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いつかの岸辺に跳ねていく (幻冬舎文庫)(Kindle版)

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riri4125
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ネタバレああ、面白かった! 前半と後半が視点を変えての話だということは知っていたが、こういうことだったのか! と壮大な種明かしを見る気分で、読了後すぐに冒頭から読み直したくなった。終盤の下りはちょっと出来すぎ感はあるが、それぞれのキャラクターがうまく生かされていて、すっきりした。前半の川での水切りにこんな意味が隠されていたとは、と、改めてタイトルの指し示すものに気づく。とにかく護はいいヤツだ!
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エドワード
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私たちは時々「未来を予知できればいいな」と思うことがある。そんなことは決してない。未来を視る力を持つ徹子は苦悩の連続だ。そして、徹子と幼馴染みの護の、子供時代から大人になるまでの、二人の温かい絆がいい。中盤、徹子の親友の恵美が結婚した外科医の堅利は、実は財産目当ての悪魔だった。恵美が自殺する未来を視た徹子が必死に未来を変えようと試みるエピソードが秀逸だ。しかし恵美は自殺してしまう。恵美の忘れ形見の美瑠香を育てるため、堅利と結婚する徹子。その結婚式で明らかになる真実とは?SFと神話の香りが漂う展開も面白い。
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あみぷれ
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あっという間に読み終わりました。幼なじみの男女の話。前半は男の子の視点で話が進み、青春小説かなと思っていたら後半の女の子の視点から怒涛の展開。エンディングも感動でした。
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snowflakes
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ネタバレ根津くんの言葉を借りるならこの本は「ヤバイな… ヤバすぎる」○徹子の見えざる能力は、もしやカタリも持ってるのではと思いきや... 嗚呼、そうきたかーー!○ものすごい納得感。達成感。むしろ騙された幸福感○護は「守る」。言わずもがな。彼の言葉も今思えば「過去形」にさえ読み取れる○「リーフ」で徹子の思いが泣き叫びたいほど胸に押し寄せてくる。思わず読むのやめようかと思った矢先の大転回○跳ねた石の辿り着いた先を感じ取れた事が何より嬉しい○レビューを読み書きするよりとにかく読もうぜ、その一言に尽きる気がする。
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風船
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ぱらっと読んだら、止まらなくなった~笑良本。不思議な加納さんの世界。読後感もよくて、満足!親子連鎖、影響力怖いな/見えないものが見える。人にわからない訳だから、苦労したよね。理解できる人と出会えて良かった。そして大往生まで仲良く暮らせたんだね…。前、読んだ加納さんの本が、闘病記だったので、長生きの幸せを、しみじみと感じた。『未来を知りたいなら、長生きすればよい。』幼い子どもをおいて病を経験し、子どもの将来を案じたときの、強い願いだったんじゃないかな。 加納さんご自身は、お元気なんだろうか?
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