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精霊の木 (新潮文庫)

感想・レビュー
285

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きぬ
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久々に引き込まれて一気に読んだ。 天才か! 余韻に浸りたくあとがきまで全部読んだ。 ロシュナールが春の大地を裸足で歩く優しい気持ち、私も持ちながら生きたい。
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こっしゃん
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20250306読了。⭐️⭐️⭐️⭐️☆。環境汚染で地球が滅んだ人間は住む場所を確保するため別星で先住民を絶滅させる。先住民の血を引くリシアはある日、特殊な能力に目覚め、自分の運命を悟る。過去を暴かれたくない人間は強引にリシアを利用しようとするが…。上橋さんのデビュー作。
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台風一過
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もう少し説明や描写があればと思って読んだ。あとがきで、編集から削るよう言われたとあり、納得。削らない状態のを読みたかったな。
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よしみ
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上橋菜穂子さんのデビュー作のSF。 再度世にだすことへの葛藤が後書きからも伝わったけど ファンからすると、現在の作品に繋がるストーリーの核のようなものが、荒削りだからこそよく見えて嬉しい。
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ゆめりす
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上橋先生のデビュー作。ようやく読めました。守り人シリーズに通ずる世界観にもう少しSF要素が足されていて面白かったです。強くしなやかなキャラクター像は上橋先生らしい。あとがきもすごく良かったです。
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砂糖海
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侵略され淘汰されていった名も無き人々の想いが、確かに未来へ繋がっていく。種を無事に届けることが出来て良かった。30年近く前の作品だけど面白かった。
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にゃお
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最初はSFと気づかずに読んで、上橋さんってSFも書くんだ!と驚いた。さすがに40年近く前の作品なので、登場するマシン等はノスタルジックな未来感(変な表現だけど)を感じた。児童書として書いたので、子供が飽きずに読める様に初稿から大きく話を削ったとあとがきにあったが、もし原稿が残っているなら、削られたエピソードを戻した物も読んでみたいと思った。
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カヨ
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鼓笛の彼方を先に読んでいたのでこちらがデビュー作と知って驚き 読みやすく守り人の方も繋がるのか気になってあちらのシリーズも読みたくなりました。
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鳴
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1年半ほど積ん読にしていたのがもったいない。もっと早く読めばよかった。と思うほど、ページをめくる手が止まらなかった。 30年以上前の作品だが、年月を感じさせないワクワク感だった。 あと、長らく読んでいなかったがファンタジーが大好きだと再確認した!
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りんご
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上橋さんの他のシリーズと書き方がだいぶ違って、始めは宇和感があって読みづらかったが、物語の核になるものは今と変わらないな、と気付いた。上橋さんの物語には男女の幼馴染が多く登場するな、と思った。(バルサとタンダみたいに)
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てんつく
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作者のデビュー作。作者らしいテーマの話。環境調整局のしたことが実際にありそうなで怖かった。
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嘉江☆海★山♫
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ついに読んでしまった〜!上橋菜穂子先生のデビュー作を。大事に読まないでとっておいたのだが、最高でした!!ありがとうございます!!「ほんとうに自由な人間なぞいないことぐらい、わかっているでしょう。病気や運命を憎みながら生きている人間なんて山ほどいます。自由だの、平等だのは、はじめからあるものじゃなく、あとから人間がつくるもんです。ー」異民族の共生、森羅万象の中で在ることの意味、事実とはちがう色あいに塗りこめられた歴史をあばく物語…上橋菜穂子先生!これからも素晴らしい作品を待ってます!!
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カタリスト
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偉大なる上橋菜穂子先生のデビュー作。民族文化の解像度が高く面白い
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Ronkotahachi
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ネタバレ地球人類が他惑星に移住する動機は やはり「地球に住めなくなったから」 この考察は非常に説得力がありました さらに移住先の「先住知的生命体」の扱いにも納得です
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ちゃんとも
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74
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船与戸一
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作者の一冊物は「狐笛のかなた」以来二作目だがこちらがデビュー作。御自身が後書きで述べた様に確かに文章は後の作品群に比すれば若い が荒らさは一切感じない。まだ学生だった当時の上橋氏いや師が(笑)メインターゲットだった児童層に向けて いかに解りやすく読みやすく伝えようとしてるかが行間から滲み出る様だ。長さも丁度良く、当時文章を削らせた鬼の?編集者さんは流石プロ(泣く泣くエピソードを減らした作者の苦悩も察する)。ここから枝を伸ばし蕾が後の作品達となって花開き実をつける一本の木となった原点たる本作 面白かった。
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キャリー
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上橋菜穂子さんのデビュー作。今の作品を知っているから、書きたいことに対してページが足りないのだろうというのがありありと伝わる。実際あとがきにもたくさん削ったことが書いてあった。削る前の原稿を読んでみたかったな。
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たちばな
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再読。デビュー作だと言うこの物語には、既に守人シリーズの香りが感じられる。SFなのにファンタジー。精霊の描写や、歪まされた歴史の闇や、現実と異界のあわい、食べ物の描写、幾世代にも渡る人々の歩み…。夢の中で、幾つもの人生を渡りながら、人々が必死に守り伝え、託そうとしたバトンを最後に引き継ぐランナー、と言う設定がとても好き。
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あおい
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上橋菜穂子さんデビュー作。環境破壊で地球が滅亡し様々な星に移住した人類。ナイラ星に移住したリシアは不思議な夢を見たことをきっかけに大きな運命の渦に巻き込まれていく…上橋さんがSFって珍しいと思いながら読み初めたけど精霊の木や先住民族の話が出てきてからはやっぱりファンタジーだなと。
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みぃ(*^▽^*)
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ネタバレ大好きな「守り人シリーズ」の作者さんのデビュー作。サイエンスよりファンタジー色高めのSF。なんか序盤は没入できなくて。登場人物が誰が誰やらよくわからなくなり。夢と現実と過去と現在と。ちょっと読みづらい。やっぱりデビュー作だからかなぁ…と思いながら読んでたけど、途中からぐいぐいと。環境破壊、少数民族、為政者による歴史の書き換えなど根底には重いテーマが流れている。最後に出てきた精霊が無敵すぎ???だったけど、若者二人の逃亡劇がハラハラドキドキ。バルサたちの旅を思い出して、また「守り人」読みたくなりました。
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aaboo
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上橋菜穂子はデビュー作品から面白い。
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おゆちゃ
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上橋菜穂子のデビュー作。環境破壊で地球が滅び、人類が様々な星へ移住したあとの物語。いわゆるSFファンタジーですが歴史の隠蔽など最近の作品にも通じるような内容にもなっていて古さは感じなかった。デビュー作がこの仕上がりってすごい!すごくよかった!あとがきに15年前、30年前の作品を世に送り出す葛藤が書かれてましたが、根底は今の上橋菜穂子と同じものが流れていて、しかも若いからこそ書けた作品やと思うから一度絶版したのにこうして文庫化されて読むことができてよかった。
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on
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★4
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ゴンゾウ@新潮部
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ネタバレ上橋菜穂子さんのデビュー作。人類が移住していたナイラ星で滅んでしまった先住民の超能力に目覚めたリシア。先住民が精霊の木を求めて移住してきたことや人類が環境破壊をして先住民を滅ぼしたことに迫っていく。過去の歴史に蓋をしたい組織との闘い。壮大な物語で読み応えがありました。
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タルシル📖ヨムノスキー
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1989年刊行の上橋さんのデビュー作。一度絶版になり15年後に装いを新たに再販。そして2019年に作家生活30周年を記念しての文庫化。この物語を描いた当時はまだ大学院生だったということに驚きます。なぜって内容がいわゆる文明国の侵略とか、歴史の隠蔽などの多分「文化人類学」に通じるであろう内容が沢山盛り込まれているから。上橋作品といえば舞台は中世ヨーロッパから東南アジア風のファンタジー世界という印象ですが、この物語の舞台は遥か未来。そうSFファンタジーなんです。30年以上経っても古さを感じさせないのもすごい。
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アーティチョーク
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ネタバレこの本の未来の世界では、全てが人工的で無菌状態な空間で暮らしていることに驚きを感じた。菌を脅威に感じることもあるが、自然の作る様々なものを感じることは改めて素晴らしいと思った。人造人間がいる世界は恐怖に感じた。
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とん
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ネタバレ再読。ハードカバーのものしか読んだことがなかったので3連続の後書きに感動。本当にこの作品には上橋さんの描きたいことが詰まっていますね。成長を「変化」と捉える考え方が好きです。
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ハル
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ネタバレ地球は滅亡した。人類は、ナイラ星にいた異星人を滅ぼして移住した。滅ぼしたはずの異星人が異界からの道を開く時、隠された過去が目を覚ます。/壮大なSFファンタジーだった。まず舞台が宇宙。人類がナイラ星で作り上げたのは、天気も自然も管理・操作された都市。次に陰謀と葛藤。主人公達は滅亡させられた異星人との混血児であり、存在を政府に秘匿されている。事実を知った彼らはどう生きるのか。そして時間が千年規模。祖先の記憶を夢に見る力を持つリシアに、先人達が思いを託す。彼女はその力を借りて逃げ延び、祖先の願いを成そうとする。
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はるはる
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デビュー作とはいえ(だから?)上橋菜穂子の描きたいことが詰まった作品。自然の厳しさ 人類の愚かさに考えることが多い。酷暑の今、この地球に住めなくなる日もそう遠い未来ではないのかもしれない・・・そうなった時賢く強く行動できる人になれるか?
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のん
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あとがきが三部もある、思い入れが詰まった作品に、感動させられた。957年後の地球の子供達は笑って暮らしていられると嬉しい。
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okome
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作者のあとがきが三つある本初めて読んだ。 上橋先生のデビュー作。隠された秘密、迫害されてきた人々、自然、二つの世界、改竄、受け継ぐということ、特殊能力持ちの少女、冒険…。上橋先生が書き続けているものがこれでもかと入っている原点的な小説。 三つ目のあとがきに書かれている「一人の作家の30年という年月の意味を読者が知ることができる興味深い事例になるかもしれないから文庫化を承諾した」という言葉に本当に一ファンとして感謝しています。
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ミュポトワ@猫mode
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再読。上橋菜穂子先生のエッセイを読んだら無性に読みたくなったので、読んでみた。だいぶ時間がかかっちゃった。でも、初読の時はうるっとこなかったけど、今回は最後でやられた。ウルウルしちゃった。歳のせいかなぁ…涙もろくて嫌だわ…これが上橋先生のデビュー作なんだよねぇ。大学院生の時に書いた本ですって。やっぱり才能が違うわ。上橋先生を世に出してくださった編集者の慧眼が素晴らしい。心からありがとうと言いたい。そして、文庫化してくださってありがとう。俺でも手に取ることができました。できれば2作目も文庫化をお願いしたい!
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isry 2@積本消化中
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ネタバレ上橋さんのデビュー作。SFファンタジー。ナイラ星に住む少年・シンの従妹・リシアに先住民(ロシュナール)の超能力が目覚める。絶滅したはずの先住民の力がなぜリシアに宿ったのか?シンとリシアに襲い掛かる環境調整局(政府)。新人類(地球人)によって、葬られた闇と歴史。デビュー作に全てが詰まっているとよく言われる(あとがきで本人も書いている)が、やはりその通りなのだと感じた。
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Chiyo K.
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ネタバレ著者デビュー作はSF。遠い未来、人類は惑星に移住、人間によく似た先住の民は滅んだとされている。その血をひくリシアは近頃先祖の夢を見る。時を同じくして、先住民の言い伝えに似た不思議な現象が起きている。なぜか当局に狙われるリシア、彼女を守ろうとする従兄のシン。文明による伝統や環境の破壊、マイノリティの迫害など、その後の上橋作品に繋がる問題意識が強くみられる。主人公の少年少女は多少の屈託はあるものの現代っ子らしい軽やかさや成長がみられる。悪役は徹底して悪く、これもまさに正統派児童文学という感じ。生徒リクエスト。
Chiyo K.

○○局が住民を監視し情報をコントロールし、歴史を捏造しているとなると、もう軽く「1984」の世界である。やっぱり人類は、権力に管理されることを選ぶんだろうか。

05/05 20:02
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Midori
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上橋さんのデビュー作。ファンタジーというよりは近未来を描いたSF作品。『物語ること、生きること』によると大学院生時代に沖縄でのフィールドワーク後に書かれた作品とのこと。デビュー作でこのレベルなのかと驚愕。上橋さんはずっと異なる民族の関わりと大いなる自然との関わりを描いてきた人なのだと再確認。
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AliNorah
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[再読]地球とは異なる星、雨も操作されているドーム型の中に住み、見えないくらい小さな追跡機械に監視され、エアカーに乗る未来のような設定に、滅ぼされようとしている民族の精霊の道や木、精霊たちをつなげることに命をかけるリシアとシン。見たことのない景色や設定なのに映像が脳内に流れ、映画を見た気分。上橋さんの原点を感じました。
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がっちゃんギツネ
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「守り人」シリーズの上橋菜穂子デビュー作はSFだった!地球人が星に入植して200年の記念式典を前に、今では絶滅した先住民の伝承にあった「精霊の道」が突如現れた。同時期に、少女リシアは夢で先祖の経験をリアルに見るようになった。そうと知った行政組織「環境調整局」は大慌てで揉み消そうとする。なぜならそれらの現象は、地球人が先住民を計画的に絶滅に追い込んできた証拠になるからだった。ファンタジーとSFという違いはあれど、「語る力を持つ者が他者をゆがめる権力を持つ構図」という問題意識を、著者はずっと抱き続けている。
0255文字
makko
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再掲
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スウ
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ネタバレ上橋さん初読。いやー、学生時代に出会っておきたかったなあ。読みやすいしとても面白かった。強い女の子好きなのでリシア大好きに(笑)急展開を繰り返すな、て気はしたけど著者が泣く泣く削った結果なのね。歴史は支配する側が作るもの、ていうのは現代地球でもそうなんだろうな。最後は精霊の力けっこう凄くないか、ておもったけど科学兵器にはやはり勝てないものか。他の作品も読みたくなった。
0255文字
かなやん
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上橋菜穂子さんが紡ぐ物語のエッセンスや根底にある物のような何かが、ふんだんに盛り込まれている物語でした。読み始めたときはSFだと思っていましたが、読み進めたらがっつりファンタジー。一気に読みきりました。
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