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いつかの岸辺に跳ねていく

感想・レビュー
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assam2005
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少し不思議なところがあり、どこか浮いた感じのある徹子と、そんな彼女に興味を持ち、陰日向となり見守る護。幼馴染の二人の優しさは不器用で、うまく相手に伝わらない。前半は護視点、後半は徹子視点で語られる。それぞれの優しさが空回りするのは何とも切なく胸が痛い。秘密を秘密のままにし続けることは、こんなにも心苦しく、分かち合う喜びも味わえない。全てを背負い込む徹子の優しさを、ちゃんと掬い上げてくれる人がいる。全ての人は騙せない。愛する人はちゃんと見てくれている。ラストのこの展開に救われた気がします。
assam2005

読書会で紹介いただいた本。秘密に罪悪感が加わると騙しになっちゃうのかな。加納朋子さんらしい、切ない優しさに胸がきゅうっと締め付けられる一冊でした。教えていただき、ありがとうございました。

03/14 23:43
0255文字
くまたす
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★★★★☆護の幼馴染・徹子は真面目な女の子だけど、突然知らないおばあさんに抱きついたり、授業中に涙を流したりと奇行もあって少し浮いた存在。大人になるにつれて奇行は減ったけど、すぐに自分を卑下するところにもやもやしてしまう。徹子が何か隠しているのは薄々気付いているけど…。前半の護パートが穏やかに進むのと対照的に、後半の徹子パートで秘密が明かされ、全く予想しない展開に。徹子の苦しみと孤独な戦いが切ない。メグは良い子だが、母親がなぁ。著者の作品にしては闇多めというか、大人な内容。出来過ぎな気もするけど良かった!
0255文字
katokicchan
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ネタバレ昔好きな作家だった加納さんのファンタジー。A面とB面の小説形式。A面は前奏曲で、男側目線の物語。女側のB面の方がすっ飛んだ物語になり伏線回収のような形になるが、制御が難しい設定のなか、やや強引にまとめた感じがあり、もっと派手に大団円すればよいのにと思ってしまった。まあ、ささらさやの連作に代表されるように、説明がつかない不思議な設定が加納さんの作品の特徴。昔はこんな作品を好んで読んでたのかと感慨。
0255文字
ごうおじさん
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ネタバレ前半と後半で全くジャンルが変わって驚いた。前半途中まで読んでてタイムリープ物かと思ったけどちょっと違ってた。後半はカミキヒカル的なキャラもいてちょっと推しの子的な印象もあった。最後の結婚式のシーンがちょっと唐突な感じ。もうちょい一つのシーンを複数の視点で、な展開だと良かったかな。昔のアドベンチャーゲームでザッピングシステム、なんてあったなぁ。結構好きだった。
0255文字
柚季
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読後感が少し切なくもあり、心が温かくもなった。 前半の『フラット』は護視点で、護と徹子の青春小説みたいな感じ。この2人はくっつくんだろうか?徹子が変わった行動をするのに理由はあるのだろうか?などと思いつつ、さらっと気軽に読めた。 後半の『フラット』は徹子視点。徹子の優しさと苦しみに胸が締め付けられる。前半のあれはそういうことだったのか!の連続で読み進める手が止まらず、怒涛の展開にあっという間に最後まで読了。最後の展開は感動で少し泣きそうになってしまった。
0255文字
kirin100
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一気読み。途中、どうなってしまうのかと思う場面もあり辛かったけど、よい読後感でした。たぶん『ななつのこ』以来の加納作品、面白かったので他の著作も手にとってみたいな。
0255文字
ammytanka
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2部構成で、前半出題編・後半解答編というか、前半序章・後半本編、みたいな感じ? 護視点の前半があっけなく終わったので肩透かしを食らった気持ちだったが、徹子視点の後半がばりばり面白かった。途中で読むのをやめなくて良かった…… メグミの行く末については前半で明らかになってるのにハラハラしながら読み進めちゃうし、悪役のカタリが相当怖かった。解決はまあドタバタしてる雰囲気もあるけど、締めが非常に綺麗で感動した。とても好きな本。
0255文字
ayan
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★5.0 前半と後半での雰囲気の違いにびっくりするも、読み進める手が止まらなかった。護と徹子が報われることをただただ祈っていた。名作。
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anri0912
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ガッツリと体調を崩し 回復途中で読んだ1冊。 ハッピーエンドで良かった。ほっとした
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toshi
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「フラット」と題された前半は護の視点から語られる、ちょっと変わった幼馴染の徹子の物語。後半の「レリーフ」は徹子による「フラット」に対する回答編のような内容と、その後日譚。物語としては「レリーフ」だけで完結しているけれど、その前半を別の人物の視点で描くことで立体的になっている。宮部みゆきの「模倣犯」と同じ手法かな。「フラット」では語られていない話になってからの展開はちょっと強引だし、結婚式のドタバタで無理やりまとめてしまった感じになってしまいちょっと残念。 そこまでと同じように丁寧に物語を作って欲しかった。
0255文字
あんちゃん🐳
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子供時代、引っ越しが多かった私に「幼なじみ」は異性・同性問わず憧れ。それが森の熊=森野護くんみたいな子だったら素敵よね~🥰と思いながら読んだ。なんていうか、その、人を見る目のフラット感というか、あたたかさというか。彼の魅力がこの物語の肝なんじゃないかな。フラット最後の数ページ、まさかの展開に、へっ?これで終わり⁉ってびっくり。次のレリーフが、徹子編だとわかってホッとした😆。不器用な徹子が、悲痛な覚悟を固めていく展開は、悲しいラストしか思い浮かばなかったけれど、無数の石が一斉に跳ねた光景は見事でした。
東谷くまみ

加納さんのこういう展開って私大好き🥰読んでてすごく温かい気持ちになるよね✨

02/02 16:16
あんちゃん🐳

以前から、よくおススメしてもらっている加納さんですが、私は「カーテンコール」に次いで2作目。温かい気持ちになる・・・そうですね。みなさんがおっしゃる意味がよくわかる(*^^*)。大事に読んでいきたいです。

02/05 21:25
0255文字
mashiro
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第一章と第二章で雰囲気がガラッと変わって驚いた。 「フラット」の牧歌的平和さと、「レリーフ」のヒリヒリした空気感。その空気感がぱんぱんに膨らんで弾けた瞬間が圧巻で、第一章と第二章が交わる新たな景色が見れた。石が川の中を跳ねていくあの情景、石が意思を持って力強く跳ねて未来へと進んでいく、そんな情景が目に浮かんだ。
0255文字
miyumo
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ネタバレ最後にとても優しい気持ちになれる物語でした。でも、途中はとても苦しくて不安な読書体験でした。最初に登場した白い髭のおじいさんの正体がわかるまでは・・・。徹子と護の未来を知ることができて良かった。
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飴ちゃん。
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前半はちょっや変わった青春小説みたいな感じで、後半は視点が変わり、大人になった後のことが細かく描かれていました。 前半部分で感じていた違和感が、後半で伏線として綺麗に回収されていって、とてもドキドキしました。 それぞれの人生を送る人々が関わり合う濃密な人間関係がとても良かったです。
0255文字
まるぷー
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二部構成の「フラット」と「レリーフ」で幼馴染の護と徹子が主人公。「フラット」では護の語りで話が進み、小学生から高校生に至るちょっと違和感のある青春小説のような感じがした。そして、後半の「レリーフ」ではその視点が徹子になり展開がガラリと変わる。前半での違和感が後半で伏線として回収され、ひとつひとつの事柄がこういうことだったのだと解き明かされる。未来が見える徹子の能力だが、いいことだけが見えていればいいけど、やはり見えない方が人生スリルがあっていいのかな?成人式で知り合った正義や弥子や根津くんが頼もしい。
まるぷー

ここまでお読みになったレビュアーさんにお願い。お返しナイスは不要ですので御了承ください。

11/30 19:12
まるぷー

このアカウントは絡むための捨てアカとして登録したようですが、運営に排除されたのか現在はアカウント名だけが残っています。https://bookmeter.com/users/1473013 アカウント名「読書メーターってどうよ?32からの使者」 しかし、新たに「碓氷優佳」名義で捨てアカを登録したようです。 https://bookmeter.com/users/1473279

02/27 22:13
8件のコメントを全て見る
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コウママ
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はじめの章はクマさん系男子のほのかな想い青春話で、章が変わると女の子の視点からの話。この場面こういう事だったんだと、大人になってからの展開がドキドキ。悪人が出てきて怖っ!となったけど、ストーカー君がなんか笑えていい味。ラストもふんわり良かった。一気読みです面白かった。
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Kanam
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なかなか面白い2部構成だった スカッとジャパン感があるのがなんかちょっとついていけない気もするけど
Kanam

そう、加納朋子らしい。こういうのを書くのが好きなんだろうなと思います。

09/23 16:18
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やっさん
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ネタバレ★★★★★ 前半は男目線で描いた幼なじみとの青春物語だが、後半で視点が変わると世界は一転。解いた問題を採点したら全部✕だったような感覚に。そして、カタリという圧倒的ヒールの登場を経て、最後の問題だけ◯を得る。
やっさん

人は恋に落ちる。それはきっと、突然深い穴に落ちてしまうようなものだ。(p.173)

08/21 18:59
0255文字
モモ
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再読。未来が視える徹子が、何としても大事な人の未来を変えようと奮闘する姿にまた切なくなる。どうしても動かない未来。自殺しようとする若者を必死にとめる老人をえがいたイラン映画「桜桃の味」を思い出した。後半の人間味がなかったカタリの生身の姿が明らかになっていく様子は何度読んでも痛快。母親の愛せなかったという言葉が何とも言えない。前回は痺れるような感動だったが、今回は変えられなかった未来に寂しさを感じた。
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だーさん
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ネタバレ運命は定められているのかもしれない。それでも足掻けば未来は変わるかもしれない。陰惨な描写もあるが、全体的に優しい空気が流れている。作者の気質のおかげかな。
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ここぽぽ
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ほのぼのする幼なじみの友情物と思っていたら、途中から雲行きが怪しくなって、激しい怒濤の展開に。ジワジワ追い詰められる感覚で、薄ら寒くなる。面白かった。
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なっぷぅ~
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★★★★
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BamgB
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幼馴染みの徹子と護。二人が結婚すれば良いのに、と思うほど仲が良い。しかし一章の最後にがっかりする。第二章では徹子の語。実は未来が見えて苦労している。大切な人達を守るためには自己犠牲も厭わず一人で未来へ挑んで行く。でもそれが読んでいて辛すぎた。ヒールカタリの毒気が強く不快。まんまとカタリの餌食になりそうな徹子を幼馴染みの護と大切な友達、親友の家族がギリギリの所で助けに来てくれてホッとした。根津君が格好良すぎ。護って徹子サイドの人だったんだね。そんな二人を皆が見守ってくれて嬉しい。幸あれ。
0255文字
ありゅ
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図書館本 人は自分の話を熱心に聞いてくれる人にはひどく弱い。とりわけ、否定せず、批判もせず、自虐には「そんなことないよ」と力強く言ってくれる人には。
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♪ぶるぼん
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ネタバレ護目線の物語は「ちょっと変わってる女の子いるいる」くらいの気持ちで微笑ましく読んでたのですが、徹子目線に入ると、その変な行動の理由が明らかになり、重い展開が続きます。なんとかしたくて必死にもがいても、希望する未来にならない。私たちも生きてきて、そうだったことはたくさんあったと思います。もし、私が徹子のような能力があったら、やっぱりなんとかしたくて空回りしながらがむしゃらに動いちゃうかもなぁ。 ラストは大事な人たちの存在の大きさ、ありがたさが伝わり、目からポロポロと涙がこぼれ落ちる。とても素敵な物語でした。
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椎乃
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ネタバレあんなに必死になって、写真という形で残しておきたいくらいに、大切な時間なんだろう。 しみじみ、思う。人間とはなんて愛すべき生き物なのだろう、と。/ 記録には残せなくても、記憶には残る。絶対に、残る。/ 未来なんて、ほんの少し長生きすれば、誰だって見られるでしょ?あたしらが死んだって、子供達がその先の未来を見てくれるでしょ?そっちの方が、すごくない?
椎乃

日々を生きてれば、いつかは未来に辿り着く....誰でも。遠い未来を見てみたいと思うなら、その手段はただひとつ。誰よりも長く、生き抜くことなのだ。 毎日、本のページをめくっていくように、未来は少しずつ、その厚みを減らしていく。幼い頃は、膨大な未来に圧倒され恐怖するばかりだった。けらど読み進んでいけば、やがて残りのページはごくわずかとなる。別に未来など見えない人にだって、結末はある程度予測できてしまうのだ。

03/15 23:38
椎乃

あの石はさ、きっとびっくりしてるね。いきなり景色がどんどん変わって、きっと未来に連れてこられたみたいに思ってるんじゃないかな

04/03 11:04
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みるくるみ
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ネタバレ人生の早い段階に出逢わなければ名乗れない幼なじみって貴重な存在だよなとつくづく感じた一冊。たとえ恋じゃなくても幼なじみにしては熱すぎる護の徹子への愛と信頼。途中から護のことを眞栄田郷敦さんのイメージで読んでた。タイムトリップ物は読み飽きたから別展開だといいな~と思いつつ、徹子目線の『レリーフ』は温かいラストが待っていると信じていても読むのがしんどかった…お母さんの態度とカタリのサイコパス感が怖すぎて…ん~そこで一挙解決するのか~!ちょっと強引なような…元徹子ファンのハツカネズミとハム贈りが地味に気になる…
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よしりん
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ネタバレちょっと変わった子と周りから思われている徹子とその幼なじみの護。護目線の『フラット』、徹子目線の『レリーフ』…この2編が合わさったとき見えてくる真実。そして徹子が子どもの頃に出会った神様の正体。心の中とても温かくなった。
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まさのすけ
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ネタバレ再読。護と徹子の信頼関係がとても良いです。 加納朋子作品で、こんなに明確な悪者が出てくるのは、実は珍しいのでは? Kindleで読んだんだけど、やはりこういう伏線が多い本は、紙の本の方が前に戻りやすくて良いですね。
まさのすけ

先日逝去された書評家の北上次郎氏がYouTubeで紹介、絶賛しています。ネタバレを避けるべく苦労してしゃべっているのがおかしいです。興味のある方は「北上ラジオ 第7回」で検索を。

03/09 10:17
0255文字
ヌーン
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いい話だったです…
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ともとも
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ネタバレ同じ出来事も視点が変わればこんなに違った物語になるのか!?二部構成だからこその驚きと感動を堪能。語り手である護の温かな眼差しと青春のくすぐったさを感じながらサラリと読める『フラット』に対して、誰にも相談できず孤独な戦いを続ける徹子目線の『レリーフ』の重苦しさときたら、読み進めるのが辛くなるほど。どれだけ心細かったことだろう。だからこそ素敵な仲間に助けられ、彼女が穏やかな心で迎えたラストにホロリ。神様…ずっとずっと見守ってくれていたんだね。
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IENEKO
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ネタバレ少し変わった幼馴染みを持つ護。彼視点で語られる「フラット」。それは時折小さなトラブルがありつつも、甘酸っぱくほのぼのした物語。それが徹子視点の「レリーフ」に入ったとたん、様相が一変。護の感じた違和感の正体。徹子が孤独に何と戦っていたのか。あるおぞましい存在。(ああいった人とは同じ土俵に上がってはいけない。ヤンキー最高)彼らの名前が立ち位置を暗示しているかのよう。徹子が幼い頃出会った神様の正体が判明したとき、彼の実直で深い愛情をしみじみと感じた。途中から護が鈴木亮平で脳内再生されていた。図書館本
コウママ

私も鈴木亮平で読んでました!!

10/13 22:54
IENEKO

コウママさん、お仲間♪イメージ合いますよね~。

10/14 16:15
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やれやれ
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淡い青春ものと読み始め,フラット編終了,ガラっと変わりレリーフへ,これ短編かと思いながら名前を確認し,徹子目線かと納得。特別な能力を秘めて苦悩する彼女とフラットの護との関わりとカタリというサイコパスのような存在の出現で物語は一変。エンディングは強引すぎる気もするが,ヤンキーとストーカーとサイコパスの掛け合いはホロッとしました。幸せな一生でしたね。
0255文字
horuso
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ネタバレ未来予知能力を持つ女性がヒロインで、SFというよりはファンタジーより。ヒロインが親友をその毒牙から守ろうとする敵は、加納さんの小説には珍しい、真性の悪。結局親友は殺されるので、清々しいハッピーエンドとはいかないが、よかったよねと思える展開はやっぱり加納節。最初と最後の繋げ方はよくあるっちゃあるけど、好きだな。
0255文字
mincharos
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再読。年末年始に図書館が長めに休館になっちゃったんだよ~。すごく大好きなお話だったし、二度目読みでも面白かったんだけど、二度読んでしまうともう満足し切ってしまって、次に読むことはないかな~と、実家にそのまま置いてきてしまいました。徹子の母親がな~ひどすぎると思いませんか、皆様!!娘にはどうか護みたいな人と結婚して欲しいものです!
★Masako★

積みっぱなしだわ(笑)! 再読したくなるほど良かったのね(^-^) いつか読む~(*´罒`*)

01/18 15:10
mincharos

まさちゃん*出た、いつかー!笑

01/18 16:37
4件のコメントを全て見る
0255文字
cafe_love
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凄く意外な展開があり、ラストは感動し思わず涙。年末にこんな素敵なお話を読了できてよかった!
0255文字
ちきちき
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幼馴染みの護と徹子のお話。前半は護が、後半は徹子が語り手となっている二部構成。男の子から男子、男性と成長するも甘酸っぱい話にちょっと戸惑いましたが、後半イッキに変わります。ファンタジーと思いきやサイコパス系?ラストのまとめ方はやや強引だけど面白かったです。
0255文字
かっこちゃん
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ネタバレ護の目線で描く「フラット」えーこれで終わり?と思いつつ、次の短編「レリーフ」へ何行か読んで喜んだ。あれこれ?やっぱりそうだった😆短編ではなく徹子目線の同じ話。フラットに散りばめられていた伏線が回収されていく。尚かつ、怖い話にドキドキしながら読んでいくと、最後は加納氏らしく、ハピーエンド。根津くんも弥子ちゃんも👍ジョブ。ハラハラしてた分嬉しくて泣ける。それにしても最後の最後に回収された伏線までは想像つきませんでした。ウルウルきたよ。
0255文字
あーや
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ネタバレ幼なじみの護と徹子、2人の物語。護も徹子も名前の通りの性格だなと思った。護目線から描かれるフラットの章では、徹子を大切に思う気持ちがすごい表れてて、でもそれが伝わらなくて、甘酸っぱい青春物語だった。徹子目線から描かれるレリーフの章では、今までの徹子の行動の理由が明かされる。未来が見えるってすごい憧れるけど、その分心の負担が半端じゃない。カタリは許せないけど、生い立ちを聞くと同情もしてしまう。結末にハラハラしてたけど、本当に最後の最後でとんでもないハッピーエンドで大満足だし心が温かくなりました。ありがとう。
0255文字
ゆう
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ネタバレ加納さん初読み。幼なじみの護と徹子。前半は護の視点で語られる。徹子は訳がわからなくて不思議な行動をする。だけど気になるし年を重ねるごとに好きになる。後半は徹子の視点で語られる。不思議な行動は未来が見えてしまうという能力があるから。特に人の生死がわかってしまう。人の死を避けようと徹子は必死に行動する。親友に悪魔のような彼氏が出来て見えた未来が…。怒涛の出来事でハラハラの連続。最後は護や仲間達に助けられ、もう読み終わっても涙が止まらない。小さい時に見た神様はあなただったのね。最後はノンストップの超感動作品。
0255文字
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