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月の落とし子

感想・レビュー
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なつなつ
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再読だった。前半の宇宙パートは、何回読んでも緊迫感があって面白い。後半の地球パートは、なんだかどんどん失速。恋愛要素が濃くなるにつれて失速。 コロナ下のロックダウンを予知しているかのよう。フィクションとわかっていながら、マグネシウムが欲しくなった。 でも実際は、絶対にロケットが住宅地に落ちてくるなんて事は無いよなぁ。間違いなく起動を変えるか、避難するかするよね。ロケットはなくても、飛行機ならあり得るか。怖い怖い。
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ねるこ。
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ネタバレ「船橋が舞台になっている」という前情報のみで読み始め。「え、宇宙じゃん」と冒頭からびっくり。宇宙で少しずつ追い詰められていく臨場感がすごかった。工藤飛行士が主人公だと思って、熱くてカッコイイじゃん〜ってなってたら、泣いてしまった。第2章からは地球パート。ウイルスにしか興味がない深田さんが変わっていく姿と、閉鎖区域外で劇薬散布に賛成していた人達が変わっていく姿。素敵だなと胸が熱くなった。結末は読者に委ねる形になっているが、ハッピーエンドでありますように…。
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たまに読書
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ネタバレSF的なものかと思ったら、パニック的なものだった。デビュー作だからか、展開が急な気もしたし、最後が好みが分かれるかな、と思った。
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れもん
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図書館本。パンデミック小説。月面でのミッション中に、宇宙飛行士が吐血して倒れる。遺体を回収し地球帰還中に、また別の船員も吐血。謎の致死性ウイルスと共に、宇宙船は地球へ緊急着陸。舞台は宇宙から日本へ。。賛否両論あるけど、私は面白かった。ドキドキしながら、最後までノンストップで読みました。単行本は新型コロナが流行る直前の、2019年11月。迅速で非人道的な政府の対応のこの小説が、新型コロナ流行初期を踏まえて書かれたら、また違ったものになってたかもしれない。
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やぶやぶ
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★3 初読み作家さん。設定とか良かったですが、腑に落ちないところが何点もあって。。。 命令に背いて地球に戻ろうとするかな、軍人が。
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RIN
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月からやってきた未知の感染症。持ち込んだのは宇宙飛行士。コロナの初期の狂騒を思えば、政府のコントロールの利かなさやSNSでの誹謗中傷はこんなものではないだろうと思うが…。ちょっと綺麗にまとめた感じではあるが、物語がどう転がっていくのか予想がつかず、あっという間の読了。
0255文字
鷹野郷 善後
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月の裏側に降り立った宇宙飛行士が、吐血して謎の死を遂げる。それを救出しようとした船員も。そして、その宇宙船が緊急着陸した日本で、これまでにない疫病が蔓延する。 科学的知識を存分に発揮される文章、コロナ禍を彷彿とさせる社会状況など、受賞作に相応しい筆力。3人の視点から描かれるが、良くも悪くも、結末は描かれていない。 日本人を信じ、日本という国に託す宇宙飛行士の言葉は熱い。
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chuji
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久喜市立中央図書館の本。2019年11月初版。第九回アガサ・クリスティー賞受賞作『月よりの代弁者』を改題し加筆・修正。Fly Me to the Earth...Can You Hear Me? 穂波さんの著作は四冊目の読了です。
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shoko
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圧倒された。ゾクゾクが止まらなくて、早くどうなるか知りたい、と急くような作品は久しぶり。でもラスト、もう少し欲しかったな。小説的には良い終わり方なんだろうけど、私を安心させて欲しかったと言うか…。
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河イルカ
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月のクレーターから土を採取した宇宙船で謎の病死が頻発。新種のウイルスを抱えた宇宙船が地球に墜落する。場所は千葉県船橋市。思いっきり地元。 船橋駅の本屋に平積みされてたので購読。 前半の宇宙船パートが素晴らしく、また途中で少し宇宙船に不審な動きかあって、SFとミステリを期待していたが、後半は普通にパニックモノだった。 それと、直接名前出しておきながらあまりマニアックな船橋ネタはなく、C県H市とかで足りたんじゃないかと思う、色々と思ってたのと違う感じだった。
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Chucky
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宇宙兄弟好きだから序盤かなり楽しめた。ストーリーはいいんだけど個人的に自律できない女がメインの登場人物にいるとイライラしてしまうので俺にはあんまり合わなかった。令和初期の日本の世相をよく表している。
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koteomoitsukan
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△+
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みのり工房㈱
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着想は面白いが、文体がどうも肌に合わない。
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よし
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アガサクリスティー賞を受賞しているのでゴリゴリのミステリーかと思いきやSF作品だった。月から飛来した未知のウイルス。まんま新型コロナと同じような状況になっていた。フィクションを超えられない現実にちょっと複雑な気持ちを持った。その点フィクションでは多少なりとも救いがあるので、読んでいて気が楽ではあった。もっと余裕のある社会になってほしいと切実に思う。
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真
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☆☆
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いなばさくら
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アガサ・クリスティー賞受賞作の長編ミステリ。過去12回と比較的新しい文学賞で、わたしが読む同賞受賞作は3作目。お、未読だが話題の「同志少女よ、敵を撃て」も受賞作なんですね。あまり好相性とは思えなかったけど今後レベルが向上するのかも。この2023年の感覚で違和感なく読みましたが、受賞時は2019年7月やと!伊坂幸太郎さんの「クジラアタマの王様」にも近い未来予言作でしたね。内容は大変面白かったのですが、かっこ()を使った補足が多すぎて、ビジネス文書っぽく感じたので改良して欲しいですね。
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あんすこむたん
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コロナ禍を予言したかのような物語。宇宙の場面は、よくできていて緊張感があった。全体としてはパニック物を強引に感動ものにした感覚があり、いまいち。
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きゅ
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終盤以外は良かった。恋愛要素がいらなすぎた。いかにも男性が書いた妄想じみた雰囲気で申し訳ないけどなんか気持ち悪かった。妹はともかく、The・理系キャラの深田まで感情に流されているのも違和感。しまいにはやたら大団円の結末..災害はそんなに甘くないでしょう。読ませる作品だったことは間違いない。宇宙パートの分量がもっと多ければこんなことにはならなかった。途中まで面白く読んでいたのに、終盤のせいでいっきにうーーーんとなってしまった。
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紫花
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月のクレーターに潜んでいた致死性の出血熱を引き起こすウイルスが、宇宙船墜落に伴い日本に持ち込まれた。地球にウイルスを持ち込まないよう奮闘する宇宙飛行士の兄パートと地球墜落後にウイルスから人々を助けようとするJAXAの妹と感染症研究者パートで構成される。兄パートで描かれる月や宇宙の光景が非常に美しい。妹パートはコロナ禍での状況を楽観視し、挙げ句右往左往する政府を見てしまうとここまで迅速で強い手段はとれなかっただろうと思った(2019年刊行)。
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as
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ネタバレガチガチのSFパンデミックものかと思いきやそうでもなく、特に後半は若干の恋愛の要素も加わり緊迫感はそこまで感じなかった。未知のウイルスの説明もわかりやすく先が気になり一気読み。ラストは「え?これで終わり?」って口に出してしまった程急に終わってしまった感じで惜しいなぁ〜。
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hiace9000
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「面白い」には入るものの、他の方のレビューのまま、私も同感…とさせていただきます😓。 しかし、本書発刊3ヶ月後、よもやのコロナパンデミックが全世界で現実化し、本書の都市封鎖ロックダウンが一部の国では半ば予言となってしまったことの方に驚きが大きいですね。日本が本作で描かれた「リアル船橋化」しなかったことの方が、工藤宇宙飛行士の遺した名言"日本の底知れない力"だった⁉︎と言えそうです。人類未知のウィルスがそこに!という発想は◎! 『ヘイルメアリー』にもその危険性は、あったのかも…ふと気になりました😅
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★Masako★
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★★★★☆月の裏側のクレーターで土壌試料を採取中の宇宙飛行士2名が、吐血し苦しみながら死亡。遺体を回収したクルーたちも、帰還途中の宇宙船内で次々と吐血して死亡した。生き残ったのは日本人の工藤晃飛行士だけだったが…。前半の宇宙空間での緊迫感溢れる描写は共に体験しているようで読み応えがあり、宇宙船が日本に墜落、地上でのパンデミックものと変わった中盤以降は、未知のウィルスに立ち向かう様々な立場の人々の様子が上手く描けていたと思う。突っ込みどころも多々あるが、スケールの大きい見事なエンタメ作品♪【月祭り本5作目】
chiru

まーさちゃん、わたしも読むね❣️

10/14 22:21
★Masako★

ちるちゃん、こちらももらってくれてありがとう~( ˶ˊᵕˋ˶) SF&パンデミックそして愛(笑)、評価色々本だけど、ちるちゃんも楽しめるといいなあ♡♡

10/14 23:37
7件のコメントを全て見る
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ssaaa33459837
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これは凄かった
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Eddie
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コロナを知ってるだけに、いくら物語とはいえ簡単に事が進み過ぎのように思えてなりません。サクサク進んで中途半端に尻切れトンボのような結末。ちょっと物足りなかったかな・・・・。
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𝕄.𝕤𝕠𝕣𝕒
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面白い。描写が読んでて辛くなるとこもあったけど、コロナの時代と重ねてしまうから更にリアリティが増す。 あとめちゃくちゃ船橋が出てきてこの作者船橋に恨みでもあるのかなと思った。
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ソラ
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月面探査中に謎の死を遂げた仲間を回収し、原因が分からないまま地球への帰還を果たそうとする宇宙船オリオン3。そこから始まる未曾有のバイオハザード。自分が好きな物語設定で冒頭からSF要素全開。原因不明で不安を掻き立てる展開に期待が高まるが、個人的にその判断?という謎行動があり、そこが引っかかりモヤモヤした気持ちに引き摺られる。舞台を移してからは緊迫感溢れる流れや、登場人物たちの感情の揺れ、絶望に立ち向かう勇気など、手に汗握る展開からの終結までがちょっと駆け足で勿体ない。面白いのだけど、微妙に惜しいんだよなあ。
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ひびちび
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宇宙での描写から始まるのでSFものなのかと読み進めていくと、パンデミックものでした。宇宙での描写が迫力があり良かっただけに、後半はちょっと物足りなさを感じました。最後もここで終わっちゃうの!?って感じでしたが、まあまあ楽しんで読めました。
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sakamoto
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ネタバレミステリだと思って読んだからよくなかった。あと好みがはっきり分かれる作品だと思う。映画だったらとても面白いんだろうな。文章も悪くない(むしろうまい)んだけど、とにかく描写が冗長に感じる(そんなに宇宙の時の描写いるんか…)なのと冷静である(はずの)登場人物の感情的な様についていけなかった。
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ラグド
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ネタバレ待って、これで終わるの?という最後。最初の晃の「地球に連れて帰る」の一点張りには顔をしかめてしまうし、地球に落ちてからの描写は辛すぎるのに、封鎖してから不活性化の原因突き止めるまでの流れがなんだかちゃちくて、面白いんだか面白くないんだかよく分からなかった。
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梅田
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ネタバレ第1部、宇宙船でパニックが始まる場面でのシンプルで精緻な描写のスピード感に引き込まれた。宇宙船の墜落と感染症の拡大という二大災厄にかかわる事態の展開は、パンデミックを実際に経験した2020年以降の読者からすると「答え合わせ」のように読めて面白かった。日本政府がすみやかにロックダウンを決断するという対応の法的な不可能性や、台風でウイルスが拡散するという設定の説得力のなさを除けば、かなり予言的だと思う。ただ後半のキャラクター描写は、出来の悪い日本のパニック映画みたいな感情の走り方をしていてちょっとキツかった。
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ドロンジョ935
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ネタバレ月でのミッション中に吐血してなくなったクルーの遺体を回収した船内で最後の1人となって日本の、船橋に墜落した宇宙飛行士あきら。その妹でJAXAの職員が現場に入る。研究所のモグラこた深田と共に謎の病原体を追ううち自身も感染するが、発症を抑える成分を突き止めるが、すでに政府は浄化作戦を決定し…。
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maiko
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ネタバレ船橋の本屋さんで平積み。そしてどデカいポップには「船橋の皆さん船橋に宇宙船を落としてごめんなさい!」(←といったような内容。うろ覚え。) なんじゃこりゃ?読むしかないね。と購入。 最初はSFに慣れていない為、難しく感じる。でも宇宙編の後半は迫力。面白い。 墜落後のパニック、救助、最初の発症例、感染対策、会議、見どころ沢山。が、なんで恋愛物語に?結局最後はお涙頂戴?とイマイチかな。 とはいえ工藤宇宙飛行士の最後の言葉はグッとくる。 自暴自棄になった美穂と茉由が気持を取り戻していく様子は読みたかった。
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black
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パニックものかと思ったけど違った。泣けた!
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ちょび太郎
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ネタバレ読み終わってモヤモヤする。仲間なんです連れて帰るに引っかかる。非常時だよ?親に何て言って良いかわかんないとか、あまっちょろいラブロマンスとか妹よ。大逃走がなければ特効薬がわかんなかったけど、それも釈然としない。そして、あんな強気な対応ができる政府じゃないねと、今を見ると思う。月の裏から来たウィルスは面白かったんだ。みんながウイルスを広めるような行動をしなければ。これは、ウィルスと戦うミステリーだと思うしかない。もう少し硬派な方が好きだけど
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てっちゃん
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前半はハードSF、後半はパンデミック小説。スリリングな展開で面白かった。ただ、登場人物の思考が、情緒に流される過ぎているのが鼻についた。緊急時には、もっと論理的な対応が欠かせないと思うのだが。
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ひろりん
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宇宙でのトラブルから、致死性のウィルスとともに日本列島に墜落してしまった月面探査船。墜落地点でウィルスの感染者が出てしまい…。絶体絶命の中、JAXA職員の茉由と研究員の深田がこの状況をどう切り抜けてゆくのか、先が楽しみで一気読みしました。
0255文字
就寝30分前
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ネタバレ未知のウイルスに立ち向かうパンデミック小説。前半の月面での描写にグイグイ引き込まれた。これぞ、SF! が、そこまで。地球でのストーリーの感想より、それ以前に文章能力や、感情表現、人物設定のブレが気になってしょうがなかった。受賞したアガサクリスティ賞の基準ってなんなんだろう。
0255文字
きりん
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宇宙からの感染症に立ち向かう人々を描くSF小説。スケールが大きく、謎解き要素もあり、まあ好きな設定。前半は映像化もイメージできるくらい臨場感も迫力もあって楽しめたし、個々の展開は十分に面白いんだけど、後半に色んな要素を詰め込んだ感が強くて味わいきれなかったなぁという印象。
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511
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ありがちといえばありがち、べたと言えばべたな展開でラブストーリーの中、最後はなんとなくきれいに歌でまとめてみました、という感じがして個人的にはいまいち。がちがちのSFやパニックモノを期待していただけに、コレジャナイ感を味わった。とはいえ宇宙空間に始まり、そこでの生活をヒントにか細い希望をつなぐように解決策を求めていくのは「推理小説」の醍醐味。スケールの大きさを存分に使い、集団パニックに起こりうるケースを丁寧に書いている。個人的な好みに合わなかっただけで力量は確か。
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