
新着
ネタバレ傷病兵を大量に乗せた帰りの航路では、手足を失って絶望した兵士がしばしば身投げ。終戦の日にみんなでお祝いして写真をたくさん撮ったが、嫁ぎ先で嫌がられ燃やされる。
0255文字
kerosan
新着
私は戦争を経験していない。そのことがどんなに幸せなことかを思わせてくれる。日本の南方での戦争は悲惨であったと知っているが、他の地域でも、戦争はやはり悲惨な状態であり、今現在、ミサイルや銃やさまざまな暴力の恐怖の下で生活している人々に安息の日々が訪れんことを祈るのみです。
0255文字
ぷくらむくら
新着
戦争の悲惨さを押し出したかなりハードなエピソードが多い。まとめあげた方は大変な取材だったと思う。
0255文字
walkalong621
新着
3巻は、原作でも辛かったパルチザンの話などハードなエピソードが多い。ドイツに人間の盾にされた母を思い出すシーンの描写など、原作より胸に迫る箇所もある。第16話の衛生指導員のエピソードは、この「戦争は女の顔をしていない」という本の書かれた趣旨が凝縮されたような、自分の中から出てくる言葉による人間の顔を持つ物語。「いけない。伝えなければ。世界のどこかにあたしたちの悲鳴が残されなければ。あたしたちの泣き叫ぶ声が。」
0255文字
tubasa
新着
図書館本。この本を読めるという事、その事が平和という事。重く厳しい内容に、読み返す事も出来ない。どうか、一日も早く戦争が終わる事を、そして、二度と戦争のない世界が来る事を、祈るのみ。
0255文字
眠る山猫屋
新着
「祖国の為に」ただそれだけの気持ちで戦場に向かう少女たち。あるいは踏みにじられた故郷の為に銃をとりパルチザンになる女の子たち。人間の盾にされた母親や知人たちにすら、銃を向けなければならなかったパルチザンたち。二人を助けようとして、途中で一人がドイツ人だと気づいた少女の葛藤。そこまでして、戦後には報われなかった女性兵士たち。そして記憶の改竄。改竄されていく歴史と共に、悲しい記憶さえも書き換えられていく、戦争という舞台では。辛くても改変されていても、忘れてはならない事実はあるのだと、彼女たちの声が響く。
兵士O

このシリーズは1巻だけ購入しているのですが、3巻でも新たなドラマが展開するのですね。山猫屋さんのレビューでまた気になってきました('ω')ノ

11/03 22:29
0255文字
kach
新着
★★★★★
0255文字
Holasakura
新着
War's Unwomanly Face (1978-1985)(P389-P482) // Svetlana Alexievich (1948-:Citizenship Belarus) Nobel Prize in Literature (2015)
0255文字
由里子
新着
少女たちは夢見ていた。戦争が世界を変えると。戦後の人々は幸せだと。みんなが痛みを知ったから。失った分だけ優しい世界になると。戦争は人を変えた。争いは分断を生む。地獄を経験した人たちが今も生きているんだと私に思い出させた。後進のため平和を願ってくれた人たちは現代を見てどんな風に感じるだろうか。戦いの話は悲しくて、悔しくて、たまらなく虚しい。
0255文字
林芳
新着
更に酷い戦争の実態を畳み掛けてくる。なんだか戦争を体験したから語るというのではなく、人間の本質とは何なのかという人間の根源を脅かされる体験をしたから語らずにはおれないというように思えた。だから戦争が終わっても、そこには平和は存在せず、また、答えも見つからず苦しみを抱えることになるのかと思う。そして悲しいことに、そのような体験は体験した者でないとわからないということだ。だから、今もロシアのウクライナ侵攻がある。
0255文字
海(カイ)
新着
1、2巻とはまた違う恐怖を感じた。こんなにも悲惨な時代があったのかと。そして、どうして今も戦争は無くならないのか。こんなにも苦しい哀しい思いをした人が語り継いでも戦わなければならないのか?同じ地球上に生まれてきた人間なのに……。
0255文字
サン
新着
第二次世界大戦のソ連と、ドイツと争い。この戦の影響でソ連には若い世代の男性がごっそりいなくなる。戦争に志願した女性は凱旋後にも戦いがあったこと。戦争は何も生まないこと。こんなにつらいことがあっても戦争はなくならないことに対して自分になにができるのか。まずは資料を探して自分なりに考えたい。
0255文字
チョビ
新着
すげ〜人ごとに感じるのは、いま自分が戦場にいるからだろうか。 生き残ったゆえに追い詰められているというけれど、それでも結婚できたり生き延びた人は、余裕のある人だ。 出来ないひとは、戦場で死んでる。会社ってそうでしょ?でも生きる糧を得るために心を殺して、なんで生きてるかわからなくなっても戦い続けることも能力だと信じたい。 そうしなきゃ彼女たちに負ける気がする…。そういう仮想敵を作って今日も戦場に出ます!
0255文字
真朝
新着
やっと読めました。重すぎて夜に読むと色んな感情に引っ張られます。 でも読んで良かったです。戦争が何も生まない事が分かるからです。戦後も続いた戦争へ行った女性達のまた新しい戦い。それを読んで悲しくなりました。 パルチザンの事も後書きで全部は読まなかったけれど少しだけ分かりました。 その時のドイツ兵の残酷な行為も、血で血を洗う人間同士の戦いもです。お涙頂戴の物語では無く、心の底から絞り出すような重いとても重い言葉達。その中の1人の方の言葉がとても強く残っています。
0255文字
はちなな6
新着
図書館にあったので偶然読むことができた。沢山の学校や図書館に置いたほうがよいと思う。何か感じたり考えたりできる機会を作らないといけない。 私の小学校は教室に「はだしのゲン」があり、そこで戦争の恐ろしさを知った。怖すぎて飛行機の飛んでる音がすると隠れるようになった、それぐらい衝撃。人は知らないと想像も難しい。戦争をゲームのように考えてしまう。今も遠いところで戦争が繰り返されている。戦争がどういうものか分かっている大人なのに戦争をしている。平和組織があるのに平和にならない。それが子供達にどう捉えられるのか。
0255文字
みんにゃりん
新着
ネタバレ"戦場の花嫁"に対する差別が酷い。差別をするのは戦場に行かなかった女たち。家族から酷い仕打ちを受けても夫は味方にならない。殺意しかない。せっかくお互いが生き残って一緒になったのに。その婚姻を維持する意味はあったのだろうか。過酷な日々を乗り越えたというのに何故彼女ばかりと思ってしまう。ここに来てリップ〜のリックスのセリフがよみがえる。"白人のロシア人とウクライナ人とポーランド人の違いが外見でわかるか?"。ベラルーシ北部は1939年までポーランド領だったという。区別するのは無理というもの。
0255文字
サクラ
新着
目の前に家族がいるのに撃たないといけないなんて…退却前に沢山の捕虜を殺し、防衛溝に埋める…子供達を戦車で轢き殺す…非道すぎる。そこから何かを学んだのではなかったのか。今ウクライナの人々の置かれている状況…どうして平気な顔で生きているのだろう。
0255文字
さわな
新着
戦場から生きて戻ってこれた人にかける言葉や態度とは。 思い浮かばないけど息子や兄が連れてきた奥さんがそうだったとして侮辱の言葉というのはどういうことなのだろう。 なぜ、そういう言葉になるのだろう。 その当時の空気や文化が関係するのだろうけど……原作を読み終えたらそのあたりも補完されるだろうか。 巻末の解説がマジ助かるの気持ち。 パルチザンって何? って思いながら本文読んでた。 マジ助かる。
0255文字
全196件中 1-40 件を表示
戦争は女の顔をしていない 3評価64感想・レビュー196