形式:新書
出版社:NHK出版
形式:Kindle版
maimaiさん、もうなかばSFの世界に踏み込んでいるようなのが現状なのでしょうね。AIを用いての、多数の(それも膨大な数の)人間を一元管理は既に中国をはじめ各国で行われていますが、私たちは今後ますますビッグ・データの何千万分の一の存在にしか過ぎなくなっていきそうです。
5Gの流通で今後ますますハッキングが激化していくものと感じておりますが、怖いのは軍事関連です。核の脅威はWW2で証明済みですから今後暗号技術、ホワイトハッカーの需要は増してくると考えますが怖いのは意思を持ったAIの動きだと考えます。国取り合戦に勤しむ人類の支配が着々と進んでいるかもしれませんね…あくまで憶測に過ぎませんが
■備忘雑感■ 『シーレーン防衛からインフォメーションレーン防衛へのパラダイムシフト』 インフォメーションレーンというのはオイラの造語で、情報交通路という含意だ。現下において石油などの資源海運交通路が表向きは重視されている。だが本書と他書籍の情報を勘案するに、今や焦眉の急は情報交通路の防衛ではないだろうか。GPSの破壊は容易であるため、地上・地中・海中でいかにして情報網を確保し、それを防衛するかが国防の鍵となっている。だから中国はここのところ中央アジアに民間軍事企業を相次いで進出させているのではなかろうか。
『ブロックチェーン技術ではアリババがGAFAを大きく引き離している。そしてBCによって国際送金が銀行を介さずに可能になった。ひいてはアリババが行っているBC取引は基本的に人民元決済である。よっていまBC取引が本格的に普及してしまうと基軸通貨ドル体制が水泡に帰す。これは覇権国家アメリカの終焉に等しい。だからアメリカとしてはBC取引をいま普及させるわけにはいかないのだ』 この知見もイタダキである。原油取引を行うたびに米に中抜きされている現状は確かに不愉快だ。だがBCは中国からの資本逃避も誘発させるのではないか
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