形式:単行本(ソフトカバー)
出版社:ナツメ社
形式:Kindle版
キリンの遺体を献体するために動物園の飼育員さんが四肢をバラすのは魂が削られるほど辛かろうと思ったけれど、この人は動物園でこのキリンの生前の姿を何度も見てきたような描写はなく、個々のキリンに対する思い入れは解剖のときにしか持っていないのかなと。キリンに会うために動物園に行きたいって思わされるだけの魅力を書いてほしかった。解剖の魅力しか伝わらなかった。
あと謙虚でいようとしているけれど、ちょいちょい隠しきれていない傲慢さが顔を出している。
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