形式:単行本
出版社:未知谷
アイルランドについて知るところわずかで、司馬遼太郎さんの「街道をゆく」シリーズでの「愛蘭紀行」しか読んでなかった。同書にはアイルランドから米国に渡った人々の事績が書かれていた。が、逆に移民として若者たちを送り出すしかなかった母国の母親の辛さや過酷な状況に思いが到る。だが、現下の世界状況で同様の移民問題が続いていることを想起すると暗澹とならざるをえない。
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