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湯島天神坂 お宿如月庵へようこそ 上弦の巻 (ポプラ文庫 な 11-6)

感想・レビュー
64

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おしゃべりメガネ
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シリーズ第3弾。今回は類い稀に見ぬ非凡な記憶力の『如月庵』の下足番「樅(もみ)助」メインで話が進みます。抜群の記憶力でお客様をもてなし、他のコトにも博識な彼がある日、ふとお客様の名前を思い出せなくなったり、間違えたりしてしまいます。年齢的なモノもありつつも、すっかり彼は自信を失くしてしまい、意気消沈状態に。どうやら彼の秘められた過去に原因がありそうです。そして本作においても相変わらず元気いっぱいな「梅乃」と「紅葉」。今回もとあるミッションで「紅葉」が大活躍。すっかり主役をくってしまっているかもしれません。
おしゃべりメガネ

〔積読本11〕

02/01 05:47
0255文字
you
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2冊目まで読んでいたけど、だいぶ経って続きを見つけたので読んでみた。なんとなく思い出しつつ、ごはんおいしそう…とホクホク。今回は物知りの下足番の記憶が妖しくなる話。年だし、病気?とか思ってたら最後うまく纏まって、記憶もスッキリして一安心。やっぱり安定感のある大人は必要。だからこそ部屋係の娘たちが勝手できるんだろうなぁ。樅助無事で良かった。
0255文字
めい
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シリーズ3冊目。どうやら1冊につき1人の過去がわかるように描かれているよう。今回は主に下足番の樅助さんのことが描かれていました。苦い辛い記憶をもやもやで包み隠すことってできるのかな、それなら私も包み隠したいけど、ともやもやしながら読みました。部屋係りの紅葉の言動にも、もやもや。何でも雑な感じがいらっとします。シリーズ2冊目ももやっとしたので、このシリーズは私に合っていないのかも。
0255文字
Masayoshi  Arakawa
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20230725 図 読了です。
0255文字
修子
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如月庵の続きです。今回のテーマは下足番の樅助さんでした。すごい記憶力の持ち主で、如月庵の関所と言われています。梅乃と紅葉の行動力がすごくて、どう考えても部屋係の範疇を越しているのに、見事な行動力でトラブルを解決していきます。そういうわけで今回も楽しく読みました。
0255文字
紗世
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時代小説、お宿如月庵シリーズ3巻。記憶力に秀でた下足番の樅助の話。頭にもやがかかり、記憶力に影を落とす…。私も、えーっとほらほらアレなんてよくあるけど😞梅乃の淡い恋とか色々な話がありましたが、ようやくキャラクターに慣れて安心して読めるようになりました。笑
0255文字
misalyn
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シリーズ3作目。如月庵に泊まりに来るお客さんは様々な問題を抱えているので、今回も梅乃ちゃん大活躍。まぁまだ若いから男女の機微は分からないようで、恋焦がれていた桂次郎さんは姉のお園ちゃんと💑だったのね。大火傷を負ったお篠、友達を失った樅助さん、忘れたいほどの過去は人を狂わせてしまう… 如月庵に平和な日々はなさそうです😅【図書館本】
0255文字
ゆたこまち
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ネタバレお姉ちゃんも彼の方が気になってたからいつも梅乃ちゃんに、忙しいの!って言ってたのかな?なんか切ないなー。梅乃ちゃんにいい人あらわれたらいいなぁ。 樅助さんが復活してよかった。蟹吉の無念もはらせたんじゃないかなぁ。不思議な力があるだね。面白かったです。
0255文字
りょう
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上野の、お宿のうめのちゃんシリーズ。今回はウメノちゃんのちょっとした恋心がうまくいかなそうな巻で、少しせつなくなりました。めげるな、ウメノちゃん!!
0255文字
かねこそうみ
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上野広小路と湯島の間、って一昨日行ったあたりだなあ……と思いながら読んだ。あのへん宿場町だったのか。樅助の記憶の謎がわかってよかった。おかみさんも秘密がある感じなのかな。
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水上つた
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最初は紅葉さんが苦手だったけど、だんだんあの行動力がお話には必要なんだと思えてきました。
0255文字
瑠樹(RUKI)
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ネタバレ如月庵シリーズ第3弾。序章に連作四編と終章の構成。如月庵の下足番・樅助は、かつて呉服屋の奉公人仲間だった蟹吉を最悪なかたちで亡くし、彼との想い出を記憶の奥底に封じ込めた。しかし、蟹吉殺害事件の真相は、樅助の記憶の中に隠されていた。絶対記憶能力者である樅助が、自ら改竄した蟹吉との記憶。三十年の時を経て、明かされた真実は遣る瀬なく、器用で明朗闊達だった蟹吉の転落人生には哀憐を感じ、自分本位な黒幕の末路に胸がすっとした。未だ治療中の仇を見捨てずに世話を焼く、心優しきお園に幸多かれと祈る。続けて四作目を読もう。
0255文字
パット長月
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一巻を通した横糸は旅館の下足番樅助の過去と現在を結ぶ因縁話。縦糸は4つ短編だが、樅助の話が一番味わい深く後味もよし。短編のなかでは、最初の鼻煙草壺(ググったら、ほんとにあるのね、なかなか美しい)の話かな。まあどれもよくできているけど。それにしても、あいかわらずどの従業員もお仕事をしている感じがない。あと、この旅館、一泊いくらぐらいなのかね。庶民は宿で食事なんて贅沢できなかったらしいけど。
0255文字
蜜蜂
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シリーズ3作目。前巻は仲居頭の桔梗さんに纏わる話がメインでしたが、今回は下足番の樅助さんに纏わる話。謎の多い如月庵の面々ですが、この調子で巻ごと其々の過去や謎が明かされるのでしょうか、楽しみです。さて、人並み外れて記憶力の良い樅助さんですが、少し調子を崩して歳のせいか?と悩みます。過去に起きた哀しい出来事が原因のようでしたが、無事に納得いく形で解決して良かったです。今回訪れたお客さんでは、鼻煙壺の話と占師姉妹の話が好みでした。次巻も楽しみ^^
0255文字
一柳すず子
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3巻目は下足番の樅助さんの話。わだかまった過去も解決してまだまだ活躍してくれそう。第2話の王子稲荷に能力を返しに行く姉妹の話が好きだった。
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びずん
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心の糞詰まり。乱暴な言葉だけど、自分がそういう状態になっていることに、なかなか気づけない人は少なくないんじゃないかと思う。樅助さんの回。心の話の回。一番身近で、一番複雑な話だと思った。本人の答えには、他人の答えが当てはまらない。数学みたいにはっきりしない。だからといって、やたらめったらに答えを出そうとあれこれ出来ない。思い出したくないことばかりを覚えている私は、相当メンタルが強いんだと思った。笑
0255文字
kagetrasama-aoi(葵・橘)
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「お宿如月庵へようこそ」第三巻。上弦の巻。今巻は下足番の樅助の話。記憶力が人より秀でている樅助の力が衰えて来て!その謎と過去の因縁話がいい具合に混ざりあって、先が気になり一気読みでした。梅乃の姉お園が巻き込まれた火事に関する人物の記憶が戻り、こちらも記憶繋がりで興味深い話になってました。合わせて梅乃の初恋も!甘酸っぱい初恋でしたね。これから梅乃と紅葉の恋の行方も気になります。
0255文字
よっしー
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やっと続編が読めました。今回は樅助の記憶が不安定になる所から話がスタートしました。人の記憶はあやふやなもの、ただしっかりと記憶を保持している人からしたら思い出せないことに不安を感じてしまうのですね。今回の出来事は、過去を思い出さない為にしていた自己防衛で少し安心しました。梅乃と紅葉は相変わらずで安心です。さてさて、この二人の恋心が叶う日はいつになるのでしょうね。
0255文字
藤枝梅安
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ネタバレシリーズ3作目。王子稲荷から力を授かったという少女は、占いが当たると評判になっているが、占いをやめたいと王子稲荷に向かう途中、如月庵に逗留する。占いに囚われる身の苦しさから逃れようとする少女。梅乃の姉・お園が助手をしている宗庵とその弟子・桂次郎の元で静養しているお篠もまた、記憶に苛まれている。並外れた記憶力を持つ樅助の調子があまりよくない。疲れが出たのだろうと本人や周囲は言うのだが、思い出したくない過去の記憶を閉じ込めようとする心の働きだったようだ。過去とどう折り合いをつけるのか、一人一人の異なる事情。
0255文字
sybilla
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樅助の頭の中の、たくさんの巻物をしまった部屋って「記憶の宮殿」に似てるよね…。と思う。記憶の宮殿って誰が言ってたんだっけ?考えると同時位にググってる。私の頭の中の部屋は取り出す事が困難だが、今時はスマホが解決してくれる。……便利ではあるが、思い出す事を放棄してしまっていて、ますますボケそうでいい事とは思えない。記憶の宮殿の方は、レクター先生だ。あんなに好きだったのに…きれいさっぱりわすれていた。それもショック!
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じょじょ
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ネタバレ切ない。なのに一切その後の心情に触れないのはこの話に続きがあるのか。よくある話なのに切なくなってしまった。
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もか
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お部屋係としてお客様のためへの世話焼きが板に付いてきたけど、樅助の記憶への不安や片想いやら切なさが強い巻。叱る言葉も良薬口に苦し、かな(L)
0255文字
とし
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湯島天神坂 お宿如月庵へようこそ「上弦の巻」 3巻。湯島天神坂にある隠れ宿如月庵を利用される4組のお客様のそれぞれのお話と、物忘れの症状が出てきた記憶力バッグンの下足版樅助の過去の話を絡めながら、梅乃、紅葉さんが少しずつ成長していく様子が良いですね。
0255文字
雪乃
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【図書館本】シリーズ3作目。面白かった。
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はにこ
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下足番の樅助がメインの巻。記憶力が凄まじく良い樅助の記憶力に陰りが。。お歳だからボケてきたのかとヒヤヒヤしたけど、気になることがあるとパフォーマンスは落ちるものね。安心した。その気になることが40年の時を経て解決するなんてビックリ!今回も色々なゲストが出てきたけど一話目の百衛門の物欲が怖かった。さて次は誰がクローズアップされるのかしら。
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あすか
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今回は樅助さんがメイン。並外れた記憶力に隠れた過去が明らかになる・・・。面倒見のいい樅助さんは大好きな登場人物の1人なのでドキドキした。梅乃の淡い初恋話も甘酸っぱかった。
0255文字
ドナルド@灯れ松明の火
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梅乃が戦力化してきた。樅助に物忘れの症状が出てきたが原因は意外なところにあった。如月庵を巡る出来事次は何かな。お薦め
0255文字
二条ママ
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今度は下足番樅助の話。一気読みした。おならの話は少しつまらないね。
0255文字
もけ
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抜群の記憶力を誇る下足番樅助がメインの今回。彼の記憶力が不安定になる。彼の過去が、どんな風に関わってくるのかなとハラハラしてしまった。「十三夜に鼻煙壺」の夢は、うまいところに落ち着いてよかったなぁ。家事になってしまったのは大変だし、今後の生活も心配ではあるのだけれど、最後に心は残った気がする
0255文字
snowflake
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ひどいよ。あたしが豆を食べたぐらいのことで
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もんらっしぇ
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ネタバレシリーズ3作目にして初レビューUP。新作が出来にて泡を食って積読解消です。『日乃出が走る』と比較するとキャラ設定、プロットやストーリー展開は格上の出来かと。本作はプロローグとエピローグ含め小話五つの構成ですが、通底するのは、比類なき記憶力により如月庵の「関所」の如くの下足番・樅助の封印された忌まわしい過去の物語。それが徐々にあらわになっていきます。謎解きの要素や人情物としての人物描写も見事で、部屋係で名コンビの梅乃や紅葉の切ない片思いや獅子奮迅の活躍ぶりも微笑ましく、作者の力量を再認識した一冊。
もんらっしぇ

中島久枝さんの名誉のために付け加えると『日乃出が走る』のシリーズ三作も作者の時代小説デビュー作で、主人公の少女・日乃出の成長譚として大いに楽しめる作品です。それになんとこの度装丁イラストを一新して再販されました。やはりイラストが変わると作品の印象もずいぶん違った印象になるものです。ポプラ社、光文社、ハルキ等異なる版元の求めで筆が進む作者。『日本橋牡丹堂 菓子ばなし』の続きもほったらかし。『一膳めし屋丸九』も一作目の半分で頓挫している私。ですが頑張ってキャッチアップせねば(^^♪

01/26 11:45
もんらっしぇ

やまさんへ。ナイスいただきありがとうございます<(_ _)> ただ、私、多分手違いか何かでブロックされているらしくナイスとコメントが出来ません(>_<) もしご覧いただけてましたらよいのですが…

03/30 20:51
0255文字
Shiroshi  Sato
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事情もあって一気読みした。第三弾で終わりかと思ったらそうでもないのか。主題と個別の短編の組み合わせの構成で、心も扱う作品なのだなぁと、三作目でようやくわかった。軽く読めて、心がほぐれる作品だった。
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前世ロバ
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シリーズ第三弾。驚異的記憶力の下足番籾助の秘話が明かされる。呆けた籾助の手助けと獅子奮迅し活躍する梅乃と紅葉だが女将の手のひらで踊っていただけか。女将のお松は何者か梅乃の恋は如何にシリーズ第四弾へ続く。
0255文字
 ユエ
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シリーズ3巻目は、記憶力抜群の下足番、籾助の過去がお披露目に。歳だし惚けてしまったの…??と心配になるも、そこはしっかりハッピーエンド。さらっと読めて楽しいシリーズ。
0255文字
みひな
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もっと湯島が出て来るのかと思った。お宿の方たちが、活躍する人情物って言うのかな?前半の方が面白かった。
0255文字
やま
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お宿如月庵へようこそ 湯島天神坂3作目  2019.11発行。字の大きさは…字が小さくて読めない大きさ。 十三夜に鼻煙壺の夢、王子の願い石と卵焼き、おならの顚末、恋の行方と菊の花の4話。 梅乃が、噂の隠れ宿・如月庵で部屋係として奮闘する物語です。 下足番の樅助は、何でも写真に移したように、記憶にとどめて聞けばその記憶をたちどころに紐解いてくれます。その樅助の記憶が、はっきりしなくなります。 昔奉公していた川内屋の蟹吉の事を思い出したくないために、心に封印した記憶が出てきて、心が乱れて…。🌿続く→
やま

【読後】 梅乃を名指しで訪ねてくれる客が出て来ます。本当に、よく働きます。そして、そそっかしくて、親身になってお客様の事を考えます。そこがとても微笑ましく、読んでいてほっこりします。 なお、最後に「板前の杉治が手足の鍛錬をし、仲居頭の桔梗が小柄と体術の稽古をする」、そして「この宿には少し秘密を隠している」と書いて有ります。 毎回なんだろうと想像します、隠密の忍び宿とか……考えますが。 次回に謎が解けるのですか……?

12/16 16:51
0255文字
ヨシ
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シリーズ3作目。下足番樅助がメイン。こんなあったかお宿があったら、GO TO トラベルでなくとも泊まってみたい。
0255文字
よ
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今回のメインは、如月庵の大事な名物関所役人樅助さん。記憶力の良さはもう特殊能力と言ってしまっていいのではないだろうか。なんとも切なくやり切れない過去でした。「お前は心の糞詰まりなんだ。毎日、ちゃんと糞をしないと腹がふくれるだろ。飯が食えなくなる。それと同じだ。心の糞を出さないから、涙が出たんだ」宗庵先生もすごく良いこと言うなあ。梅乃を支える脇役たちのいい味がどんどん滲み出てくる。次は最終巻。ラストは誰の過去かしら。楽しみ。
0255文字
いっこ
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ネタバレ今回は樅助さんの過去が分かった回。 梅乃の初恋は、ちょっと可愛そうなことになりそう。お姉ちゃんが恋敵じゃ、諦めざるを得ないかもねぇ。 梅乃の鈍感なところを指摘する紅葉は、なかなかいい友達だなぁ。女子校っぽい感じ。
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湯島天神坂 お宿如月庵へようこそ 上弦の巻 (ポプラ文庫 な 11-6)評価42感想・レビュー64