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アオハル・ポイント (メディアワークス文庫)

感想・レビュー
293

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あいら
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"これはもっとリアルで切実で、そしてすごく普通の話なんだと思う" 誰しも意識したことがある「ステータス」がある日ポイントとして露呈していたら。青木と同じようにポイントで立ち回ってしまうだろうか。自分を失ってまで…。 人間の醜さが全面に出ていて、不快感を覚える。 私達が普段無意識に行っているその行為に、目を背けたくなる。ポイントの高い曽山、低い春日。 そこに全てが現れているのだろう。 ポイントを気にせず、自分を貫き通し生きること、 それがどれだけ難しく大切なことかを考えざるを得ない作品だった。
0255文字
ポンコツロボ
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ネタバレタイトルが爽やかな割にいじめとかの描写があって色々感情が揺れるようなストーリーに夢中になり、すぐに読破できました。 終わってみるとポイントばかり意識して自分の価値観を見失っていないか?というようなお話でした。最後に主人公がそのことに気づいて、春日を付き合うところもオチとしては綺麗かなと思いました。 とても良い小説でした。
0255文字
陽桜莉
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人の評価がポイントしてわかるとかキツイと思う。 私は自由人だし好きなように生きてる だれがどお思うが自分が着たい服着ればいいし人の目をきにしない。高校生は繊細な時期だからポイント頼るのもわかるけど、それじゃ自分じゃなくて他人だよ
0255文字
かんろ
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人の《ポイント》が見えるようになった主人公が、とあることをきっかけにポイントの低い少女と関わることになる話。 SNSのある現代において、人は誰しも自分を創って生きてるものだよなぁと思いつつこの本を素直に楽しめる10代はとっくの昔に過ぎてしまって、ずーっともぞもぞ居心地の悪さを感じた本だった
0255文字
みんみ
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積読本
0255文字
siro
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★★★★★/嫌いな人はことごとく嫌いな話だと思う。作中で名言されている通り、主人公が人生においての綺麗事を信じるまでの物語だったから。私は凄く好きだった。自分らしく生きろみたいな綺麗事を信じていたから、刺さった。人はどうして変わってしまうのか。どうして嘘をついて生きるのか。好きの由来は何か。他人とは誰なのか。未成年から成年になっても続くはずの悩みが描かれており、ゆらゆらと不安定に感情を行き来しながら進む話が、苦しくもあり面白かった。誇れるような自分じゃなくても、自分でいていいんだと思える一冊でした。
0255文字
チロル
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ネタバレいじめられた経験から自分を作るようになった青木にとって、ポイントが見えてしまったのは都合がよかったのだと思う。 青木だけでなく、春日、成瀬、曽山も"自分"を作っていて、素直な自分でいることって難しいと思った。
0255文字
はな
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超個人的な意見だけどもこの作者の人気の理由が私にはよくわからない。要するに面白くない。
0255文字
くまた
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ネタバレイメージと違ったけど個人的には好きです
0255文字
老若男女LGBTQ外来種生きとし生けるものすべてのお兄ちゃん
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ネタバレこの本を僕の人生の教本にしたい。こんな大袈裟なことを言って「なんだこの浅いやつ」と思うかもしれない。ただこの主人公の状況が今の僕と恐ろしいぐらいマッチしている。昨今のSNSの発達により他人と比べて優劣を付ける自分とポイントを付けて優劣を付ける青木。自分を偽って他人に合わせる息苦しさ、ダメとわかっても優劣をつけてしまう自分の鑑識眼。ただ彼は僕と違い自分を偽ることをやめ、自分の行った過ちと向き合い殻を破った。そんな彼を手本とし僕ももう少し自分に正直に生きていたいと思う。
0255文字
hyulala
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ネタバレ結局見えていたポイントは主人公からの目線の見た目とか外面ということでしょうか? 自分に他人にポイント(点数)をつけて評価する。それはそれで悪くはないと思います。ただ実際に知ろうとしないと自分がつけたポイントが正しいかは分からない。ポイントをつけること=その人に興味を持っているだと思うので最初から見える能力を使わず人間観察すればもっと生きやすかったかも?主人公はちょっと過去の事で卑屈だったかもしれないですね。メッセージ性は強いけどライトに読めて良かったです。
0255文字
柏葉
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ネタバレめちゃんこ面白かった。一気読み。事故に遭ってから人の頭上にポイント=人間としての総合点が見えるようになった主人公が、低ポイントのクラスメイトのポイントを向上させようとプロデュースするところから物語は始まる。ドラマ版「野ブタをプロデュース」を思い出させ、主人公が自身の立ち位置にこだわりすぎる卑屈なところが時々目立つものの、あくまで明るく青春っぽい。スクールカースト上位の曽山の本性が分かってからが本書の本領発揮となる。主人公の性格も過去のいじめが原因と分かり、腑に落ちた。→
柏葉

圧倒的なクラス内権力を持っている曽山に、主人公は簡単に捻られクラス内で孤立し虐められる。いじめられることに慣れている主人公がなんというかもう、痛々しくて、目が離せない。キラキラした明るいアオハルではなく、学校という固定された空間ならではの嫌なところが前面に出ている。自意識過剰で自尊心ズタズタの思春期小説だわ。

05/14 21:49
0255文字
とも
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題名で思っていた内容と違ったけど、内容はドラマかなんかで見たことのあるストーリーだった。 アオハルって感じもする内容だったな。
0255文字
naoko
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ポイントが見える高校生のお話。爽やかなだけじゃない。
0255文字
綾@新潮部
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ネタバレ人の頭上にその人のポイントが見えるようになった青木くん。イケてる人はポイントが高く、成績が悪かったり運動ができないとポイントは下がる。青木くんほどではないにしても、確かに高校時代ってある意味ポイントみたいなのがあったよなと思った。似たようなポイントの人達でグループを作るみたいな。最初のうちはめちゃめちゃ青春じゃーん!と思って読んでるけど、途中からいじめの話がひどかった。佐野さんの作品では青春の暗い部分も描いてくれているから真実味が増していると思う。この話も登場人物のたちの名字がアオハル。
0255文字
Melon Matsuda
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ネタバレ確か前に1冊読んでいるんだよね。いつも表紙とタイトルに惹かれて読むんだけど、いじめとかそういう話ですごい暗いからお薦めもあまりしたくない気分になるんだよね。なんか爽やか要素あるのかなと思って読むんだけど無いんだよね。単純に考えて合わない作家なのかもしれないけど、また表紙とタイトルに惹かれたら読んじゃいそうな魅力?みたいなものがある。あ~、でも気分とか悪いし、ここに書かれてることが少しでも現実じゃないといいなと思う。みんな子供の頃から許しの心を持っていじめはやめようよ。大事なものやことについて考えよう!
0255文字
じお
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★★★☆☆ 高校生・青木は頭を殴られた事で人の頭上にルックスや学力などを数値化したポイントを見ることが出来るようになりそれを基準に学校生活を送っていた、そんなある日そのポイントを記録したノートを低ポイントのクラスメイト・春日に見られてしまう、そこで春日から提案された内容とは、なんでモテるのと疑問になる青春小説。まずまず、ポイントが見えるが故に自意識過剰になり自分の考えすらあやふやになる主人公を通して、人生や人間関係に大事なのはそんな事じゃないよと、未熟な彼らが前へ進むストーリー、→
じお

と書くと非常に王道で爽やかな感じがしそうですが、最初の春日イメチェンまでは楽しいものの、中盤から一気に重く、「当たり前の事に気づくのにこんなに傷つくの」と作中ありますが本当にそれ、加えて主人公に擁護も共感もあまり出来ないのもあってただしんどい、このしんどさも青春だと作者さんは言いたいのかもしれませんが、うーん。

12/04 17:02
0255文字
samandabadra
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結局ポイントは何だったのだろう。曽山の本性がわかった後は、彼のポイントはだださがりになったはずだろうし、主人公から見て、判断したものが出ている。それだけの話だったんだろうか。なお、終わり方として、何の盛り上がりもないけど、ヨーロッパ映画の「こうして日常は続いてゆく」的な表現な気がして、それはそれでよかったと思う
0255文字
ぐうたらな本好き
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この作者さんの負の描き方が独特で、色々考えすぎて壊れかけになっちゃった人は、こんな感じなのかなとか思ったりしました。「君は月夜に光り輝く」もそうでしたけど、なんか破滅的な作風に感じます。言語化できない魅力がある方だと思ったので、他作品も追いたいです。色々重いからすごく読むの疲れるけどw
0255文字
沙智
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青くて痛い青春の物語なんだけど、表紙イラストのような淡い印象はなく、曽山の本性が明かされてからはずーっと重々しくて暗い展開が続く。スクールカーストが低い者同士で互いの恋のために画策する序盤は微笑ましさがあったけど、途中からいじめだの恐喝だの胸糞悪い展開が続くので疲れた。人は定量的な部分ばかり見てしまいがちだけど、数値化できない定性的なものにこそ価値があるというメッセージ自体は好きだし共感もする。けど、そこに帰結させるために必要以上に話が重くなりすぎてると思った。
沙智

学校の屋上に忍び込んでの花火とか夜の公園での未成年飲酒とか、インモラルで退廃的な青春のシチュエーションは危うい美しさを孕んでいるし、価値を数値化できない瞬間としてテーマとも結びついてて良かったんだけど、どうしてもストーリーの全体像が好きになれなかった。

11/11 20:38
0255文字
三編 柚菜
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ネタバレポイントの高い人間より、弱くて面倒くさい悩みを抱える人間の方が、かっこいい。そうした者へのエールがこもっていると、思います。実際、ポイントの高い曽山がどれだけ醜かったか。世間対自分、他人対自分。底の浅い本当の自分を曝け出せないことはたくさんある。だから人を簡単に好きになれない青木に共感しまくりでした。でも、悩めばいいんだよ。底の浅さに捨て鉢になるよりか、そこからどう変われるか悩めた方が誠実だ。現実は妄想とは比にならないくらい苛烈だけど、青木が春日と結ばれたのは不順の中にある純粋なのでしょう🔢
0255文字
おたまる
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ネタバレ★★★★★大変面白かった!それでもこうして、作品をポイント評価し、評価されたポイントを参考に読書しているわたし。。。いじめられ、はぶにされ、ひどいめにされるのがわかっているのに、立ち向かっていく勇気がとてもうらやましく、結果、予想通りボコボコにされて、不登校になってしまっても、バカで弱いやつとは誰が責めれようか。ひとごとのフィクションなので、そんな主人公が心地よく感じてしまう。
0255文字
Rosemary
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ネタバレ物語は終盤、成瀬の言葉「でもだんだん。人の優れたところを好きになるのが、虚しくなっていく。 私は好きになる前と、好きになった後で、好きが変質するんだと思う 呼吸を合わせて、お互いに変わり合わないと、いつまでも手を握ってられない それでも、ここが落ちてく空や海でも、お互いが手を離さない。そう信じてる。それが本当の好きなんだと私は思う」この一言が心に染みた。確かにただ好きで居続けるのは無理だ。お互いが変わり続け、大事にし続ける、それが本当の恋なんだと僕は思った。
0255文字
Rosemary
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二回目の読了。とても面白い。  前回読んだのは中学生の時だった。そこから、成長していろいろ変わった自分が読んでみていろんな感情が湧き起こった。  嘘まみれの僕、優等生な成瀬、そしてダメな春日。でも、完全体でない成瀬もいて、大好きだ。やっぱり、自分はどうしても成瀬のような人を好きになってしまう。性のことを暗喩する言葉にはなんだかドキドキする。 loundraw✖️佐野徹夜、名コンビだと思う。特に中盤の花火の解像度、えぐい。loundraw 味を感じた。cmのような感じ、そしてサマーゴーストのような感じ。
0255文字
しん
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底辺男子と底辺女子、それに何故か高スペック女子の三角関係のお話。でもわかるなぁ、何処までも自分磨きしないといけないって強迫観念みたいに自分を磨いてより、自分らしくある方が、ありのままを受け入れて、受け入れられる人といるほうが。嫌な奴も登場するが、2人が自分らしく居ようとする、その物語に👍です。
0255文字
木立花音
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不思議な読書体験でした。 物語の展開は時々唐突で、クライマックスの盛り上がりも少し足りない感もあった。しかしながら、著者が得意とする軽妙な語り口と質の高いコメディに引っ張られ、するすると読むことができる。 ポイントに振り回されてはいけない、という、強いメッセージ性を感じる作品でした。 青春の苦さや汚さもストレートに表現しているので賛否ありそうだけど、私はとても好きでした。 青春のほろ苦さと、コメディ要素が持ち味の良作です。
0255文字
いのり
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ネタバレ人気者はポイントが高いから好きになるというのは納得した。その人についている付加価値みたいなものもモテる要因になるなと思った。人のポイントが見えるのはいいことなのかはよくわからなかったが、みても私は何もしなさそうだなと思った。3人がこれからも仲良くいてほしい。
0255文字
ブラウ1589
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★★★ 前半までは良かった。
0255文字
くらっくす
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これは…という人は自分も含めて多いのでは。仕事などをしていると、客観的な数値化を求められる。じゃあその客観の主体はどこにあるのか。目に見えない暗黙で曖昧な基準で偏差値、点数と、数値データにされていく。そんなものはお金と品質だけで十分じゃないのと。人間性を判断するのにポイントなんて、嫌だなぁと思うと同時にそのポイント要素が後押ししてくれた側面もあって、矛盾した気持ち。オンリーワンなんて臭いけれど、悩んで伸びていく自分に自信を持ちたい。タイトル回収に予想通りだけれど、真剣な結末の展開は痛快だ。頑張ろっと。
0255文字
瑠花
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ネタバレポイントが見える少年のお話。ポイントとは簡単に言えばその人のレベル。私は最初少年のポイントだけで人間関係を築こうとする思考に腹が立ちました。自己評価も他者評価も見える部分も見えない部分もどうバランスをとって人を見るか。思った以上に重く考えさせられる話だった。 多分今多くの人はポイントで判断してしまう人が多いと思う。でも少しは見える部分だけではなく見えない部分を見ることを意識したいしして欲しい。自分に与えられたものをどうより良くするか、でも今あることを大切にしていきたい。 ♢あとがきがすごく心に刺ささります
0255文字
ふゆ
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青くて爽やかな表紙とは裏腹に、とても重たい話でした。容姿、コミュ力、頭の良さ–––これを可視化し、点数にしたものをここではポイントと呼びます。この作品の主人公は、そんなポイントが見える男子高校生です。人は誰しも、見た目や第一印象で人を判断してしまいがち。でも大事なのは、その人自身、その人の本質なのだ、ということを読んでいて感じました。その人自身を大切にできるような人になりたいなと強く思いました。筆者によるあとがきも面白かったので、そこも含めてぜひ読んでほしいです。
0255文字
ハル
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テーマは面白いし、現実的です。人をポイント制になって判断するのは、よくあることです。細かいところは不合理じゃないかなと考える部分もありましたが、全体的に、大目に見るのが悪くはないです。
0255文字
ゆうぐれ
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とあることをきっかけに、人のポイントが見えるようになった主人公。ポイントに縛られながら自分なりのちょうどいい人生を歩もうとするが、それが段々と崩れていって…。現実にある青春ってこういうのだよなぁと感じさせてくれる終わりでした。素直に生きられる世界が早く来たらいいのに。
0255文字
isry 2@積本消化中
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ネタバレ高校生の青木は頭上にポイントが見える。ポイントとは、外見、学力、コミュ力などの総合点。そして、クラスで一番ポイントが低い春日唯のポイントを上げるため、彼女と関わることになり…。後半になるにつれ、気分の悪い展開になる。青木のようにポイントが明確に見えなくても、自分の価値観というポイントで相手を判断している。自分の価値観(ポイント)を気にしすぎて、他者評価を大切(優先)するのか、それとも自己評価を大切(優先)するのか。
0255文字
葵堂
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少し不思議な青春もの。頭の上にその人のポイントが見える高校生の日常話。
0255文字
︎💓ひかる💓
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殴られたのがキッカケで人の頭の上に数字が見えるようになった(一種の病)青木直人。春日唯は天然素材なのだ。平均ちょい上の曽山。中盤あたりでやっと人間関係がハッキリした。誰が女子で男子がか。名字より名前で書いてくれたら良いのにナぁ…と思った。ポイントなんて見えなくてもいい!見えないほうがいいのかもネ。青木と春日はある意味お似合いカップルだと思う。
0255文字
マロ
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人の頭の上に数字が見える話なのだけど、主人公の主観に基づいたイケてる/イケてない度の偏差値であり、外見を整えると変動してしまう。こういう設定は通常の手段では知り得ない情報(寿命とか経験人数とか)が見えるから面白いのであって、主観となると「お薬出しておきますね」で終わってしまわないだろうか。事実そこから上手く広がらず、ルッキズムからの脱却を描こうとしながら、実際はイジメからの脱却に物語がすり替わっていた。
0255文字
demimi10000
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ネタバレ軽い青春学園ものかと思いきや途中から重めの展開に。登場人物は全員テンプレキャラなので展開は読めてしまいますが文章の上手さでラストまで楽しく一気に読めました。
0255文字
ラーカ
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後書きが胸に刺さった。
0255文字
りんご。
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購入本。 佐野さん四冊目。 わたしのつたない語彙では上手く表現することができないのですが、『いそうでいなさそう、いなさそうでいそう』な主人公というイメージ。 面白かった。
0255文字
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