アーカイブにとってはこのタイトルよりも「Analyst in the BOXシリーズ」の方が馴染みがある。葉山隆の日常の事件を集めた作新集で、どの作品にも日本の防衛問題がうまく織り込まれている。読みやすいし楽しい本だけど、結局これもきちんとした形で出版されず、続編のBOX2や3も出版されないまま。中途半端なままほったらかしなっていて、版元の無責任をなんとかして欲しいわ
ネタバレ2018年電子書籍で個人出版した「Analyst in the Box1」を改題文庫化。鉱物シリーズ楽しみに読んだ。「極東ジャーナル」勤務の葉山隆と隆の最大のストレス源・米国軍情報機関《会社》東アジア担当責任者・エディ。NCISmp坂下冬樹、外事新聞記者JD、ロビイスト・サーシャ、岩国情報部に異動のタキ、懐かしい面々が登場してときめきながら読了。隆の実父・Mr.オリエンタルの正体は謎。極東ジャーナルの責任者・野口浅子は警視庁OB。隆の口癖《may be》は何故か心地よい。もう一度、鉱物シリーズ再読したい。