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役に立つ古典 NHK出版 学びのきほん(Kindle版)

感想・レビュー
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yuka
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すごく面白い! 古典を、現代語訳ではなく、その時代の文字から読み解いたら意味が変わるなんて驚きました。 より柔らかく、深い意味を感じました。 この本、再読必至です。
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本読みましょ!
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ネタバレ古典は苦手意識を持っていましたが、本書は優しく解説してくれています。時には手に取ってみようかな●『古事記』を読むことで、自分たちが縛られている価値観から少し自由になることができる。いま抱えている不安や苦しみがふっと軽くなる●「四十にして惑わず」ではなく、「四十にして区切らず」という意味なのではないか。自分を限定しがちにしない。自分ができるのはせいぜいこのあたりまでだ。自分の専門外のことはできないとは思わないようにすべき●「これを言ったらこの人は傷つくな」とわかっている人、そういう共感ができる人を友とすべき
本読みましょ!

尊徳の「誠」が非常に具体的なのに対して、新選組的な誠は何が「誠」なのかよくわからない●私は古典のおかげで「脳内会議」というものを開催することができています。企画すべきことや、解決すべき問題があると、脳内に先人をお呼びしてあれこれと議論する

04/19 15:00
本読みましょ!

古典を読むには、現代文を読まず、じっくりと時間をかけて読むこと。書写もお勧め。

04/19 15:14
0255文字
ゴリゴリさん
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日本人の死生観に関して考えさせられました。死という定義がなかったとの解釈がおもしろかったです。
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おぐら
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ネタバレ能楽者が書いた古典の本。孔子の40にて惑わずの惑は当時感じが存在せず、囲むを表す或を使っており、40でもチャレンジするという意見は新鮮だった。二宮尊徳の考える誠も、自然からすべてを学ぶという意見も説得力がある。古典はゆっくりと時間をかけ何度も読むことが大事である。
0255文字
Limi_Book
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著者の方の見解を交えつつ、古典の楽しみかたを教えてくれます。非常に読みやすく面白い1冊でした。 個人的に「さいごに」で語られた古典の読み方が一番役に立ったかもしれません。
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玖良やまだ
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学んだ。学校で習っていなかったこと。身に染みたね。
0255文字
今庄和恵@マチカドホケン室/コネクトロン
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古事記、論語、おくのほそ道、中庸の4つの古典からピックアップされた解釈。著者独自のものなのか、一般的に普及していないだけなのかは不勉強にしてわからないけれど、そういうことか!と目から鱗が落ちるものが多かった。タイトルで損してる。このシリーズはコンパクトなだけにとっつきやすくもあれば、オリジナルに当たらなければ勘違いしたままになる恐れもあるのでは、と思いますた。
0255文字
nasu
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ネタバレ「己に如かざる者を友とすること無かれ」という論語の文章について、こっちが友達と思っていても相手からしたら格下ってコト?と疑問だったけど、如かざる=共感できないという意味であれば納得。
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HALI_HALI
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本書では「古事記」「論語」「おくのほそ道」「中庸」を引用して死生観、自己実現、ユーモア、人間関係などをよりよくするヒントを見出した考察が記されている。孔子が弟子の子頁に「私が話たこと(往)と、自分自身の体験に照らして(復)で考えることができる者だ」と褒めた箇所の引用など、何やら心にじわっとくるような内容が全体的に散りばめられている。
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Sobbit
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kindle unlimited。アジアの古典をしっかり読もうと思ったことがないので、こういうインスタントに面白さを知れてラッキーという感じ。元々日本人に「永続的な死」の概念がないため、そのままでは仏教が根付かないから、「永続的な死」の概念を定着させるために古事記ではわざと特殊な漢字で書いてあるのは「へぇー」と思った。しかしまだお盆の風習が残っているあたりまだ古来の感覚が残っているとか。それをいうなら台湾の好兄弟も同じような感覚なのかなーと思った。
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あやなる
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ネタバレ松尾芭蕉や二宮尊徳などを切り口に、日本の古典の中での『死』の捉え方、『中庸』の考え方などをかみ砕いて解説されている。漢字の成り立ちや中国から伝わった文化の変遷などにも触れながらの解説で、わかりやすかった。
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不易流行
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Kindle版。本書購入の動機は、日本の古典に多少なりとも関心があったこと、ワンコインで買えるほど本書が廉価であったことに尽きる▽全4章。古事記、論語、おくのほそ道、中庸の順に語られる。最も心に響いたのは「おくのほそ道」。芭蕉の人生についての解釈のしかたが独特だった。正しいかどうかは不明。この章だけは繰り返し読んでみたい。
不易流行

▽名だたる古典ばかりなので、さすがによいことばが引用されている。「至誠の道は、以て前知すべし」(中庸)など▽以下、「おわりに」から。〔古典を身につける方法〕遅読、書写、音読。「古典を読む前には、現代文を読まない」とあるが、実践できるかどうか▽著者がいう「脳内会議」ほどではないが、(頭の中で)歴史上の人物を呼んで、対話したことはある。またいつかやってみよう。

03/09 14:49
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らる
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日本にはかつて「因果」も「死の恐怖」も存在しなかった。文字の輸入により古事記の編纂からそれらの概念は根付いた。私たちの価値観は元からあって変えられないものではない。縛られる必要はない。/四十にして惑わずではなく、四十にして「区切らず」。チャレンジを続けよう。/松尾芭蕉は「四十にして区切らず」を実践した。職業俳人の道を捨て、旅に生き、偉大な先人の足跡を追った/天命をしるため、知の空白を埋め、詳細に問い、じっくり思考し、答えを明らかにし、丁寧に実行する。自分の天命を知れば、他人に尽くし、モノに尽くせる
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花奈
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古典は心の絆創膏、という言葉にグッときました。若い頃はわからないかもしれないけれど、年齢を重ねるほど効いてくる。論語の「不惑」が、四十にして惑わず=迷いがなくなるだと思っていたのに、え、解釈違ったの!?という驚き。40代以降ほど、古典から学ぶことがたくさんありそうです。
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アキ
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「日本人の身体」に引き続き安田登著書2冊目。「役に立つ」という観点で古典「古事記」「論語」「おくのほそ道」「中庸」を紹介する。問題に直面した時に「転んだあとの絆創膏」になり、次なる道を示すヒントを与えてくれるようなもの、それが古典である。先人たちを身内にし、よき相談相手になってもらうには「遅読」や原文の音読がお勧めである。古事記が全部漢字で書かれていて「死ぬ」という言葉を取り上げ、現代に至るまでの日本人の死生観まで考察している。また芭蕉の旅をなぞり、平泉で鎮魂を行い、俳諧的に生きるなどの視点が興味深い。
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