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風のぼうけん (曹文軒絵本シリーズ 2)

感想・レビュー
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yuppi
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風が、ちょっとした遊び心から悪戯をした。一度やったら、それが楽しくて図に乗りすぎてしまった。焚火を燃え上がらさせ延焼させてしまったせいで、野原や麦畑は灰になってしまった。みんなの悲しむ姿を見て風は初めて気付く。それからは心を改めた。最後の場面では男の子が子が『風のぼうけん』の絵本を手にしていたので不思議な読了感のありました。絵本の中の絵本の物語だったのでしょうか?。中国の児童文学者 曹 文軒氏は『私を描く』の作家。その絵はお気に入りのスージー・リー氏だったのでそこから辿り着きました。
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かえでおかん
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ネタバレ曹文軒絵本シリーズ2 見開き1画面 「北から南へと、風が吹きはじめました。」と始まる。風に舞う赤いマフラーに惹きつけられるが、3シーンまで。風には意思があり、楽しい気分から自分の力に驚き力を入れてみるというふうに経験値を上げ成長していくものとして描かれる。花見の盛りに桜を全て散らす悪戯をしたり、麦畑を焼き払い農民の涙に激しく後悔したり。やがて自分の力を人の役に立つことに使うようになるが、終盤では力が弱まる。セルビアの画家ゾロティッチの絵は、いつの時代?どの地方?と思いつつ中華風味を美味しくいただいた。
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がらくたどん
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セルビアの挿絵画家さんとのコラボレーション。町並みは中国に寄せて描かれている。マットで明るい絵が楽しい。主人公は「風」。楽しい気分で水草を揺らしているうちにどんどん楽しくなって「よーし!」と力いっぱい吹きまくり・・。調子に乗ると、ほらとんでもないことに。「風」そのものは描かれていないのに、喜んだり勇んだりシュンとしたりする風の姿が見えるよう。昔高校の漢文で漢詩を中国語で聞く時間があり、その耳当たりの良さにウットリした。含意がありすぎて訳文が冗長に感じられるのかな?その場面の風のリズムで読めたら最高。
がらくたどん

小野かおるさんの『はるかぜ とぷう』を思い出した。「とぷう」は北風と追いかけっこしているうちに喧嘩になってつむじ風を起こして暴れて、ライオンに「うるさい」と叱られるんだった。総じて風は悪戯者である。

10/02 21:58
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Frederick
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図書館で借りました。『とおくまで』と同じ樹立社曹文軒氏絵本シリーズ2。冬、北からやってきた風。凧や日傘や帽子を巻き上げ、桜を散らし進む。焚火に一吹きした途端、野原と麦畑を焼き尽くしてしまい…姿は描かれないが擬人化した風の一年間、そして一生。悪戯好きだった子ども時代から、火事のショックで誰かの役に立つ風を吹かせると決意し疲れ果て、最後に出会った少年の本には…これは表紙に繋がっているのだろうか。セルビアの画家ゾロティッチ氏の絵が大変美しく、風の生き様が胸にじんわり沁みてくる。中学年以上。音読12分
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gtn
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かつては王者のように振る舞った風も、色が褪せ、まさに命脈が尽きようとしたとき、少年の読んでいた本が縁となって、新たな生が始まる。
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waraby
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曹文軒(ツァオ ウェンシュエン)絵本シリーズ2 『風のぼうけん』 文:曹文軒 絵:アレクサンダル・ゾロティッチ 訳:いわやきくこ 樹立社 2018年10月17日 原書情報『風吹到烏鎮時累了』cCao Wenxuan 2015 Aleksandar Zolotic
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kokotwin
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風がまるで見えるよう。楽しすぎちゃて。やりすぎちゃって。でも、ちゃんと気がついた。小さくなってしまって。その後、風はどうなったのかなぁ。
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にっちゃん
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風が主人公の絵本は初めてです。 新鮮な気持ちで読むことが出来ました。
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憩子
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悪戯ばかりの風の成長物語。
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柊
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図書館本/『冒険』というより『悪戯』とでも言いたくなるような。イタズラ好きな風があちこちで引き起こしたトラブルは、いつか取り返しのつかない騒動を巻き起こす…イラストレーションが、ディズニーじゃないけどディズニーっぽい、なんとか言う所のアニメーションみたいでした。
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おーちゃんママ
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最近、そよ風を感じることが無くなったな…。風がページをめくってくれるのを楽しむなんてこといつから感じてないんだろうか…。季節が良くなったら外で読書でもしてみましょうか。
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魚京童!
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なんか不思議な絵。中国っぽいけどそうじゃない。それは西洋の人が東洋を描いたからだけなのだろうか?
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roco
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風は凧を飛ばし、帽子を飛ばし、日傘を飛ばし、調子に乗って、たき火を大きな火事にしてしまいます。焼けた畑に立ち尽くす人々を見て涙を流す風。今度は人の役に立つように自分の力を使います。絵はアレクサンダル・ゾロティッチ、セルビア出身。
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ヒラP@ehon.gohon
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何とも困ったいたずら好きの風です。 人が慌てたり困ったりする姿を見るのが楽しくて、次第に過激になっていきます。 その結果が火事を起こし、人々に大変な悲しみをもたらします。 反省した後の、風の振る舞いは素晴らしいものでした。 この風の成長に人の生き方を重ね合わせてみると、心に響くものがあります。 ゾロティッチの絵がとても美しく感じられました。
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てぃうり
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ずっと作品を読んでいる曹文軒さん。
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遠い日
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曹 文軒の作品なので、風は何かのメタファーなのかと、始め少し構えて読み始めましたが、意思ある風として描かれてはいても、あらゆる風のようすを活写する展開で、人との関わりの中で見せる、風の「気持ち」のアップダウンが印象的。ラストも収まりのよいもので、冒険の満足感、達成感が感じられる。
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たくさん
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ぼうけんというよりも生き方とかふれあいとかそういういったコミュニケーションのファンタジー(?)みたいで、タイトルがわたしには堅苦しく思えた。
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くろくまうる
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深読みしないで、風の動きを楽しみたい。
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Incisor
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あるときは優しく、あるときは猛威をふるう風。大陸という大きな舞台で雄大に描写されている。色彩豊かな絵を描いたのがセルビア出身の画家というコラボがおもしろい。風の音が聞こえてきそうな、時には首をすくめたくなるような臨場感が印象的。
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芭茶
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92
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アサナン
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ネタバレ初春ころなのかしら。風がふわりと吹いて、徐々に強さをまし、タコをあげる力が、アレコレ飛ばす力自慢のようになり、火事で麦畑を燃やしてしまい後悔する風。弱弱しくなり、船を陸へ向かわせ、本をパラリとめくる。いろいろな風を感じました。'19.7
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風のぼうけん (曹文軒絵本シリーズ 2)評価100感想・レビュー21