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総理にされた男 (宝島社文庫 『このミス』大賞シリーズ)

感想・レビュー
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天切り松
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政治用語の勉強になった。 霞が関に勤める官僚たちというのは、自分たちの比較対象をメガバンクの支店長や役員などに設定しているようです。 メガの方が高いのはわかってて官僚になってるはずですが。
0255文字
chi
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顔が似ているという理由で突然総理大臣の替え玉にされた主人公。政治に無知だったからこその真直さで、政治的困難を乗り越えていく。 同著者の“月光のスティグマ”と時間的にリンクしている。
0255文字
pencocco
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総理大臣にそっくりな売れない役者・加納慎策が、総理の物真似を芸にして糊口を凌いでいた。そんな折り、総理大臣本人が危篤に陥り、加納の存在を知った内閣官房長官が総理の替え玉として彼を拉致し、政治の表舞台へ引っ張りだす。そんな荒唐無稽な導入ですが、明快な展開と丁寧な描写で引き込まれる物語になっています。難しい政治用語にはわかりやすい説明があり、とても読みやすい小説でした。面白かったです。
0255文字
pettyori1
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ネタバレ総理のモノマネをしていた売れない俳優が、総理の代理をすることになりました、な話。政治のプロではではない、国民の目線をもっている素人だからこその采配が小気味良い。非現実的でできすぎな展開とは感じつつ楽しく読めるエンタメ作品でした。 この方の作品は簡単に残酷に人が死ぬので、私はいつも心の準備を整えてから読み始めます。
0255文字
車谷
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ネタバレ非常に面白く、専門用語なども出てくるが解説が入るので、つっかえることなく読み進めることができた。よかった点は、政治に対しての不満を総理にされた主人公が代弁して物語が進んでいくところだ。少なからず政治に対してみな不満を持っており、政治家にもあまり良い印象を持っていないという方が多い今の政治の中で、総理もその感情をもとに法案を通したり、テロに立ち向かったりしていたので気持ちよかった。だがやはり言い方を変えれば、幼稚であり感情論に流されている形にはなってしまうが。客観的に見れば都合のいい話になってしまうが。
0255文字
ひとみ
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うーーーん。荒唐無稽な軽い読み物としてはなくはない。3時間で一気読みする程度には筋は面白い。
0255文字
たかひろ
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初読み作家。政治に疎い自分でも「もし自分が総理大臣になったら?」を楽しく想像しながら読み進められた。終始重厚な展開で作品が綴られていく中で、微笑ましいラストの余韻が効果的で良かった。
0255文字
ちょび
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ネタバレ総理大臣のそっくりさんが本物の総理の替え玉にされる。誰かしら気付くだろ!ってツッコミは野暮なので置いといて、おもしろかった。政治に疎い私には少し理解できない部分もあったが、かなり丁寧に説明してくれている。解説の池上さんによると、官僚の回の話とかが事実だったらしいのが驚き。
0255文字
きすけ
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平易な物語を通して、政治経済の勉強ができます。作者の如何ともしがたいこの国への思いが語られています。刑事事件モノばかり読まれている方、たまにはこんな本もいいですよ。
0255文字
どんじ
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政治に無知な一般人がある日突然総理大臣の替え玉になるという話。かなり無理があり、エンタメとして読んでも解説や難しい話しが出てくる。最後まで物語に引き込まれることなく読了……
0255文字
たくみ
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ミステリーではなく、もし一般の人が総理になったら?という物語。参議院・衆議院の違いすら知らなかった一般人が、ここまで流暢に国会で答弁するのはさすがに無理があるのでは?と思いつつ、そんな事は気にならない熱い物語。終わり方もよかった。
0255文字
うさうさ
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ネタバレ文句なしに面白かった。そして初版年から今も、日本はほとんど変わらず、むしろ悪くなっていると感じた。
0255文字
denki
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ネタバレ官房長官の役割、党三役などについて知ることができたので良かった。登場人物の動きによって、それらを分かりやすく理解できるのは、小説の強みだと思った。一方で、憲法9条の問題については、この問題に関心があっただけに、作者が自由に状況を設定できる物語の形式で考えるのは難しい思った。そのため、終盤で読むのを断念した。この問題については、小泉悠氏の著作があるので、そちらを読もうと思う。
0255文字
すなめり
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政治に全く興味のなかった売れない役者が、総理に姿が似ているために替え玉にされて話は始まる。ところどころに政治の解説が入り、頭には入りづらいけど、キッチリ理解しないでも物語は追えるし、面白かった。こんな総理がいたらいいな。
0255文字
りっちゅん
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ネタバレおもしろかった。「月光のスティグマ」で淳平くんたちがテロから救われたところの政界の事情がきになってこちらを読んでました。経済についても政治についてもわからない私ではありますが、楽しかった。「月光の〜」とちがってこのハッピーエンドが良いじゃないですか。現実味なんてどーでもよくて、エンターテイメント小説として大変におもしろい。「月光の〜」は単純にドキドキと楽しかったけど、こちらはきちんと考えられた内容って感じがした。読んでよかったよ。
0255文字
スナイデル
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3.5
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ミルキー
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総理大臣にそっくりな売れない劇団員が総理大臣の替え玉になる物語。まったく政治を知らない慎策は、ある日病気で倒れた総理大臣の身代わりに拉致される。官房長官樽見と、友人の政治の大学准教授風見しか知らず、なりきる。 進まね災害復興、官僚に支配される政治、他国の日本大使感がテロに襲われ被害者がでる中で、憲法九条により自衛隊派遣困難。元々の真垣の人気だけではない慎策ならではの青くささが人々を惹き付ける。普段の政治はおじさんたちがやっていてなんだかなとも思っていたけれど、経験も必要なんだと面白く読んだ。
0255文字
喉飴と鞭
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役者に戻らないとは…
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カイジ
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中山七里、言いたいこと言ってみました!
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たつや
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最初は「こじきおうじ」か黒澤映画「影武者」のパロディですかね?と、読んでいたが、世界観に入りやすく、楽しく読了出来ました。意外に政界の描き方が、リアルで嘘臭くない。解説が池上彰さんなので、太鼓判押された感じか?映像化して欲しいな。
0255文字
齊藤英夫
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普段接しないタイプの話でした。総理の仕事とか政治側の裏が見えたのが新鮮 主人公の最後のクライマックスでの難所の解決の仕方が見事だった
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ちゃま
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★★★★☆ おもしろかった!こんな総理大臣出てこないかな…
0255文字
まーち
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素直に読んで良かったと思います。政治が凄く近く感じられた上に、ラストも良かった。現状との乖離が残念です。
0255文字
ナツラブ
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ちょうど衆院選の頃に読み始めたので、とても楽しめた。シミュレーション小説という言葉を知らなかったので、池上さんの解説にも納得しながら読めた。変わらない日本…。ミステリーだとは思ってなかったけれど、はじめの方からラストがどうなるのか?と気になってしょうがなかった。選挙に合わせで特に若い人に読んでもらいたい!上手く行き過ぎでと小説なら楽しめる、夢がある!
0255文字
hiyokoT8T
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ネタバレ少ししり切れとんぼ感がない訳でもない……? 彼女をファーストレディにして何か変わるのか!?という疑問が拭えませんでした笑 でも、面白かったです。カエル男完結編で法改正の話が出たときに、この方はどう対応するのかなあ。なんなら出てこないかな?と思って期待していました笑
0255文字
ゴエモン
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何だかよく分からなくて関心を持てなかった政治の世界がぐっと身近になった 面白かった、また読みたい
0255文字
Hiromi Okamoto
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そういえば子供の頃総理大臣になってみたいと思ったなあ なれるはずもないけど なったら大変なことになっていた! という初感。  素人ゆえのまっすぐな思考と安定のためのバランス感覚の両方を一人で担うのは厳しすぎる 肩書きにしがみつくやからは もってのほかだが。 なんかスッキリした! が読後感です
0255文字
まり
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中山七里の本を読み漁っているんだけど、この本も素晴らしい。最後の最後に、こうきたか!と降参です。 ただの売れない役者の主人公が総理大臣の替え玉を務める、という設定は破天荒ですが、内容はかなりリアルに即した内容。 政治家とはどういうものか?憲法とは?議会政治、日本の政治における問題点など、政治の教科書としても秀逸です。 最後の演説も、常日頃私が思っていることを代弁してくれていて、こんな日本にしたのは国民一人一人なんです。 主人公のキャラクターが本当に魅力的で、一気に読み進められる素晴らしい本でした。
0255文字
ひろし
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ネタバレ総理大臣に似ていてモノマネ芸をやってる売れない訳者が拉致られて総理の替え玉を務める、という話。最初は替え玉だったのにリリーフ続行するはめになり、永田町の論理に染まっていない青臭さが敵をなぎ倒す、という構造。デフォルメされた勧善懲悪モノなので仕方ないが、個人的には官僚や政治家がそんなに悪いやつばかりとは思わないし、政治の神髄って乖離した現実を如何に泥臭く理想論に近づかせるかだと思うので、味方なしの演説一本でここまで事が動くかよ、と思ってしまう。そんなこと言うのはヤボだっていうのもわかるんだけど。
0255文字
さくさく
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ネタバレタイトル通りの話。 そんなうまくいかないでしょと思いつつも、内閣・国会の役割や経済、安全保障問題なんかもかいつまんでわかりやく入ってくるので、おもしろかった。 今度の衆議院の総選挙の公約をしっかり見ようと思った。
0255文字
こうきち
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おもしろいことは面白いのですが、途中から着地点が見えない、何とも言えない気分に。最悪、夢落ちかなと思ったのですが、そこは避けられていてよかった。
0255文字
小野魚
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タイトル見るに出オチ的な感じかな?と不安もあったが予想以上に面白かった 自分がもし総理だったらどういう判断をするか..あれこれ想像が広がった。最後は続編も可能な感じの終わり方だったので是非続きが出てほしい
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あっちゃん
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「小説」と割り切って読んだけれど、実際の議会やマスコミ対応の流れなどリアルな面もあり、政治に疎いけれど分かりやすく入り込めました。現実に替え玉総理となったらホントにバレないのか?そっくりさんで国を動かせるのか?とつい真剣に考えながら読んでしまったけれど、現職さんが読まれたらどんな感想を持たれるのかを聞いてみたいなと思いました。 そしてきっと私たちに入ってくる情報はほんの一部で、見えないところでは色んなことが渦巻いてるんだろうなと。もっと政治にも関心を持たなきゃと思わせてくれました。
0255文字
【読書感想】みつけん
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総理の替え玉として担がれた、真垣総理と瓜二つの売れない役者慎策。政治素人の慎策が薄汚れてしまった政治界を切っていく。 青臭すぎて理想論かもしれないが、そのまっすぐで青い熱にこっちまで当てられてしまう。 物語の震災復興状況やテロリストの行為には憤慨し、最後の記者会見では涙も感じてしまった。 社会人として俺も青臭く力強く生きていきたいな
0255文字
ニンジャ
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☆☆☆☆
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桂 渓位
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 慎策、政治にはノンポリで無知の筈なのですが、樽見官房長官、友人の学者風間のサポートを経て、あっという間に真垣総理の影武者をこなせる様になります✨  まぁ、物覚えの悪い生徒だと話が進みませんからね(笑)  総理にされた〜と、月光のスティグマは同時進行で話が進む、サイドA、B的な作品になってます📕 が、片方読んでなくても差し支えはない、ストーリーになってますね✨
0255文字
ala
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政治について無知なため、難しい部分もありましたが、 物語はとても面白かったです。 慎策の青臭さに惹かれました。
0255文字
ウララ
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ネタバレ入院中に売店で買った本。容姿が似ていたため総理大臣の替え玉になった役者が、大学の友人をブレーンにして改革を行なって行く。閣僚、野党、官僚、テロ、国民と対決していく。官僚との関係では、人事権を掌握し、これって安倍がやったことで忖度が発生し必ずしも良い結果を生まなかったことを知っているので、複雑な気持ちになった。最後恋の方はハッピーエンドになってよかった。
0255文字
penske
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ネタバレテレビで見てもいまいちよく分からない内閣・政党の役職役割を面白おかしく理解できる点が良かった。他方で、同作者の著書『ヒポクラテスの誓い』でも感じたことだが良くも悪くも流れがどことなく劇画タッチに感じた(まあ、フィクション小説なので必ずしもリアリティを追及しなくとも良いのですが)(ただ自分はリアリティを感じる作風が好みなので全体に漂う緩さが惜しく感じた)。 自衛隊派遣の是非、については、自分は「憲法9条は大事!国の宝!」という環境で育ったので、小説内で国の抱える問題が可視化されて持論を再考の必要を感じた。
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昼行燈
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単なる小説の世界ではない。現総理大臣の影武者が本人以上の活躍で難局を乗り切って行く痛快政治小説である。内容はフィクションと一口では片付けられない程リアリティ溢れる物語。政治の仕組み、経済の仕組み、それに絡む改憲問題などの法整備の事など、数年前の発刊物でありながら、これ一冊で現在の政治経済の事が分かるバイブルと言っても過言ではない(ちと言い過ぎたかも)・・・と思う。めでたしめでたし。
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