形式:単行本
出版社:偕成社
『うん、としか言わなかったときの感覚』まさしくですよね…いつかの子ども時代のあの感覚を大人になってもリアルに思い出すことができるとしたら…もしかしたら、世界は少しだけ今より良いものになるかもしれないな…と思います。共読本が増えて嬉しいです。2021年もかげろふさんのレビューを楽しみにしています^ ^
今年、ykazmahさんのレビューきっかけで読むようになった岩瀬さんと湯本さんの本が、ykazmahさんのおすすめランキングにいっぱい入っていて嬉しいです。まだ未読の作品を読むのを2021年の楽しみにしています。
p41『いろんな大事な言葉はわたしの中の穴に落ちこんでしまっていた。一度穴に落ちこんでしまった言葉は引き出すのがむずかしかった。無理やり引き出してみると、思っていた感じとはずいぶんちがう言葉だったりした』p195『お母さんは、わたしの知らない長い長い時間を生きて、だれにも話さなかったたくさんのことを胸にしまったまま亡くなったんだということが、すうっと体に染みるようにわかった』
p224『お母さんて、どういう人なんだろうとずっと思っていた。でも、それはいくら考えてもわからないことなのだ。(略)ときどき、なんでもないときに、ふっと思いだしたりもする。ちょっとしたしぐさやまなざしや声の響きなんかを。(略)お母さんはたしかにわたしのそばにいて、わたしといっしょの時を過ごしたんだ、と思う。お母さんと会うことは二度とできないけれど、お母さんはわたしの体のあちこちにひそんでいて、わたしといっしょに生きつづけるのだと思う』
今日読み終えました。私もこの子どもゆえの?無神経な発言にショックを受けました。最後の1文も共感します。
弟がこどもならではの残酷発言をするのに、お姉ちゃんは大人なんですよね心理的に。岩瀬さんの描く子どもってリアルなようでいて不思議。
おつかれさま~♡ 岩瀬さん…「マルの背中」、「そのぬくもりはきえない」の2冊を積んでます(・・。)ゞ テヘ こちらも気になるなぁ…。ゆっくり読んでいきたいです。
ラブリー🐰の積んである本も気になるわね。私も調べてみるね。最近、児童書も良いなぁと思い始めて、時々は読んでみようかなと。あ、ずっと以前に紹介して貰った「くまとやまねこ」積んでるよ。ゆっくり追いかけますね。
ステキなレビューですね。レビューに惹かれてポチらせていただきます^^
かたつむりさん、ありがとうございます♪なんだが木に登れそう(笑)大切な人の死を子どもたちが、(大人たちもですが、)互いの記憶と共有する記憶で寄り添って生きる力に変えていくところが心に残りました。
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