形式:単行本
出版社:秀和システム
形式:Kindle版
下記なんかは哲学者中島義道の思考に似て興味深い。 「誰かと一緒に食べるとおいしいね、だと?ひとりで食べても美味しくないわ、だと?私はそうは思わない。そういうときもあるかも知らんが、そうでないことのほうが多い。」 本音でしかものが言えない不器用さを感じることもあるが、それが彼女の器用な生き方だと思えてくるから。なんとも不思議な香りを放つ本なのだ。
最後に新井賞について付記しておく。 新井さんが三省堂書店の店員時代に直木賞の選考作品で受賞を逃したものを注目したことが発端で、新井さんが勝手に作ったのが新井賞。 新井さん自身は注目していたのに棚積みできないことを惜しんで新井賞コーナーを設けて陳列したらしい。 その後三省堂書店では、新井賞受賞作が直木賞受賞作よりも売れるという珍現象が観られることもあったという。 ただし2021年以降は、発表されていない。新井さんは三省堂を退職し他の稼業に就いたのが大きな要因だろう。
井狩さんの表記が間違っていました。正しくは「井狩春男」さんです。
でもそしたら、旦那もいなかっただろうし、子供もいないだろうし、この読メに書き込んでる自分もいないだろうな〜、と、ココから自分の思考が時間SFに寄っていこうか、哲学風に寄っていこうかと、迷っている、うちに消失するんだな。
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