形式:ライトノベル
出版社:KADOKAWA
形式:Kindle版ライトノベル
一個前に読んだ、君は初恋の~ でも書いたけど年の差もの、あんまり倫理観視点強調されるとどうもいらん要素かなと思ってしまう。
★★★★★
まぁ先生がホントに可愛いので全然許せるんですけどね笑。次巻にそこら辺を期待するとします^ ^
ブログ感想 http://blog.livedoor.jp/yamata14/archives/53341868.html
先行する作品のフォロワー作品として、と言うか「〇〇みたいな作品を作りたい」と言う事を創作の起点とすること自体は否定するつもりは全く無い。「似て非なる魅力」を提示出来てさえいれば。けれども、総じて独自の魅力どころか元の持ち味を薄めて説得力が低まった内容では苦しい。何でこれだけ若くて可愛いヒロインが今まで交際経験が皆無なのか、何で自宅に入り浸る年下の幼馴染で都合よくアドバイスをしてくれる異性がいて親は海外出張で実質一人暮らしの「絵に描いた様なラノベ主人公」なのか、どれ一つとして納得いく答えは無い(続)。
読み進めれば読み進めるほどに、「ちょっぴり年上でも~」がたとえオタク男子の願望充足型の都合のいいフィクションだろうとそれなりのリアリティを感じさせる為に注意を払っていたのかが良く解る。つまり本作はどこまでいっても人気の先行作品のフォロワー作品止まりで、その刊行の隙間を突いてそれなりに売れれば良い、と言う志の低い作品(「~一時間目」と書かれた商魂の逞しさ)でしかない。言い方は悪いけど、こんな事なら「ちょっぴり年上でも~」の新刊を読めば良かった。表紙がとても良かっただけに残念だ(了)。
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