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読書で離婚を考えた。 (幻冬舎文庫)

感想・レビュー
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haora
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すなく
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宙太郎
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ネタバレなかなか衝撃的なタイトルだけれど、相手から提示された課題図書についての感想などを奇数回は妻の田辺さんが、偶数回は夫の円城さんが執筆するというスタイルなので、甲論乙駁の論争とはなるはずもなく、エッセイは淡々と続いていきます。内容に夫婦の危機を感じる人もいたみたいですが、個人的にはそれほど危機的でもなさそうに感じましたし、しまいには「だからやっぱり、素朴なところ、結婚してよかったなあ、と思うわけです。」なんていうノロケまで聞かせていただける。僕としても読みたい本も何冊か見つかったし、めでたしめでたし、だよね?
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よねよね
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★★★☆☆読み終わっちゃった。なかなか面白かったです。読みたい本がまた増えた。夫婦、てわかんないですよねー。別の人間だものねー。
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雨の音
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離婚文学を挙げて深めるのかな?と読みかけて「あら」。夫婦だとは思わなかったし、失礼ながら存じ上げへんかった。勧め合う本、1冊しか知らんかった。こんなふうに、経験や生活と絡めて本を分析したり感想を書くようなライトなスタイル、ワタシが読みたくなる本はほとんどなかったけど好感を持った。そいでさー、何が夫婦仲が悪いや…。仲良しやん。最後を読んで、やっぱりなんだかんだで絆を深めたんちゃうん。大変な時期やったようやけど、いい記念碑になったのでは?お二人のお名前をどこかで見つけたら、手に取ってみるね。
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ホームズ
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原本は2017年刊。原本発売時の表紙とタイトルが衝撃的だったので、文庫になったら読もうと買ってたが、ずっと積読になってた1冊。「これは夫婦がお互いを理解するために本を勧めあった格闘の奇跡である。」という巻頭宣言?から始まり、ルールや細則まであるが、果たして守られるのか…。私は、奥さんの田辺さんを、ホラーものを読まないので、殆ど知らない。円城さんは、何かで読んだような。そんな人でも楽しめる一冊でした。漫画から、ノンフィクションやら色々出てきますが、読みたくなった本もチラホラありました。
ホームズ

Web連載時のタイトルは、「Yome Yome メオトドクショリレー」というものだったようです。現在は、『読書で離婚を考えた。』番外編1〜夏はエスニックと果物料理。レシピ本の充実ぶりがすごい円城塔の本棚、『読書で離婚を考えた。』番外編2〜没企画と私の考えた「ソラリス」は、まだ読めます。

08/18 20:23
ホームズ

この「ソラリス」とは、円城さんが連載で取り上げた(ハヤカワ文庫SF)で出ている作品で、最近、ORICON NEWSで『ソラリス』コミカライズ(※早川書房が手掛けた「ハヤコミ」で連載中)の森泉岳土さんのインタビューで話題にもなったり。

08/18 20:25
3件のコメントを全て見る
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Yoko Oishi
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最近よくPodcastを聴いてるホラー作家の田辺青蛙と、大好きなゴジラS.P.の脚本を書いている円城塔がご夫婦だったのも驚きだったけど、その二人が相互理解を深めるためにお互いに本を推薦しあう連載物と知って読まねばと手に取った一冊。お互いの個性炸裂の推薦図書も面白かったし、ずっと平行線な相互理解も面白い。気になった本はメモして図書館予約しよっと。
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mado
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ネタバレ贅沢な読書でした。このお二人の本を読んだことがある人は、タイトルにまずクスッとするんじゃないかな。互いに課題図書を出して読む。そういう企画なのに夫婦漫才みてるみたいでした。書評はさすが!あとがきは何故か真面目でしたが、本編は始終笑わせてもらいました。円城さんのダイエット本なんてまるで意味がわからなさそうだけど面白そうなのでぜひ書いていただきたいです。大切な人に本薦めるのってリスクありますよね。でも、読んでくれて感想までくれたら嬉しいだろうなあ。私は心配な気持ちにはならず、恋文のようだなとほっこりしました。
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けい
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不思議な本。円城塔の本を読んでみたいと思ってはいたのだが、この本じゃなくてよかったかも。
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Mof
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ネタバレ円城塔のおすすめ本を知れて良かった。奥さんがどんな人なのか、ホラー作家というくらいしか知らなかったので、そちらも知ることができて良かった。夫婦には諦めが肝心ということなのかな。そしてこの夫婦に子供がいることも知れた。この夫婦の子供、どちらに似たとしても面白い成長をしそうだ。いつか小説家になったら、家族で読書リレーしてほしい。
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イワトコナマズ
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芥川賞作家の円城塔とその妻で同じく作家の田辺青蛙がお互いにリレー形式で本を指定して、書評を書くというweb企画を書籍化したものです。目的としては夫婦がお互いの理解を高めるために行うということでした。もともと書評本を探していてたどり着いた一冊です。もちろん書評も面白かったですが、同じ位2人の関係性や考え方の違いなどが面白かったです。書評を読みたい人や作家の夫婦に興味のある方にはおすすめです。
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鯖
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円城塔・田辺青蛙のご夫妻がお互いに勧めた本を読んで語ってくエッセイ集。須賀敦子の白い方丈が取り上げられてて、久しぶりに読み返したくなった。ストレス受けると食べられなくなる円城さんが結婚されたら、順調に肥満への道を進んでおられるのとてもよきこと。同業でっていいことばっかりじゃないんだろうけれど、距離感がいいんだろうなあ。あちこちの明かりは消しといてほしいし、ドアは開けたらしめてほしい、自立するしゃもじは横に倒さないでほしいあたりは、何処の家も同じやなってなった。トイレの便座問題がないならそれで十分なのでは。
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アヤリョウ
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文庫で再読。お題になにか神智学の本あったよな、と思ってたんだけど課題図書ではなかった(タイトルが挙げられてただけ)。円城がエッセイのなかで記憶力の衰えについて何度か言及してるけど、これ書いてたころの円城塔と同い年になった自分の記憶力もやばくなってきてるな。
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Holasakura
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240505
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N氏
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気になっていた本。夫婦で課題図書を出して読み合うなんて素敵! と思って手に取りましたが、なんというか、リレーというより、ラリーでした😂読書で夫婦はわかりあえない。
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ととむ
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だいぶタイトル詐欺だな。後半ぐだぐだ過ぎ
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木賊
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ネタバレ円城塔・田辺青蛙夫妻が交互に、相手の指定した本を読んでエッセイを書き、相手に読ませたい本を指定するリレー形式の企画。目的は夫婦の相互理解。最終的に、理解度合はともかく、夫婦の関係性として悪くない結論?なのでは。書評として読むにはユルいかもしれないが、夫婦のエッセイとして良かった。あとがきにしか書かれていないものの、連載中に色々あったらしく、P366のイラストは好きだなぁ。
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ぼっせぃー
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読みたい本+25冊。回が進むにつれ生理レベルで合わない所がどんどん明らかになるのだが、同じようにそりが合わず別居した自分の親を振り返ってみれば、自分の考えを意識的に言葉にし対話しようとする円城が、言葉を尽くしながらも、最後には半ば諦めて現状の関係性をぐっと引き受けるところは中々男気(?)があった(もちろん連載中に隠されていた事実は大きく関わっているだろうが)。自分も細かい質なので、生活の中の積み重ねが……という部分は非常によくわかる(し、それを意識し過ぎることがいずれ関係性を破壊するということもわかる)。
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田氏
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ネタバレ良かった、読書で離婚を考えた夫婦はいないんだ。(これを書きたいがためにネタバレにした)作家夫婦の相互理解というコンセプトで始まる読書リレーだが、当初のもくろみからは外れ、「わかりあえない」「わからなくてよい」ということをなんとなくわかりあって終わる。思うのは、安易な逆説ではあるが、理解とは理解しないことによってもたらされるのだろう。ただしそれは「相手が自分にとって理解できる存在でないことを理解しない」のではなく、一種の諦めである。夫からの最後の課題図書が『ソラリス』なのが、示唆的というか、らしいというか。
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あと
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やっぱり堀口大學のくだりで笑う。何度読んでも。
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さんだい
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ネタバレこれまた積読がたくさん増える本。いろいろな考え方があると気付かされるのは楽しい。その人が年何冊くらい本を読むかでおすすめの本が変わるっていうの、たしかにと思った。
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The lost FRIGATE
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〈★★★☆☆〉円城塔と田辺青蛙のリレーブックレビュー、というか感想少なめの日常やら相手への考え方だったりなんかまぁ面白かった。結構円城塔の日常はイメージ出来たしなんだかんだ小説家のエッセイは面白いな
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むさみか
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男性側が繊細で 女性側が天衣無縫というのは いい夫婦のお手本ではありませんか 反対に 書きやすかろうと 選んだ折り紙の本で 田辺先生がすごく苦しむなど 書評の本で 夫婦仲を楽しめたのが すごく新鮮でした 勿論 書評自体も 面白かったんですよ なかなか他の書評では 見かけることの少ない 翻訳SFものなど 楽しめました
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kei-zu
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唐沢なをきによる表紙のイラストがずっと気になっていた1冊です。 すれ違う感想と、推薦の思惑。近くにいて遠くにあるのが夫婦ですかね。我が家も言うに及ばずですが。 それぞれの文章にの合間に掲載された双方の突っ込みが楽しい。 最後に明かされる、著者不調の原因である連載中にあった出来事にはびっくり。これだから、小説家は油断なりません(ほめてる)
Mizukimoe

単行本発売当時に読みました。これは面白いですよね~!(・∀・)

06/14 20:34
kei-zu

単行本の時にも目を付けてたんですけどね。気になった本は、手に取ってみなければいけませんね(^。^;)

06/14 22:35
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kumoica
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小説家夫婦が交互に本を指定し、感想を交わすコラムをまとめたもの。中盤、夫婦仲が悪くなっているように見えるが、離婚は考えおらず、夢に出てくるだけなので安心。やはり小説家がおすすめするだけあって面白そうな本が次々と出てくるので、読みたい本がいっぱい増えます。WEB連載時のまま横書きでもよかったのに。
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けろっぴ
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相互理解は特に深まっていなかったけれどもどのように理解が深まらなかったのか書いてあるのが面白かった お互いへの労りが感じられたし円城塔氏がツンデレで良き。 ちょっと脱いで欲しかったなんて言えない…。
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Saku
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夫婦間で本を薦めあって書評を書くという面白そうな試み。 衝撃的なタイトルとは裏腹になんだかんだ言って、お互いの愛情が伺えるのが微笑ましい。 書評を期待して読むより、夫婦の形ってイロイロあるんだなってことを知る意味で楽しめた。
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はまこ
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夫婦間の相互理解のために、お互いに読んでほしい本を課題図書として提示し、それに対して感想を交換するという形をとった読書案内本。 お互いに理解が深まり夫婦円満になるはずが、段々と険悪になってしまい、、 夫婦の形とは、お互いを理解することとは、作家夫婦だからこそたどり着けた答えがあるかもしれません。
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Hisatomi Maria Gratia Yuki
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読書の趣味が合わなくても面白いと思いこそすれ、離婚にはならないのでは? とは思ったけれど、このお二人のように違うとお互いの違いを悪い方に深掘りしてしまうのかも。わたしにとってはまた何冊か読みたい本が増えてしまった本でもあった。
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きのこ
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ネタバレ円城塔・田辺青蛙夫妻が相互理解のために(?)交互に課題図書を出しあってその書評を書く……という企画なんだが、なんかもう理解し合えない方向にどんどん流れて大丈夫かおい、でもなんだかんだ言ってもパートナーですね、と感じる本。文庫版後書きを読んだら執筆中にご出産もあったとのことで、そりゃ体調も崩すわな。保育園に行くと子どもは山ほど感染症を貰ってきて全部親にうつるんだよなーと昔を思い出して同情の嵐だった。そして随所に出る円城さんのぼやきが何気に好きだわ(笑)。
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ninni
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夫とこの先やってけると思ったのは、茶屋でくず餅を食べていたときに、夫が真剣な顔できなこの上で黒蜜をつなげて遊んでいるのを見たとき。
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かのこ
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共に作家である円城塔さん・田辺青蛙さん夫婦が「相互理解」を目指して互いに本を紹介しあうレビューエッセイ。とびきり尖った選書(レシピ本や折り紙アートの本なども登場)が続く中、夫婦の相互理解はちっとも進まないけど笑、小出しにされる夫婦エピソードや自分語りが面白い。ツンツンだけど隠し切れない優しさや愛情が染み出ている円城さんとすこーんとした明るさが気持ちいい田辺さん。分からないところ・敵わないところと、言葉にできない感覚を共有できる、その塩梅が夫婦の重要ポイントなのかなと思った。ラストのイラストがとても可愛い。
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ぷる
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刺激的なタイトルだが、中身は割とのほほんとしている。実際には結構危なげなすれ違いも起きているのだけど、それぞれの柔らかい語り口がそれを感じさせない。読書の趣味嗜好というよりは、2人の個性そのものの違いがメイン。青蛙さんのギャグセンス高めの文章についついニヤっとしてしまいながら、最後のまとまり方もホッとさせられた。
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末期
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円城塔氏が意外と面白い人物だなと。自分もきな粉の上の黒蜜と、ラーメンの脂を繋げるの好き。このエッセイを読んで、読んでみたいな〜と思う小説等はあまりなかったかな。
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嵩実
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夫婦で課題図書を出し合い交互に感想をレビュー。本の内容には触れるものの大半は相手に対するコメントや、日々の結婚生活でいかに分かり合えていないかが大半を占めていて、同じ妻の立場から読むと、夫である円城塔氏の妻へのコメントにひやひやしてしまった。多くの人が想像しただろう、この夫婦、連載終了時には別れてるのでは?と私も思ったけど、結局この夫婦は相手の理解できない点を許せる自立した2人で、かつ、理解できない部分も魅力と思えるんだろうな。しかし大半の夫婦は、理解できない相手と長く一緒に暮らすことは難しいよなぁ。
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はるぱ
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共に作家さんであるご夫婦が相手に本を勧めあって書評を交換する趣向。「ブックガイドとして面白そうだな」と手にしたが、そちらの役には立たず。それよりも「相手のことがわからない、わからない」とボヤキながらも、それでも仲が良いご夫妻のドキュメントとして面白かった。「読書で離婚」なんて考えてないだろ、と。花房観音氏の巻末解説もなかなかいい。そういえば、ワシは面白かった本をカミさんにかなり強力に勧めることがあるけど、いつも華麗にスルーされてるわ。読書傾向は、やっぱり個性をむき出しにするモンである。読メも匿名がよろし。
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suzuki
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ネタバレWeb連載されていたという小説家夫婦による推薦読書レビューのリレーエッセイ。 作品は難解な印象の円城氏の語り口は、分析的でありながらエスプリが効いていて楽しい。 一方、田辺氏は海外育ちのおおらかな感性系という感じで、やはり文章は楽しいのだが、対照的な印象。 中盤、不穏な空気が流れ始め、いや、これってプロレスだよね?と少しハラハラしつつ、終盤にはお互いへの愛を感じ、いい感じに収束。そしてあとがきのオチ。 素晴らしき夫婦漫才。 久々に、永遠に読み終わりたくないと願いつつページを繰った。
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ふるい
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面白かった。読書リレーを通じて、それぞれの本の趣味や、生まれ育った土地の習慣や、性格や考え方の違いが見えてきて、相手が何を思っているかわからず時に険悪になったりもするけれども、なんとなく一緒にいるだけでなんとなくうまくいってしまう、というのはなかなか理想的な夫婦像なのではないでしょうか。北海道の人はとにかく寒さと熊を警戒している(死ぬから)と書いていた円城さんにめちゃくちゃ同意です(道民)。出てきた本の中では『和のおかず決定版』が気になる。私も田辺さんのようにレシピ通りに作れない人なので笑。
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nagao.shiraz
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円城塔きっかけで購入。とっても楽しく読めました。各レビュー中の作品に関する内容が多いかどうかで興味の湧き方がわかって面白かった。本当に書くこと無いんだろうなって回は全然関係ない内容がメインだったり。その意味であればダイエット企画をレギュラー化した円城塔の方が戦略的だったということかな。最初から乗り気じゃなかったし。
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あられ
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夫婦相互で課題図書を指定して2週間という期間の中で手に入れ読んでレビューを書く。このやり取りなのだが、その40回のやり取りの中でいろいろなことを考えさせられた。読みやすいものだけではないのに、読んで書く…作家の読書力に感心したし、当初は課題図書の感想よりも夫婦間のやり取りの方が目についてしまった。蔵書というのはその人の洗いざらいがでるもので、このご夫婦のやり取りも、なんだか夫婦のありようが見えてきて不思議に面白かった。自分が愛してやまない本を人に紹介する…なかなか大変なことと感じた。
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