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ブルーハワイ

感想・レビュー
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takao
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ふむ
0255文字
たぬき
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3。 不器用で生きづらい主人公に、もやもやしてしまう!笑 福引で当てたハワイ旅行を巡って、誰と行くかでもめたり、おせっかいな元教え子に旅行券を奪われたりする表題作とか、短編6つ。
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くりこ
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よくある日常を切り取ってうまくまとめるのが得意な青山さん。すごーく面白いとかドラマティックはないけど味がある。 軽く読める(いい意味で)作品。
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Fumoh
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青山七恵さんの、おそらく「旅」をモチーフにした短編集。表題作の「ブルーハワイ」は読んでいて切なくなった。かつて教育実習生だった主人公のことを、教え子のミナイは深い恩義と共に覚えていた。何をしたか思い出せない主人公に、ミナイは青春の日々のことを話す。そうして今度はミナイの姿や言葉から、大切なことを思い出していくのだ。その「セリフ」自体は存在しない。それは一連の会話や佇まいの中に潜んでいる。人生というのはまだ続いていくこと、誇りを持つこと、移ろってゆくことに頓着しないこと、そしてしっかりと一歩を踏みしめること
Fumoh

しかし「重く」なってはいけない、主人公は「重さ」にとらわれている。しかし軽はずみに為した行為が、ある人の心にしっかりとした光をもたらすこともある、人生というものはそういうもので、自分というものを「強く・重く」捉えることに意味はない、主人公はそう思ったのかもしれない。「軽く」はあっても自棄ではない、軽薄でもない、その微妙な心理は……「旅」とどこか似ているような気がした。海の見える街へ旅する時に、手元にこんな本があると嬉しいなと思った。切なくて、穏やかで、言葉にならない大切なことを教えてくれる一冊。

07/09 14:22
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nickkk
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表題が特に面白かった。微妙な異性とのお祭りデートで奢られた飲み物についていた引換券でハワイ5日間のペア旅行券を当てるほど不運なことはないとおもうのだが、当人は今後の人生ぜんたいに関わる、大吉兆としての、特別なハワイと思っていて、それに値するだけの、特別なだれかでなくてはいけない(いない)と即座に思える瞬発力が可笑しくも羨ましかった。頭悪いし相手は行くものだと思うはずなのに断りもしないしなんなのこいつ感がすごいが。他の短編も自分は違うという期待があるが妄想した通りとはならないみたいな話ばかりで面白かった。
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R
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なんとなく嫌な気持ちになる短編集だった。でも、オチまで読むとどうでもよくなるというか、主人公がだいたい嫌なことに合うんだけど、それが積もり積もったら、あらぬ方向に爆発でもないが転換してしまうという、ある種前向きな物語で、感情がぶれぶれする読書になった。SFっぽい感じもあったり、幻想と現実が曖昧になっているものもあったり、一種ホラーでもないが、怖いと思うようなものもあるのだが、どこか似た気分や感情を知っているような感覚になるのであった。
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hanamaru*
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面白くなかった
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さんさんさんしょん
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質感がいい。
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水氷気
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★★ バカにされた気分、意味なしストーリーですね
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どれみ
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「踊る星座」を読んだ時も「で、結局何なの?」って思ったが、今回も同じことを思ってしまいました。が、なんとなく気になってしまう作者という位置付け。他にも読むか迷うところ…
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Asami
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装丁のデザインに惹かれて手に取る。6章からなる短編集。全て女性視点なんだけれど、主人公は皆内向的だったり、自分の気持ちを口に出来なかったりで、周りとは対照的。分かれ道と私のおばあちゃんが不思議で、切なく、混乱する。ないはずの過去、未来の記憶が押し寄せることってあるよね。私にとっては大好きな父が、10年近く経ってもまだ生きているように感じることがあるけど、そんな感じ。
0255文字
makaron831
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図書館のハワイ特集にあったから読んだけど、ワンセクションだけやん、しかもハワイでのエピやないやん、話つまらんやん、でした。
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みどり
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さみしげで不思議。最後はどれもあたたかいお話。
0255文字
ダ
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なんやかんや初めて通しで読んだ青山七恵作品。 この人埼玉県民では…?と思いながら読んでいたら本当に埼玉県民だった。 教え子や姉妹や従姉妹や友達やおばあちゃんや、すべてがおんなたちのお話しでおとこは全て背景か脇役だった オチが無い感じ芥川賞作家っぽい
ダ

“時計やカレンダーの数字にだまされては駄目、押し付けられた時間のなかにちぢこまっていては駄目、もし過ぎていく一瞬一瞬がけっして揺らがない、確かなものの連続だとしたら、あなたが生きた時間は、だれも住まないガラスのお城のようになってしまいます”

07/19 07:51
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Y K
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短編集とは知らずに読んでいたので、最初の話が急に終わった感じでびっくり。主人公は皆女性だけど、皆さんなんだか個性的です。「聖ミクラーシュの日」が読んでいて面白かった。最後の短編はちょっとホラー?なのかよく分からなかった。
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toshi
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はじめましての作家の短編集。 「わかれ道」は子どもの頃、よく空想していたことのような物語。 それ以外の作品は、どれも何が言いたいのか良く分からなかった。 こういうのを純文学と言うんだろうか??
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moto
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ネタバレ短編集。 「いろいろと苦労があるだろうな、とは思うけれど、その苦労も、まだほかにいろいろある選択肢の一つとしか思えず、自分にはもうそれしか選べないのだ、なんていう実感は、まるでないのだった。」(『山の上の春子』193ページ)
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Tomoko Fujinami
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全く経験したことのない内容のはずなのに、何故か自分の話かと思うような既視感。不思議。
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いずとも
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短編集。どのお話の主人公もなんかパッとしない人たち。気にもとめられず生きてきたのを、なんらかのアクションを起こすことでほんの少しだけ、運命が変わっていく。他の人には気づかれないかもしれなくとも。いちばん好きだったのは「わたしのおばあちゃん」私もきっとそうやっておじいちゃんやおばあちゃんから助けてもらってるんだ、今までも。
0255文字
きむち
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★2
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里子
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自分が、短編小説とエッセイに全く向いていないから、もう、そのジャンルを読むのはやめよう、辞めよう、と、分かっているのに読んでしまい、つまらなかった。表紙の雰囲気と中身は違いますね。短編小説に、で?だから?何が言いたいの?を求めちゃいけないですね。であれば、チェコの話の、旅先での諍い、あれ系、リアルにありますね。春子のも分かります。が、ちゃっきりちゃっきり、で、アン・ウィルソンはやめてくれー。叫び。全体的に、イヤ〜な感じですね
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別人里子
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自分が、短編小説とエッセイに全く向いていないから、もう、そのジャンルを読むのはやめよう、辞めよう、と、分かっているのに読んでしまい、つまらなかった。表紙の雰囲気と中身は違いますね。短編小説に、で?だから?何が言いたいの?を求めちゃいけないですね。であれば、チェコの話の、旅先での諍い、あれ系、リアルにありますね。春子のも分かります。が、ちゃっきりちゃっきり、で、アン・ウィルソンはやめてくれー。叫び。全体的に、イヤ〜な感じですね
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みぷ
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なんだかどのお話も、すごく重いではなく、 ほのかに重い感じの読後感。おばあちゃんのお話でほっとした。
0255文字
ともっちママ
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★★☆☆☆ ありそうな、なさそうな。わかったような、わからないような。どこにでもいそうで、どこにもいないだろう人たちのお話。「ブルーハワイ」だれとも争わずに、静かに生きていきたいと願う優子。けっきょくハワイにも行けず。「辰年」仁義を大切にする家族。めんどうくさいけどありがちかも。「聖ミクラーシュの日」海外旅行先で友達と喧嘩って最悪な状況。一人でレストランってすごい勇気だ。誰もが自分は普通だと思ってるけど、だれもが普通じゃないんだよな、と思わせる主人公たち。共感できないお話ばかりだったかな。
0255文字
桐葉
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この作家特有?のわかるようでわからない話。でも引き付けられる。
0255文字
miho
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女性同士の付き合いのモヤモヤに押しつぶされそうになりながらも、何処か滑稽で、日常でありながら非日常の混じる展開になんとか息を詰まらせず読んでしまえる。最後のおばあちゃんの話がとても好き。
0255文字
あすか
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ちょっと生きるのが不器用な女性たちの短編集。ちょっと鬱々した空気が流れます。何か深いような気もするけど、私にはあまり刺さりませんでした・・・。
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あんこ
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どこにでもいそうな人たちが出てくる短編集。相手にモヤモヤしても、どうせ相手を言い負かすことはできないからと我慢して、誤解を大きくしてしまう表題作の主人公、しっかりしなさいよと言いたいけど気持ちもわかる。「わかれ道」と「わたしのおばあちゃん」は不思議な話。
0255文字
satobo
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6編からなる短編集。明るい水色にビキニの装丁とは裏腹に、お話は雲行きのあやしい悶々としたものだったが。言いたいのにはっきりものが言えず誤解されたり、最後の最後で裏切られたり、自分の思うようにいかず、駄々をこねてみたり、遠い存在に憧れて自分を見失ったりと、それぞれ自分を変えたくて海の中を踠いているように感じた。しかし、主人公達は上手くいかない原因がスッと胸に落ち納得できたように思う。最後に彼らは新しい自分になって泳いでいた。読後は、背中を押されたような前向きな気持ちになれた。
0255文字
オラフシンドローム
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★★★★☆ 表題作は、ハワイではなくかき氷のことだったの⁉︎と思ったら、地元商店の福引当選だった…。などなど短編集。 そこはかとない薄気味悪さと、人情とが絶妙なバランスで配された作品たち。 結構好みかも。 旅行に行きた過ぎて手にした本作でしたが、他の作品も読んでみたくなりました。
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春風ルンルン
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やっぱりちょっと不可思議なストーリー。 嫌いでもないけど、好きという程でも。 自分が年のせいかなぁ。
0255文字
Mai
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つまらなかった…笑 大人の汚れた世界て感じの本
0255文字
のび太郎
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何か、読んだ記憶がある。時々不可思議な話が出てくる短編集。 最後の「私のおばあちゃん」の結末がよくわからんけど、いつもいつも側にいて自分を救ってくれるおばあちゃん。おばあちゃんってそういう存在かもしれない。
0255文字
たぬ
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☆4 青山氏12冊目、6編収録。どれも自分の身にも起こるかもしれない、もしかしたら似たようなことがすでに起こっているのかもしれないと思わせる日常譚だった。「山の上の春子」を筆頭にどのキャラも強烈だったな。ラスト「わたしのおばあちゃん」のおばあちゃん、格好いいです。
0255文字
雛
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安定の青山七恵。どれも短編として優れている。「わたしのおばあちゃん」も「わかれ道」も、こんなことありそうだな、という不安感を呼び起こしていて成功している。
0255文字
千頼
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現実の中の非日常。その時間をどんな風に大切にするのかによって人生の深みは変わってくる気がする。旅先での景色。暮らしているなかでの出会い。見落としていた色々なことへの愛おしさ。忘れずにいよう。[図書館本]
0255文字
なつのふね
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ネタバレ誰かが「今年のベストの本」と紹介していたので読んでみた。どちらかといえば 内気な女性が割りと小さい世界で暮らしていて 主に人間関係に一喜一憂しているという内容の短編ばかりだった。共感できる部分は多いけれど 結末がとても日常的なことに落ち着いてしまい、サクサク楽に読めるが 印象に残らなかった。最後の「わたしのおばあちゃん」結局おばあちゃんがいつ死んだかよくわからず、語り手の妄想が途中から入って来た様子で 構成が失敗か?と思われる。ほかの短編が読みやすかったので異色に感じられた。
0255文字
Koichiro Minematsu
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初読み作家さん。図書館本。これは、タイトルオンリーで借りてみました。ハワイが好きなので(笑)何だろうそれにしても痛い、痛すぎる。女性として生きる中で感じる痛らしさ。「そこがちょっとね」的な。でも、きっとそこの先に幸せがありそう。いや、きっとあると信じたい。
0255文字
asa
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図書館本。装幀・佐々木暁。「わかれ道」と「わたしのおばあちゃん」不思議なお話だった。
0255文字
ブルーツ・リー
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青山七恵という小説家は、どちらかと言うと、物語にメッセージを込めるよりも、ストーリーを面白く読ませるかに重点を置く小説家なのだろうか? 個人的には、筋も大事だとは思うけれど、小説に込められている思想に重きを置く人間なので、もうちょっと思想的に深い所を見せてくれるといいかな、とは思いました。 ただこの作品に関しては短編集という事もあるし、青山七恵という作家自身が、若いです。 これから歳を重ねて、どんな思想を作品に載せて来てくれるのか、楽しみにしています。
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