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愛なき世界 (単行本)

感想・レビュー
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ケロリン
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あたたかみのあるお話だった
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さとみ
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ネタバレみな光を食べて生きている、ってなんだかいいなあ。
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の〜けん
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表紙がキレイ。 たしかに植物自身には愛は無いかもしれないが、研究する人たちは愛が溢れてる。 料理見習い人の藤丸君が凄くいい味出してる。 松田先生に対する「迎えにいったはずの死者が…」の表現がとてもツボ。しをん作品らしくてとても好き。
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chrysky
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ここまでのめり込める人たち素敵です。羨ましい。松田先生いいなあ。ぼろぼろ涙が出ました。難しい実験のこととか分からなかったけど新しい世界でした。
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ぽ
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★★ 松田先生の過去のエピソードが良かった。
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トラネコさん
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まず表紙に一目惚れ🌱 植物&料理&大学院生と教授達どちらも大好きこれは読まねば。 流石しをんさんお見事でした。
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tetsubun1000mg
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東大大学院理学部生物科というニッチな分野の研究者にスポットを当てて日常を詳しく描いていく。 国語辞典作成を題材にした「舟を編む」よりもっと細かくて気が遠くなるような根気のいる研究なんですね。 洋食屋の見習い料理人藤丸が良い味出していていいスパイスになってます。 タイトルは「愛なき世界」だけど教授や院生の研究自体に対する情熱と愛情はヒシヒシと伝わってくる。 この情熱のある人だけが大学院、博士課程で残っていけるんでしょうね。 研究の世界の厳しさも伝わってきます。 日本も大学、大学院に力を入れて欲しいですね。
seeds

読了済みですね、失礼しました~

04/02 07:28
tetsubun1000mg

「バッタを倒しに...」を読むと研究の過酷さが理解できますよね。

04/02 11:46
3件のコメントを全て見る
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yyky
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研究者の“知りたい”という欲求と情熱と根気には尊敬しかない。結果が出るとは限らないことに没頭し、続けることが出来るのは才能だと思う。藤丸もとてもよかった。「脳の仕組みなんて俺は知らないけど、記憶は勝手に刻み込まれた。たぶん、大切なことだからだ」いい本でした。
hon

努力とか根気って才能ですよねえ。

03/26 10:04
yyky

ですよねぇ。頑張り続けるのって難しいですもん。

03/26 14:56
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MATHILDA&LEON
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植物を研究する女性に恋をした料理人・藤丸。研究と料理は一見全くの別物と思えるが、一つのことを追求して試行錯誤する点など、共通点は多々ある。それを分かりやすく文章化する著者が凄い。また、難しい研究の話が出てくるが、その合間にクスッと笑える書き方もしているのが本書の良さでもある。研究、研鑽に終わりはない。それは勉学でも料理の世界でも、他のことでもそうだ。終わりはないからこそそれに邁進する事ができるし、弛まぬ努力を続けようと思えるのだろう。いい一冊だった。
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ぬる燗
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ネタバレ三浦しをんさんは5作目。今作は19年4月に図書館に予約しやっと順番が回ってきた。 T大理学部生物学って農学部と違って、まさに基礎研究。好きでないとやってられない世界だけど、主人公の本村だけでなくそういった人たちが何やら没頭しているようだ。本村の葉っぱの気孔柄のTシャツも印象的だが、参考文献から三浦しをんさんもシロイヌナズナの四重変異体のことを書くのは大変だっただろう。私は読み飛ばしたが。円服亭の藤丸や松田教授とか研究仲間達との暖かい交流は愛ある世界かな。
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un
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大将やはなちゃん、師岡教授など脇役がいい味出してる。門外漢の藤丸くん視点があるのでわかりやすいけど、実験のすったもんだはあきて飛ばして読んでしまった。
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ryo_u
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劇的に何かが変わるわけではない。しかし日常は続くし研究は続くし修行は続く。恋愛も生活も。時間をかけ少しずつ大きくなっていく愛を、この淡々とあたたかい小説から受け取った。 本村さんは確かに魅力的だし、藤丸はいいやつだし、研究室は楽しそうだ。ノンストレスで楽しめる作品だった。
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カリメロ
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愛はそこにあった、あたたかくて優しい人たちの話でした。
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baku
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厚さ3センチある単行本、読みやすさも有り一気読み。 研究のくだりは真面目に読んでも理解不能のため流し読み。でも作者の取材力の力量、努力には感服。本屋大賞候補になったのも納得。素直で単細胞な藤丸とシロイヌナズナを研究する本村。それをとりまく大将や研究室の面々のサブキャラもいきいきと魅力的。 本の装丁、青井秋さんの装画も内容とマッチし素敵だった。
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うに
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ネタバレタイトルの由来は植物が「無感情」であること。もしくは、恋愛に興味を持たない木村に対する形容と推測。タイトルの由来をメモした通り、タイトル的にはシリアスだがコメディ風味に展開される本編。本村は変人であり、収入が得られないにも関わらず植物の研究に没頭している。植物が好きという理由で藤丸の告白を断るくらい。結末は藤丸と本村がどうなったか分からないまま終わるが、本村は藤丸の気持ちを受け止めることができたのだと思う。いずれ恋愛対象になるかもしれない。少なくとも、本村の経済状況を考慮すると藤丸と結婚する可能性は十分。
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るむ
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小さい生き物なのに、なんとも壮大なお話!植物との向き合い方が変わります。私も「茶色い手」の持ち主なので、温度&湿度管理を見直そうと思いました。さてお話は、専門用語がたくさんで藤丸くん並みに迷子になりましたが、研究者の方々の情熱を知ることができました!画像検索なんかしつつ、楽しかったです。装丁も素敵だし!そして、研究の分野では、女性は大変だなぁと感じます。世の研究者たちを応援したい!
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キー
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感じの悪い人や新鮮な強い悲しみなどが出てこず、優しい物語。だが、植物学の実験の様子の描写は優しくなかった。専門的な分野に打ち込む人たちに気後れせず近寄り関心を寄せる主人公に好感を覚えた。また、松田先生を始めとする研究室の面々がそれぞれ魅力的だったので、本村さん以外をもう少し掘り下げるエピソードがあれば読みたかった。内容とは外れるが装丁が綺麗で見惚れた。
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図書館派
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こんな専門知識満載のお話を書くなんてすごいなぁというのが最初の感想。理解できない難しい研究話もあったけど、登場人物が魅力的で憎めない人ばかりで安心して読めた。円福亭に行ってみたい。
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An
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「風が強く〜」や「神去〜」、「舟を編む」と同様に、徹底的に取材を重ねて描いた作品で、フィクションなのに臨場感に溢れるこの作風は、どこか原田マハさんに通ずるものがありますね。植物学にのめり込む若き研究者たち、本村と円服亭の藤丸の実らぬ恋、恋愛要素とパロディが程よくスパイスを効かせていて読みやすい。東京大学が舞台になっていることに読んでいて気後れしたのか、実験観察に出てくる手順や器材になじめなくて、専門性の高すぎるなぁと思ったけれど、トータルでは程よく楽しんで読むことができた。
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ベル♪
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2019年に読んでたんだな。二回目でも、とてもおもしろかった。実験の説明は、知識のない私には飛ばし気味で処理してしまったけど…
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南雲秋人
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半分までは読みました。しかも1回読むのを止めて、気を取り直して、再度読むチャレンジはしました。 けれど、半分で断念でした。 植物学者の卵の話なのですかね?料理人の話であればとても面白かったのにというのが、正直な感想です。 植物の研究内容を丹念に取材したのは、よくわかりました。ただ、それを伝えたところで、読者は植物の研究などには興味がないのです。 なぜ、もっと端折って、物語を進めないのかよくわかりませんでした。 文章がうまいだけに、残念でした。
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fumin
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※文庫版読了。感想のために単行本で登録します。 愛なき植物に魅せられ研究に励む大学院生本村と、そんな本村に魅せられ愛を伝える藤丸くんをはじめとして、とにかく誰もがタイトルとは異なり何かへの・誰かへの愛を持って物語が進んでゆくあまりある愛の世界。情感豊かで読んでいると大好きになってしまうキャラクターは三浦しをん大先生ならでは。専門分野の描写がどうしても間延びするが、だからこそ本村の情熱が伝わるのだとも思う。今をときめく直木賞(おめでとうございます!)の伊与原新さんの解説がとてもよかったので文庫版がおすすめ。
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くさはら
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「舟を編む」の植物verで「種を蒔く」みたいだなと思いながら楽しく読み終えた。 「愛なき世界」に純粋にひたすら真っ直ぐに向き合う登場人物たち。しをんさん作品の中でベスト3に入るお気に入りになりました。
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もも
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藤丸くん、がんばれ
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tess
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AHOとAHHOがページをめくると、アホとアッホーになっていたのには大笑い。大発見は失敗から生まれることが多いというのは間違いない。
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Y.N
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ネタバレ円服亭の料理人藤丸とシロイヌナズナの細胞を研究している院生本村の話。料理も植物の研究も通ずるところがある?何かひとつの物事に熱中する素晴らしさ。愛のない植物だが光を感じるふたり。 辞書の編集者や書道家など過去にも少しマニアックで絶妙なところをついてくる三浦しをん。今回も目の付け所が絶妙。
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ユメ
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再読。植物に恋する女の子・本村に恋をしたことによって、藤丸の世界が輝いてゆく様がとても美しい。研究者と素人という立場の違いはあれど、二人は植物の不思議を通して心を通わせてゆく。美しいものを追い求めることによって、誰かと心を繋ぐことができるというのは、人間として生きていくうえでの希望だ。何かを愛するということは、その対象が何であれ、光に向かって歩んでゆくことなのだと思わせてくれる物語。
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幸
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研究者も大変なんだな。専門的過ぎて頭に入ってこない部分もあったが、それはそれで面白かった。松田教授の押しかけ女房になって、陰で支えてあげたい!
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DAVE
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ネタバレ愛なき世界というタイトルながら、色々な形の「愛」にあふれた作品だった。植物への偏愛を貫く院生の本村さんと、そんな彼女に思いがけなく恋をしてしまう近所の洋食屋の店員藤丸くんの物語。告白して早々に玉砕しても、持ち前の明るさでT大理学部のメンバーとも打ち解けていく藤丸くん。その影響が研究で視野の狭くなった本村さんに変化を与え、屈託なく口にした一言が、彼女の窮地を救う。やはり分野は違えど一つの道を究める人はすごい!藤丸くんの恋は植物への愛の前に破れても、本村さんの心の一角は確実にもぎ取ったと思っている。
猫はアンモナイト

DAVEさん、おひさしぶりです。愛がないのに愛がある・・面白そうな作品ですね😊

12/18 18:46
DAVE

猫はアンモナイトさん、コメント有り難うございます。本当にお久しぶりですね。ここしばらく読書の海に没入していました。またぼちぼち覗きに来ますね。人が人に抱く愛だけではなく、研究者の方々の推しの植物に対する偏愛ぶりも見られてなかなか面白い作品ですよ。

12/18 23:27
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みのにゃー
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タイトルの「愛なき世界」とは。愛がなくとも遺伝子にプログラムされた通りに生存している植物に魅せられた研究室の面々。T大近所の食堂の押しかけ料理人の藤丸と研究室の院生本村を中心に、淡々と進むストーリー。『動物のお医者さん』を思い出す。何が役に立つかわからないまま疑問を追求する研究者と、一心に味を追求する料理人。概ね平和。ほっこり系。藤丸は、もう一回くらい告白しちゃうんでは。
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ns
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ネタバレT大大学院の松田研究室の人達と円服亭の人達、その他のちょっと出てくる人達、みんな素敵な人ばかり。院の研究ってどんな事やってるのか、博士号取得のための課程、植物の研究の地道な作業や遺伝子の事も知らない事ばかりで興味深かった。人知れず日々将来何かの役に立つかも知れない研究を熱心に取り組んでる方々には尊敬の思い。円服亭も良い店だなぁ。藤丸くんと本村さん、この先良い方向に行くといいな。2回も振って、藤丸くんに新しい彼女ができたら耐えられるの⁉︎って余計なお世話な感情がむくむくと。久しぶりに本を一気に読んだ。
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朧
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ネタバレ植物への愛のめり込む変人たちという帯に間違いはなかったが、タイトルとは異なり様々な「愛」に満ちた世界だった。 研究内容や論文発表などの大変さ、一言で研究と言っても様々な方面からのアピールや研究内容がたるのだなと、博士課程について知ることが出来て面白かった。 この方の作品を読むのは2作目だが、キャラや言葉選びがとにかく綺麗だと感じ、安心して読む事が出来た。優しさに溢れていて心穏やかになれる。
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ゆり坊
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T大大学院で植物学の研究に勤しむ人達。頭脳明晰でとっつきにくいイメージだけど、松田研究室のメンバーや諸岡先生みんな、人間味があって植物愛に溢れる素敵なキャラクター。 藤丸も料理が大好きで素直ないい奴。ただ、良い奴止まりになりやすいタイプかも。 気になる事をとことん追究するのも一つの才能で、心底羨ましいなと思った。ストイックで真面目でひたすら純粋。本村さんが四重変異体らしきものを発見した時の心情の描写が、オタクっぽいというか変態チックというか、三浦しをんさんっぽさが出ていて好きだな。
0255文字
Constellation
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私達は光を食べている
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キミタン
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植物愛にのめり込む変人たち、へー博士課程ってこんな感じなんだ実験に次ぐ実験、英語での論文発表‥大変だなぁ。 LGBTQのQ+かな? 他者に恋愛感情や性的に興味関心を抱かない研究者の本村紗英と洋食屋見習いの藤丸陽太を中心に、ものすごく細かく植物学研究ゼミの内容が描かれる(ついて行けないくらいに)。 本気で読み込むとかなり疲れる447ページでした。
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あやめ
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理系で生物科学で博士課程でと難しそうな分野なのに分かりやすい描写と基礎研究ということも手伝ってか植物実験部分も思いのほか読みやすく、キャラ立ちもはっきりしていてすいすい読み進んだ。 藤丸くんの変態性はたまにしか出てこない割に生理的に無理すぎてちょっと閉口。そこ以外はめちゃくちゃいい人なのになぁ。 タイトルからの印象とは違い随所に愛と優しさが溢れる温かい読後だった。
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白石
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生殖に興味のない女性が登場するが、多様性の中の一つの感性だと思う。 私も生殖に興味が無い。 愛する対象も、多様性に満ちている。 良い時代になったな、と思う。 固定された価値観で、押さえつける時代は終わったのだ。 裏テーマではないかと思う。
0255文字
makko
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ネタバレ表題「愛なき世界」なので、男女のどろどろを期待してしまった。内容は生物系大学院での研究生活の実態。くらくらした。
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ケロたん
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仕事がら植物に囲まれています。植物が好きでも花粉症はたまりません。
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kanegorou
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⭐️⭐️⭐️
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