読書メーター KADOKAWA Group

『サトコとナダ』から考えるイスラム入門 ムスリムの生活・文化・歴史 (星海社新書 145)

感想・レビュー
26

データの取得中にエラーが発生しました
感想・レビューがありません
Go Extreme
新着
基本: ヒジュラ暦 礼拝 ハラール 断食 ハッジ 信仰の五行 コーラン 預言者ムハンマド 生活: 食文化 服装規範 教育観 家族観 婚姻習慣 労働観 道徳観 社会福祉 広がり: 地理的分布 宗派 文化融合 商業・移民の影響 歴史的発展 政治的要素 経済活動 知識伝播 現代課題: 偏見・差別 難民問題 グローバリゼーション 女性の社会進出 宗教と国家関係 テロとの誤解 社会統合 日本での共生: 文化的配慮 おもてなし ハラール対応 礼拝環境 教育現場の対応 地域社会との交流 企業の受け入れ ツーリズム対策
0255文字
みつけるちゃん
新着
抑圧的なヒジャブや礼拝、一部過激派の存在から、理解不能な印象を持つ人は多い。私も知人にアジア系ムスリマがいるが深いことは聞けず、教科書止まりの認識が本書で変わった。ムハンマドは「害を与える者はイスラムではない」と言ったそうで、意外と柔軟な信仰の形には人間味を感じる。男女隔離は女を虐げるためではなく、女の魅力に抗えない愚かな男=女尊男卑の人間観から始まったのは意外。イスラム法で許された手続きを現代に応用し、説明可能なイスラムを目指す若者たちも、ビジネス化していくハラル概念やブルキニも、思った以上に流動的だ。
0255文字
犬
新着
最近、自分の中のムスリムのイメージが覆る体験をした。同時に、自分マジでイスラム教のこと何も知らねえな、と思ったので、とりあえず気軽に読めそうな本書を手にとった。特に、序盤のムスリムの暮らしに関する章は示唆的だ。一見非合理的に見えることも、視点を変えた途端に合理性を帯びてくる。みんな、それぞれ色々考えてるんだなぁ、世の中には、いろんな解があるんだなぁと改めて気付かされる。
0255文字
lily
新着
人間の数だけイスラムの解釈が違うことを生活や文化などの観点から優しく語る一冊。著者はイスラムを、コーランに書かれた内容を一字一句その通り正しいと考える堅苦しいものではなく、時代や地域性などさまざまな事情を考慮して柔軟に運用するやわらかい考え方であると説く。「ハサミだって使い方によっては凶器になるように、イスラムの名の下に何かをする人によってイスラムが良いものになったり悪いものになったりするだけの話です。」という考えには首肯する。ハサミも包丁も、車も宗教も扱い方次第、である。
0255文字
イワハシ
新着
マンガのほうは全然知らないのだが、イスラム入門用に読んでみた。地に足着いた感じですいすい読める
0255文字
えりこ
新着
ネタバレ漫画『サトコとナダ』でイスラムに興味を持ち、本書を読んでみた。 正直な感想は、ややこしいなということ。色んなグループやルールがあるし、どうしても理解できない行為もある。特別、仏教や神道、キリスト教を勉強をしたわけではないけれど、これらはまだ理解できる部分が多かったり、簡略化できる気がする。 テロ事件などでの印象もどうしても強い。 けれど、過激派じゃない人の方が多いんだということを改めて知るいい機会だった。 もし身近にイスラム教の人がいたら、話してみたい。 入門としては本書は面白かった。
0255文字
adelita
新着
高校の世界史や倫理で聞いたような気がする内容が、現代のムスリム人口の分布や多様性と結びついて易しく語り起こされ、なるほどなるほど、となりました。身近にいるのに知らないのかもしれない。情報の信憑性を精査してきたハディース学と話(フェイクニュース対応!)、ハラル認証さえ取ればいいと言うものでもない話など面白かったです。「伝統として再発見されたイスラム」や「イスラム覚醒」から極端な行動に出る過激派が出てきたことなどは現在本邦でも似たような状況にあるのでは、などと思ってしまった。
adelita

あと思ったほど「『サトコとナダ』から」って感じでもなかったです(笑) 挿し絵的に少し入るというぐらいの印象かな。『サトコとナダ』も面白いし、地域性の違い何かがビジュアルにわかるエピソードもあるので併せて読みたい。

08/31 00:12
adelita

アフガニスタン情勢がこんな状態になる少し前に友人が貸してくれていたのですが、思いがけなくこんなタイミングで読むことになってしまった。でも今読むのがいいタイミングの良いような気もする。彼の地に安寧が訪れますように。

08/31 00:13
0255文字
はぎはぎ
新着
イスラムに関するステレオタイプに対して、わかりやすくそれを取り除いてくれる本。イスラムの歴史とそれがどのように広がっていったか、実際の生活がどうなっているのかなど、様々な角度からイスラムの多様性を見せてくれる。こういった本を手に取るというところですでに私はイスラムに興味があるわけだが、それでもステレオタイプ的な視点に囚われていることがよくわかった。文章は堅苦しくないので、気軽に手に取ってほしい一冊である。
はぎはぎ

漫画は読んでないです。調べてみますね!

07/30 08:16
Ayakankoku

是非ぜひ!生徒たちにも今の学校で紹介して、図書館に入れてもらいました^_^

07/30 11:10
3件のコメントを全て見る
0255文字
kojyasu
新着
《そんなに頑張って相手のことを理解しよう、仲良くしようと努めなくても、言葉のかけ方やちょっとした行いで、お互いが気持ちよく過ごす方法が現実的な意味での共生のやり方でしょう。》◆ジハードは原義としては「努力」を意味する言葉。◆イスラム覚醒前、半世紀前にはニカブやヒジャブも多くない。◆中東諸国の女子初等教育の普及率は世界平均より高い。◆ハラルフード≠ムスリムの食事。◆要するにムスリムは多様。「ムスリムだから」とせずに、その人その人に聞くべき。
0255文字
Eringo
新着
イスラム教は怖い。イスラム教=テロ。そう思っている人は多いのは知っている。でも、違うんだよ。 私の知人のイスラム教の人が言っていました。良く考えれば分かることですが、知らないから鵜呑みにしてしまう。 この本はイスラム教超初心者の方にはピッタリだと思います◎
0255文字
ユキタ
新着
図書館。「サトコとナダ」についてはまったく言及されておらず、まじめなイスラム入門書だった。知らないからイメージ先行で怖いと思ってしまう。まさに啓蒙、知ることは大事だな。でも「サトコとナダ」が好きで手に取った本なので、ちょっとくらい作品について触れてほしかった。
0255文字
良さん
新着
17.3億人、全世界の四人に一人はムスリムという。異文化をまずは知ることが大切だと読み始め、目からウロコのことばかり。他者をいかに先入観で見ているかを自覚する。 【心に残った言葉】ジハードは原義としては「努力」を意味する言葉で、コーランのなかで真のムスリムの義務として言及されています。…しかし原義は「努力」でも、現代的にみて、どう努力するかを巡っては二つの解釈があります。(145頁)
0255文字
ビシャカナ
新着
タイトルに反して「サトコとナダ」に言及することは少ないが、いくつか読んだイスラム入門書の中でも抜群に分かりやすく網羅的。「イスラム覚醒」や、ヒジャブに厳しくなかった時代など、作られた伝統としてのイスラムも見えてきた。欧米のイスラムフォビアも「過去の亡霊」「飼い犬に手をかまれる」という解説もわかりやすい。上から目線の寛容ではなく自分たちに置き換えて考える摺合せの考え方は、日本でも必要だ。
0255文字
もりたのちゃんさえ
新着
特にサトコとナダから考えているわけではなかった。挿絵みたいな感じだった。章ごとにテーマとなる4コマを割り振りして、そこから考えていくみたいな構成にしたほうがよかったのではないか。でも共著だとそういうの難しいのかな。とゴチャゴチャ考えてしまった。。。サトコとナダがすごい好きな漫画なので、もうちょっとガッツリ扱って欲しかったナという気がしなくもない。。。が、サトコとナダについて書いてないという点以外はかなり「入門書」という感じで、読み口も易しく、お勧めできるなあと思う。
もりたのちゃんさえ

地域別のムスリムについてとか、すごい参考になる。漠然としていたムスリムの人々というイメージが、国別にイメージできるようになった。

06/30 00:42
0255文字
今庄和恵@マチカドホケン室/コネクトロン
新着
え、ちょっとまって。この本のどこにも「サトコとナダ」のなんたるかに触れられてないやん?版元が同じだからいいの?
踊るらいぶらりあん

えぇっ、そんな作りなんですか。タイトル詐欺やないですか、ひどい…。(´д`|||)

06/18 21:24
今庄和恵@マチカドホケン室/コネクトロン

酔ってるときに読んだから(まて、こら)見逃したかと思って何度も見たけど、どこにもまったく触れられていないようです。こんだけイラスト使っておいて、なんやの、それは、と。

06/19 05:50
0255文字
seacalf
新着
『サトコとナダ』は目からウロコ体験を沢山させてくれ、且つ、べらぼうに面白い漫画なので誰彼構わず読むべしとお勧めしたい。だが、この本はうむむ。ムスリムと言っても一口には言い切れない多様性があることは世界史を習った人ならある程度は知るところだし、トルコ旅行での心地良い数々のカルチャーショック体験で身を持って感じてはいたが、それにしても大風呂敷を広げ過ぎて説明がごちゃごちゃし過ぎてる感が拭いきれない。盛り込み過ぎ。とはいえ、ムスリムについて改めて考える良いきっかけになった。近々東京ジャーミイに行ってみるかな。
0255文字
よしおか のぼる
新着
サトコとナダに託けなくても良かったのでは。
0255文字
むめも
新着
サトコとナダから考えられてるのは最初の方だけな印象。でも、また新たな知識を得られたので良かった。 私は印パ、中東、アフリカ出身のムスリムたちとの交流が多く、日本に多いインドネシア、マレーシアのムスリムと交流がない。まだまだ知らない事もたくさん。観光客も移民も増えているので、サトコとナダで興味を持った方々がこの本も読んでみたいと思ったらいいなー。
0255文字
もくもく
新着
「サトコとナダ」は、イラストとして使われてはいたけど、あんまり関係なかったかな。でも、良質なイスラム入門であると感じました。宗旨・宗派、地域の事情や歴史背景、政治状況によって、その装束も宗教行動も大きく異り、当然 個々の人によって考え方や行動にも幅があるはずです。全世界で17億3000万人ものイスラムが暮らすことを考えれば、彼ら彼女らを十把一絡げにテロリストと同一視するのが無茶であることは、火を見るよりも明らかだと知るのです。
0255文字
Ayakankoku
新着
イスラム教に対する疑問解決のヒントになる1冊。タイトルだけ見ると、漫画をもとにという感じだが、漫画が載っているのは第1章のみ。第1章が1番読んでいて知識が増えた。身構えたりせずに、様々な宗教の方と出会っていけたらと思う。
0255文字
Inzaghico (Etsuko Oshita)
新着
イスラム入門と銘打っているので、わかりやすいのだが、初心者向けすぎて、もうちょっと突っ込んだ記述も読みたかった、と思う。面白かったのは第3章以降。イスラム教、ムスリムの今がわかるからだ。世界で一番ムスリムが多い国はインドネシア(2億2700万人)、次がパキスタン(1億8200万人)はいいとして、3番めがインド(1億6100万人)だとは。インド全人口の12パーセントだというが、インドがどれほど人口が多いかがよくわかる。これだけ多いのに虐げられている、というのも辛い話だ。
0255文字
Tomozuki  Kibe
新着
先ずは看板に偽りあり。あんまり漫画とは関係ないよ。割とよく読んだイスラム入門だが、特筆点として、「生半可に知って勝手に「配慮」するのは良くない、というを挙げる。ううん、耳が痛い。
0255文字
かずや
新着
仕事で接した中国や韓国のひとたちは、それぞれに誠実で楽しいひとたちだった。つまりそういうことなんだろうな。
0255文字
まりな
新着
宗教はその他の宗教と文化とみんな繋がっていてすごい
0255文字
なつみん
新着
「サトコとナダ」で親しみやすいイスラム入門。 読みやすくて良かった。
0255文字
tban
新着
より理解するのに役に立つ1冊 「サトコとナダ」からイスラムを知った人間には より深く知ることができる本です。学術書にありがちな 歴史やその戒律から入るのではなく、隣人としての 文化の違いを分かりやすく教えてくれます。 そして、イスラムといっても決して一色ではなく さまざまな宗派と考え方があることがわかります。 頭の柔らかいうちに読んでおきたい本です。
0255文字
全26件中 1-26 件を表示
『サトコとナダ』から考えるイスラム入門 ムスリムの生活・文化・歴史 (星海社新書 145)評価70感想・レビュー26