形式:単行本
出版社:KADOKAWA
形式:Kindle版
それにしても、終盤のエクササイズ「赦しの肯定的宣言」の言葉には勝手に発狂しだす人々を幻視してしまった。ネットの炎上とはつまり“絶対に赦さない”ことで自分を傷つけ続けなければ気が済まない衝動の表れなのか。それは隠された無意識の欲望でもあり、傷ついた自分にしがみつき続けたいという癒しと変容への拒絶反応であろうか。先日読んだ「欲望会議」の内容が思い起こされる。
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