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孤絶 -家族内事件 (単行本)

感想・レビュー
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Y.N
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高齢、障害、虐待それぞれのレポート。途中で終
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コピスス
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介護、引きこもり、児童虐待、孤立死、障害児(者)など、家庭内で起こる事件の取材記事をまとめた本。家庭内に介入する保健師や訪問看護師などは、本当に大変だろうと思った。児童相談所の所長さんが、緊急の対応に備えて、早朝から深夜まで職場を離れず飲酒もしない生活をおくっていると書かれていたが、そこまで自己犠牲を強いる仕事に疑問を感じてしまった。
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れに
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介護殺人、ひきこもり、児童虐待、孤立死。周囲から孤立した家族の中で起きた悲劇。事件の背景には、限界まで追い込まれた当事者の苦悩があった。この本を読めばなぜ周りに助けを求められなったのかが痛いほどよくわかる。最近でこそ偏った考え方は減ってはきているが、昔は家族の問題は家族で解決するもの、家族の問題を世間に晒すのは恥みたいな価値観がまかり通っていた気がする。正直家族間だからこそどうにもならなかったり揉めてしまうことだってあると思う。そういうときこそ冷静な第三者を含めて話し合うべきなのかもしれないと思った。
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mikeneko56
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周りを頼れと、無関係な人達は簡単に口にする。以前、家族の問題で、行政を頼っても管轄じゃないと相手にされず、言うことを聞かない患者に、医師が「治療は契約ですから、嫌ならいいんですよ」と怒鳴った。他人が踏み込みにくい家庭という問題は、家族にだけ大きな犠牲を要求する。それは、高齢者、障碍者、幼児・・・どんな立場であってもだ。犠牲者を出た時だけ皆が騒ぐが、それも時間がたてば知らんぷりだ。逃げてはいけないが、今の日本社会に問題解決はかなり難しいと思う。
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よしじ乃輔
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世の中(家族含む)への助けを求めない、又は求めても掬い上げられない。求めないのは、求めてはいけないと思うから。自己責任という言葉の認知度と比例している気がする。老老介護、虐待、精神障害による暴力。公的援助も関わる方により大きな差が出ることも多く運次第。明日は誰にもわからない。
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マイケル
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老々介護、孤立死、児童虐待、最近読んだ本「発達障害に気づかない大人たち 」に関連する精神障害の子どもを育てる親の苦悩の結果、引き起こされた数々の家庭内殺人事件を取材した新聞連載をまとめたもの。プライバシーや事件性が薄いとして大きく取り上げられることは少ないがどれもが重い内容。最後の章「海外の現場から」の先進国の事例紹介は日本でも参考になりそう。周囲の対応で殺人事件を未然に防ぐことは出来たかもしれない。行政は縦割り意識を無くして取り組んで欲しい問題。元が新聞記事で読み易いのでこれらの問題の入門書として最適。
マイケル

なお、本書で興味を持ったテーマに関してはより詳細な本、例えば、「孤独死大国 予備軍1000万人時代のリアル(菅野久美子著)」、「結愛へ 目黒区虐待死事件 母の獄中手記(船戸優里著)」、「発達障害のいま(杉山登志郎著)」などが参考になると思う。

01/13 13:29
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ひろこ
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おもしろかったです。老々介護・障害者の子どもの世話・児童虐待・孤立死などなど。私の今までやこれからに関わる事象が多かったです。同じような仲間がいるんだなあと思いました。私だけじゃない。私の親だけじゃない。
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りんご
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タイトルの通り絶望感の漂うシチュエーションが続く。ではどうすれば良かったのかというと、事件化されたから状況が把握されたようなことが多く、また助けの手を求めても実際にはたらい回しにあったりする現状も見受けられる。遠因の一つとして、日本の福祉は徹底的な申請主義なことも挙げられるのではないかとも感じた。家族が頑張らないと支援につながらないけれど、恥と思って声を上げられなかったりすぐの支援につながらず力を失ったり。こういう現実が頻発していることは認識しておく必要がある。
0255文字
ささゆき
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家庭の中に閉じ込められ、助けの来ない中で起こった事件の数々。タイトルが見事に表している。
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Madoka.@書店員復帰を目指し中!
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ネタバレ家庭内事件という痛ましい事件。家族が家族を手にかけるという悲しい現実。親がわが子からの家庭内暴力などに耐えきれず、我慢の限界から事件を起こしてしまう事案から児童虐待や介護疲れから事件に至ってしまうなど、内容はさまざまである。警察や児相がしっかりと身内からのSOSを受け止めていれば、家族が家族を殺めてしまうということは防げたのではないかとさえ、感じてしまうものばかりである。
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 あんドーナツ
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家庭内で起こる介護、虐待、孤独死、数々の事件の新聞記事と加害者からの聞き取りが納められている。イタリアで実践されている精神障害や精神疾患のある人の治療は、病院ではなく精神保健センターという仕組みで自宅への訪問や居住、就労に深くかかわって注目を集めているという。
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(*´∀`)♪
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深掘りされてないかんじ 新聞記事以上の物語が感じられない
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ゆうき
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孤立や孤独では言い表せない、出口の無い家に閉じ込められたような絶望『孤絶』 介護殺人や自動虐待。家庭内暴力事件。毎日報道される事件に胸が苦しくなる。
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Gen  Kato
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家族内で起きてしまう「殺人」(未遂も含む)事件のレポート。児童虐待には同情的になれないものの、家族の誰かの「病」をほかの家族が「責任」として抱え込んでしまうことで起きてしまう事件はつらい。行政はどこまで家族に介入し、救えるのか。ひとつだけ言えるのは「自己責任」「家族の絆」なんて行政側が言っているかぎり家族内殺人は増える一方だろうね。
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小心
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「一人で抱え込まないで」とはよく聞く言葉だ。でも相談する相手がいても、支援を受けていても、突発的な衝動、感情の高ぶりを抑え込めない時というのは必ずある。平日の九時五時の間に危機的状況が訪れればまだいいよ。相談しやすいよ。でもそれ以外の時間に危機が来てお役所に相談したら「時間外です」というテープが流れたり、一時預かり機関に電話したら「人手不足なので対応できません」って言われてごらんよ、心折れるから。電話する前より絶望度高くなるから。
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サトリーヌ
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日々ニュースで見る家庭内で起こる事件の多くは、行政機関や医療機関などうまく連携されなかったり又家族の問題であるからと背負い込み殺害に至ってしまうというやるせないものでした。特に精神疾患を抱えた子どもを殺すというのは他人事ではなくここまで追い込まれたら自分はどう動けたのか 改めて問い直したい。世間体も気になるし、又、同情もされたくもない。家庭内の事はとてもセンシティブだ。けれどこの本書は具体的な支援の仕方や他にも手立てがあると示してくれる『もうおしまい』ではないまた人生をやり直せるし他の『選択肢』があるのだ
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えっちゃん
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どの話も他人事にしてはいけない考えさせられる記事でした。新聞連載を一冊にまとめて出版してもらい有り難い。第1部 介護の果て、第2部 親の苦悩、第3部 幼い犠牲、第4部 気づかれぬ死、第5部 海外の現場から、あとがきには各章に関係ある支援機関や団体、民間サービスの紹介ページが載っています。
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樹里
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お正月1冊目になんとよそぐわない本を読んでしまった。ちょうど図書館の予約が回ってきたから仕方ないけど。 人はやはり人と関わらなければ生きていけない。介護など自分一人で背負い込まないというのが凄く大事だと思った。 大変な時は色々なものに頼ることは全然恥ずかしことなんかじゃない。 家庭内のことは声を上げなければ気づいてもらうことは難しいのだから。
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まおしお
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新聞紙上で読んだかもしれない。 「介護の果て」「親の苦悩」では泣けた😞💦そして、苛立ちも。 どちらも今の自分の年齢に該当するシチュエーション。全て自分1人で背負いこみ、人を頼ることが"恥"と考えてしまう人が悲惨な結果を招いてしまう。やはりほんの些細な異変に周囲の誰かが気付けるかどうかに係っているんだと思う。
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みんにゃりん
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薄っ!出汁と言われて出されたものを飲んだら白湯だったくらい薄い。インパクトのあるタイトルとまえがきで盛大に広げた風呂敷は全く畳まれないまま終わりました。えー。こんな本で1600円(税別)はぼったくりでしょう?新聞記事から個人情報だけボカして再掲したレベルでほぼ掘り下げもまともな追加取材もされていません。多角的な視点で取材する宣言は一体何だったんだ?この程度の内容も理解してない人には衝撃作とかいうレビューを踊らせてるのかもしれませんが、得られる情報はほぼ無いです。犬HKスペシャル取材班のグリコ森永を見習え。
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nino3
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取材の姿勢、取り組み方に、数字を稼げればそれでいいというのではない真摯なところを感じ好感を持った。どの章も自分と全く無関係と言い切れるものはない。しかし近所や親族とのつきあいなどは煩わしいと思うし、なるべく自分だけで完結して生きていきたいと思うのは「孤絶」に向かってまっしぐらなんだろうか。そしてそれはいつも本当によくないことなのだろうか。
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おくちゃん🎎柳緑花紅
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ネタバレ【孤絶】孤独や孤立だけでは言い表せない出口のない家に閉じ込められたような絶望。介護の果て/介護の現実。親の苦悩/精神を病む。引きこもる。障害。依存症。幼い犠牲/虐待死。性的虐待。気付かれぬ死/孤立死。老老介護の共倒れ。今現在日々起きている現実。精神や知的障害、ひきこもりの子どもを抱え老いても尚苦しむ。家族を守るため。周囲に迷惑を掛けないためと思い詰め我が子にてをかける親たち。こんな風にしたのは「自分の責任」と考え誰にも助けを求められない。介護者の苦悩も然り。
いつでも母さん

昨日はALSの女性がSNSを通じて自らの死を望んだ事件もありました。私なら・・私も・・って考えてしまいますね。

07/24 04:34
おくちゃん🎎柳緑花紅

母さま、おはようごさいます。本当に他人事ではないですね。明日は我が身かもって考えてしまいます。

07/24 07:10
4件のコメントを全て見る
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ちょこちん
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★★☆☆☆ 海外取材はいらなかったかな・・・
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かおる
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どの話も明日は我が身という気がする。全部読んだ後に表紙の写真を見直すとなんとも切ない。
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hushi亜子
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読売新聞社会部がまとめた、家族内事件と呼ばれるもの。連れ合いの認知症や疾患などから介護が必要となり、そのことが苦になり相手を殺してしまったり。子どもの精神疾患による家庭崩壊を苦にして、殺してしまったり。幼子への虐待による殺人。家族と離れ離れに暮していて、一人きりもしくは同居家族諸共に死んでしまったり。一番応えるのは、やはり老々介護だ。他人事では無い。相手を支えきれなくなり、子供にも頼りたくない迷惑かけたくない、となればもう終わらせたい、と思ってしまうだろう…
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かいちゃん
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今の時期に手元にくるとは、、、介護、虐待、孤立死、その中で 『親の苦悩』 精神疾患を患ってる子との日常の大変さをつくづく思った、本人も苦しいだろうが親たちは、さらに。離れて暮らすことができるのが望ましく思う。今、学校が休校になったことで 真っ先に思ったのが 給食で生き延びてる子たちはどうなるのか、親から虐待を受けている子は行き場がなくてどうしてるのか、、それがすごく心配
あやの

コメントありがとうございます。家庭内で過ごさざるを得ない今、子どもたちの様子が心配ですよね。問題のある家庭は助けを求めることもしないですし……

04/29 15:29
かいちゃん

そうなのです。それがすごく気がかり

04/29 17:26
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バームクーヘン
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介護殺人、親子間殺人、幼児虐待、孤独死、読売新聞に掲載された家族内事件を加筆してまとめたもの。読み進めるのが本当に辛かった。家族内の事は外部には解り難いし、一人で抱え込まないで!と言われるが「家の恥」として隠してしまう。そして周りも「相談されてもどうしたら良いのか正直解らない」と言う。家族内事件は古くて新しいと言われる所以。行政もお金も人も不足しているのが現状。他人事ではなく誰でも当事者になりうる可能性は十分にあると思う。支援機関や団体の連絡先が記されているが、救われる人が増える事を願って止まない。
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mamaichi
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☆3
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ノンノン
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児童虐待、介護、心中などの現代社会が抱える問題を著した本。行政がしっかりしていればと思ってもお金がなかったり人が足りなかったりというのが現状。
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ひらしん
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介護殺人、ひきこもり、児童虐待などを読売新聞社会部がまとめた一冊。全国紙にも載る事件もあるが、多くは地方紙に載るレベルのもの。大手新聞社社会部が著書となっていることでノンフィクションということが頭から離れない。タイトルの「孤絶」とは他とのつながりを絶たれて孤立していること。 家庭内で起こったことはなかなかオープンにならない。コミュニティー&人間関係は大切。読んでいくうちにどんどん凹んで何度もやめようと思ったが、政治や経済ではなく、身近な社会部がなせ出版したのか?将来の日本はどうなっているのか?ため息。
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あだてつ
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読み進めるのが辛かった。 孤独な死、追い詰められた死に関するドキュメンタリー。 明日は我が身と思いながらも重い・・・。 見えてくるのは、自分で抱え込むのではなく、頼れる制度、施設を頼るという事。 家族、親族が頼りになる事例が、驚くほど少ない。
0255文字
n75
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9.タイトルが重くてしんどいという感想が連載時からすでに来ていたとあとがきに書かれていてさもありなん。これを完全に他人事と思って読める人は余程恵まれているんだろうな。老々介護も孤独死も引きこもりや精神疾患の子供を持つ親も、すべて当事者になる可能性を含んでいると考えて読むと憂鬱でしかない。福祉の問題だと思うけど、国はもうちょっとどうにかしてほしいよ。
0255文字
富士松
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どの事例も他人事ではないと痛感した。わたしだけでなく誰にとっても我が事になるはずだ。少子化で未婚が増えれば、老々介護、子供が引きこもれば親子殺人、一人でいれば孤独死が起こる。これって江戸時代も明治時代も大正時代も、そして昭和の時代もあったことなのだろうか。
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みーちゃん
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真面目に一生懸命な、人が、おちいる。投げ出したくても、人任せにもできない。 外部に相談というが、難しい。 親兄弟にだって遠慮するのに。 誰にでも起こりうること。 それなのに、周りが、 しつけが悪いとか、頑張れとか、 親孝行しなさいとか、軽い気持ちで、善意で声かけする。 当事者は、追い込まれると思う。 もっと寛大な社会にならないと、みんなで追い詰め合うのでは。社会全体で助ける風潮にならないと。
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恵美
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内容が重すぎる。読むのだったら、一気に読むのでなくちょっとずつ読んだほうがいいです。
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すけまる
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家庭内の事件をテーマにした取材記事。介護殺人、子どもの障害に対する苦悩、虐待、孤立死を大きなテーマにし、最後には海外の事例も紹介している。読んでいると暗くなるものばかりだが、自分は無関係とは割り切れない。自分の子供が人を傷つける病気だったり、高齢になったときに、パートナーの介護疲れや、一人暮らしをする可能性だってある。そんな時に、自分一人で、家族の中だけで抱え込まないことが重要と説く。ただ、そうは言っても解決には至っていないのが現状である。一人一人が関心を持ち、考えていかなければならない問題を認識した。
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あやの
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家族内での殺人(未遂含む)事件の関係者に取材している本なので、読んでいると暗澹たる気持ちになるのだが、こういった事件は決してなくならない現実があるので読んでみた。経済成長の陰で「育児・介護・福祉は家族の責任」として行政の手がさしのべられず看過されてきた結果が、この社会の状態だろう。家族の困りごとを「身内の恥」「周りに迷惑かけられない」として助けを求められないのも当然だと思う。これらの事件は特別な家庭で起きる訳でなく、どこでもあり得るのではないか。とすれば、私達みんなで周囲に心配りすることが必要である。
あやの

読んでみました。なるほどなるほど。多様性っていうのも難しいなぁ。家族だからこそ、社会に適応できない我が子や親に絶望してしまうのも現実なのかもと思った次第です~。

01/11 15:57
かいちゃん

助けて と言える社会になれればいいのに、、誰もが明日は我が身

04/29 14:09
3件のコメントを全て見る
0255文字
akiᵕ̈
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孤独や孤立では言い表せれない、出口のない家にいる閉じ込められたような絶望「孤絶」。老老介護、子供が精神障害や病気で悩む親の苦悩、幼い犠牲、孤立死など、行政がなかなか踏み込めない所の現実に増えている社会問題。当事者からの取材を元に、事件に至る経緯や心情がとても重く、読んでいてやるせない。介護による事件は一週間に一件のペース、殺人の五割は家族間によるという現実。当事者は中々周りに相談できないというのも現実。他人事ではない現実を知る機会にはなりました。支援団体も掲載されているので利用しやすい事を願うばかりです。
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