形式:単行本
出版社:さ・え・ら書房
あと、とりあえず図書館が舞台のお話はそれだけで読みたくなる。
続編も読ませていただきました。私も小さいころからもっと図書館に通っていればなあ…、なんて考えています。
moonanddaiさん、私ももっと図書館を利用したかったです。ただ、地域の図書館が遠かったので行けなかったのです。春奈や竜司君みたいに近所に図書館がほしかったです。
なるほど、あの場面はそういう見方もありますね。最近、まただんだんと、自分が小学生だった頃の「黒さ」を思い出してきています。もうコドモ扱いされるのはイヤだという自負、狭い世間の中でおきる些細な「絶望的事件」での混乱。
(承前)借りた本の破損は、そのまま図書館に持っていって事情を話せば図書館のひとが修復してくれる(弁償まで求められるケースは少ない)のだけれど、そんなことコドモは知らないわけで。大人の「こういう時はこういう形で解決させそれを経験させたい」とコドモの「大人に言えない困ったコトをなんとかひとりで解決したい」の落差として、あらためてこの場面のことを考えました。
確かに、学校図書館がスルーなのは、さみしい。でも、学校司書の方がいる図書館って、場所によっては全然リアリティがないのかもしれません。ウチの近所でも、やや大きめの小学校に非常勤でひとり。そのひとが周辺の数校も巡回してという形に、この数年でようやくなりました。10年前だと、田舎町では下手すると近所の公共図書館でのリファレンス自体がこどもにとって想像できないコトだったかもしれません。そういう意味では「昔はこうだったんだね。今とはちがうなあ」と、あんまり年数が経たないうちに言えるようになると、いいですねえ。
H30/165 中学の図書委員会。返却のない本と借りてった生徒をリスト化…おっ、こいつ転校しとるやん! 夏休み、ぼくらのブッククエストのはじまり…ねーよ!
長文レビューはこちら。 http://www.honzuki.jp/book/263074/review/204671/
先生の指導、私も全く同じこと思いました。
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