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【電子版限定特典付】 少年の名はジルベール (小学館文庫)(Kindle版)

感想・レビュー
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rutoto
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Kindle Unlimited 当時の漫画家の青春、熱量が感じられる文章でした。二人を確執は噂で聞いてたけど、とりあえず竹宮恵子先生側の話を先に。次は萩尾望都先生側の話も読みたいです。
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内臓
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ネタバレ「大泉サロン」と言うほどではないかなというのが正直な感想。この本というか大泉の話が萩尾望都の琴線に触れて後々妙なことになったと思うと悲しい。表紙のジルベールは美しいですね。
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heather
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竹宮恵子側の「大泉サロン」回想録。とは言っても内容は主に「風と木の詩」を構想し世に出すまでの苦労や挫折、奮闘について。文章はとにかく明るくて、自信に満ちている。竹宮恵子はこういう性格なんだろう。萩尾望都の極度の繊細さとは対比している。記憶の鮮明さも萩尾の方が上かな。でも竹宮からは新しいものを切り拓いていく人の強さ、知性が感じられて、萩尾に負けず劣らずホントすごい人だと思う。
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Koki Miyachi
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萩尾望都の「一度きりの大泉の話」との関連(因縁?)のある一冊。竹宮惠子と萩尾望都の間の確執は、大泉時代にあり、それぞれの著書に思いが綴られているが、より傷ついたのは萩尾望都のようだ。竹宮惠子にその自覚がないことが、二人の関係の修復を困難にしている。ともに紫綬褒章を受けリスペクトされている国民的少女マンガ作家だけに、ドラマを超えるドラマを感じた。
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kohei1813
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萩尾望都の「一度きりの大泉の話」を読んで竹宮恵子側も読まねばと思い読んでみたが、ただの自伝だったのでがっかりした。「風と木の詩」をいかにして発表したかの話であるが、それほど大した作品かとちょっとしらけてしまった、特にバッドエンドにしたのは自ら少年愛を否定したかの様だった。少女漫画革命と何度も言っているが、今も少女漫画は恋愛ものばかり、そのせいで映画までクソ映画の連続だ。それに少女漫画に変革をもたらしたのは萩尾望都、山岸凉子、大島弓子だ、竹宮恵子はそこからは外れる。まあ石ノ森章太郎への師事が間違いだろう。
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チェルラ
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作品を読んだことがないのにこちらを読んで申し訳ないと思いつつ。。先に一度きりの、、を読んでいます。ああ二人ともお互いを尊敬していたのだなぁと。嫉妬する人は心を嫉妬の炎で燃やし、しない人は穏やかに傷つけられ、疲弊しあってしまったのだなと心が痛くなりました。が、楽しい話も鮮やかでヨーロッパ旅行の話は自分が初めてパリに行った時のワクワクを思い出しつつ読みました。順番は逆ですが、竹宮作品を読もうと思います。
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paxomnibus
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「一度きりの大泉の話」を読んで当時の竹宮作品について考察した事がほぼその通りに本書に書かれていた。デビュー直後から彼女の描く人体は丸みが美しく、躍動感にあふれていた。普通の少女マンガとは違う話は面白かったが玉石混淆でもあった。変わったなと思ったのは「ファラオの墓」で、人物よりも広大な砂漠とピラミッドをリアルに描いたスペクタクルな背景に目を瞠ったものだ。その後「風と木の詩」が発表された時、ああ、遂に竹宮がずっと書きたいと思っていた作品が始まったのだと思った。何年も前から片鱗を垣間見せていた、少年達の愛の物語
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シナモン
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とても面白かった。この時代のマンガを読んでいた自分からしたら、とても興味深い。作家サイドから考えた事もなかったので 人気投票で次回作の有無が変わるとか 編集部と作家の方向性の違いがこれほどあるとか 漫画家も普通の会社員のような縛りがあるんだなと初めて思った。考えてみたら当たり前の事なんだけど。好きな作品を自由に書ける訳じゃないんだなぁって驚いた。竹宮さんは マンガに人生をかけた熱い人だったんだな、それと生き方に不器用だったんだな、それも人間らしくて感動した。編集部でYさんと喧嘩した話も良かった。
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煮卵
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後の騒動を知った上で出版順に読もうと思って先にこっち。予想より萩尾先生の話は出ないし大泉サロンを出るのも早く、それらよりも主題は風と木の詩の連載を始めるまでの苦労と戦いの話で、感情移入しまくって編集のY氏がとにかく憎い。少女漫画のことはわからないと言いつつも編集者として誠実な対応をしてくれたM氏が居なければ永遠に世に出なかったかも。同人誌という発想が一切出てこないのも不思議だったけど、竹宮先生も増山さんも商業じゃなきゃ意味がないと考えるタイプだったんだろうな。今ほどコミケも大きくなかったろうし。
煮卵

75年でしたか。ろくに調べもせず60年代ぐらいにはコミケあったかと思ってましたすいません。ありがとうございます。同人誌作ってる人はいたかもしれませんが、大学の漫研の部誌を学祭で配る程度だったかもしれませんね。特に革命を起こすとなると商業必須の時代だったのでしょう。増山さんは才能溢れる方だったのは確かでしょうが、時代が追いついていなかったのが本当に惜しいですね。サロンでの女性達の会話は今でこそあるあるなんですが。

04/27 15:05
mine mune

>ありがとうございます どういたしまして。要らざるおせっかいスイマセン。

04/27 16:50
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T
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竹宮惠子先生がこれほどまでに萩尾望都先生に嫉妬していたとは知らなかった。この時代の漫画は、中学か高校生くらいの頃に漫画に詳しい友達に教えてもらって読んだ。それから一気に、山岸涼子先生や大島弓子先生も含めて総ざらいする勢いで読み漁った。だから私の中では『風と木の詩』も「すでに地位を確立した名作」だったのだが、それが世に出るまでに長い長い期間があったというのは新鮮な驚きだった。
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みにゃー
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電書版じゃないので特典は見てないけど普通のが見つからないので 文書としてよくまとまっている。人に伝える目的がちゃんとあるからだろう。だけどだからよくある自伝に収まっていてへーなるほどーって思ってそのままというか、人の心を動かす文ではない。そのために書いてる訳ではないから当然だけど、一度きりのがひどく印象的なだけに差が出て残酷だなと思う。サロン解散の具体的な会話を省くのはまあ仕方ないかなと思うけど、それから交流が全くなくなったことを書かないのは卑怯かな。それで一度きりのが出てしまったんだし
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にしきみ
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さらさらと辛かったことを語る
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takao
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ふむ
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sakwai
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片方だけ読んでああだこうだ言うのは公平でないと思うので、順序は逆になったがこちらも読んでみた。実は著者の作品は「地球へ…」くらいしか読んだことない。面白かったけど。まあいろいろあったが50年も前だしお互いあの葛藤を経て今や日本を代表する少女マンガ家になれたよねというスタンスの著者と、当時の感情に強固に蓋をして思い出さないように生きてきた萩尾さんとの間の溝はそもそも埋まりようがないのだろう。嫉妬は何も産まず。本書の後に萩尾さん側からの告白本が出ることを知らずに、両方持ち上げてる解説者が結果的に一番貧乏くじ。
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Miyako Hongo
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萩尾望都の「一度だけの大泉の話」が話題になったので。□当時の竹宮恵子がスランプで苦しんでいたのは知っていたのでさもありなんという感じ。書きたい物を抱えながらそれを形にする技量を持たなかった竹宮と、作家としてほぼ完成したいた萩尾が同居だ。遅かれ早かれそうなるだろうとは編集Y氏でなくとも判ったことだろう。□竹宮にとっての「風と木の詩」という作品の重さが判る内容。□私が竹宮ファンになったのは「変奏曲」の二話。そういう作家だとは後から気付いたのだが抵抗感0だったなあ。時代の潮目に上手く乗った作家だったんだろう。
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りゅっく
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萩尾望都の大泉を読んでからの読了。萩尾望都の不器用な語り口と比較すると(不本意でしょうが)流暢で読みやすい文章、的確な表現。そうか、これがケーコタンとモーサマなのだな、と納得。竹宮惠子には青春記だったんだろう。そして萩尾望都への詫び状に思えた。しかし、傷つけてしまった方は記憶をうまく書き換える。竹宮惠子が本当に詫びたかったのだったら「距離を置きたいと伝えた」などとさらりと書くのではなく、真実を書いて詫びるべきだった。本を送りつけたりするのではなく、会って詫びるべきだった思う。自伝第二弾、出るのかなあ?
mine mune

ナイスありがとうございます。 そう、この2冊読んだ後に、辻村深月の「噛み合わない会話とある過去について」を読んだら、ああああこれだよあの二人、と思ったんです。 そして竹宮女史に必要なアドバイザーは、元祖オタクの増山女史などではなく、イマドキの謝罪コーディネーターだった・・・のかも。

12/24 00:53
りゅっく

コメントありがとうございます。増山さんが亡くなられて、大泉が出版されて竹宮惠子さん大丈夫かなとも少し心配になります。辻村深月さんの本よんでみます!

12/25 09:11
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pudonsha
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その後の萩尾さんとの経緯があるので語りにくい。
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nue
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ネタバレここだけの大泉の話を先に読んだので、どうしても萩尾先生側に立ってしまいますが、竹宮先生は萩尾先生に畏怖の念と嫉妬の気持ちを持たれたのかなと。スランプの時期だったからなのかも。ただ、この本ではあの出来事はたったの2行...。うーん。できることならヨーロッパ旅行の時の楽しい雰囲気のままでいてほしかったです。竹宮先生の作品は地球へ...が好きでした。ファンの方には申し訳ないですが少年愛がテーマの風と木の詩はまったく理解不能。
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みき
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大泉サロン時代の竹宮さんの自伝。当時の苦労というか、苦悩話。表現に悩み、編集との打ち合わせに悩み、同居していた萩尾望都氏との関係に悩む。けっこうセキララでした。
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Johnnycake
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最初に夢中で読んだ「少女漫画」は竹宮恵子だった。それも「ファラオの墓」が大好きで、初めて買った単行本だった。今でもその時の単行本がボロボロになっているのを持っている。そんな彼女が「風と木の詩」を書くまでの経緯を書いた著書。「ファラオの墓」がそういう位置づけで始まった作品だったとは驚きだった。筋金入りのファンというわけではないけれど、当時の様子が当事者の視点から語られているのは貴重だと思う。4人で行ったヨーロッパ旅行、もう想像しただけで凄い。
みっちゃんondrums

私も「ファラオの墓」ですっ!単行本大事に持ってます。スネフェルとナイルキアの恋に夢中な小学生でした(  ̄- ̄)トオイメ

11/13 10:52
Johnnycake

みっちゃんondrums さん、ここにも同志が!あの2人の出会いのシーンは印象的でした。

11/13 11:41
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もうお手上げ🤷‍♂️
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★★★☆☆「地球へ…」の人として私には唯一無二。夢と情熱、友情と嫉妬、そして作家としての成長。懐かしく思い返され、また自らがもがいていた姿を作家志望の若い人たちに伝えたくなったのかなと。 この本単体では甘酸っぱく読めましたが、これから「一度きりの…」を読むのがちょっと怖い。
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タコチュウ
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苦闘の記録、努力の記録、それを超えてたどり着いた世界。萩尾先生とは対照的ではあるが、夢を実現した方の話。素晴らしい。
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azukinako
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わたしと同世代の人であれば、おそらく竹宮恵子も萩尾望都もどちらの作品も読んでいるのではと思う。わたしはどちらの作品も夢中になって読んだ。作品が大好きであったゆえに「大泉サロン」の話題は避けてきたが、やはり読まずにはいられない。「創作の原動力は、目に見えないものを読者に「伝える」力であり、もやもやとした大きなものが心の中にあるときに、そのもやもやの正体を突き止めるために、絵にしたり、文字にしたり、セリフにしたりといった作業を行う。創作とはそういう面倒な作業だと」、竹宮が大学でマンガを教えていた時の話に感動。
azukinako

ミカママさん、 私は昔から腐女子自覚していました…。竹宮恵子も萩尾望都も大島弓子も…大好きでした。

10/25 01:12
azukinako

たちさん、 「一度きりの大泉の話」を今読んでいますが、本当のことは本人たちにしかわからないことだと思うのですが、なんとなく疑問に思っていたことはわかってきたような気がします。それにしてもお二人とも何とも偉大です。

10/25 01:14
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radish
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ネタバレ学生運動の闘士が漫画で革命を起こそうとして少年愛の世界を描くことに全力を費やし、遂に実現するまでの物語を赤裸々に語る。のだが、「一度きりの大泉の話」を読んだ後だとまた違った見え方をしてくる。それはともかく、ある意味何ものも生み出すことが出来ないアジテーターにそそのかされて革命を夢見たクリエーターの苦悩、と言えなくもない。
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葵
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ネタバレ竹宮惠子は萩尾望都に嫉妬していた。同時代の漫画家は皆萩尾さんの才能に驚きや憧れをもったことは知られるが、竹宮さんがこうもはっきりと萩尾さんへの嫉妬心を明らかにしたのは驚いた。竹宮さんはこの告白をもって、この本を萩尾さんへの詫び状にしたかったのだろう。それで和解すれば美談だが…萩尾さんのアンサー本のような大泉についての本を読んでしまうと、本にする前に謝罪や許可がないとまずい関係だと思った。「本にして萩尾さんに献本で和解」がドラマチックだからそうしてしまった?漫画家の性で演出してしまったのかな、なんて思った。
mine mune

こんにちは。”竹宮女史にとってあの本は謝罪だった”説というのはけっこうあるようで、枠としては分かんないことはないんですけど、やはり謝罪としては骨法を欠いたものだった、相手の視点が欠けたものだったという感じがしますね。それこそが作家に必要な眼差しの筈なのに、とも思います。偉そうにスイマセン(;^_^A  ←AがA’に変わる瞬間ww

10/18 17:30
葵

はじめまして。コメントありがとうございます。そうですよね。 辛かったのはわかるんですが、私も感想に書いたとおり、本にする前に謝罪や許可がないとまずいと思いますし、謝罪のつもりで書いたとしても、それを伝える礼儀や努力もなしに「これを読んでわかって」はひとりよがりととられても仕方ないと感じました。謝罪って、自分の気持ちを押し付けるのではなくまず相手のことを考えねばならないものだとあらためて思います。

10/19 10:41
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てくてく
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漫画としては竹宮氏と萩尾氏の後の世代に親しみがあるので両者のマンガも見たことがあるようなないようなという程度だったが、女性の漫画家たちの置かれていた状況や、漫画家同士の葛藤が描かれていて興味深かった。同じ道を志す人達であるからこそ不用意に近づくことはお互いを傷つけてしまうのだろうな、とも思った。そしてわからないのは増山さん。「ミザリー」を連想してしまったが、竹宮氏の作品にとっては重要人物ということだけはわかった。
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Minako  Suzuki
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モーさまを苦しめた原因を知りたく読んでみた本は電子版ではないが、ほかにないのでこちらを登録。天才と秀才、表現者の苦しみ、主観と客観、いろいろ考えさせられたがつまるところ同業者は一緒に住んではいけないということですかな。
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savasava
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萩尾望都さんの著作を読んで。互いの方からの大泉の出来事について。増山さんがこじらせた原因のようにも思うけれど。でももうこれは互いの著作をもって手打ちにするのがいいんでしょうね。竹宮さんと増田さんに言われた後の萩尾さんの体調の悪化を思うと、人とは適切な距離で近づきすぎないのが一番なのだなとも思う。
mine mune

こんにちは、私も増山女史がこの件のアンプだったと思ってます。元祖オタク、それも直接創作者に物言う機会を与えられてしまったオタクですね。

09/23 14:46
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みょー太
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私が読んだ記憶にあるのはファラオの墓からなんですが、それまでには竹宮先生にもたくさんの悩みや困難があったのですね。萩尾先生との同居を始める前に、山本さんがやめたほうがいい、と言っていたというのはさすがだったのかも。でも二人の天才が出会ってくれていたからこそ、私達はその後の作品を目にすることができたのだろうな。風と木の詩、通してもう一度ちゃんと読みたくなりました。
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anxiety
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少女マンガは殆ど読まないけど、著者の竹宮恵子や萩尾望都は流石に知っているし、24年組、大泉サロンの存在も知っていた。何より「風と木の詩」が当時どれ程の衝撃をもって受け取られたのかを知りたくて読み始めたけれど…吃驚したのは大泉サロンの方。みんなで共同生活していたのか!文中語られる大泉サロンでの作家たちの交流の何という濃密さ。萩尾望都との決別の原因となってしまったことも含め、大泉サロンを中心とした悲喜交々の青春記として読みました。
taro

萩尾望都さんの「一度きりの大泉の話」を読むともっと真実が深まるようですよ。

09/16 22:17
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bun
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サリエリだったんだな。「距離を置きたい」という表現で終わらせる。そこから広がっていった波紋を掬わない姿勢に、あたしは距離を置きたいと思った。
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hironob
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萩尾望都の「一度きりの大泉の話」を読んだのでこちらも読んでみた。 ほとんど萩尾望都への私信なのではというような、萩尾に対する才能への嫉妬の告白と和解を提示した本。 ただの野次馬としてはアンサーが「一度きりの大泉の話」なところも含めてドラマとしては最高におもしろい。確かに映画化したくなるような話だなと思った。
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僕素朴
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話題の本のきっかけ本とのことで、先に出たこちらを読む。私は漫画も漫画家同士の関係も全然詳しくないので、あっさりと読み、こんな大御所でも他の作家の才能に辛くなるのだなあと、のんびり読んでいた。「少女漫画に革命を」学生運動の時代だなあと。だけどもう一冊を読んでから戻ってくると、本を出す前に関係修復が先だったのではと思ってしまう。読んだら相手がわかってくれると期待したのか。この本に書かれなかったことがどれだけ萩尾さんを苦しめたかと思うと辛いけど、ご本人も書いているように「若かったから」という他ない。
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mine mune
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ネタバレ買わないつもりだったけど文庫になってるのに気付き買ってしまった。まだホントは読みかけ。さっそく増山女史にイライラ(;^_^A
anxiety

お気に入りに追加有難うございます。因みにこの「少年の名はジルベール」も読みました。噂に聞く大泉サロンがどんなものか知りたくて…。こんなに濃密な遣り取りだったのですね。劇画作家の集まる「国分寺劇画村」ってのもあったそうですが、まぁそんな本出しても売れないでしょうね(笑)。

05/27 09:12
mine mune

国分寺劇画村は知らなんだ・・・ お友達もコメントでお薦めしてましたが、萩尾「一度きりの~」も是非! 私は増山A級戦犯説です。。。

05/27 09:15
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chroma
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萩尾望都さんの『一度きりの大泉の話』を読もうと思い、その前に図書館で借りて読んだ。こういういきさつがあったとはまったく知らず、驚いた。『一度きり〜』を読み終わってから考えると、大泉での同居を解散した当時の竹宮さんはスランプに陥っていたため、萩尾さんがどう感じるかまで考えるゆとりがなかったのではないか。その謝罪も含めて書いた本という感じがした。 改めて考えると、二人がお世話になったと褒めている編集者の山本さんがいろいろ煽っていたのが問題の発端だったように感じる。
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kei
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私ですら知っている『風と木の詩』の誕生までを主に描いた、漫画家竹宮恵子の自伝エッセイ。大泉サロンや萩尾望都との関わりなどは全く知らないまま、才能ある若者たちの青春ものとして、創作に関わる人たち、思うように創れなくて苦しむ人たちへのエールとして、そして時代を築いた巨人としての内部からの歴史書として、多様に読める本だ。サンキュータツオ氏による、「本人はそうはかかないけれど、竹宮恵子先生もまた天才である!」という文の、愛に溢れたあとがきが、またのの作家を物語る。私の初・竹宮恵子は多分、「地球へ…」。
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法水
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萩尾望都さんの『一度きりの大泉の話』を少し読んで、やはり先にこっちを読まねばとようやく読んだ。竹宮惠子さんほどの人でも萩尾望都さんの才能に嫉妬し、苦悶した日々があったのだなぁ。お二人の関係については外野がとやかく言うことではないけど、竹宮惠子さんがプロとしてステップアップし、『ファラオの墓』、『風と木の詩』、『地球へ…』といった作品を生み出すためには大泉サロンの解散、萩尾さんと距離を取ることは必要なプロセスだったのだろう。電子版限定特典はありがたいけど、拡大できないのが難点。
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シーマン
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EC 2021-07-21 20:16 紀伊國屋¥2003 ご注文番号 ‪21072120137475‬. 少年の名はジルベ-ル 小学館文庫 ISBN/JAN ‪9784094067132 ¥770‬ VIEWカード払い→7/26 11:15受取
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もい
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ネタバレ大泉での暮らしはたった2年間。それなのに、50年の時を経てもはっきりと愛憎を込めた思い出が綴られているのは、竹宮惠子にとっては萩尾氏・増山氏と過ごした大泉時代が人生で最も濃密な時間のうちのひとつだったからでしょう。名作・『風と木の詩』が掲載されるまで、長い時間が必要とされたことには驚きました。時代を代表する少女漫画家達も多く登場して、当時の雰囲気を味わえる1冊です。
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碧雲-  lukeminen
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斬新な「萩尾望都の描写を見て、手が震えた」・・のくだりは、確かに萩尾望都への謝罪をこめていたんだろう、と思う。努力しても、天才のソレに至らない、追いつけない羨望のようなもの。もう近くに居れない、これ以上居たら、自分が潰れてしまうと思って離れたのだと思う。
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【電子版限定特典付】 少年の名はジルベール (小学館文庫)評価97感想・レビュー75