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いつでも母と

感想・レビュー
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Sagan
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幸せなお母様のお話。身内が介護されてる方はわがままになりやすいというのも何となくわかる。同じ家族でも兄の介護はここまでできないと言っていたのが印象的。(でもこの作家さんならそういいながらしっかりやってあげそう) だが作家や芸能人の家族は介護のネタとして自身のオシモ状況を(漏らしただの、失敗しただの)を事細かに世界に発信されるのはなかなか辛いなとは思う。また、在宅介護についてもよく書かれている。介護5にもなれば1日3回ヘルパーさんに来てもらい週1の看護師訪問も現実的な金額で受けれるらしいと知った
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あずき
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母を自宅で看取るまでのエッセイ。なかなかうまくいかない人生の中、認知機能の衰えてゆく大好きな母との葛藤や顛末をユーモラスに赤裸々に書かれていて、共感と切なさいっぱいでした。ままならない現実に苦しんだりくさったりしながらも、バッサバッサと決断し行動するきっぷの良さで陰鬱にならずに読めました。
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ぶるべり
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私も母が元気なうちに二人で旅行に連れていけばよかったな…なんでできなかったんだろう…と悔やまれます。 お母様に対する愛にあふれた介護エッセイ。 お母様幸せでしたね。 介護の事いろいろ書いてあり、目から鱗でした。
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けえこ
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91歳の母を自宅で看取った作者が感じた思い出話を幾分の後悔も含めて書き綴った介護エッセイ。 帽子が良く似合ったかわいいお母さん、表紙絵そのものだったのでしょうか。 独身の息子と娘と過ごした最期は家族の誰にとっても満足いくものだったに違いない。
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律里
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お母様 幸せものだなぁ
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Ausu
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最愛の母を在宅で看取られた、山口さんのエッセイ。 仕事、家事、介護をこなしながら奮闘し、とても大変だったに違いない。明日は我が身、私も最後の母の事を重ねてしまい、涙なくしては読めず…でも、後学の為になった。色々な選択肢があること、情報を得る事が何より大事。是非多くの方にも読んでもらいたい。とても良かった!
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ねむこ
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山口恵以子さんの、母親の介護・看取りまでを書いたエッセイ。介護の期間は短いもののそれが一冊の本になってしまうのだから、なんて愛情深い母娘だったのだろう。 私は1年前に義父を亡くした。それなりにできることはやったつもりでいたが、家族全員が義父に全く寄り添えていなかったなとこの本を読んで申し訳なくなった。まだ実父母が元気にしているが、いざというときには山口恵以子さんのように優しい気持ちで寄り添えるようになりたいと思う。
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みひな
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読みたいのに、読みたくない、読んでおきたいのに怖いという気持ちで、時々読んでいた。後半は続けて読んだ。明日は我が身。多くの人が経験する母親との最期。私が行った病院が出てくるし、同年代なのでほんとに怖かった。逃げたくて。お母様の介護しながら、食道の仕事と執筆をされ、文章だと1行で済むその中に、どれだけの感情が込められているのだろうと、胸が痛くなる。“苦痛はなく、自然の流れに身を任せ水の上を漂っている状態です。あわてず落ち着いて見守ってください”と言う医師の言葉が、印象的だった。親を看取る強い支えになったと。
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cafe_love
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介護。聞くと経験するとでは全然違うと思うが山口さんは凄いなぁ。お母様もお幸せな最期。見習いたい。
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吾亦紅
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最愛のお母さんを自宅で看取られた山口さんの記録。そんな大変な時にも、奮い立たせるようにたくさんの小説を書かれていたのだと知る。確か今は自宅でお兄さんの介護をされているとテレビで拝見した。数ヶ月前に父の最期を病院で見届けたばかりなので、いろんな思いが去来した。母のときはどうしよう、と考えないわけにはいかなかった。
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エルアール
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今の義母の様子と重なりドキッとしました。 子育てとはまた違う期待と不安のシーソーにため息です。
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JP
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自らを共依存と言い、人間関係は10、濃密な関係があれば他は希薄になると言っているが、こんなにも献身的に介護できるのは本当にすごいと思った。大学卒業後から苦労人だったことも初めて知り、本当に食堂のおばちゃんだったことも知り、長く山口さんの小説が読み継がれることを願う。
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カタコッタ
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この本には無償の愛が溢れています。山口恵以子先生と私は同い年、実母も偶然同い年で、ひとごととは思えない感覚があり涙涙で読みました。実母は兄夫婦が、私は夫の母(96歳)と同居しているためいつか来るお別れを腹の何処かに隠れ持っています。著者風に書けば今は母の女中と運転手として生活しています。日本という国はお年寄りに優しい所です。母に対して皆さんとても親切で感謝してます。しかし、歳を取るって正直大変すぎるのです。程々生きてひっそり死ぬのは、悪い事では無いと思うのですが、どうでしょう。
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洋子
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ネタバレ山口さんのお母様は自宅で娘に看取られ幸せな最後を迎えられたと思う、亡くなる時は病院が当たり前だと思っていましたが、難しい事だと思いますが自宅でとゆう幸せな選択もあるんですね、
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ゆみ★りとる
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ネタバレ介護、葬儀、お墓、認知症、介護認定、家の片付け、デイサービス、リハビリ、在宅介護、訪問入浴、看取り…親が『頼りになる人』から『私が面倒見てあげないとダメな人』へ変化する。子は子で、仕事や生活、病などで、想定外の出来事に直面する… 山口さんとお母さまの関係は「良好」でなく「癒着」「共依存」だった、とありましたが、山口さんの全てを受容し愛したお母さまの寛大さと、最期まで懸命に力を尽くされた山口さんのお母さまへの深い愛情に心を打たれました。
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ネフェルティア
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ネタバレまず初めに、山口さんのお母様は本当に幸せな最後を迎えられたと思います。穏やかで幸せな死を迎えられたのは、ひとえに山口さんがご自宅で看取ってさしあげたからだと思います。なかなかできないことを、心をこめてお母様に寄り添った結果、山口さんご自身も悔いのないお見送りができたのだと思いました。山口さんが何かとお母様を抱きしめられて、大丈夫、そばにいるからといつも声をかけていたのが印象的です。いつか来るその日に、わたしも後悔がないようにしようと思いました。余談ですが、表紙や中の挿絵が本当に可愛いです。
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カチ
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山口さんの、姉妹のように仲のよかったお母さんの看取りのお話。身近に90を過ぎて要介護3の義母がいるのでとても身にしみた。なかなか実の娘でも山口さんのようにできる人はいないのではないか。亡くなられたお母さんは幸せだったと思う。自宅での最後の看取りは穏やかで理想的だが、実際には難しそう。
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PEKO
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ネタバレ食堂のおばちゃんから小説家となり、仕事をしながら母親を自宅で介護された、お母さんとの思い出がいっぱい綴られたあったかいエッセイ。ご自身も書かれているように、お二人の関係は共依存ぽいな…とは感じた。でもそれも一つの親子の形で、お二人が幸せだったのだからそれでいいんだと思う。幾つになっても、認知症になって要介護5になっても子どものことを心配する母親の姿や、最後の言葉「嬉しいよ」には涙が溢れた。私も著者を真似して、母との日常の忘備録をつけておこう!そして私も母の希望に沿う最期を一緒に迎えたいと心から思った。
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くりちゃん
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自宅介護と決めるまでの紆余曲折。介護について殆ど知らないことだらけで、本を読んで山口さんの反省も含めて、同じ状況が自分に当てはまるとは限りませんが参考になりました。介護しつつ、母親に常に感謝と愛情のある言葉かけや行動に、悔いの無い懸命の日々。毎日の事で、ご自分の体調や精神状況の乱れはどうだったのか?最期はどうなるのか考えても仕方の無いことだけれど。
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ふゆか
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在宅介護と看取り。年々老いていく両親を見てると他人事ではないし、いずれは自分達も…。 どんな形で死を迎えるのか、迎えたいのか考えさせられましたz
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みっくん
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母の認知症発症、介護、死、時系列は前後しながら進みます。 介護の状態に正解はないのだけど、仕事が安定していて良かったねと思う。たぶん、お兄さん方にはその言い分があるのでしょう。お疲れさまと言いたい。
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じゅな
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親を介護しながらも自分の生活は続くし、面倒を見なければならない身内は他にもいる。年齢と状況が近いので、一気に読んだ。☆☆ 「恒産なきものは恒心なし(きちんとした仕事と安定した収入のないものは精神の安定を保つのが難しい)」初めて知った言葉だが、納得しかない☆☆ 本文より→私は42歳だったが、自分よりは母の方が頼りになる人間だと思っていたし、母はボケてきたとは思いたくなかった。母がダメになったら、私が代わって世間の矢面に立たねばならない。その勇気がなかったのだ。
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まいぽん
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第1章で著者の山口さんが母上と過ごした最後の時間を読みながら、なんて幸せな母娘なんだろうと思った。嫁いで母と離れて暮らす私には不可能だし、例え同じ状況だったとして、布団を並べて「大丈夫だよ。そばにいるからね。ずっと一緒だよ」と髪を撫で続けて最期を見届けることができるだろうか。作家デビューするまでの苦労、母上が認知症となってからの十数年。山口さんが独身実家暮らしだったこと、母上との素晴らしい相性があってこその日々でしょうが、心あたたまる記録であり、介護の心得も学べる良い読書でした。
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たません
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親が歳をとっていつかその日を迎えるだろうと頭ではわかっていても、実感を伴ってはいない。身近であるからこそ何となく普通に来年もいると感じている。それは90だとか100とか年齢の問題ではないんだと思う。自分の経験上、例え有名な病院であっても、あんな場所で死ぬなんて考えただけでゾッとする。でも、死ぬという覚悟が決まらないのと、何かしないと諦めたみたいで辛いから決められないのだ。著者の一喜一憂がリアルに伝わり、そんな中でも、お母様の穏やかな反応に暖かい気持ちになって、こういう人生の最期も良いものだと素直に感じた。
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すずらん
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18年もの間、認知症の母を介護し自宅で看取りをした実話。食堂で仕事をし、小説を書き、その上での介護だったがその大変がとてもよく伝わってきた。母娘はとても仲がよく絆の強さを感じさせる。母を思う気持ちの強い娘であっても怒りがわいてくることがあるのは当然である。でも「愛しているよ」「おたがいにね」と言葉に出して言い合える関係は素晴らしい。末期に入り病院から療養型の病院に転院するように求められた時に自宅での看取りを決意する。これだけのことをやったのだから悔いはないのではないかと思う。読んで良かった1冊である。
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烏賊天
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母子一体と言えるような作家が、母を看取った記録。女性週刊誌の連載らしい。将来の参考のために読んだが、読みやすく多くのことを気付かされた作品だった。
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縁側
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著者が91才の母親を在宅で看取られた経験談。癌などの病気ではなくほぼ老衰の自然死に近い形でのお看取りで、著者にとっても母親にとっても自宅で最期まで過ごせたという事はとても幸せだったと思える。看取りや介護に正解はなく、それぞれの価値観あっての事なので、病院が悪いとか可哀想という事でもなく、著者親子にとっては在宅が最高の看取りだったという事が伝わった。情報と知識はとても大切。また、最近著者が危うく引っ掛かりそうだった詐欺事件も勉強になった。
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Ryoko
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高齢の母を看取った著者が書く介護。一気に読んだ。ほぼ同世代の母を持つ私には勉強になった1冊。それにしても仲の良い母娘。一卵性親子とも言えるかも。最期が近づいた親にどんな治療、延命措置をするか、それに対しての正解はない、との文章が心に染みた。本当にそう思う。看取る側のエゴにならないよう気をつけたい。
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積ん読制覇
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作家の山口恵以子さんが大好きな実母さんをお家で看取られたドキュメンタリーです。脳梗塞を起こしたお兄さんも同居されていたり、作家としてのお仕事もあったりで在宅介護は決して楽ではありません。なかでも胃瘻に対する誤解や介護サービスの知識を得ることの難しさを訴えていらっしゃいます。まだまだ良心的なケアマネ、訪問医師看護士に巡り合える可能性が少ない現代。お家で看たい。と思っている人がひとりでも多く満足のいく介護ができますように。と願います。
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hydrangea
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著者のパワーに感心した。食堂の仕事をしながらの執筆、母親の世話、おまけに兄も病気がち…。時には愚痴りながらも、彼女は使命感を持って、ひとつひとつに向き合い、その時ベストと思える対応をしている。入院している時は1日に2回見舞いに行き、余命が見えてきたら在宅に移して看取った。ここまでやり切れば、悔いはないと思う。
0255文字
ほんぽんぼん
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父を家で看取った母の事の様で引き込まれました。老齢の入退院の繰り返しは負担が掛かると思うのに、医療制度から著者が経験したような慌ただしさが常にあって、中心にいた母の大変さを改めて感じました。私も著者の兄程度には運転を買って出たり用事も手伝いましたが、常に傍にいた人の大変さは想像以上で、著者は、その中でも忘備録として記録を付けていて凄いと思いました。母もブログを書いてましたが、まだ途中なのでこの本を読んで続きを書いて貰おうと思います。少子化の日本で、この手厚い医療福祉がどう変わっていくか、考えると非常に怖い
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セミラミス
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現在母の介護をしているので、身につまされる内容でした。 こればかりは経験しないと分からない。 辛い事が多いので、介護あるあるには、ちょっと救われました。 とても素直にそのままを書いていてビックリすることもありましたけど、その時の気持ち、不安、悲しみ、焦燥、怒りが直に伝わってきました。そして最後までお母さんとの幸せな時間を大切にしたいという気持ちは心に残り胸が熱くなりました。 自宅での看取りを実現することはなかなか難しいことだと思います。紆余曲折はあっても、とても頑張ったのですね。
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みみりん
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母を自宅で看取るということが詳しく記録されていて学ぶところが多かった。ポートと胃瘻の違いや要介護5でできるサービス等なかなかその時にならないとわからない。父も最終的に在宅で亡くなったので抑制着は利用したが可哀想だった。母はこれからどうなっていくのか。90代になり病気が無い友人の親御さんが食べられなくなって老衰で亡くなっていくという話を最近よくきくが、それが一番本人にとって楽なのかな。
いおい     秋までに◎キロやせる

親の最期をどうみとるかは、病院任せにせず、自分達で考えねばならなくなりましたね。

08/05 21:45
みみりん

いおいさん そうですね。それにしても色々決めなくてはならないことが多くて驚きました。

08/05 21:47
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wankousan
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母親の最期を在宅介護で看取る、大変な事だと思う。強い絆で結ばれていた母と娘、出来なくなってしまう事が日に日に増えていき、昔の母親ではなくなったと受け止めた時のショックは大きい。人間誰でも平等に歳をとる。終末期を迎えるが母と娘が様々な困難も受け入れられたので最期はお互い穏やかな気持ちになれたのだと思う。凄く参考になる本だった。
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ナカ
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自宅での看取りは、ご本人にとって幸せそう。でもやはりご家族は労力に加えて決断する事も多くなると思った。気になったのは、自宅をリフォームされた事と荷物が多そうな事。御兄妹の年齢からも今後の暮らしを考えると大変そう。
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蜂月
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 お母様を自宅で看取ったお話ですが、お母様への優しい思いやりが文章に感じられて暗くならずに読めました。 自分の親も気づけば、作者のお母様と同じように高齢者になり、いつまでも元気と思ってはいけないのだと改めて思いました。
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njkh2299
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なんて愛に溢れたお話。物語ではなく実話。実際には大変なことはたくさんだったでしょうが、母を家で看取るって素晴らしい。
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松子
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山口さんと、山口さん最愛のお母さまの最後の日までの出来事を書かれています。 山口さんの作風からか、つらかったことなども、読み手が面白く読めるように書かれていますが、本当の苦労は計り知れなかっただろうなぁと思いながら読みました。 今は、元気な私の母。いつまでも元気でいてほしいと思いながら、いつか山口さんのお母さんと同じように弱っていくんだと思うと、少し悲しいです
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モルク
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大好きな母を自宅で看取った山口さんの介護エッセイ。私も実母を自宅で看取ったが、山口さんほど大きな愛で母を包んであげられなかった。認知症の程度にもより、優しくしたくても無理と思うことも多かった。山口さんは介護認定やら受けられる支援について無知でバイト先の人に聞いて初めてわかり、おかしいと思ってから10年目で手続きしたとある。入間に住む次兄は特養と介護老人保険施設の運営に携わっているので、母の異変にすぐ気づいたのに、なぜ認定やその他のアドバイスをしてくれなかったのかと疑問が残る。
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はくもくれん
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ネタバレ二人三脚で生きてきた最愛の母を自宅で介護し看取った軌跡のメモワール。母の介護の参考になるかと手に取ったものの、母との関係がこれほど愛に満ちていないので、私には無理、とすぐに悟りただただ感動しながら読了。しかし老いていく過程、介護サービスを学ぶ参考にはなりました。「愛してるよ」「お互いね」と会話する母娘。最後の言葉が「(娘がずっとそばにいて)嬉しいよ」。素晴らしいです。
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