形式:コミック
出版社:講談社
形式:Kindle版
半グレ組織の内通者だった信について。完全に組織の一員ではなく、あくまで雇われの身である事が良くも悪くも展開を読めなくしているのが上手い。こうなってくると二部開始当初に提示された四人のうち三人は内実が明かされた訳だし、残る占い師が鳥栖家の内通者、と考えるのが妥当かな。勘が良く機転の利く小沢は有能そうなんだけど、まだまだ哲雄が全幅の信頼を寄せるには厳しい感じだし、今後に乞うご期待ってところか。しかしこれ、行動如何では金井は生存の目もあった様に思えて、つくづくツイてないな・・・(続)。
零花ちゃんがんばる(違)について。ひたすら哲雄の足を知らず知らず引っ張っていた彼女が初めてまともに動いて役に立ってる事に驚き(笑)。もう延人周りの真相を明かして素直に協力してもらった方が良いように思うけど、愛娘大好きっ子な哲雄だからやりそうにないなぁ(笑)。鳥栖家内部が思ってたより黒いみたいなので、今後はかなり泥沼化しそうな気配が濃厚。帯を読むと二部冒頭の田舎での窪と哲雄の対峙が「最後の日」みたいに読み取れるけれど、そこに向けてのカウントダウン、という解釈なのかな。程よい緊張感で読めたよ(了)。
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