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川のむこうの図書館

感想・レビュー
56

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よぽ
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『坂の上の図書館』の続編とのこと。前作で急に引っ越していった竜司が主人公です。家庭の事情で頻繁に引っ越しし、無気力で何事もやり過ごしてきた竜司が、友人や図書館との出会いで変わっていく様子が素敵です。貸し出し本を破ってしまいいきなり弁償となってしまうところが、対象読者である子供たちの誤解を生まないかな(相談すれば他に手段があるのに…等)、と気になりました。
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ki-ki
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★★★★☆
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えんぴつ
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★★★☆☆
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Frederick
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図書館で借りました。前作『坂の上の図書館』ほどには図書館ががっつり絡む話ではないが、自由研究の調べ学習をしているうちに、竜司が自分のための図書館活用法を見出していけたのが良かった。だが、本を破損したらまず図書館に持って行って素直に謝りどうしたらいいか教えて貰う、という方法を誰かが教えてあげて欲しかった。弁償は早道ではあるが、これは子どもが読む本なのでそこだけが惜しい。
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あゆぷ
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初めましての作家さんと作品。少し前に読んだ別の作家の『夏の騎士』より随分とスケールの小さいジュブナイルものだけれど、こじんまりとしている分、私には読みやすかった。子供の頃って、子供なりに真剣に考えて悩んで人付き合いしてそうやって毎日過ごしていたことを思い出しました。設定が色々とリアルで余計にそう感じたのかも。
あゆぷ

あと、とりあえず図書館が舞台のお話はそれだけで読みたくなる。

12/31 12:43
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マッピー
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何かあるとすぐに引っ越すことにするおかあさんと一緒にいるため、竜司は人と付き合うのが苦手だ。「どうせ今だけのつきあいなんだし」ひとりでいることは寂しくない。でも退屈なんだ。竜司は放課後を、家の近くの大きな公園にある古民家でボランティアガイドをしているおじいさんと親しくなる。学校でも、美紀と悠人と一緒に卒業前自由研究を一緒にすることによって変わって行く。そんな時にお母さんがまた引越しをするという。竜司は初めて反抗する。「どこへ行ったって同じだよ。それに僕にはここでやりたいことがあるんだ」竜司の成長が眩しい。
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のり
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坂の上の図書館で途中で転校した竜司の物語。学校の自由研究発表を美紀や悠人と調べることで、少し幼稚な母親との関係も含めて、成長していく姿がとてもいい。きっとこれから、母親を支える素敵な青年になるんだろうなぁと思った。新しい事を知ることは、人を強くするなぁ。
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絵具巻
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文京区立根津図書館で借りました。
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Ruto
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図書館。児童書。あまり裕福ではないシングルマザーの家庭の少年が主人公の小説。あまり他人とはかかわりを持ちたくないと思っていたが、調べ学習を通じて、クラスメートと関わることになる。いろいろあって最初は図書館を苦手としていたが、調べることの楽しさを知ることになり、視野を広げることにもなったのではないか。図書館の本を汚損してしまうのは、確かによくないことだが、隠さずに正直に言えば図書館は責めません。他の方のコメントにあるように、姉妹編があるようなのでこちらもぜひ読みたい。
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紫の木
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「坂の上の図書館」の姉妹編。今回の主人公も母子家庭で生活は厳しく、小学生ながら自身の境遇を認識している。他人との関わりを避けていた竜司が、友達や理解のある大人との交流を通じて前向きになるのがポイント。前作よりも図書館は脇役のような感じになっているが、児童文学ながら読ませる。
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moonanddai
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確かに、子どもにとって図書館の本を破ってしまったのは、やはビビるでしょうね。なにせ「前科(?)」もあるし…。それでも一所懸命に自分で解決しようとする姿勢はえらいW。余計なことですが、工場建設予定地から遺跡が「出てしまう」というのは、地主としては大変なことでしょう…。しかも縄文から平安までの遺物があるとなると、相当長い期間工事できなくなってしまいますよね。
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瑪瑙(サードニックス)
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『坂の上の図書館』に登場した竜司君のお話。竜司君にもそういう複雑な事情があったのですね。でも図書館を好きになってくれて良かった。悠人くんや美紀さんと同じ班になり、自由研究で図書館を利用したり、現地を調べに行ったり、古民家を管理しているおじいさんにお話を聞いたりしながら成長していく姿が良かったです。竜司君が自分の気持ちをしっかりお母さんに言えて良かった。最後の自由研究の発表会も楽しかったです。
moonanddai

続編も読ませていただきました。私も小さいころからもっと図書館に通っていればなあ…、なんて考えています。

01/29 09:40
瑪瑙(サードニックス)

moonanddaiさん、私ももっと図書館を利用したかったです。ただ、地域の図書館が遠かったので行けなかったのです。春奈や竜司君みたいに近所に図書館がほしかったです。

01/29 09:52
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ぷぅ
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図書館を通して竜司の成長を感じた。家庭環境が複雑で、友達との関わりも苦手としていたが、自由研究の調べ物をグループでしていくなかで、前向きになってきたようでよかった。
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アトム
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面白かった。竜司の家庭が複雑なのは、時代を感じた。児童書もやはり時代を無視できないのか。
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錫
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坂の上の図書館に出てくる竜司の話。母子家庭の竜司は母さんの気まぐれであちこち転校しているので、友達も少ないし、地元に愛着もない。けれども、クラスの班活動で地元の遺跡について調べることになり、徐々に打ち解けていく。図書館を中心としたお話。前作ほど重いテーマではなかったし、小学生にも読みやすい感じ。前作でかなり心配だった竜司が成長していてよかった!
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oyasumi
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小学六年生の竜司には図書館を嫌う理由がある。 「そんなことで‥」と思うけれど、感受性の高い人にとっては世間のあちこちに高めのハードルがあって、それを上手く乗り越えられないとトラウマになってしまうのかもしれない。 図書館が好きになって、仲間もできて、お母さんにも本音をぶつけることができて、良かったね竜司くん。
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かずみ
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ネタバレ前作は読んでいません。本を破ったのは矢田なんだから、矢田が弁償するべきと思ったけど、竜司の相談する大人がいない悲しさが現れていたようにも思う。母親にどこへ行っても同じだと言えたのはよかった。母親もそれに気付いてくれてよかった。これから悠人ともっと親しくなり、成長していけたら良いな。
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mame
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坂の上の図書館を読んだあとに読みました。'坂の上~'に出てきた男の子にスポットをあてたお話。図書館や本も関係しながら、クラスの仲間との関係を築いていく。成長が爽やかな本。
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ryou
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ネタバレ前作で図書館の使い方を知らずに失敗して図書館嫌いになってしまった竜司が、美紀、悠人と共に自由研究をすることになる。図書館で調べたり現地調査や聞き取りをしたりするうちに、調べることでわかる楽しさや、うっかり破損してしまった時の対処法もわかる。図書館を楽しいところだと感じるようになる物語。 学校で同じクラスにいても、いろんな生活環境の人達がいて性格も悩みもそれぞれあるが、お互いを知るうちにだんだんと関係を築いていける。学校生活の中で他人と深くコミュニケーションがとれるような経験ができるといいなぁと強く思った。
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高知
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ネタバレ母子家庭の主人公、自由研究で地域の遺跡を調べていく。同級生に連れられて行った図書館は、最初は威圧を感じたが、本と出会い、人と出会うなかで、親しみと尊敬を感じていく。最後の自由研究の発表がまた良かった。 母親の心の動きもさりげなく描かれていた。
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tan
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「坂の上の図書館」の第二弾。調べ学習で図書館を利用するけどあくまでも図書館はサブ的で、この話に「図書館」とタイトルをつけるほど重要性を感じなかった。本を破ってしまい新しい本を買って謝りに行くシーンは大人ならこの対応で当然だけど子供には「弁償」という償いの仕方はして欲しくなかったです。黙って自分のお小遣いで買って済ませるのではなくて、親に相談してきちんと謝らせてから自分のお小遣いを出させるなり、親が肩代わりをするなりという小学生らしい対応をさせて欲しかったですね。「お金で解決」みたいで嫌でした。
西澤 隆

なるほど、あの場面はそういう見方もありますね。最近、まただんだんと、自分が小学生だった頃の「黒さ」を思い出してきています。もうコドモ扱いされるのはイヤだという自負、狭い世間の中でおきる些細な「絶望的事件」での混乱。

10/19 09:14
西澤 隆

(承前)借りた本の破損は、そのまま図書館に持っていって事情を話せば図書館のひとが修復してくれる(弁償まで求められるケースは少ない)のだけれど、そんなことコドモは知らないわけで。大人の「こういう時はこういう形で解決させそれを経験させたい」とコドモの「大人に言えない困ったコトをなんとかひとりで解決したい」の落差として、あらためてこの場面のことを考えました。

10/19 09:15
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キラ@道北民
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シリーズ第2弾。前作途中で転校してしまった竜司くんの物語。「図書館は宝の山」だけど、調べものだけではない新たな世界が広がっていくことを祈ります。
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しょこ
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前作『坂の上の図書館』で雑誌を無断持ち出ししてしまった竜司くん。それ以来「図書館は好きじゃないんだ」と言っていたのはちゃんと罪悪感を持っていたからだったのね。うん、決して悪い子じゃないのだ。母親の都合で引っ越し、新たな土地で出会った大人や同級生、そして図書館。「ありがとう」と言った言葉や、自由研究で自分のアイディアが採用されたり、自分の存在を認めらることで、少し自分に自信を持てた竜司くんにほっとした。そして親譲りの(?)研究肌の悠人くんの存在がキラリ☆「自由研究は競争じゃないと思うけど」うん、ずばり!
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レスポア
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ネタバレ『坂の上の図書館』がよかったので続編のこちらも。『坂の上〜』にも登場していた竜司が主人公。この作品でいちばん印象に残ったのはふるさと公園のおじいさん。地域にこういう子供たちへの目配りができる人がいてくれるのはありがたいことだと思う。昔教師だったことなど、最後まで匂わせもしないのが粋。図書館は確かに「宝の山」だけど、自由研究を始めるのに、「とにかく、まずは図書館だ」と言われてあっさりと無視される学校図書館の存在が、少しせつない…。
西澤 隆

確かに、学校図書館がスルーなのは、さみしい。でも、学校司書の方がいる図書館って、場所によっては全然リアリティがないのかもしれません。ウチの近所でも、やや大きめの小学校に非常勤でひとり。そのひとが周辺の数校も巡回してという形に、この数年でようやくなりました。10年前だと、田舎町では下手すると近所の公共図書館でのリファレンス自体がこどもにとって想像できないコトだったかもしれません。そういう意味では「昔はこうだったんだね。今とはちがうなあ」と、あんまり年数が経たないうちに言えるようになると、いいですねえ。

10/19 09:10
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テラ
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ネタバレ調べ学習は、実際に見にいったり、詳しい人の話を聞いたりと充実していました。 図書館で借りた本を又貸ししていたことと、2人で破損した本を1人で弁償していたことは、気になりました。 そして、先に『坂の上の図書館』を読むべきだったようです。
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アサナン
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ネタバレ前作で雑誌を持ち出しして返却したけれど転校してしまった小6の竜司が主役。運動音痴の図書館派の子と帰国子女の気が強い女子と調べ学習をする中で、図書館に慣れていきます。お母さんが頼りなくってハラハラしますが、公園のおじさんや友達のおかげで居場所ができてホッとしました。
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はじめさん
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母子家庭で、夜の仕事をする母を持つ小学生男児。栄養バランスのある食べ物は給食のみで、あとは小遣い渡されてコンビニで1人飯。グループでの研究発表であぶれた勝気女児と博識男児3人で班を組み、郷土の古墳について調べる事に。大きな中央図書館に資料探しに出かけるが、そこには防犯ゲート。図書館の苦い思い出ーー昔、小さな図書館で貸し出し手続き面倒くさくなっての貸りパク……ちょっかい出してくる別グループと研究内容バッティング、果たして無事発表なるか。/ 児童書ながら、いっぱいいっぱいで放任気味のお母さん、家庭環境ハード。
はじめさん

H30/165 中学の図書委員会。返却のない本と借りてった生徒をリスト化…おっ、こいつ転校しとるやん! 夏休み、ぼくらのブッククエストのはじまり…ねーよ!

09/02 07:32
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ぱちょ
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坂の上の図書館の続編といっていいのかな?こちらも図書館を通して自分が変わっていくのが良かった。
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ヒラP@ehon.gohon
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ネタバレ「坂の上の図書館」の続編だから、タイトルに「図書館」があるのだと思いますが、この作品では脇を固めています。 図書館から雑誌を持ち出してしまった経験のある母子家庭の竜司にとって、図書館は苦手な場所です。 しかも、お母さんは一抹の不安ありの存在です。 そんな腰の引け気味の設定から、竜司を救ったのはふるさと公園のおじいさんの存在と、自由研究のグループという急造の仲間たちでした。 竜司が自分を表現していく過程が素晴らしいと思いました。 脇でしっかりサポートしている図書館も大好きです。
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杏子
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『坂の上の図書館』続編。ある理由から、図書館苦手な竜司がクラスの班で自由研究することになって……。図書館好きになってくれてよかった。
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sec - akko
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坂の上の図書館の続編です。私は前作の方がストーリーに入り込みやすかったです。自由研究等が絡んでいるのに学校の図書室の存在が…。
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スイ
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主人公の小学生が、「図書館で本をどう借りていいかわからないし、面倒だった」というのがショックだった。 ショックな自分にショックだった。 作ってもらったカードを持って、好きに本を借りるのが当たり前だった私の子供時代が「当たり前」なわけではないのだ。 あらすじを読んだ時に想像したよりもしんどい背景だったが、古民家管理人さんと司書さんの関わり方が良かった。 読書は、大人に振り回されない手段を子供が身につけることにもなるのだ。 できることなら、そんな必要なく、ただ本との触れ合いを楽しんで欲しいのだけど…。
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あろあ
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前作の坂の上の~は読書センター的で、こっちは情報センター的?な図書館の宣伝(笑)私は読書も調べものもどっちも好きです。
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ととろ
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前作「坂の上の図書館」を読んだとき、地図とストーリーに齟齬があるように感じて、物語に入り込めなかった先入観が邪魔をして、今作もいい話なのに、素直に受け入れられなかった。「図書館を利用しよう!」と言う道徳的な価値が前提になっているように感じてしまった。いい話を素直に受け入れられない自分の度量の小ささに自己嫌悪。本の問題ではなく、読み手である自分自身の問題…。作者の池田さん、ごめんなさい。公園のおじいさんの存在、最後に明かされる藤田先生との関係、素敵だと思いました。
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チタカアオイ
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【図書館】
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かもめ通信
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同じ作者が書いた『坂の上の図書館』がとても良かったので 読友さんのレビューで,続編が出ていると知り、いそいそと手にして本だ。今回は前作で脇役として登場した少年、竜司が主人公。前作同様、丁寧に描かれた主人公の気持ちの向こうに、お母さんが抱えるあれこれも透けて見え、さりげなく盛り込まれた子ども食堂の話題など、あちこちに気を配る著者の姿勢にも好感が持てる物語だった。
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ぽけっとももんが
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図書館に行く、という習慣がない人は多いようだ。でも図書館を知っていて利用しないのと、知らないまま利用する機会すら持てないのでは雲泥の差。竜司はとてもいい子だけれども、元教師である「ふるさと公園」の管理人には彼の抱える鬱屈と貧困の影が見えてしまうのだろう。すでにハンデを持ってしまっている竜司の武器は、図書館で装備できるはずだ。
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樹
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ネタバレ読みやすかったです。図書館がメインなのかと読み始めると、そうではなく、母子家庭の竜司と帰国子女の美紀、おとなしい悠人と班になり、グループ自由研究に取り組む話でした。読んで、自分家の周りが昔がどんな様子だったのか気になりました。自由研究の途中、引っ張りあいでページが破れてしまった時は、どうするのかハラハラドキドキでした。面白かったです。
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anne@灯れ松明の火
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読友さんご紹介。新着棚で。『坂の上の図書館』の姉妹作。(読むなら、『坂の上』を先にどうぞ)図書館に嫌な思い出があり、苦手な竜司。ところが、小学校卒業前の自由研究で、いやいや通うことになる。同じグループになった3人が時にぶつかり合いながら、失敗もしながら、一生懸命取り組む様子はとてもいい。それぞれの成長も感じられるのもいい。ただ、クラスの中で浮いた存在の3人が、余り物のような形でグループを組むという展開には、疑問。今どきの先生、もっと気を遣っていると思うのだが……。
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ひの
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ネタバレ小6の竜司が卒業前の自由研究のために同じ班のクラスメートと地域の図書館の資料を利用する。主人公の竜司は『坂の上の図書館』で登場した男子。借りた本のページ破損の対応の場面や、「調べ学習で知りたいことあればいつでも相談してね」という司書も出るが、担任の藤田先生のテーマ決めの指導がざっくり過ぎる点や学校図書館の存在感ないのが残念。
頼ちゃん

先生の指導、私も全く同じこと思いました。

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