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出身成分

感想・レビュー
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スイマー
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北朝鮮の実情を正確に伝わる内容だと思います
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Haru
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北朝鮮の現実やその姿が感じられて面白かったが、より感動の方が勝った
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きびゅ
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ネタバレ北朝鮮内部の物語を読むのは初めてだが、驚くようでいていろいろ想像しやすかった。 自身の子だってほぼ大人になっているというのに父親由来の階層だの「血」だの考えが似ているだのといつまでも付き纏ってくる恐ろしさ。 生まれた瞬間にポジションは決まっていてそれじゃあやる気も出ないだろうな。 1人(2人)の為にここまでするのかとも思うが。 終盤からは、え?何?何?が続きハラハラする展開が面白かったです。
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黒猫のにゃん♪
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どこまでが嘘でどこからがほんと?これ、限りなく事実に近いフィクションなのかな。同じ作家のウクライナの本もこれもかなり読んでてしんどくなるのに途中でやめられない。しかし、主人公の家族は果たしてどうなったのかなー。 登場人物の名前がどーも頭に入ってこないから、よみづらかった。
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Googoler777
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胸の底が抉られる感覚を覚えずにいられない。 拉致被害に関するマスコミ報道を見る前に、 この物語を手に取ってみては如何でしょうか? 報道では見えてこない気付きがあるはずです。
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車谷
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ネタバレ本書の内容は脱北者の証言を元に作られているので、多少盛られているが、大まかな内容は事実だと思われる。読んで感じたのは人権というものが存在しないだと感じた。ネットを使えず、携帯も所持が基本禁止なので本当に生きづらい世界になっている。正直中盤までは大変だと思いながら読んでいて、ミステリー要素にはあまり面白みを感じなかったが、終盤で一気に面白くなって眠気も飛んで一気に読む進めた。証拠が本当のことではないが、父との事件性の内容を数ページの内容でこうもうまく変えたのは舌を巻いた。面白く、北朝鮮の現状を想像できた。
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けえこ
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片田舎で起きた過去の殺人事件。再捜査するうちに自分の身が危うくなる、彼の国ならありそうなことかも。 出身成分は夫に起因、家族を幸せにできない責任は世帯主にある。 全てが歪んでいる国なんだなと感じた。
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読書は人生を明るく照らす灯り
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📕読んだ理由📕松岡圭祐さんの作品だから。北朝鮮を題材にした話に興味があったから 📘読んだ感想📘改めて日本は安全な国だと感じる。その日本でも、貧困や追い詰められている人は多い。 とても他の国の話と思えなかった。自分が恵まれてると感じながらも、国に思考停止を強いられて、疑問に思う事なく生きている人が羨ましくも感じてしまった。 📗読んだ後の行動📗色々な国の思想を学ぶ
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ふじ
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終始重たい空気を纏った一冊。いつ階級が下がるか分からない、仲間について告発するのも生きていく術。ずっと醒めない夢の中にいることが普通となっている生活があることにぞっとした。確かに組織の中からは改善できない。誰かが立ちあがっても階級という力で捩じ伏せられる。そんな中で勇気を持って行動する強さに感動した。慣れない漢字もあり難しいけど、読んでみてよかった。
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まひはる
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平壌郊外の保安署員クム・アンサノは11年前の殺人・強姦事件の再創査を命じられた。犯人として収容されている男にも会うが、杜撰で強引な捜査を再確認するだけだった。実はアンサノの父も収容中。医師で最上位階級である「核心階層」に属していたが、大物政治家の暗殺容疑で物証も自白もないまま収容されていた。再捜査に父への思いが重なり自国の体制に疑問を抱いたアンサノは、ついに真犯人らしき謎の男にたどり着くが…。鉄壁な国家が作り出す恐怖と個人の尊厳を緻密に描き出す、衝撃の社会派ミステリ長編。
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❥ⓜⓘⓨⓤⓚⓘ𓃟
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未知の国である北朝鮮の実態と、二転三転のミステリーに引きこまれ、夢中になって読みました。 主人公は、医師の父を持つ、保安署員のアンサノ。彼が11年前の事件を追うことで、驚くべき結末へ。 北朝鮮では、「出身成分」という厳しい階級制度で人民の身分が区別されている。 病院に行っても薬はもらえない。 保安員は賄賂受付係。 正義などどこにもない。 誰もが栄養失調で、少女たちは性被害にあい、それでも決して本音を漏らさず、それが異常だとも思っていない。 理不尽な世の中に抗った父と息子の物語に震えました。
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くまきち
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ネタバレ北朝鮮の生活実態に過去の冤罪殺人事件を絡めた作品で、衝撃の連続だった。親から引き継ぐ身分、地方都市の貧困、賄賂 … 数え出したらきりがない程の嘘に塗れた日常。人間不信になりそうな話だった。脱北へと導かれた家族3人は、少しの希望の光となった。
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taiko
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ネタバレ保安員のアンサノは、北朝鮮の郊外の街で起こった事件を再調査することになった。…謎の多い国北朝鮮の身分制度、片田舎での暮らし、警察組織など、知ることもなかったことが描かれていて、想像以上のことに驚かされた。ひと昔どころかふた昔ぐらい前の日本にも近いところはあるようにも思うが、上層部に管理され作られた国という点では、やはり異常性を感じる。 こういう国で暮らしていたら誰も信じられなくなりそう。家族でさえ信頼出来なくなりそうで怖い。ラスト希望を託されたアンサノ達が無事に人権を得ることが出来たことを願ってやまない。
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よし
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自由のない国はこういうことなのだろう。保安員の主人公が11年前の殺人事件を再調査するが、当日強姦された娘、父が事件に絡み、かなり意外な展開に。
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しーぞう
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ずっと暗く、重い雰囲気が漂うお話。北朝鮮についてはただ漠然とこわいというイメージしか持っていませんでしたが、この本をよんで少し実情を知れたように思います。階級差別に関する記述が多くあり、職業選択の自由、住む場所の自由、言論の自由がなく周りから常に監視されているなかで私だったらどんなことに幸せや希望を見いだして生きていけるのだろうかと考えてしまいました。ふと小学校のころ習った日本の部落差別のことを思い出して全く関係のない話ではないなと思いぞっとしました。
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おいしゃん
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北朝鮮の身分制度をテーマにした刑事小説、舞台はもちろん北朝鮮。今までこんな小説があっただろうか。作者にはライトノベル的なイメージしかなかったが、重厚な小説に仕上がっていてビックリ。そして、いまだベールにつつまれた国の、しかも中枢部についてよくここまで…と二重にビックリ。
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えりんぎ
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これは筆者が脱北者からの聞き取りを元に書いた、北朝鮮の田舎で起きた、よくある殺人事件を扱ったミステリーである。ひたすら怖かった。事件そのものよりあの国が怖い。全編通して閉塞感、息苦しさに覆われ、最後の最後まで緊張が抜けない。こんな空気の中でかの国の人達は暮らしているのか。こんなことがそう遠くない場所で起こっているのか。
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usaginojump
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怖い怖い。読んでてこんなに緊張する本を読んだのは初めてかも。無意識に身体に力が入ってしまっていた、けどページを捲る手が止まらない。ラストはどんでん返しにつぐどんでん返し。「愛の不時着」の集落の人たちの成分は何だったんだろう?この小説に出てくる集落か特に酷いのか、彼の国ではこれが一般的なのか。人権に目覚めてしまった親に育てられた子は不幸と言ってたけど、そういう子が出てこない限りあの国はずっと変わらない。脱北者が増えて、少しずつでも変わるんだろうか。
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takijiro_
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どこまでが実話でどこまでがフィクションなのか。 身分-階層の仕組みがほんとだったらぞっとする。 知らない世界を覗けました。
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にしかさ
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珍しい題材、北朝鮮社会を知る第一歩、体制側の保安員が人権尊重に傾くジレンマを描く。テーマは階級社会で古い事件の洗い直しの過程で罠にはまっていく。終盤、積み上げて来たものが総崩れしてちょっとガッカリしていたが更にどんでん返し、最後の数ページは全てを忘れさせるようなグッと来る出来ばえだった。物語としては上手くまとめたが、これでも北のほんの一面だろう。作者の思い込みや風評も多いと思う。北の生活に関する資料が少なく現地取材も出来ないので仕方がない。こうなると関連図書を探して独裁国家の愚かさをもっと知りたいと思う。
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ゆうみ
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「貴方が北朝鮮に生まれていたら、この物語は貴方の人生である。」内容が怖すぎた。これに近いできごとが、現実に報告されてるなんて。ストーリー自体は、どんでん返しにつぐどんでん返しで、何度も息を飲んだ。
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nokiko
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最後は え〜〜… だった
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Cinnamon
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怖かった。毎日毎日が薄氷を踏むような危うさの中で、それでも生きて、生活していくのはどんなに苦しいだろう。終盤の南朝鮮も日本も、「出身の階層により、結婚相手も学歴も仕事も生活水準もだいたい決まる」という言葉が胸を打つ。
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あかね
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いや〜重かったし怖かった。人の怖さ、そして組織の怖さが生々しく迫ってくる。正直なかなか進まなかった。最後には救いがあってよかった…と思ったけど救いなのかなあ、あれは。続きが気になる。
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モルク
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衝撃的だった!「貴方が北朝鮮に生まれていたら、この物語は貴方の人生である」の文言。読み進めるごとに緊張が走る。保安職員アンサノは過去の殺人事件の再捜査を命じられる。殺人、父による実の娘への性暴力…と、事件を追っていたはずが、自身にも…。核心階層、動揺階層、敵対階層に分かれ、核心階層でなければ平城に住むことは出来ず、賄賂が横行する日常。TVで見る平城の生活、胡散臭いとは思っていたが…地方での貧困、過酷な労働、やっぱりそうか。ミステリーでありながら、その要素を超え、たたみかけてくる後半に驚きを隠せない。
mirai.R 

モルクしゃん、気になるレビューだわ。頂きます(*^^)v

02/07 17:26
モルク

かの国に生まれなくってほんとによかった!って思える本。是非、読んでみて(^。^)y-~

02/07 19:48
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うちぞう
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社会主義ってなんなんだ。
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ロバくん
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北朝鮮の隠された部分が少し見た気がしました。読了後、前書きを改めて読むと、何とも言えに暗い深みにはまってしまいそうです・・・。「この物語は、郊外におけるごくふつうの殺人事件とその捜査を・・・」と書かれている、”ふつう”が重い。
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りらくま
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「貴方が北朝鮮に生まれていたら、この物語は貴方の人生である。」前書きに書いてある一文に若干の緊張を覚え読み始める。 展開は地味で、重苦しい空気感を感じながら話は進むが、丁寧に状況が積み重ねられ、かつ、北朝鮮の体制や内情の描写がリアルでのめり込んでいった。クライマックス部分のアンサノとインジャの会話に、松岡さんの伝えたいことが凝縮してると理解している。 「貴方が北朝鮮に生まれていたら、この物語は貴方の人生である。」読了後にもう一度前書きに戻ると、この一文は重いな。
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よしちゃん
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久々の松岡さん。事実に基づいた北の物語らしいが、読んでいて息苦しい。何となく分かっていたが、知っておかなければいけないのか。なぜこの話を書いたのだろう。
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yasu_z2
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松岡圭祐にしてはつまらなくてハズレだと思って読んでいたらラスト付近で大どんでん返しはさすが。しかし北朝鮮のリアルな内情はどうやって取材したんだろうか?
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ホセ
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北朝鮮のことって思って読んでいたけど、、、、
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hundredpink
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北朝鮮が舞台のミステリー さすがに北朝鮮をエンタメにしてはいかんだろうそう思いながら読み進めるた。そうではなかった最後のミョインジャの手紙に著者のメッセージが込められていた。世界はこのような国の存在を許してはいけない。
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carl
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ドヨーンとしっぱなしで向いていなかった。登場人物の名前も頭に入らず入り込めなかった。北朝鮮の勉強にはなりました。
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不易流行
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図書館本。気持ちが落ち込んでいる時には読むのを避けたほうがよい。とても重苦しい内容。想像すらできないような悲惨な生活の一端が描かれる。過去の殺人事件の再捜査自体があることすら疑ってしまう▽核心階層、動揺階層、敵対階層。「党と国家、最高指導者に忠誠を違います」▽日本にも様々な矛盾はあるが、普通の生活をしていれば何とか食べていける。国外に目を向けたならば、決して当たり前のことではない▽何を信じて生きていけばよいのか。鉄壁の体制をとる、かの国が変わる日は来るのだろうか。
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shi-
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色々と謎に包まれた閉鎖的な国、北朝鮮での殺人事件捜査。 想像し難い悲惨な生活だ。 そしてまた、出身成分という階級制度。 ただ後半のアンサノとインジャの会話にはゾッとした。 作者の前書きを最後にもう一度読んでもっとしっかり読み直したいと思った。 これが平壌の所謂都会、では名も知らぬ地方都市ではどこまで悲惨な生活、そして更に閉鎖的な生活を虐げられてるのか?
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カラヤ3
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作者も前書きで書いているが「地味で複雑な内容」であり、読んでる間ずっと重苦しい感じがしていた。読後のさわやかさを感じなかった。
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coolgang1957
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北朝鮮の話でしたが、派手などんぱちはありませんでした。タイトルが「出身成分」だけに、差別や先入観はいっぱいありましたけど科学的なところは進んでるでしょうから、そんなに違和感なく捜査してましたね。その他は賄賂がたいへんかもなぁ。 捜査の目的が最後で明かされます、インジャ中佐の想いは遂げられたのか気になるところですが、日本も韓国も自由主義も根本的な憂いは、彼の国とかわりはないことを知らされました。読み応えがありました。
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Yunemo
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最後に辿り着くまで、理解を超えた内容で、というより北朝鮮の実態が分からぬままに。また表題の意味も同様に。でも出身成分と社会成分の相違が、部品の製造元と形状でとの解釈に何となく。差別じゃなく区別ですか、これも何となくイメージで。北朝鮮国民が経験しているのは国がつくりだした幻想、確かに掌の上での行動、それを意識もせずに。でもある意味日本でも起こっていることかもしれませんね。北朝鮮と外国(南朝鮮&日本)に関する問答、言い得て妙、確かにという納得感。自身の生き方難しいですね。ある意味平和という幻想にボケてます。
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Rico
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友人のおすすめからたどり着いた本。北朝鮮を描いている、という側面、ミステリー要素、最後のどんでんをどう読むか、と小説としてよくできているのと同時に、最後の方にテーマになっている、度合いはともかく男女蔑視、生まれながらの階級差による運不運、親と子の関係などは普遍的なテーマでこちらの方がある意味余計怖かった。
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ぬらりひょん
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東ドイツから北朝鮮、社会主義国第2段!社会主義の理想とはほど遠い現実に、なぜこの体制に甘んじているのかずっと疑問だった。親も配偶者も誰も信じられなくからかと思った。社会主義国にアイデンティティなんて必要ない。「人とちがってるなんて、酷なだけだ。…すべてを受け入れられる。そんな自分だったらな」アンサノのこの言葉は、同調圧力の強い日本でも同じかもしれないが。3分の2くらいまでこれがミステリーだと言うことを忘れていた。アンサノの父親が出てきたあたりから、話が複雑になってきて最終的にえっ〜?で終わった。
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