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21世紀本格ミステリ映像大全

感想・レビュー
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鹿ノ子
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何か観たり聴いたりしながら本を読むことができないタイプなので、ついつい映像作品には手が伸びない日々なのですが、この本を読むと、こんなにも面白そうなものを見逃していたのかと少し悔しくなりました。今現在でも観ることのできるものを探して少しずつトライしたいと思います。とはいえ、この本も少し昔のものなので、その後もいろいろ出たんでしょうねぇ。時間が足りないわ。
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練りようかん
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ネタバレ2001年から2017年までの映像化ミステリ作品を紹介。『名探偵コナン』の脚本を野沢尚氏が担当していたことに驚き、『ハードナッツ!〜』は確かに続編がなくて残念だった、など細部まで楽しんだ。横溝パロディの頻出度で、偉大なる立ち位置と浸透率の高さを再認識。情報量の多さから見えてくる美点の傾向は興味深かった。特に鑑賞したいと思った作品はドラマ『天才刑事野呂盆六』、アメリカ映画『ライフ・オブ・デビッド・ゲイル』、ベルギー映画『ロフト.』。千住氏が京極映像化作品で一番の成功と評したアニメ版『魍魎の匣』は要チェック。
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マロン
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参考になったけど韓国映画が多い事に改めてKポップなどエンタメ界のコリアパワーの強さを認識しました。韓国映画って喜怒哀楽の”怒哀”をモチーフにした作品が多いと感じていて、映画を観て楽しみたい私にはちょっと縁遠い作品が多かったです。
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りん
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国内ドラマ・映画は聞いたことあるものが多い印象でした(流石に単発物のテレビドラマ等は知りませんでしたが)。それでも原作との比較、映像としてどう優れているのかの解説はとても興味深かったです。海外物に関しては、特にアジア圏の作品はほとんど知りませんでした。中々、韓国・中国のミステリー作品に注目することがないので魅力的な作品に多数出会うことができました。さらにこの本は、バラエティ番組やお笑い芸人のネタのミステリー要素にも切り込んでいます。なるほど、こういう見方もあるのかと。興味深かったです。
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のりすけ
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確かにこれは善きよね!というのも多いけれど「マザーハウス」「私が、生きる肌」「エスター」「ゴーン・ガール」が入ってないのが残念。そして「特捜部Qシリーズ」も入ってないよぅ。えーんえーん。最新版が出たら「search」「マローボーン家の掟」は入ると思う。というか入れてほしい。
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博愛
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狭く浅いガイド。ぜんぜん映像知らない人の役に立つかもしれない。取りこぼしがあるのはしかたないですがどうしても悲しい気持ちになりますね…。というか貴族探偵を位置づけるための共同犯罪という感が…(いいんだけど)
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チタカアオイ
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【図書館】
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キートン
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以前『越境する本格推理』という、国内外のテレビドラマや映画、漫画の中にある、謎解きを中心とした物語を紹介するという本を読んだ。編集者は違うけれどもそれと同様のコンセプトで書かれたのがこの1冊で、こちらは21世紀に入って登場した作品について書かれている。 「謎解きはディナーのあとに」を始めとしたドラマから、「氷菓」「ハルチカ」といったテレビアニメ、国内外の映画まで、謎解きを中心として描かれている作品が紹介されている。
キートン

テレビをあまり見ないので知らなかったけれど、大山さんの『赤い博物館』や大倉さんの『白戸修の事件簿』等々、読んだことのある作品がドラマ化されているのには驚いた。個人的に『刑事~黒川鈴木』を紹介してほしかったけど、今回は収録されていなくてちょっと残念。

06/20 20:19
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MICK KICHI
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データ、参考資料として1冊所持していても損はしないと思います。 洋・邦 ドラマ・映画・アニメの分類になっており、ソフト化作品のデータも着いています。 ハード・ボイルドは選ばれていません。
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ぶんぶん
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【図書館】暇つぶしに良さそうなので借りて来た。 意外と知らない外国映画やドラマがあって面白い。 パラパラと見るのも、映像化作品のガイドにも役に立ちそう。 今見てる「シグナル」の韓国版も出ていて、なるほどなぁと、いろいろ楽しめます。 国内外のミステリーの映像化作品が年度から監督、出演者まで網羅して盛り沢山。 意外と「楽しめる」一冊です。
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風鈴
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薄く紹介されてるので、あんまり触手は動かないです。私はテレビドラマ見る習慣無いんで。日本のは、配役で想像が付くので見ないし。映像化するのなら、映像で語って欲しいけど、あんまりそうはなってないし。小説なら文章で語って欲しい。連続ドラマは大抵幻滅して、途中下車(?)してしまいます。SAWとプレステージ、インファナル・アフェアくらいかな。日本なら、大和屋竺、神代辰巳は好きですね。
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SEI
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ネタバレ千街初め今世紀を代表する?ミステリ巧者達が21世紀の映像ミステリを紹介していく本。日下三蔵主体の紹介本の衣鉢を継いだもので、怒濤の数のミステリが、日本映画、ドラマ、など数セクションに分かれて紹介されていく。 もちろん書き手のレベルにもむら、作品の選定にもむらがあるので全てにおいて優れた紹介本とはなっていないが、21世紀のざっとした映像ミステリを追うには最適の本だろう。 読み終えても、見たことのない作品をこれから潰していく楽しみがある。
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うみ
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なんという読み応えのある本か。紹介されている海外ドラマ&映画、根刮ぎ見たくなる。
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青縁眼鏡
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海外ドラマ好きとしては物足りない! 海外ミステリドラマや外国ミステリ映画をもっと語っていただきたかった。
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有理数
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タイトルの通り、21世紀以降の「映像ミステリ」ガイドブック。「映像」なのでTVドラマ、映画、アニメ、さらにはバラエティ番組にまで紹介が及んでいる。国内と海外にも分けられ、索引もあり。実は私、映像ミステリというものは殆ど見たことがありませんでした。特に、映画は本当に見ない人間でして、話題作をちょっと見に行くくらい……ですが、せめてミステリ映画くらいは見ておきたいなあ、と思ったところにこういったガイドは大変ありがたいです。週末TSUTAYA行くか! そんな気持ちにさせられるガイドです。
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タリホー
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21世紀以降の国内外のドラマ・映画、更に国内のバラエティ番組まで触れた映像ミステリガイド(世紀またぎの作品も含む)。特にドラマ「貴族探偵」は脚本家の黒岩勉氏のインタビューを含めた、原作との比較による評価が為されており、ドラマウォッチャー界隈が見いだせなかった構成・改変の凄さがわかる内容になっていると思う。海外ドラマ・映画はほとんど門外漢だが、「名探偵ポワロ」だけはBSの再放送で観ていた。本書に掲載されていないが天海祐希主演・連城三紀彦原作の「私という名の変奏曲」も面白かった記憶がある。
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engidaruma2006
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21世紀に入ってから映像化された本格ミステリ作品のガイドブック。ここでの本格は、「論理的な謎解き」だけでなく、「結末の意外性」「トリックの秀逸さ」「伏線の巧妙さ」のどれかが含まれていればOKとの事。 大変な労作には違いないが、対象を国内外の映画だけに絞ってほしかった。国内テレビドラマや海外ドラマは、見ない(またはもう見られない)作品ばかりで、ガイドブックとして個人的には必要を感じなかった。 海外映画は見てみたい作品が大分あったので、DVDを借りようと思う。
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geshi
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国内・海外のドラマ・映画・バラエティに至るまで紹介する映像ミステリ作品ガイド。脚本家・黒岩勉氏のインタビューと『貴族探偵』の原作とドラマの比較はファンでも唸る濃密さ。『謎解きはディナーの後で』『Another』はやっぱり見ておかないとなぁ。『ライフ・オブ・デビッド・ゲイル』『リトル・レッド レシピ泥棒は誰だ!?』『ロフト.』『ミッション:8ミニッツ』『インビジブル・ゲスト 悪魔の証明』海外映画に興味が沸き、チェックするのにどれだけ時間がかかるやら嬉しさと困りが半分半分。
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よっしー
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バラエティ番組まで?!と、これにはビックリした。 海外ドラマで、取り上げられているものは、全部と言えるくらい観ていた。そんな自分にビックリ。 で、当然だけど、デヴィッド・スーシェの「名探偵ポアロ」が取り上げられている。やはり、「アクロイド殺人事件」は失敗作と。そうなのよね。このドラマシリーズ、出来不出来に差がありすぎ。「五匹の子豚」は原作も好きだけど、このドラマも良かった。映像化って、脚本で差が出るかもね。俳優のレベルも関係あるだろうけど。
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cinos
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本格ミステリの映像を集めたガイドブック。「謎ディナ」「貴族探偵」の脚本家黒岩さんのインタビューを初め、ドラマ、映画、バラエティと250タイトルが紹介されています。「インビジブルゲスト」も「ロストボディ」もあります。観たくなる作品がたくさん!
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ぐりとぐら
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邦画、洋画、海外ドラマなど、盛りだくさんで良かった。特に外ドラは、CSI、モンク、モース、Numbersとか、好きなシリーズが多かったので、熟読。三津田信三先生のホラー映画13選目当てだったので、そこも良。知らない映画が半分以上だったので、気になる。
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ジャム
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ミステリ評論家千街晶之編集による21世紀映像本格ミステリガイド!特にメインが昨年ミステリ映像界に革命を起こした麻耶雄嵩原作の「貴族探偵」というところがミソで、脚本家の黒岩勉氏へのインタビューから語られる制作秘話から千街氏による原作とドラマの徹底比較も掲載されており、ファンなら買いです!さらに「名探偵コナン」、「金田一少年の事件簿」、「TRICK」、「シャーロック」・・・と膨大な量の国内外のドラマ、映画、アニメ、はたまたバラエティ番組までが紹介されておりこれを読んで改めて映像ミステリを楽しみたいと思いました
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しい太
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本格ミステリの解釈を大きめに取って、メジャーなところから隠れた名作まで映像作品を幅広く(バラエティ番組まで!)取り上げたガイド集。とても好きなドラマ「貴族探偵」についてはかなりページが割かれていてお得感もすごい。ここで紹介されて気になった作品がアマプラやhulu、dアニメ等々ですぐにチェックできる(ジャニーズ系はまあ厳しいけど)のでいい時代になったものだと思う。
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水沢ながる
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映画・ドラマ・アニメだけでなく、バラエティ番組の項があるのがミソかも。「ドクターG」はやっぱミステリだ。
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ハスゴン
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権利の関係もあるでしょうが、文字での説明でどれだけ興味を持たれるかによりますが、まだまだ見たことない作品があります!特にジャニーズの作品褒め過ぎでは?
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