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銀花 風の市兵衛 弐 (祥伝社文庫)

感想・レビュー
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ko-sight
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前々作からの三部作。信夫平八・小弥太・織江親子と知り合った市兵衛。導かれるように北最上藩へ向かい問題を解決する。本文の中では「縁」という言葉が使われていたが、正しい者のところに繋がりがあるのだと思った。
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わたしは元気
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毎回、思うのですが、血なまぐさい戦いのシーンがあるのに、なぜか爽やかな終わりです。
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紫綺
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ネタバレシリーズ23巻目。北最上藩御家騒動三部作完結!市兵衛自身も北最上まで赴くなど、困難を極めた。ラスボス筧にも苦戦、止めを刺さなかったので再登場するのか?
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暴れん坊将軍
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「唐木市兵衛と暮らした幼き兄妹小弥太と織江の親戚にあたる金木脩が酔漢に襲われ重傷を負った。柳井宗秀の治療で一命をとりとめたものの、酔漢は実は金木の故郷北最上藩の刺客であることが発覚する。急遽、北最上に奔る市兵衛。そこでは改革派を名乗る一派による粛正の嵐が吹き荒れていた──領民を顧みず私欲を貪る邪剣集団が、市兵衛暗殺に牙を剝く!」
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のんぽれ堂
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ネタバレ前々作、前作ともあまり起伏がなく、見せ場の風の剣も最後に一人倒すだけで物足りなく思っていたが、本作を読み終えてみれば、前2作は本作の序章だったことが分かる。前2作を前フリとして本作は、全開バリバリで物語が展開する。話の発端である信夫平八の駆け落ちを引き起こした北最上の武家同士の争いの背景と由来が語られ、さらには武家の争いに止まらず、藩主も加担した藩全体をゆるがす儲け主義に発展した。最後は、平八の亡き妻の父親と義姉も果敢に戦う大立ち回りとなり、久々に市兵衛の風の剣が存分に働いた。市兵衛が倒した人数7人。
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coldsurgeon
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時代小説はただ読み楽しむものではなく、現代社会になにかを伝えんがための舞台を提供するエンターテインメント。算盤侍とも呼ばれる浪人唐木市兵衛は、「風のように戦えば、斬られ馳せぬし負けはせぬ」剣の心得をもち、世間を生きていく。今回は、以前に縁を得た東北小藩の騒動に巻き込まれる。良いところだけをとり、悪いところは切り捨てるという政を企む輩が、世間を乱すのだ。目に見えて役に立つものの陰には、目に見えずとも役に立ち助けになる力が集まっているのだ。無用の用ともいうべき理だろう。市兵衛は凛々しい。
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IchIbeI
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ネタバレ市兵衛の動きが大きくなりすぎていないか。これも時代劇にもネオリベラリズムの流れで江戸から外に出ていかないといけないのかな。江戸検定者としては、江戸をディープに探る市兵衛が好きだ。弍からはトラベラーになっていくのか?少し心配でもあり、旅する市兵衛も楽しみでもある。
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のびすけ
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前々作・前作に続き、信夫平八から繋がる物語。金木脩が襲撃されたその裏側に隠された陰謀を探るべく、市兵衛さんは北最上へ。そこで入会地をめぐる中原一門と宝蔵一門の対立に巻き込まれる。雪の中の大立回りは壮絶でした。平八の忘れ形見の小弥太、織江との再会は嬉しかった。北最上藩の内紛はこれで一段落かな?またいつか、成長した小弥太と織江に会えるといいな。
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黒柴アーモンド 豆もん部長
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三巻に渡った《最上藩 平八親子編》の完結。なかなか凄まじい展開だった。喜楽亭が閉まったのが残念だったな。
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Mikey
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面白かったが、やっぱり展開が遅い気がする。面白いので先に先に読みたくなるからかも。史乃と市兵衛のロマンスを期待したのに何もなかったのは残念。次かなぁ。期待しよ。
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makkinn
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最上の中原家の長老たちと市兵衛が江戸行きの話をする場面と史乃と市兵衛が話す場面で涙が出そうになった。自らを無用の者であり、世の中はその無用のもので支えられていると涼しげにいう市兵衛。そういうところが市兵衛を読みたくなる所以だなあと思う。自分もおびただだしい無用のものの一人であると分かっているからこそ市兵衛の活躍に胸が躍るんだなあ。
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miki
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私は無用の者。しかしながら、夥しい無用によって用は支えられていると思えてならない。剣術にも、学問にも・・・喜びや苦難や、わが叫びやため息にすら、わたしにはわけがある。そして、用がある・・・ わたしはそれらに真っすぐ向かうのみ・・・ 最後に、唐木市兵衛の生き方の芯を垣間見ることができた。 郷愁を誘う最上川の情景と、市兵衛の真っすぐさが、清清しい気持ちにさせてくれた。
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はにこ
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織江達の叔父である金木脩が暗殺されそうになり、市兵衛に助けられる。市兵衛は北最上藩の内紛に首を突っ込まなくてはならなくなる。市兵衛はお人好しすぎる気もするなぁ。藩のイザコザものはなかなか内容が複雑だなぁ。とりあえず北最上藩のは決着がついたけど、筧が復讐してきそう。
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りつか
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ネタバレ今回の一番の立ち回りシーン、史乃さんが容赦なくて震え上がってしまった。このシリーズに出てくる武家の女性、特に市兵衛と直接関わる人たちは割と強い人が多いような?
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蕭白
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前作の続きのようなお話でした。北の地にても市兵衛さん、大活躍でした。
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ももんが
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金木脩が浪人達に襲われる場面から始まり、北最上藩の燻りがいよいよ動き出す。藩の経営を我がものにと企む宝蔵一門と、欲得に目が眩む藩主。市兵衛さんの剣技は相変わらず鋭い。藩主へのお咎めがやや軽いかな?と思いましたが、せめて小弥太と織江が心穏やかに暮らせるといいです。
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ともちゃん
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北最上藩の騒動も方がついたのですね。しかし、筧源之助は・・史乃は・・・話が続くのか。
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ガットウ
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★★★3.6点。シリーズ第23弾。若干テンポの悪さを感じましたが、チャンバラシーンは流石の斬れ味。
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yasu7777
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★★★★★
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moo
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史乃さん?にやにや。
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だねふし
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ネタバレ第二部に入ってから、北最上藩絡みの話が続いていたが、やっと収束か?金木家に引き取られた小弥太と織江にまだまだ未練がありそうな市兵衛、今後も金木家との交流があるとよいのだが。大名家の話になると、死人も増え、話も小難しくなるので、従来の商家や武家の渡用人の話に戻って欲しい、と思うのは私だけ?
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seiji_yaho
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6/10
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はかり
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次は吉野へ帰るのかと思っていたが、まだ北最上藩の騒動は終わっていなかった。中原一門と宝蔵一門の確執がいよいよ最終局面を迎え、宝蔵一門が領主の石神井隆道を巻き込んで中原一門を放逐する動きに出た。市兵衛は中原一門の助成に北最上まで走り、結局、宝蔵一門は粛清されることになる。史乃という女がこれからどう絡んでくるのか気になる。
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Miyaz
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★★★★☆。この巻を読んで第二シリーズになってからの三冊が1つの大きな物語になっていた事がわかった。北最上藩の神室の森にまつわる諍いが底流に流れていた。それぞれの当事者の想いとは違う、運命に弄ばれ、江戸で市兵衛との関わり合いが出来た。 しかしながら、藩主の浅慮がおおもとにあるのに藩主になんのお咎めもないのはしっくりこない。三巻にもわたる長編を描く作者の構想は素晴らしいと思う。 しかし第二シリーズになってからの市兵衛の今までと打って変わったアクティブさに驚く。また、今回も鬼渋が登場しないのが残念でならない。
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藤枝梅安
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ネタバレ北最上藩の内紛は波紋を広げていた。市兵衛が斃した信夫平八の亡き妻の弟・金木脩が瀕死の重傷を負う。市兵衛は単身、北最上の金木家に向かう。宝蔵一門と中原一門の勢力争いが激化、宝蔵の独断により江戸にいる藩主をそそのかし、藩政改革という名の豪商たちとの取引を開始した。市兵衛は江戸に向かう金木了之助に同行し、待ち伏せる宝蔵竜左衛門が雇った刺客たちを斃し、了之助を江戸まで送り届け、中原一門が宝蔵一門を押さえて藩政を担うことになる。一連の市兵衛の動きはそれを助けたのだった。金木家に同居している史乃の熱い視線の行く末は?
藤枝梅安

ラスカルさん、コメント&登録、ありがとうございます。共読本のご感想は少しずつ拝読させていただきます。

09/24 21:08
ラスカル

私も、あまり時間がとれないので失礼してしまうことがあるかと思いますので、気になさらなでくださいね。

09/25 09:19
3件のコメントを全て見る
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ひさか
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2018年8月祥伝社文庫刊。書下ろし。シリーズ23作目。市兵衛が養っていた子供達絡みのお話。うまく収めて、次回が楽しみに。
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kazukitti
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前巻で片が着いたと思ってたのに、子供が爺婆に引き取られたらソコに更にお家騒動再燃みたいな感じで、市兵衛がわざわざ地元まで足を運んでの解決編て感じなのかな。いつも通り、クズとカスばっかの敵なのはともかくw 祖父母や叔父や家族がいいひとだから安心じゃないのはコレで明白って感じの時代観てのは、このシリーズでずっと一貫してて、市兵衛いなくても本当に大丈夫の下地が出来ないと、真のエピソード完結はないのかなーとか思ったw しかしお主は本当にフラグクッシャーだなというおまけwww
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Totchang
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ネタバレ「三人が斬りかかった途端、それはもう終わっていた」さすが市兵衛。こうでなくちゃ。北最上藩の舞台は山形県新庄市の辺りでしょうか。こんな遠方まで赴くとは本当に大変だったことでしょう。それもわずか4日で。ましてや戻り行程では「五十代なかばをすぎた年ごろ」の金木了之助や女性の史乃が一緒である上に雪まで降っているではありませんか。再放送中の「おしん」を思い出します。領主の石神伊隆道は中原一門を潰すつもりでいたのに、その責が押し込めにもならず隠居で済ませられたからには今後もまだ悶着がありそうな気がします。
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baba
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ネタバレシリーズ23作目。前作「修羅の契り」の続編を思わせる、小弥太と織江が引き取られた金子家の北最上藩の騒動に巻き込まれる市兵衛。市兵衛の清廉さと対比するように強欲な商人や権力を狙う武士と見てみぬふりする藩主の悪辣振り際立つ。兄にも親友にも子が誕生し、私的には淋し気な市兵衛が気になる。用人の仕事ぶりも見たいな、次作に期待。
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うっちゃん
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現時点で発刊しているシリーズ全館読了。新たなヒロインの登場か?次作からからんでくるのかな。。。とりあえず、終了。
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ラスカル
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小弥太と織江が引き取られて行った金木家の北最上藩の政変に巻き込まれる市兵衛。久しぶりに織江たちと再会できて良かった。騒動も収まりめでたしめでたし。最後の史乃の市兵衛への凝視が気になる。彼女は次巻に絡んでくるのかなぁ?
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お華
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★★★★☆ これきりじゃないよね?な登場人物。 いや、これきりもあり得るのかな? なにせ市兵衛さんだし。
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まっちゃん
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北最上藩主の愚かさと市兵衛の静謐さがあまりに対照的です.なんだか市兵衛がどんどん神がかってきているようで,彼に敵対する輩はもう塵としか思えない… シリーズ弐となり市兵衛の御用人としての仕事ぶりを見られないのは残念です.浮いた話もなくこのまま続くのでしょうか.
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豆狸
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金木脩が暗殺されかかるのは身分的に無理があったり、市兵衛さん、仕事はどうした?!と思わなくもなかったけれど、面白かったから良しとする。ただ、市兵衛さんが用人のお仕事をしているところを読みたいのだ。史乃さんといい感じになるのかと思ったけれど、、、あれぇ?
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ジグゾウファン
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ネタバレ織江、小弥太に再会できて嬉しかった。徳川さまの世になる以前よりこの地を開拓し居住してきた土豪にて、戦国の世は徳川氏にお味方して功名をたて、神室の森は徳川家康さま直々に所領安堵のお墨付きをいただいたのです・・・徳川末期になると家康さまの権威も下々には薄れてきている。今回は紅花のお勉強をさせてもらった。紅花は羽州最上と山形産を良とす、殊に古名で最上と呼ばれる村山郡は以前より紅花を多く産する地として最上千駄などと言いならわされていた、そうな。紅花はサフランとは別物だと今回確認できた。
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クイークェグ
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次の本がいつ出るか、年甲斐も無く胸がトキメク!
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jima
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昨年の9月にこのシリーズの1作目を読み始めて5ヶ月で図書館にある23作品を読み尽くした。今月、24作目が発売されるようだ。弐になって3冊目。北最上藩の内容が続いている。面白かった。
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phxsunswin
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2019-25 ☆☆☆
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ベルるるる
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金木家の為に力を尽くす市兵衛。小弥太と織江と短い再会。
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naka
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風の市兵衛シリーズ弐に入り通算23巻目です。本書と22巻目の「修羅の契り」上下巻ともいえるほどの続きのお話でした。現在発刊されている「風の市兵衛シリーズ」最終巻なので読み終わってしまいさみしい思いがします。しかし以下続巻予定となっているので続巻に期待します。
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銀花 風の市兵衛 弐 (祥伝社文庫)評価65感想・レビュー56