読書メーター KADOKAWA Group

日本人が誤解している東南アジア近現代史 (扶桑社BOOKS新書)(Kindle版)

感想・レビュー
14

データの取得中にエラーが発生しました
感想・レビューがありません
Tanaka
新着
東南アジアの近現代史をサクッと把握できる内容。気になる国の説明だけ「つまみ食い」しても面白い。また、日本人に対する各国民感情がわかるのも良い。 インドネシアでは、華僑を上手くやらないと商売ができない、という事情は知らなかった。参考になった。
0255文字
Kentaro
新着
ブルドーザーなどによって水田や水路の拡張が容易になり、多収量品種や農薬、化学肥料も普及した。それは日本では1950年頃に始まり、東南アジアでも1980年前後には始まった。皮肉にも、科学技術が発展して農業生産が増加したことが、農業を儲からない仕事にしてしまった。「農学栄えて農業滅びる」、これはまさに真実である。食糧のように需要が限られているものの生産効率を高めれば、やがてそれを生産する産業は衰退していくということである。農村から都市へ人口移動が起きると、女性の地位は急速に向上する。
0255文字
抜け忍1号
新着
やはり第二章が特に面白かった。著者がベトナムの専門家だけあって、ベトナムに関する記述が多い。最近は来日したベトナム人の犯罪が増えていることもあって、我が国の方も対ベトナムの感情が悪化しつつあるかな・・。また、イメージが大きく変わったのはタイ。ここまでしたたかな国だとは知らなかった。他の国は大方、思ってた通り。
0255文字
本読みましょ!
新着
ネタバレ東南アジア各国の概観●経済が急速に発展する際にコメを作るアジアでは不動産バブルが生じやすい●高度経済成長は扶養率が0.5を下回り始める付近●日本はトップに立つ者が豊かではない奇妙な社会を作り上げた●日本の高い技術を東南アジアに持っていって農業を行うことはまず成功しない。東南アジアにたくさんの農民がいるから。農地の集約が難しい●中進国や開発途上国が原子力による発電を言う場合にはその背景に国威発揚がある●日本は輸入国。日本で優秀な人材は大企業に入社。そんな大企業には輸出産業が多い。それに合わせた歴史教育なのだ
0255文字
せいや
新着
日本に近い地域なのに東南アジアの歴史はあまりよく知らない。世界史でも記述箇所が少ない。現在東南アジアは急速に発展しており、東南アジアとの関係は重要になってくる。懸念点は中国の影響力(特にカンボジア)が高まっていること。東南アジア諸国は大陸部と島しょ部とで文化も歴史も全く違う。これらの国々とつきあっていくにはそれぞれの歴史をよく知っておくことが大切。ベトナムとか大事にしないといけないと思うな。kindle unlimited。
0255文字
ががが
新着
「日本人が東南アジアに行くときに知っておくべきこと」をコンセプトに東南アジア諸国についてまとめられた一冊。表題の近現代史は概説という感じだが、「チャクリー朝の始祖は日本で言えば徳川家康と考えればよいだろう」という具合に読み手をよく考えた書き方になっていて分かりやすい。東南アジアの社会経済はかつての日本がたどってきた道によく似ており日本の経験が活かせるのだが、スマホや飛行機の普及などで経済発展のロードマップが変化しつつあることも著者の専門である開発経済学の立場から述べられており非常に参考になる。
0255文字
Yasuhiro Nishimura
新着
◎面白い
0255文字
猫村ねこすけ
新着
良書。基本的には東南アジアでビジネスをする人たちに向けて注意点を述べている本。各国の政治動向や歴史、データから見る今後の展望などがわかりやすく書かれている。歴史についても左右どちらにも行き過ぎないような書き方になっているのも良かった。
0255文字
天切り松
新着
分かりやすい範囲で深堀り。大戦時からのアジアの状況入門にはすごくよかった。
0255文字
アルファ
新着
読んで面白かった一冊。各国と日本との関わりと歴史。人々の対日感情。宗教、文化、経済、華僑の存在。現地でビジネスをする、或いはしてみたい日本人に向けた内容ではあるが、歴史や文化を知る入門書としてわかりやすくタメになった。
0255文字
ローリー
新着
図書館で借りました。ベトナムの不動産をメインにしたコングロマリットの顧問を勤める著者による、第二次大戦あたりから現代にかけての東南アジアの歴史を、ビジネス的観点から述べた、経済史の本です。『マージナル・オペレーション』で、ミャンマーやタイをはじめとした東南アジアが舞台になっているので、多少なりとバックヤードの知識を得られたらと読みました。それぞれの国の日本に対するスタンスや中国・米国との関係、さらには宗教を絡めた人間性等が簡潔にまとめられており読みやすかったです。なぜだか関係ない韓国が貶されてましたが。
0255文字
―
新着
???
0255文字
くものすけ
新着
近くて遠い国東南アジアを感じた。中国と比較して付き合い易い隣国というイメージであった。担当していたので出張でもよく行ったし、バリ、セブ、プーケット等は家族旅行で何度も訪問している。本書で教えられる歴史は初耳の内容が多く非常に勉強になった。もっと早く知っておくべき内容だと感じたが知らないより知った方が良い。この地域の人口は6.5億人だという超ビック市場になってきた!
0255文字
Taka
新着
東南アジアに住んで8年。その間、2ヶ国に住んで何ヶ国かで仕事させていただいている。「親日」と無邪気に言ってられない程度には各国の歴史は学んできたが、本書はコンパクトにまとまっている。日本人だからと言って、面と向かって歴史(あの戦争)に由来することを言われることはないけれど、その辺の知識は踏まえておくことは大切だ。なお、東南アジアでは括れないが、本書では韓国を取り上げる際には、とてもディスっている。力の入り方がバランスを欠いているように感じられて、著者のスタンスが見えるような。
0255文字
全14件中 1-14 件を表示
日本人が誤解している東南アジア近現代史 (扶桑社BOOKS新書)評価100感想・レビュー14