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ザボンの花 (1956年)

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ケロリーヌ@ベルばら同盟
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天高く囀るひばりの子の朗らかな声から始まる、春から夏の終わりまでの、若い夫婦と小学四年生の長男を頭に三人の幼い子供たちの日常が、澄んだ眼差しで、溢れんばかりの愛情をこめて描かれます。昭和31年、青い麦畑と雑木林に囲まれた小さな一軒家で暮らす家族の倹しくも温かい生活。「お父ちゃん、会社へ行くのすき?」「キライ」そう、お父ちゃんは、ひがな家にいて、子供たちをカンサツしていたいのだ。たまには昼寝なんかして…。待ち遠しい夏休み、あまりにも早く過ぎ去る尊く美しい日々が、爽やかな果実の香りのように胸に沁みわたります。
ちゃちゃ

けろりんさん、読みました!本当に夏の終わりのこの季節にぴったりの作品!矢牧家の家族のささやかな日常の営みが、しみじみと胸を打つ作品でした。独特のユーモアが混じった筆致も、かなり好みでした(^^)

09/07 21:39
ケロリーヌ@ベルばら同盟

ちゃちゃさま、素晴らしいレヴューを拝読致しました☺️庄野潤三さんの、何とも味わい深く、温かい文章、共読出来て嬉しいです(*ˊ˘ˋ*)。♪:*°

09/07 22:41
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