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幽霊たちの不在証明 (宝島社文庫 『このミス』大賞シリーズ)

感想・レビュー
165

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ふる
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ネタバレ閑寺君の恋心は存在したのか?的な思考で終わるのが、なんだかしんみり。計画通り探偵になって華麗なる推理を披露したけど、人の心は予定通りには掴めなかった甲森さんのぐちから始まって閑寺君のしんみりで終わるエピローグ。このためにこの話が書かれた感じでした。殺人の動機は、そりゃないよって感じで説得力のかけらもなかったけど。甲森さんの推理を聞いて閑寺君が具合悪くなるのも当然で、犯人はクラスメイトだし殺人はすぐ横で行われてたなんて、事件自体はトラウマ案件の非情なものでした。
0255文字
たかひろ
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生徒以外の学校関係者や警察の関与、犯人の動機などが弱いとは思ったが、ロジカルな謎解き展開は良かった。ただ巻頭の「登場人物一覧」と「見取り図」を随時参照しながらでも、展開が複雑で展開が把握しづらかった。
0255文字
koteomoitsukan
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△++
0255文字
にく
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ネタバレタイトルから幽霊が出てくる話かと思ったら、全然出てこなかった。探偵も助手もキャラクターを拗らせすぎてて入り込めず、謎解きも「あー、そう…」となってしまった。
0255文字
鈴
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数年前に読んだ本を再読。 かなり内容は忘れていたのでおもしろかった。 前半をもう一回読み直したいと思わせる後半の解決編は鮮やかで気分がいい。
0255文字
すぶたのまるやき
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ネタバレかわいらしい表紙の絵とライトノベルのような軽い文章。そんなに軽いのに、文化祭のおばけ屋敷で一人の少女が殺され、それを論理的に解明していく本格ミステリ。プロローグで死体発見後、時間が遡って当番制でおばけの役・受付役をやっているクラスメートたちの様子からスタート。青春小説さながらの、生徒たちの片思いやら部活やら楽しい会話。なぜ、こんなにいい子たちばかりなのに殺人事件が起きてしまうんだろう?なぜ起きたのか?推理披露を聞いた時の生徒たちの心情など、よくわからないことも多いが、甲森さんの論理解決は面白かった。
0255文字
ふぁの
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ネタバレあまり好みではなかった。ライトな文体自体はそれで良いのだが、人物像や動機の描写が希薄すぎた影響か「私物を盗んだ犯人は誰だ?」くらいのノリで殺人が発生し、淡々と解決してしまったのに違和感(不完全燃焼感)を感じた。ロジックがしっかりしていたので残念。
0255文字
氷砂糖
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『第18回このミス大賞』優秀賞。高校の文化祭でお化け屋敷のお化け役をしていた女子が殺された。その女子に恋い焦がれていた僕:閑寺と陰キャ女子:甲森が事件の真相を解き明かす。カバー絵から予想していたよりもだいぶ本格的なミステリーだった。動機が少し物足りない感はあったが、犯人像を分単位で絞り込んでいくスタイルは読んでいてワクワクした。ただ、自虐ネタが過剰な甲森と陰キャ設定の割にクラスの女子が閑寺にやたらと話しかけてくるのはラノベ感が強かった。
0255文字
よう
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ネタバレ犯行時刻を分単位で絞り込んでいくのは面白かった。でも登場人物たちのモチベーションが分かるような分からないような感じで、ちょっとモヤモヤした。
0255文字
おとなし
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☆☆☆
0255文字
ゆずき
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軽めなタッチのミステリ タイトルに出てくる幽霊はいません 解決編が心地よい
0255文字
淡紅
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ネタバレプロローグで殺人事件が起き、本編に入り登場する可愛い高校生たちの誰かが(というかこの子が)殺されてしまうのかと思うとページが進まず、100ページに3日間もかけてしまった。最近読んだ2016年鮎川哲也賞の作品と同じく、この本も推理パズル重視で、人物像や動機が希薄、その上、死が軽すぎる感じの文体で、解決編を読むまでは好みじゃなかった。でも、本は最後まで読んでなんぼ。読んで良かった。探偵さんや語り手さんにとっては良くないだろうけど、作品として良い終わり方だった。
0255文字
あーや
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なかなか読み応えのある作品だった。タイトルからファンタジー色があるのかと思ったけど、思いっきり現実の殺人事件だった。
0255文字
しょう
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ネタバレ文化祭の二日目、二年二組で催されていたお化け屋敷内で幽霊に扮していた旭川の絞殺死体が発見される。旭川に憧れがあった閑寺はクラスメイトの甲森と共に事件の真相を追う。あまりにも個性的な登場人物名に軽快な筆致でやや戸惑ったが、犯人探しにおいてはかなり本格的かつ緻密に行っており、情報量も多く大変ではあるが読みごたえはある。閑寺と甲森のコンビは悪くはないがよくもなしといった感じで特徴をつかみにくい。青春ミステリーではあるのだが事件解決に全振りしてる感じで脇道に逸れる気配もない。→
しょう

→若干キャラが弱いので印象に残りにくいのが少々残念。

11/11 14:17
0255文字
さだぼう
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ネタバレお化け屋敷というクローズド・サークルが新鮮。また高校文化祭としてはお化けが秀逸。生首、消える少女、ゾンビ囲い、首吊り死体、、最後のとどめの一撃などなど、よくよく練り込まれた感じで愉しめそう、実際に入ってみたくなる、行列ができるのも納得。変わった名前ばかりの生徒達、彼等を形容するギャグやパロディも冴えて愉しんで読み進めた…しかし、後半のロジカルな謎解きは良いが、この結末だと殺人動機が弱く、何だかボンヤリとしてしまう。
0255文字
kanamori
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☆☆☆
0255文字
オーウェン
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このミス作品なので色々とツッコミどころはあるが、筋道を潰していくという意味で本格ミステリとしてはライトに楽しめる。 文化祭の出し物でお化け屋敷を選んだ2年2組。 ところが最中に首つり幽霊に扮していた女子が死亡。 彼女に恋い焦がれていた閑寺と、コミュ障の甲森が解決に臨む。 調査から読者への挑戦状を経て、解決偏となる構成。 彼女はいつ死亡したのか。 そのロジックがこれでもかと可能性を失くしていき、最終的に分単位まで特定する。 それによって犯人当てが可能という推理。 犯人の印象がすごく薄いが、次作以降に期待。
0255文字
真理そら
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高校の文化祭の出し物のお化け屋敷で「僕」の憧れの旭川さんが絞殺死体で発見された、僕は地味なクラスメイト・瑠璃子と一緒に事件を解決しようとアレコレ頑張る。学園ミステリーかと思って読み進んだら…うーん。もう少し爽やかに終わって欲しかった、瑠璃子さんのキャラがねえ…。とがっくりしたわがままな読者なのである。
0255文字
slice
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『読者への挑戦状』まで読み、実際にペンを手に取って推理をした小説は久しぶりだった。ああでもないこうでもないとページをめくり、四つくらいの仮説を立て、そのうちの一つが結果的にはほとんど正解だった。ミステリとしてはよく練られていると思う。ミステリとしては。ミステリとしては…………。 ただ、私は、私は……この小説を、『学園青春ミステリ』として読んでいたのだ。悲劇的な事件と、そこに立ち向かう主人公たちの友情。そういうものを期待して読んでいた。読んでいたのだが……。前半の明るさにしては、後味があまりにも悪すぎる。
slice

朝永理人の組み立てた『ライトミステリ』の塔を私はウキウキで登っていたのだが、解決編にさしかかると朝永理人は「残念でしたー!!!」と私を乗せた塔を根っこから蹴り崩し、墜落して瀕死の私に『イヤミス』と描かれた看板を見せつけたのだ。こんなのアリかよ。

08/12 23:50
0255文字
ぷうこ
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ネタバレうーむ…。 探偵役が好きになれなかったことと、登場人物の名前が独特で強烈だったのでこれ絶対なんかの伏線だと思い続けてしまいあまり集中できなかった。 私も文化祭で本読んでいる側だったからなんともいえん後味の悪さ 謎解きは好きなんだけど
0255文字
nawaba45
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ネタバレ前半のやり取りやキャラクターがかなり面白かった。その分犯人や動機がもっと強烈であってほしかったな、とも。 被害者が分かっている状態から描写でそのキャラの好感度を上げてくるのはえげつないけどかなりグイグイ読まされてしまったな。
0255文字
キイ
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ネタバレ高校の文化祭のお化け屋敷、個性的なかわいい女の子たちがたくさん、なにやら青春を感じていると、クラスメイトの絞殺死体が。主人公はクラスの日陰者女子と調査を始める。解決編の前に、“探偵より皆様へ”が挟まれているのにわくわく。1分単位で死亡推定時刻を絞り込むロジックには感嘆しました。しかし、動機と解決編の後がどうにも後味が悪く、そんな…と思わずにはいられませんでした。
えにくす

共読( ^^)人(^^ ) 読者への挑戦状からの解決編が、メインだったね😊 あの1分単位の解決に痺れた🙌 そうそう。動機が弱かったね。それ以外は楽しめた✌️

06/25 09:11
キイ

えにくすさん、こちらおもしろかったですね❣️レビュー拝読いたしました、挑戦状、えにくすさん解けたのですか!?す、すごい〜!うわぁ尊敬です✨本当に、分刻みのアリバイ崩しが圧巻でした〜!それだけに動機が、そんなことで人が死んでしまうなんて…って思ってしまいました💦

06/26 05:36
0255文字
ひろ
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別の作者の作品を読みたいと思い、同じ大賞シリーズでかつ、表紙に描かれている主人公の雰囲気に惹かれてこの作品を手にした。 過去読了した2作品と違い、現実的な状況下で発生した事件であり、加えて外部犯である可能性も検討しなくてはならないため推理を含めて内容の濃い作品になると期待していた。 しかし、実際はクラスメイトの人間関係の構造は把握できて面白かったが、他の方も述べているように犯行に及んだ動機や犯行のトリックなどミステリー作品で重要な部分の描写が非常に少なかったため、全体的に物足りないかつ薄いように感じた。
0255文字
綾沢  深乃
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タイトルがいかにもミステリー的でカッコいいって思ったのと、帯に書かれていた1分単位で死亡推定時刻を絞り込む? ってのが気になって 購入しました。 登場人物一覧や見取り図があるので読んでいても混乱はしませんでした。 また、解決編に入る前にキャラクターから読者への案内が書かれており自然とテンションが上がり、解決編は一気に読んでしまいます。 ミステリーを読むのは、久しぶりでしたが、とても面白かったです。
0255文字
チャー吉
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表紙を見てライトノベル風のミステリーと思っていたが、中々レベルの高いロジックが詰まった作品だった。学園ラブコメの様な序章から、捜査パートや解決編まで面白く読めた。唯一の欠点は、犯行動機が少し弱い点かな…
0255文字
空蝉
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ネタバレ高校の文化祭で起きた殺人事件。キャラが立っていてさらっと読める。ただ、動機がなんとも。
0255文字
さくら
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このミス?学祭でお化け屋敷をやったクラス。語り手(男子生徒)が思いを寄せる、首吊り死体役の女子生徒が出し物の最中に絞殺されてしまう。カースト最下位の女子がみんなに見直されたいと探偵役を始め、語り手の男子と謎を解くというストーリー。作中に提示されたヒントだけで犯人がわかるというが、登場人物たちの名前が特殊過ぎて内容が入ってこない。ミステリだがラノベですか?という感じ。
0255文字
みやしん
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表紙絵のようなポップさはどこにもない、陰キャ達が謎に挑む。女子校なのか?ってぐらい主人公男子の周りに様々なベクトルの女子が多く、逆に言えば男子陣は脇もいいとこで、主人公君(ハーレムラノベとは趣きの異なる)を翻弄する女子達の物語。一緒に周ったコの役割が勿体ない。大筋の結末はほろ苦く、主役コンビのようなスクールカースト下位グループには脱却の機会も恵まれないという吐露がやるせない。
みやしん

主人公が好きだったコ·入れ替わっていたコ ·主人公から好かれていたと思っていたコ·その子を勘違いしていたコ·主人公と一緒に周ったコ·推理するコ·ミステリアスなコ·生徒会のコ…etc.

03/12 07:00
0255文字
_apojun_
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背表紙にも書いてある通り、本格的ななぞ解きを楽しむ本。 残念ながら普段そういう読み方をしていないので、多分半分も楽しめなかったんだろう。 ただ、個人的にはもったいないという思いが。 登場するキャラクタがみんな面白いし、会話のテンポや言葉の選び方もかなり好み。 なので、なぞ解きじゃないところでもっと楽しませてほしかったな、というのはわがままかな。
0255文字
ポコポッコ
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ネタバレ文化祭を舞台とした学園青春ミステリ。ロジカルな展開が面白くて一気読みだった。個人的に真相よりも甲森さんや閑寺君の事件解決からエピローグの流れに祭りの後感ぽい消失感やほろ苦さがあってとても好き。甲森さんにとっては推理行動こそが文化祭的なノリだったんだろうなぁと。最期の長尺の胸の内の吐露はずっしりくるものがあった。閑寺君は閑寺君でちょっと思い込みの危うさがあるのが好き。ところで表紙は甲森さんなんだろうか?だとしたら隠れファンいそう。魅力的な登場人物が多いのでスピンオフや続編等々に展開していけそうな感じがする。
0255文字
みなみ
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高校の文化祭でお化け屋敷の首つり幽霊に扮していた女子高生が絞殺されたことから始まる学園ミステリー。クラスメイトの「僕」目線で話が進むが、女子高校と思うくらい、女子しか出てこないので違和感があった。ただ、読者への挑戦や時系列から犯行時刻を緻密に絞り込んでいく解決編を含めて、論理的な推理を楽しめた。探偵役は甲森さんではなくてざくろ子でも良かったような…。
0255文字
一井十青
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ネタバレ前半の文化祭シーンから情報を次々に拾って真相を事細かく突き詰めていく推理は、惚れ惚れするほど素晴らしかった。久しぶりに一気読みしました。
0255文字
悪者。
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ネタバレ学園祭でお化け屋敷の首吊り役の女子が殺害される。彼女を好きだった男子とネクラ探偵女子で事件を解決。とにかく情報量が多い。小さな話が後々の謎解きに生かされる。読み手も謎解き出来る作品。知った上で読み直すと更に面白いと思うが。動機がしっくりこない。
0255文字
ピーチ
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構成がおもしろかった。 ホームズとワトソンの組み合わせも。 言葉選びも楽しめた。 高校生が主役だが大人でも楽しめる一冊だと思う。
0255文字
おやぶたんぐ
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ネタバレ娘の本を拝借。ラノベの装いでの本格ミステリ…なのだが、青春ミステリでコード崩しのカタストロフィとなると、「密閉教室」があるからなあ。
おやぶたんぐ

後行者にはキツイように思われる。

09/11 16:39
0255文字
なな
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んーー苦手。途中で断念しよう
0255文字
jerrrry68
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推理の組み立てはすごい緻密だった。ただなんか感情の展開というかキャラというか色々入り込むのが難しかった。
0255文字
きくりん
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ネタバレ事件の伏線をふんだんに張り、随所に笑いどころを散りばめた問題編。各登場人物の証言を元に事件を整理する準備を完全に整わせる調査編、これまた随所に笑いを入れつつ、今までの伏線を鮮やかかつ、論理的に回収しながら解決に導く解決編。どれを取っても1ページの無駄もありませんでした。ただ個人的に、調査編で、色んな証言を組み立てるのを手伝うようなタイムテーブルをまとめた表や、トリックを分かりやすくまとめた図解があれば、頭の中で想像しやすかったなと思いました。
0255文字
みんとあいす
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☆4 と~~~ってもよかった。感想を読んでいてパズラーという評価が目立っていたため期待値がかなり上がっていたのだけれど、それでも期待を裏切らない論理的な推理だった。確かにこれはパズラーだ!!それもすごく丁寧。希代のパズラーといっても過言ではないでしょう。あとしっかり問題編が描かれているのがいい。これはラブコメか?ていうくらい女の子しかでてこないけど。解説とか評論でも言われているようにキャラが弱めな人が多いので、そこがネック。問題編でなかなかページが進まなかった。まあ、それを補うだけのロジカルな推理でした!
みんとあいす

大体はわかったんですが、最後の絞り込みが甘かった…分単位になると読み直しで整理するのが若干面倒に…。 しかし、これだけロジカルな本格ミステリがこのミスで受賞をしていることに疑問だったが(鮎川哲也賞のほうが向いてる)解説を読んでなるほど…。どうやら2回応募してどちらも最終選考まで残ったようなんですが、その時の大賞が「ジェリーフィッシュは凍らない」と「屍人荘の殺人」。確かにそれと比べるとキャラ・インパクトの弱さで敗けてしまう…。ですが、推理・パズラーという視点でなら全く今作では引けを取っていない!!

07/29 01:28
0255文字
達ちゃん
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朝永さん初読です。これは予想以上の面白さ。非日常編が意外と面白くて引き込まれ、謎解き編まで一気読みでした。なるほど不在証明か。
なな

読んでみます。

07/15 20:10
0255文字
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幽霊たちの不在証明 (宝島社文庫 『このミス』大賞シリーズ)評価73感想・レビュー165