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AI時代の新・ベーシックインカム論 (光文社新書)(Kindle版)

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Kentaro
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ヘリコプター・マネーとして政府が国民に対して一定額の給付を行うこともBIの一種として考えられる。その場合の財源は、「貨幣発行益」となる。「貨幣発行益」とは、政府や中央銀行などが貨幣を発行することで得られる利益を意味する。一万円札の製造コストは一枚あたり約20円なので、残りの9,980円が貨幣発行益ということになる。著者は、税金を財源としたBIとは別に、こうした貨幣発行益を財源としたBIも実施すべきだと考えており、前者を「固定BI」、後者を「変動BI」と呼んでいる。
0255文字
mitya
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AIがますます発達し、あらゆる仕事がなくなると最近よく聞くが、具体的な数字で書かれていると衝撃的だ。著者の述べるBIが実現するなら、それだけで希望が持てる。でも、そんなことができるのか、今の日本で想像できない。実現しなければディストピアが待っているのか。本当にホラー映画より恐ろしい。
0255文字
ヤッシー
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■メインテーマ AI時代になぜBIが必要なのか? ■著者の主張 汎用AIの普及で雇用を奪われ収入源を絶たれた人々が増大するディストピアから、全ての人々が労働することなく仕事と活動に多くの時間を費やすことができる脱労働社会へ。そのために、勤労道徳が支配的でなかった価値観を取り戻し、BレジームからCレジームによる固定BIと変動BIの経済政策が必要。 ■学び 労働以外の仕事や活動に多くの時間を費やせる社会にしたいと思っても、日本にはびこる過度な勤労道徳が改善されない限り難しいなと感じた。
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kitten
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図書館本。ベーシックインカムについては何も知らなかったが、これはすごい。近未来のAIの発展と組み合わせることで、人類を労働から解放する可能性を秘めている。近年の生活保護バッシングもかなり緩和されるし、うまく制度設計できれば本気で革命的な変化がおこる。本気で勉強したいと思った。昨年の10万円の給付金は、一回で終わったからダメやったのか。少子化対策にもなるし、東京の一極集中も緩和される。問題は 世論の動きと、AIがちゃんと仕事を奪ってくれるかどうか。
kitten

最終章はかなり難解。政治思想や哲学までからんできて、これを説明するのは難しいな。でも、私が最近読んできたワーキングプアの話や、生活保護の話、少子化対策まで解決してしまう。さらに、科学技術の発展した後の経済学まで示してくれた。私の知りたかったことをこんなにたくさん示してくれるとは。 ベーシックインカムについては、もっと色んな本を読んで勉強したい。労働は美徳ではないんだ。ただ、勤労感謝の日は名前変えなきゃいけないんじゃないかな。w

03/06 22:30
0255文字
ryoma
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確かに、産業革命を起点とする見方、結構、腹に落ちやすいところ。
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