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ネタバレ久々の読書は、やっぱり浅見光彦シリーズ。シリーズ42弾となる本書は、奈良を舞台に、ヒロインである出版社勤務の阿部美果と共に光彦が事件を解決させる。読んだ本は古い文春文庫のものなので、古臭い表現が多いものの、ストーリーは楽しめた。奈良に行きたくなる。が！なんやこれ！また見逃すんかい！お嬢さんのためにって、あんた、そのお嬢さんが殺人犯やぞ。しかも橋口はまたやらかすよ。欲しいものは何がなんでも欲しいんだから、美果も心配。そして死んでも誰にも想われることのない野原繁子が報われない。

新装版平城山を越えた女 (講談社文庫う 5-53)内田康夫

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あらすじ・内容

ナイス ★1

コメント(0)2025/02/02

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ネタバレいや、面白かったし、それなりにハッピーエンドなんだけどモヤる。実行は、家族の愛情に飢えていて、血のつながった英雄と成功と一緒に働いて、シガビオを盛り上げていくことが、彼が思い描いた幸せだったんじゃないのかなと。ゆくゆくは成功が社長になったとしても、家族として一緒に支えていきたかったのではないだろうか。だから、英雄の狙いに気付き、家族として必要とされたのではなく、ラクトのためにと感じて、悲しかったのだと思う。まさかの監禁からこのような話になるとは。でも兄貴、弟の結婚式はでてやんなよ。

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ネタバレ浅見光彦シリーズかと思って読んでいたがさっぱり出てこず。あ、これ違うのね！と気づいた頃には面白くてハマってしまっていた。二つの事件が絡み合い、合流するその流れに引き込まれた。今では許されないセクハラ発言も飛び交うが、それもまた時代を感じさせる。内田先生の後書きがなかったのが唯一残念な点。上田くんと英ちゃんのその後が気になるところ。

倉敷殺人事件 (中公文庫う 10-10)内田康夫

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あらすじ・内容

ナイス ★2

コメント(0)2024/06/13

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主人公のキャラに読み出しはきつい…と思ったが、少しづつ変化していくのはよきよき。面白さも痛快さもあるが、ミステリー大賞をとったというにはすこし読み応えが足りず。

【2021年・第19回「このミステリーがすごい! 大賞」大賞受賞作】元彼の遺言状 (宝島社文庫『このミス』大賞シリーズ)新川帆立

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あらすじ・内容

ナイス ★11

コメント(0)2024/05/31

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BLUE GIANT読者であれば誰もが涙するのでは。作者のひとりである南波さんの作品なので、すっと物語が入ってきた。ただし、読者でなければ面白さは半減以下だと思う。さて、漫画を読み直そう。

ピアノマン: 『BLUE GIANT』雪祈の物語南波永人

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あらすじ・内容

ナイス ★5

コメント(0)2024/05/31

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ネタバレ大好きな万城目先生、直木賞受賞おめでとうございます！読み始め、まさかの青春もの！？と思ったら、すぐに万城目ワールドに突入。今回も最高でした。どちらも面白かったけど、長い分、八月のほうが記憶に残った。体験したことのない8月の京都が文面で伝わってくる。あのあと優勝したのかなぁ。沢村がいるんだもん、優勝だよな。シャオさん、随分早く京都に帰ってきたけど、彼氏と別れたのかな。朽木と付き合うのかな。なんて勝手に妄想。何でもいいから一生懸命やってみたくなる、そんな気分。

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ネタバレ話題作だからと軽い気持ちで読んでみたけど、気になってページを捲る手が進む。前半は結構のんびりなのに、表現がわかりやすく、シンプルで美しく、田舎の海辺の街が目の前に浮かぶようだった。田舎ならではの良さ、悪さも詰まっていて、結果、良い方に転がってよかった。声をあげても誰にも聞こえない、その苦しみを鯨の声に例えたことで、誰もいない暗い海にいるような孤独な想像が掻き立てられた。こういう表現よくないのかもしれないけど、こうまでも周りの男をダメにする貴湖の魅力が恐ろしい。そして美晴、最高に幸せになってほしい。