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[新版]幽霊刑事 (幻冬舎文庫)

感想・レビュー
93

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Dolci
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ネタバレ“泣けるミステリ”を探しているが、なかなか良いものに出会えない。本作はネット情報を頼って手に取ったが…軸となる幽霊刑事と婚約者の関係性の描き方が浅く感じられ、結果としての別れの場面も感情移入が出来ずに涙するには至らなかった。密室のトリックも納得感が乏しく、被害者、犯人の動機や言動も今一つ腑に落ちない(選書の理由が上記の如くなので、ロジックの出来はあまり問わないが)。演劇脚本のノベライズのようだが、舞台で見ると印象は違うのかも知れない。原作小説の実写映画化同様にメディアの変換は難しい。
0255文字
読書と紅茶🥰
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有栖川さんというと火村&有栖のイメージが強いけど、こういったコミカルで人間臭くて、侘しくて切ない泣ける刑事警察モノを書いてらしたんだなあ〜って新鮮でした🥰でも有栖川さんなのでしっかり密室要素はあり、トリックにうまくテーマでもある◯◯を絡めてるのがさすがだなあと。最期は言葉が届いたのかな😭
0255文字
なごみ
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微笑みながら消える時、その後がこのページなのかな、 本当の幽霊刑事は、生きていく彼だったのかも・・・
0255文字
宝塚オタクの図書館員
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宝塚月組で珠城りょうさん主演で舞台化された小説。殺された警官が幽霊として現世に蘇り、唯一彼の姿を見ることができる霊感持ちの刑事と一緒に事件の真相を暴くという面白い設定だ。事件を追うのが被害者本人なので犯人は最初からわかっている。しかも人に知られることなく見張れるのだから、事件解決は簡単そうに思えたが、意外と真相まで遠かった。ミステリーだけでなく、人間ドラマとしても面白く、続編も読みたくなる。
0255文字
s - bill
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ネタバレタイトルにしても,最初の方の展開にしても,ちょっと軽妙すぎて,イマイチの作品かなと思いきや,すべてはラストに向けての序章。ミステリー好きにも,恋愛ドラマ好きにも受け入れられる作品ではないでしょうか。須磨子と「すまん」は僕もずっと拘っていたのですが,実際は関係なかった!そんな単純なトリックじゃないですね(笑)。最後,神﨑の声は聞こえてないのに,「いつまでも,忘れない」と,会話が噛み合うところが何とも,良かったです。最後の空白ページも…。良い作品に出会えました。「幻の娘」も,早川君の道が決まって良かったです。
0255文字
tsuki2b
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ネタバレ殺害されて幽霊になってしまった刑事の話と、その後日談の掌編。かなり厚い。幽霊ネタのためか戯画的なところもあるけれど、しっかりと伏線が張っていて本格の味わい。犯人の意外性は少ない。恋愛が融合したというほどではないけど、ラストは切ない。
0255文字
ヨーコ・オクダ
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直属の上司に射殺された刑事が幽霊になって事件の真相を探る。通常やと、幽霊の設定で冷めてしまうワタクシなんやけど、意外と大丈夫で。彼には現実世界の様子が見えるだけで、何の手出しもできない設定。孤独やら無力感に気落ちする彼に、途中から救いの手が。祖母がイタコやったという後輩刑事。この後輩とは唯一会話ができる。2人で協力しながらの捜査。自分の事件、少し前に生安の課員が殺害された事件、そして、自分を射殺した上司まで亡き者になった件…。それぞれの事件のベースとなる、警察の闇とは!?歳のせいか、ラストで泣かされたー。
ヨーコ・オクダ

霊媒体質?の後輩くんの後日談(短編)付き。

02/27 06:43
0255文字
花嵐
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★★★☆☆ 表題作の「幽霊刑事」と後日談になる短編「幻の娘」の二作が収録されている。「幽霊刑事」の方は結構長いので途中でダレるんじゃないかと読んでいる時は思ったが、次々に新展開が起こるので最後まで全然飽きることなく読み終えれた。主人公が殺された時の状況からして「こういう理由だろうなぁ」と思っていたのは当たっていたが、テープの時のことは全く気付けなかった。ちゃんと全てに理由が付いていたんだなぁ。最後の方は駆け足気味だなぁとは思ったものの、余韻が美しく綺麗にまとまっていた。
0255文字
tamy
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【作品内容とあまり関係ない感想💦】幽霊専門の刑事なのか幽霊みたいな存在感のない刑事のことか、いや幽霊が刑事なのか。唆られる題名である。ただ、自分は濱地さんシリーズを既読なので、まさか彼のエピソードゼロかも?などと。いつもの通り、あとがきを見ずに読み始めると、どうも勝手が違う。あまりにもロマンチックなのだ。まるで、ハリソン・フォードのラブシーンのようなのだ。観ているもとい読んでいる自分の方が照れてドギマギする。そして、ラストで泣いてしもた。もう一つの短編は既読。あとがきで、なるほど腑に落ちた。
さっちゃん

おっと!文庫は短編付きなんですね。これは見逃してました💦 ありがとう💕探してきまーす!

01/18 08:47
tamy

あざっす❣️

01/18 18:33
0255文字
Kom
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密室のトリックは正直どうかとは思ったが、ラストの余韻で取り返した感じ。
0255文字
キチ読むさん
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冗長な感じ。もっと短くできたんじゃないかなぁ、と。
0255文字
隠者
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最初読んで何となくこれって、と思ったらそのまんまで拍子抜け。一応、犯人は違ったし細かなところはからっきしではあったけど。それでも最後までそれなりに楽しく読めた。どうでもいいけど死んだ恨みがというほどの執着は感じなかったし未練がという部分も何だかんだで解消されちゃったしで幽霊になるほどだったのかな?という疑問が。突飛な設定にしないで普通の刑事事件でよかったんじゃないかな。
0255文字
天使と悪魔
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何とも切ない幽霊刑事!
0255文字
もじじ
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当初はなかなか物語の設定に入っていけなかったものの、相棒と再会?してから、次から次へと事件は起きるし、みんな怪しいし、でサクサクと面白く読めた。 そしてラストは切なくって泣いてしまった。その後の空白ページが続く演出も良かったと思う。
0255文字
ふわちゃまる
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ネタバレ殺人事件ながら涙あり、笑いありのストーリーで長文を気にせず読んでしまった。幽霊の刑事が捜査会議に参加し、立てこもり事件に遭遇し、最中に自分を殺した犯人も追い詰めてと展開が面白い。彼をサポートする同僚の早川刑事が最高のキャラで二人のテンポのいいやり取りも楽しさに拍車をかけた。 最後は涙、涙、涙。早川、よくやったぞ!
0255文字
イツ
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上司に射殺された刑事の幽霊と霊媒体質の後輩コンビの異色作。殺された本人が証言しているので実行犯は判明しているが、指示した黒幕が誰かというのが謎となる。オカルト寄りな能力は使うが、誰が黒幕かについての手がかりは本格推理小説なのでご安心を。後輩刑事は幽霊である主人公の言動に対して頻繁に反応してしまうため苦労が偲ばれる。傍目から見ると奇人変人の類なのだが、目に見えるもののリアクションを我慢するのは難しいだろうなと思う。また、最後の数頁にわたる余韻はとても切ない。しかし、作者の考えが如実に現れている気もする。
0255文字
七香
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ネタバレちゃんと怪しい動きをしている人に理由があるところはすき 都合よく好きな人に奇跡が起こらないところも、なかなか信じてもらえないところもすき
0255文字
鹿乃子
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新装版を読了。最初は荒唐無稽だなあと思ったけど、後半はちゃんとミステリーになってた。ラストは余韻があって意外だったけど良かった。短編の「幻の娘」は他の本で既読。前回はサラッと読み流した感じだったけど、本編の後に読むと、繋がりが感じられて良かったです。
0255文字
ともとも
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上司に射殺された刑事の神崎が幽霊となり、霊媒体質の後輩・早川と共に真相解明に挑むファンタジックなミステリ。家族や恋人にさえ存在を認めてもらえない神崎の切なさに読んでるこちらまで胸が苦しくなったので、早川の存在に心から救われた。2人の軽妙なやり取りにクスリと笑える場面も多いが、なかなか進まない捜査と、フラフラして肝心な時にいない神崎にはイライラ。私は完全にスルーしてしまったが、しっかり伏線が張られていたことが分かる謎解き部分は、なるほど…と納得。そして余韻が残るラスト数ページが秀逸。『幻の娘』も良かった。
0255文字
藤宮はな
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ネタバレ奇想的な展開で良かった。電話がトリックとは思わなかったな。それも幽霊が語り手である所から、早川にしか声が聞こえないのを逆手に取った特技による犯罪が炸裂。途中頓珍漢な推理をお互いが披露しながら、徐々に皆で追い詰めて行くかと思いきや、最後にハラハラする展開もあって、刑事ものだなぁって印象も強い。でも良くこれで犯人に迫れたもんだ。しかもあっさり認めて警察全員殺そうとするし。
0255文字
ちょこまーぶる
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物凄く面白かった一冊でした。自分が殺された真相を幽霊になってしまった本人が解明していくという内容、元部下だった霊媒師の血を引く若い刑事とのコンビの迷推理の数々を読み進めながら何度クスッとしたことか。そして、彼女との心の繋がりの確認場面の熱さな等でページを捲ることが楽しかったです。で、しっかりとミステリーとして読者を楽しませてくれました。それから、何度も電車を乗り過ごしそうになった一冊でもありました。何冊かこの作家さんの本は読んでいるんですが、どの本も面白かったので、もう少し積読本に追加しようと思います。
0255文字
凛子
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ネタバレ★★★ 幽霊が出てきて死ぬ前の同僚刑事と一緒に事件を解決すると言うストーリーは破天荒でアイディアだと思ったけど、個人的な感想としてはちょっとダラダラした感じ…と思いました。 ただ最後の「幻の娘」が哀愁をそそるような何とも言えない切ない気持ちになるのは「幽霊刑事」あってこそだよなーと思う。
0255文字
はちみつ
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ネタバレ本の厚さを感じさせないくらいの面白さ。 思わず夜更かしして読了… 神崎の須磨子を想い続ける姿はかっこいい。 最後に2人が通じあってくれて良かった。 そして、神崎が消えてしまった後の空白のページ、感動が後をひいて、ジーンとくる。 犯人の下劣さに嫌悪感がすごい。
0255文字
とりこ
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タイトル通り主人公が死んだところから始まる。なぜ殺され黒幕は一体誰なのか?でも誰にも姿がみえない。同僚の早川にはみえる。二人で事件を解決していく。幽霊なのにバスに乗ったリ空を飛んだりもする。他の幽霊に出くわすこともある。事件を解決していく以外にも幽霊であるということがなかなか面白かった。最後は感動した(;_;)
0255文字
ネズミ
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★★★★★
0255文字
はくもくれん
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ネタバレ宝塚月組で上演された「幽霊刑事」を思い出しながら読んだ。結婚間近の神崎刑事が上司の経堂に殺される。理不尽な殺害と婚約者の同僚須磨子への思いから成仏できない神崎。そんな彼を「見ることのできる」霊媒体質の後輩早川刑事とタッグを組み、署内の事件を解決していく。神崎は死後壁や窓をすり抜けたり空を飛んだりする能力は得たけれど、リアルに行動できず、須磨子と直接会話できないもどかしさ、台詞のおかしみなどでスルスル読めた。キャストはもちろん宝塚で。皆さんハマり役で、脚本、音楽もとても良かったな、とあらためて思った。
0255文字
ひな子
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ネタバレなんとなく気になって借りてきました。厚みに怯みましたが、読み始めたら面白くてするする読んでしまいました。殺された人が犯人を目撃しているので、どうやって追い詰めるのかと思いきや、犯人も殺されて…という、先が気になる展開が続く。何となく怪しいと思ってた人が真犯人でしたが、最後消えてしまうところは切ない。その後白紙になるページがまた、成仏しちゃったー!と思ってしんみりしました。このまま続編があるかと思いきや、別シリーズがあるらしいので、そちらも読んでみようかな?
0255文字
蟻
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ネタバレ読了。600ページという長編にも関わらず、ダレる事なく最後まで読む事が出来た。上司に射殺され一ヶ月後…幽霊と成り誰にも触れられない、干渉出来ないという状況から唯一自分を認識し会話をする事が出来る後輩刑事との出会い。幽霊というオカルトな要素を使ってはいるが、謎解きは論理的だ。真犯人が洩らした唯一の失言…全然気付かなかった。
0255文字
猫太郎
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ネタバレ上司に殺された神崎達也が幽霊となり事件の真相に迫る話。相棒は霊媒体質の早川篤。唯一幽霊となった神崎の声が聞こえる警察の同僚。神崎には殺されたときの記憶があり、犯人は分かっている。が、その証明が難しい。「幽霊が犯人を教えてくれました」という言葉を素直に信じてくれる人は中々いないし。更には神崎を殺した犯人が死体で発見される。誰もが怪しく見えてくる中、神崎たちは黒幕へと辿り着く。最愛の婚約者との二度目の別れは残された須磨子の方が辛いようにも感じる。亡くなった人の声を一度だけでも聞けた方が幸せ…かな。切ない。
0255文字
おふねやぎっちらこ
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有栖川有栖版の「ゴースト/ニューヨークの幻」ですね。
0255文字
オオサンショウウオ
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殺されて幽霊になった刑事とその幽霊が見える刑事がタッグを組んで連続殺人の解決に東奔西走する話で、今までにない設定で面白かった。時々ユーモアが織り交ぜられていて読みやすい。ただ婚約相手は一切霊感がなくそういう類のものをハナから信じないタイプなので、神崎が可哀想でならなかった。
0255文字
m
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ネタバレ舞台は見れなかったが、宝塚で上演されると聞いて。神崎の殺された理由が何とも残念というか運が悪かったというか。読み応えのある割に読後感は微妙。プレサヨナラの演目としては良かったのかなぁ。2021年80冊目。
0255文字
ありす
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ネタバレ買い直して読んだ。新版でスピンオフまで読めたのはよかった。それより昔読んだはずなのに、最初から最後までドキドキしながら読んでしまった。忘れすぎだよ私……。 ラスト、空白の紙をペラペラめくり、また戻ってはめくりを何度か繰り返した。この空白のページの使い方が上手いと思う。神崎さんが行ってしまったんだと読んでいる側にも伝わった気がした。
0255文字
kagetrasama-aoi(葵・橘)
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読書メのレビューで、「新版幽霊刑事」にはスピンオフが載っていると知り、購入、読了。本編「幽霊刑事」を読み、またまた涙しました。そしてスピンオフの「幻の娘」を読み、早川刑事に惚れ直しました(o^O^o)。本編でも男気溢れる素敵な刑事さんですが、一層良い男になっています。決意が感じられて、感動的です。早川刑事シリーズ「霊媒刑事」が実現しなかったのは残念ですが、「幽霊刑事」はノン・シリーズの傑作として心に仕舞っておきたい作品だと納得しています。同趣向の「濱地健三郎シリーズ」を期待して読みたいです。
0255文字
てつこ
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宝塚の月組でミュージカルすることになり、先月に読了! (3月からこの読書メーターに参加) 宝塚で本日、ライブ配信で (チケット難の演目だったが観に行けた) とても宝塚仕様に巧く演出されていた。 しかし作品中の神崎刑事が宝塚トップスターでかっこよく脳内変換されてしまいました。が、本自体も最後の方まで犯人が分からないミステリーで面白かったです!
0255文字
なにも
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ネタバレ幽霊という設定とページ数に怯んで読まずにいたけれど、宝塚で上演されると聞いて、慌てて手に取った。なんで今まで読まなかったんだろうなぁ。とても面白くてこのページ数でもまったく苦にならない。むしろ終わりが近づいていくにつれ、終わらないで、という気持ちが強くなって切なかった。早川刑事が好きで、序盤で犯人は神崎さんでも早川さんでもない、と推理をお互いに立ててくれたのがとても有り難かった。黒幕は黒幕といえるのか、というくらいショボいけれど、黒幕なんて所詮しょぼいものだから……句点のない終わり方がとても好き。
なにも

スピンオフ:最近「幻の女」を読んだところだったから、何となく得した気分だった。こちらは本当に幻(?)だったわけだけれど。早川刑事にはもう会えないのか、という寂しさもありつつ、たぶんノンシリーズなのが一番心地好い作品だよな、と納得もしている。

03/14 19:56
0255文字
えーきち
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ネタバレ著者の非シリーズ物長編。ある種の黄泉がえり面の哀しさはやはりくるものがある。ミステリ面ではささいな複線が効いている所はあるが、警察の失態ヤバすぎるトンでもな環境ではある(幽霊の時点でというのはあるが)。 くすりと笑えるやりとりを交えつつの終盤は哀しい。好みのくくり二つの融合が成功していたかどうかはわからないが読んで損には感じなかった。
0255文字
lie
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ネタバレ以前、大学生アリスシリーズが好きで読んでいた頃からそうでしたが、何気ない設定や記述が、実はしっかり伏線になっていて、且つミスリードな記述勿論あり、正統派なミステリーを読んだと思える読後感でした。 今回は宝塚歌劇で舞台化すると知り読みましたが、元々舞台の原案だったのですね。
0255文字
りーな
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ネタバレ巴東署滅びろと思わずにはいられなかったが実質滅んだみたいなものですね…佐山何してんだこいつ…拳銃も弾も盗まれ放題なのに巴東署はなんだったんだ… さておき。警部補のところで漆原さんのことと勘違いとか、スティックシュガー持ってってくのが実は、とかそういうのか本当にお上手ですよね!言われてみたらその通りなんだけど、普通に読んでしまって……悔しい……美しい…… やはり空白、そして海へ、の神崎の去っていく様子が……胸を打ちます… 早川刑事頑張ったし、今後も頑張るんだろうな、人より多くが見える目をもって…
0255文字
もか
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刑事殺しの動機が分からなくて…明かされてみたら早くから伏線が張られてた。ちょっとハードボイルド臭いところもあるけど、大切な人に見てもらえないって切なかった(L)
0255文字
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