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羽生結弦は助走をしない 誰も書かなかったフィギュアの世界 (集英社新書)

感想・レビュー
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いづむ
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2020年に逝去された高山真さん。大好きなエンタメの話になると止まらなかったあの頃の声が文章から甦ってくる気がしました。1980年から真剣に見続け応援し続けてきた記憶と知識の蓄積にはいつも驚いていたけれど、文章にしてここまで精緻にスケートを分析されていることに舌を巻きます。技術への目もさることながら、そこから選手たちの努力の軌跡がいかなるものであるかを言語化し、フィギュアスケートの魅力と人類の挑戦のとんでもなさを知らしめてくれる、そんな本です。厳しいけれど本当に愛に満ちた人でした。
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蒼
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フィギュアスケートに興味の無い方でも、羽生結弦さんの名前はご存知の事と思います。本書はその羽生結弦さんのスケーティング技術の高さを詳らかに解説してくれる本です。アクセルとかルッツとかのジャンプの種類の説明は勿論の事、それらの組み合わせの難易度の高さやスピンやシークエンスの美しさにも言及しています。私は羽生結弦さんが創り出す音楽と一体となったそのスケーティングに魅せられて来たので、文字での解説よりも映像世界に浸りたくなってしまいました。
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Kazuko Ohta
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失礼ながら著者のことを存じ上げず、映画『エゴイスト』を観た後で彼のことを知りました。羽生結弦くんの単なるミーハーファンである私は、もっとおちゃらけた羽生くん談義を想像していましたが、どっこいとても真面目に彼のことを考察していらっしゃいます。フィギュアを「いっぱい回った」とか「高く飛んだ」とかそんな視点でしか観ていなかったので、こうして羽生くんのみならず、ほかの選手についても細かく説明してもらえるのは面白くありがたい。丁寧な語り口調も嬉しくなります。著者がすでにお亡くなりになっていることが残念でなりません。
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ねこ
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平昌五輪の直前に出版されたので今更だけど…羽生選手がいかに優れており他選手の追随をするさないか熱く述べられている。文章なのは痛い。ファンならどの部分のどの動きか分かるけど、やはり動画を見ながらのほうが分かりやすい。他選手のことも書いてあり、いろいろ言いたいことはあるが…まあ個人のツボだから。
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碧雲-  lukeminen
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bookwalkerで無料。「高山真」もペンネームで実名ではないと思う。生涯覆面作家を貫いた人で、文章が綺麗で丁寧。フィギュアと選手について、独特の視点で分かりやすく解説している。 高山さんには、フィギュアやケーキに留まらず、バレエとか、映画の評論本も出して欲しかった。ブログには意外性が高いところを突いた感想が書かれていて、凄く面白かった。 羽生選手も引退、高山さんが愛した時代の幕引きを感じる。
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kanab612
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リカバリーの手段として「4回転を降りて、セカンドジャンプにトリプルをつける」という発想自体がとんでもないし、それを実現する能力もとんでもない。 ↑うんうんと納得。目を引くタイトルだが中身はフィギュア全体の内容だろうと思いきや、羽生さんの演技・プログラムのどこが凄いのか、魅力的なのかを半分以上の頁を割いて熱弁していて面白く読んだ。 平昌五輪前に発行された本で、ネイサン・チェンへ言及している箇所では北京五輪でピークが来るはず、と述べていて、ネイサンが見事金メダルを獲った後で読んだので感慨深かった。
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ecuas
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羽生結弦は助走をしない。本来は助走が必要とされる大きなアクションの前でも単なる助走はせず、そこまでの足さばきも音楽に絡め表現とし、技の繋ぎのトランジションの密度を異常なほどに上げる。自然な動きだが裏でやっていることの凄まじさ。ジャンプだけがクローズアップされるが、技が優れているだけでなく全体を構成するトータルパッケージが大事。サビの部分が目立ちつつも、全てのパートが集中して演奏される音楽にも通じるよう。 どんなコンテンツも単体で鑑賞するのでなくその背景も含めて楽しむと、より経験は濃密なものになるのだろう。
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tsubomi
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2021.02.19-03.05:羽生結弦ファンである著者が、ジュニア時代から現在(平昌五輪)までの主な競技会で披露した演技について詳細に解説した一冊。よくそんな細かいところまで観察してるなあ、と驚くようなディテールにこだわった“羽生結弦愛あふれる”内容。後半はほかの選手の演技についても書かれていますが、特に90年代などに活躍した選手やほかの種目の選手についても語っているのは面白かったです。全部の選手を網羅的に書いているわけではないので、好き嫌いはあると思いますが。グリシュク&プラトフとか懐かしいです。
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ののじ
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羽生結弦は助走しない。では助走の代わりに何をしてるか?とか、数年前とどこが変わったか?などが細かく細かく細かく書かれた本だった。動画を観ながらでないと分からない事だらけだったけど、スケート観戦の楽しさが凄く伝わってきた
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ハスキー
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羽生選手への愛が溢れています。スポーツライターでもないのにここまで詳しく語れるんだ…と最初は驚きましたが、一人のファンだからこそここまで語り尽くすことができたのだと感じました。Youtube等で動画を調べないと分からないことが沢山あり、読み終わるのに時間がかかりましたが、良書だと思います。海外の選手はあまり興味がなかったのですが、この方のおかげで、いろんな選手の演技動画を観るようになりました。
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kitten
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図書館本。平昌オリンピック直前に書かれたフィギュアの本。主にステップやエッジの話なので、かなりマニアックだけど、羽生が規格外なのはよく分かった。羽生は本当に助走しない。助走なしでトリプルアクセル跳んでしまう。トータルパッケージ、芸術面は、見る方が鍛えないと分からないなあ。そろそろ新シーズンの幕開け。今年の羽生は何をしてくれるかな?
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アズシク
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ざっくりと斜め読み。羽生結弦の演技のレビュー(筆者は羽生結弦のトランジションを愛しているらしい)を中心にまとめられてる。面白かったけど、演技動画を参照しながらでないと読んでもよく分からないかも。フィギュアスケートの演技のどこを見て楽しむかは人それぞれなので、スケーティングを見るのも語るのも好きな人であれば共感しながら読めて楽しいと思う。
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きよりん
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私も特定の選手ではなく、このスポーツが好きなんですよね~。著者さんと感覚が同じで、読みやすかったです。私は全く詳しくないですが、著者さんとフィギュアスケートと、体操の話題で盛り上がりたいです。私も体操好き~。
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Chrysanthemum
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各選手の演技のツボが大会名と一緒に書いてあったので、動画を見ながらもう一度読み返そうかな…
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たまき
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羽生くんは大好き、だがスケート用語は解説もあるがやはり理解できない、理解できたらもっともっと面白くフィギアスケートを見られるのだろう。作者のスケート愛はものすごく伝わりました。
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けんとまん1007
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なるほど~、そうなのかあ~。素人には、わからない見方で書かれていて、そう思うしかない。確かに、メデイアでは、何故か技術的なことばかりがフォーカスされてしますが、それだけないんだということ。あくまで、トータルな視点を持つことが書かれている。ただ、あまりに専門的すぎて、わからないとう部分も。でも、著者の思いは伝わってくる。
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枝豆
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フィギュア愛に溢れた一冊。演技を見ながらなんとなく綺麗だな、でもこれほど得点に差が出るのは何故かな、素人目に分からない工夫があるのだろうな。分からないなりの納得をしていたので、解説が読めて良かった。しかし事前に解説があったとはいえ、専門用語がビッシリ。
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茶田
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著者の羽生選手のスケートへの愛にあふれた本。 平昌五輪前に書かれた本で、平昌五輪に絡めて多くの女子選手の紹介もあったが坂本花織選手には触れられていなかった。著者のようなフィギュアスケートファンにとっても、あのシーズンの坂本選手は予想外の快進撃だったのか。
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豆狸
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すばらしいフィギュアスケート愛に満ちあふれている! この道のプロではないのに、技術に詳しい。◆確かにジャンプは重要なエレメンツだけど、フィギュアスケートそのものを愛するファンは、スピンとステップにも目を向けているのだ。だから、上半身アップではなく少し引き気味で全身を映して欲しいのだ。
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me
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羽生君のスケートの凄さが分かるのか!!と思って図書館派の私が購入して読んだ本なのだが…専門的過ぎてよく分かりませんでした。図書館で借りればよかった。。。せめて図解があれば少しは分かるかもだけど専門用語の文字だらけ。知りたいなら勉強して出直せ素人めがってか(悔し紛れ)
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爽快
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今シーズンはジャンプ以外の要素にもっと目を向けよう
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Snowy
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非常にテクニカルで難しかった。いろんな選手の話もして、最近の選手の感想をたくさん述べている。特に、パトリックチェンとか。なのに、高橋大輔がスルーなのは、どうして?町田樹や無良崇人の解説はしているのに。
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Anemone
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タイトルの羽生結弦のみでなく、38年間フィギュアスケートを愛し続けてきた著者の琴線に触れた歴代スケーターたちについても語られた、フィギュア愛が炸裂した一冊。著者は闘病中とのことで、すみやかな回復を祈っています。
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鉄之助
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タイトル最高! 中身はガッカリ。筆者の「ツボ」となっているスケーティングの細部にわたる分析には、はっきりいって細か過ぎてついていけなかった。タイトルの、助走なしで超難技にすっと入る羽生の凄さをもっと突っ込んで書いてほしかった。
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月華
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図書館 フィギュアスケートとスケーターへの愛があふれていました。解説がとても詳しいです。
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るるぴん
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スケートとスケーターに対するリスペクトと愛が溢れる一冊。この解説を読みながら、Youtubeなどで動画をスロー確認したら、技への理解が深まりそう。素人目に凄さや素晴らしさはわかるのだか、何が?と具体的には説明出来ないが、筆者はエッジの使い方や体重移動もわかって見ておられるようなので素晴らしい。「トータルパッケージ」の意味する所の理解も深まった。経験者なのだろうか?中高年女性を想像していたけど、オネエ系の男性なんですね。納得!
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michi
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★★★★ フィギュアスケートのファン歴38年のエッセイストがフィギュアスケートへの愛を語り、様々な選手のプログラムのツボを語る。特に羽生結弦選手のプログラムの解説は詳細なので、録画をスロー再生してチェックしながら鑑賞したいと思った。冬のオリンピックならフィギュアスケート、夏のオリンピックなら体操競技が好きという著者には親近感がわく。
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にゃま
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あくまでも素人のフィギュアファンとしてテクニカルな部分を解説しているので、非常に読みやすいです。羽生のライバルのハビやチェン、みどりのライバルのヤマグチには称賛とテクニカルな解説をしているのに、真央のライバルとしてのキムヨナについては一切触れていない。どのページにも!表現力うんぬんのところで、キムヨナ嫌いそうだな、と思ったけど、たぶんそうなんだろうな。
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しば
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作者の方のフィギュアスケートへの愛が伝わってくる良い本でした。ステップなどをとても詳しく説明してくれているので、これを見ながら選手の演技を見ると、技を見極める参考になるかも。かなりの勉強は必要ですが(笑)
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むちゃ
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フィギュア鑑賞歴38年のエッセイストがその愛をひたすらに綴る著書。羽生結弦のみならず歴代各国のスケーターについての記述も多い。 技術的な記述が多く正直ついていけなかったが、行間からフィギュアへの愛は伝わってきた。ジャンプだけが取り沙汰されがちだが、やはり全体のバランスと表現力が全て。これは歌にも言えることだなあと改めて思った。 もっと勉強せねば。
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のんぴ
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フィギュアスケートはトータルパッケージなので、ジャンプやスピンのみではなく、全体的に密度の高いプログラムにするために、どのような技巧が使われて、それがどんなに難しいことなのか、素人にもわかるように解説されている(完全にはわかりませんが)。羽生の演技には助走にあたる無駄がなく、あり得ない動きをエアリーに纏って、自身から音楽が奏でられているかのような一体感を持つ。時間があれば動画を見ながら検証するのだが。
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みるこおら
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フィギュアスケートの用語解説あり、実際のプログラムの細かい見所解説あり、これは画像を止めながら見て、確認しながら読まなくちゃ!
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ぽてちゅう
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「バラード第1番」の解読に挑む。注目すべきは膝から下!まずは動画で一通り見る。ウットリ♡本を読む。動画見ながら文字を追う。追いつけず一時停止、少し戻す。うん、シロウトには無理。でもわかる。あなたは素晴らしい傑作だ!限りない能力!姿と動きが的確で見事!曲があなたに憑依している!エッジが深く心にくい込む!思わす、体かたいけどレイバックのイナバウアーだ。これからも、トータルパッケージで”魅”続けます。
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Matsumouchakun
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ジャンプばかりに注目しがちだったフィギュアスケーターの演技だが、滑るだけでも八種類あってスピンがあってそれらの組み合わせや音楽との同調性と自分がいかにもったいない見方をしていたか愕然とした。選手への著者のリスペクトが温かくて見習いたい。
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ともみ。
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ようやく読めた!!!!今まで多くの選手に感じてきた言語化できないものを見事に言い表してくださってて、そう、それ!!と何度も頷いた。
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ひ
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この本片手に過去演技を見るのがとても楽しい。見きれてないけど、とりあえず読了。採点競技であるフィギュアスケートに対する筆者の考え方も良い!「スケーターが信じている世界、スケーターが打ち込んでいる世界を、部外者である私も好きだけど、その世界の壁を打ち破ろうとする権利も、打ち破った時に与えられる栄光も、すべてはスケーターだけに与えられればいい」
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ゆめにこ
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この題名、晴明デザインの帯にゾクゾクしますよね。平昌シリーズの『バラ1』と『SEIMEI』の中での比率の違い「登場人物になりきるか:音楽そのものになりきるか」「エッジが表現できること:上半身が表現できること」スポーツがアートになっていく過程ともいえますね。技術の素晴らしさも、各プログラムごとに『ツボ』として熱く語られています。他にも現在活躍中の選手のプログラムや、伊藤みどりさんの功績、荒川静香さんの「レディのスケーティング」など、リスペクトで溢れていた。『美しい世界をありがとう』しか言葉がないですね。
ベル@bell-zou

さすがゆめさん、タイムリー?明日は仙台市内で“五輪二連覇おめでとうパレード”。地下鉄もJRも開催時間に合わせて増便。初詣レベル。何より天気も最高だし、やはり彼はその努力に見合う以上のものを引き付ける何かを持っているのねぇ~?え?わたし?もちろんありがた~くTV中継を拝見かな?

04/21 10:29
ゆめにこ

ベルさん、仙台、大フィーバーですね??私は、平昌SEIMEIをリアルタイムで観てから、感動がおさまらない俄かファンです。行けないけど、ワクワク、ソワソワしてます。これだけみんなを幸せにする、特別なものを兼ね備えた彼は、もしかして妖精なのかも✨高島屋へは(羽生結弦展)行列覚悟で、参戦する予定です。明日は、私もテレビにかじりつきますね〜?

04/21 18:35
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arisaka
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長年フィギアスケートを見てきた著者による、フィギアスケートの見方と楽しみ方。実際のプログラムを細かく分析してくれているので、動画流しながら見ると、技術的なこととかわかってすごい。おかげで、「音ハメ」の見方がわかりました。次のシーズンが待ち遠しい。
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すぎねえ
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先月には読み終わってた。だらだら読んだ本。これといって目新しいことはなく、なんていうかこう、これ書いた人はフィギュアスケート見るの好きなんだねえ、て感じ(ざっくり過ぎ)。多分、2017-2018シーズンは羽生選手のコンディションにより公式戦に出る頻度が低かったから、ある意味「羽生結弦欠乏症」だったのかも。あと五輪シーズンだから彼についての本も結構出てたし。とはいえ、別に羽生結弦選手だけが好きなわけではないっすよ?(どこに向けてのexcuseかwww)
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みずほ
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★★★★★ 平昌前に読み始め、五輪が始まってから途中で止まっていたが、ようやく読み終えた。専門はスポーツでないと言いながら、そのへんのフィギュアライターや解説者も叶わないような細かい分析と観察力に舌をまく。最初から最後まで通してフィギュア愛とスケーターへのリスペクトにあふれている。タイトル通り、羽生選手の演技について一番多くページが割かれている。「羽生結弦の名プログラム ここがすごい」を片手に彼の演技をじっくり見直したくなった。羽生選手の怪我の完治とともに、著者の病気も1日も早くよくなられますように
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羽生結弦は助走をしない 誰も書かなかったフィギュアの世界 (集英社新書)評価99感想・レビュー76