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エスパーニャのサムライ 天の女王 (双葉文庫)

感想・レビュー
13

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ふふふ
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ちょっと読みにくかったかな。サムライと言うより、ニンジャの方が近い。ハポン姓がスペインにいるのは知っていたけど、こんなことあったのかもな、というお話。所々スペイン語が出てくるけど、女性だとモデラだよな、と思いながら。他のスペイン語は気にならなかった。親が殉教までした宗教がスペインでは権力争いをしている。宗教って信じる価値があるのか?と少し思う。
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読書好き・本屋好き堂
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17世紀、無敵の帝国エスパーニャが舞台の歴史時代冒険小説✨ 序章は現代から始まる。リディアの亡き母の祖母から受け継いだペンダントをスペイン文学を研究している島本俊介に見せるところから物語は始まる😊 舞台は、17世紀に移るとすぐ二人のサムライの仕事場面から始まる! すぐに17世紀のエスパーニャの世界に引き込まれました✨ スペインが舞台の作品は珍しいので、本当に興味深く面白かったです😊 先生の描くサムライは、いつもすごくかっこよくて、今回も忍者の技満載の戦闘シーンに最後までドキドキでした😆
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たち
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慶長遣欧使節団の何人かが、スペインに残った話は知っていたので興味深く拝見しました。画家のベラスケスや、劇作家のカルデロン、そしてハポン(日本人)のサムライ…。様々な登場人物が、一難去ってまた一難の大活躍をします。まさに冒険活劇とはこのことですね。
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海猫
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17世紀のエスパーニャ。慶長遣欧使節ながら彼の地にとどまった侍の外記と嘉兵衛の活躍を描く歴史大作。スペインの地名人名がどっと出て戸惑ったが、すぐ慣れる。お話がスピーディーで、特に本題の過去パートに入ってからは海戦、潜入、脱出と活劇場面の連打に心奪われた。西洋講談として秀逸の面白さな上、侍や忍者の技で危機を乗り切る展開に高揚。冒険ロマンとしてだけでなく、政治や宗教、芸術などの蘊蓄や視点が興味深く、陰謀劇としてもたいへん読ませる。伝奇的奇想が炸裂し、読み応え抜群の一冊。現代で始まって現代で終わる構成も、良し。
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kaolu
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17世紀のエスパーニャ。巨大な陰謀に立ち向かう二人のサムライがいた。この時代、宗教と政治は切り離せない問題なんだな。異端審問の不気味さが際立っていた。たっぷり500ページ、異国の地で活躍する日本人の姿が生き生きと描かれていて、エンターテイメント性の高い冒険譚でした。
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ボブ
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怪傑ゾロやらソロモン王の洞窟やら思い出した、大冒険活劇!!非常に面白い!!
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第八章『天の女王』の奇跡に浸りました。スパニッシュなリズムが少し新しくて、読み慣れないけど、何となく陽気になる。 そういえばリディアの部屋は誰かに荒らされたんだっけ?って言うくらい序章と終章が薄い印象でちょっと残念。
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ワッピー
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初読みの作家さん。セビージャのフラメンコダンサー・リディアの持つ不思議なロケットに端を発する壮大な物語は慶長遣欧使節に遡る。スペインに残留した日本人武士と美姫の恋に、国王フェリペ4世をめぐる陰謀、ベラスケスの名画と異端審問官が絡み、さながら豪奢な泰西洛外図のよう。小寺外記と瀧野嘉兵衛は王妃の依頼を受け、バチカンに奪われた秘密日記を取り戻す旅に出るも、敵の妨害工作が次々と炸裂、形勢は二転三転、最後の奇蹟とお約束のボスキャラとの決闘まで一気読み。スペイン黄金時代の光と影を堪能しました。「天の女王」改題。
ボブ

ルイ13世が語られたので三銃士が一瞬でも出てくるかと期待しました、大冒険活劇ですね、面白い。

09/25 21:30
ワッピー

ボブさん、コメントありがとうございます。結構期待したのですが、そこまで自由闊達というわけにもいかないのでしょうね・・・。

09/25 22:15
3件のコメントを全て見る
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さんご
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過去パートは出だしからアクションあり陰謀あり冒険ありで楽しませてくれるし登場人物もベラスケスに歌姫に異端審問官にスペイン王室に、なによりサムライですよ!面白くないわけがない。でも、確かに面白いんだけどなぜか物足りないというか息を持つかせぬ、というほどでもないのよね。不思議。現代パートは解説によるとこだわりがありそうだけどあたし的にはない方がいいかなー。
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c_kurihara
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面白かった……!三銃士や紅はこべを読んだときの興奮を思い出しました。17世紀のスペインで侍2人が大暴れ、というだけでキャラクター周りの痛快さは伝わるのですが、それだけでは済まさない。鮮やかに描かれる美術や音楽や舞踊、建築、装飾などがとても素敵なのです。海外旅行気分で読み始め、自然にぴゅーっと当時のスペインに連れて行かれてしまいました。物語もエンタメの極み!陰謀、冒険、恋愛を織り交ぜて、二転、三転どころではなく、五転、六転くらいしたのでは?というくらい展開します。満足感がものすごかった。御馳走さまでした!
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やま。
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現代から過去、そしてスペインのハポン。綿密な歴史も交えて知的興味をそそられるストーリー展開、好きな宮廷画家でもあるベラスケスも出てきて満足。
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HASE, Moto
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骨太にしてお洒落な痛快冒険活劇! 海を渡った慶長遣欧使節団のうち、当地に留まった者達がいた。エスパーニャに溶け込みつつ、サムライの気概と剣術、忍びの技を存分に発揮し、厄介事請け負い屋として活躍する外記と嘉兵衛。 物語の始まりは現代のスペイン。「わたし」の推し歌手が持つペンダントが何やら17世紀日本と繋がるらしく、調査に乗り出すと……? 陽気でナンパなノリの外記、クールで金勘定に細かい嘉兵衛、可憐で強気な美少女ルシアといった生き生きとしたキャラクターが取っ付きやすくもカッコいい。 好みでした!
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