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小田嶋隆のコラムの切り口

感想・レビュー
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なたね
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隆の名を持つ文筆家に心掴まれてきた読書人生。最初は、「同時代を撃つ」、「巨悪対言論」の立花隆、「東京に原発を」、「危険な話」の広瀬隆、「敢闘言」、「少年リンチ殺人」の日垣隆。まさか4人目がいるとは思わなかった。◾️アサヒパソコン読んでたから、テクニカルライターという認識でしたが、令和に入って閲覧し出したTwitterで、ワタシの好きな作者がこぞってリツイートしている小田嶋隆氏をみて、あれ、こんな人だったかなあなんて。とんでもない天才です。◾️亡くなった時は、ナンシー関氏のときと同じ喪失感でした。
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オールド・ボリシェビク
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小田嶋さんも亡くなってしまったのだなあ。この本は2020年3月の刊行。その直後に読んだものの再読だ。22年に亡くなってしまったので、晩年の書ということになるのか。書下ろしではなく、これまでに書いたコラムを「切り口」別に分けてそのテクニックを紹介することも目的にしているようだ。もちろん、単なるコラム集として読んでも面白い。この人のコラムは毒があって楽しかった。そして上手かった。
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うめこ
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オチの言葉遊びが好き。政治ネタのギリギリのところを攻めるのもよい。
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アーキー
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★★★☆☆ 75     
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Hashy
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独自の切り口で、時には反発を招くような鋭いコラムを発表していた小田嶋隆氏。残念ながら今年の6月病気でこの世を去られた。本書に「人生の意味」について書かれたコラムがある。そこでかつて自殺を考えたことがあることを明らかにし、今は生きていて良かった、と結んでいる。本当にそうだったのだろうか?生前から著者はどこか自身の人生があまり長くない、と思っている節があった。新卒で入った会社を辞めてコラムニストになるまでのキャリアや、アル中や繰り返しの入院体験など壮絶な人生を送っていた。改めて著作を読むとその思いを強くした。
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聖月
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割と最近の時事ネタが多いのだが、ニュースというものは、すぐに古くなる。地域振興券、自民が民主党に敗れたときは谷垣総裁、オリンピックを前にしてまたぞやのサマータイム導入論議。まあ、頭の体操には小田島隆です。
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エムワイ(emuuwaii)
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「コラムの向こう側」を読んでこちらもチェック。主に雑誌に載った最近のコラムをまとめたもの。「高倉健と昭和の男というロールモデルの死」「限界集落について」「いいともと半端者」などなど。「おっ」と思い、その後に腑に落ちるという体験がたくさんでした。さらにコラムの構造についての説明も興味深い。
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果てなき冒険たまこ
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先日亡くなった小田嶋先生の本をこれまた先日浅草で開催されたBOOKMARKETで購入。日経での連載も毎回楽しみにしてたんだけど。。なんか面白くないぞ。こんなスカスカのコラムも書いてたんだね、期待が大きかったぶん残念。
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koshiner3
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小田嶋隆さんの長年のエッセイからテーマごとに選りすぐったもの。 「コラムを書くときに一番気を配っていること」と聞かれ、「一歩離れて見る視点を確保すること」と答えている。 小田嶋さんらしい。 でも一歩離れるだけでなく、横になったり、逆立ちしたりして見ているのが小田嶋さんだったと思う。 ご冥福をお祈りします。
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ムムリク・ミ
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表紙、「切り口」が切れています。さすが。内容とは関係ありませんが、どうかお身体を大事にしてくださいませ。
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はるぱ
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「災間の唄」に続いて“小田嶋節”を堪能。時に大笑いし、時に時勢に腹を立てながらあっという間に読了した。「切り口」ごとの章立ても「なるほど」なのだが、それを知ったからといって、すぐにこんな切れ味鋭い文章が書けるわけじゃない。文章、視点、覚悟、、、どれもとても勉強になる。間違いなくコラムの帝王サマである。
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ネギっ子gen
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【枠組みを決めて書く。分析を装い本音をぶち込む。オチをつける】などなど。長文も短文も、かように、と。天才コラムニストの技がたっぷり詰まったコラム集。<短いコラムは、ワンテーマ、ワンアイディアで一息に書かれる。とはいえ、実際に書き手が一息で書き上げているわけではない。多くの場合、書き手は、自分の原稿を一息で読める文章に圧縮するべく、青色吐息で行数を削っている。削ることで形が見えてくる。何だか彫刻に似ている、と、そう達観して、短いコラムには気長に取り組む。と、説教臭くなるのも短いコラムの宿命だな>。確かに。⇒
kei-zu

コメント失礼します。255字の制約、誠に同意です(o゚▽゚)o

09/01 10:07
ネギっ子gen

同意有難うございます。m(__)m

09/01 10:12
5件のコメントを全て見る
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4545
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20年分のコラムを、形式分類してより優った?コラム集。コラムは面白いんだけど、取り上げている時事が情けない日本を表していて暗くなる。
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*あじさい*
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小田嶋さんのコラムは、表現や書き方に共感できないものもあるけどネットでもつい見てしまう。大衆迎合せずに世の中を斜めに見て、批判を恐れずに言えるところが良いなと。テレビに出てしゃべる人がもてはやされるけど、本の中で世の中の不条理をフフッと笑いながら考えられる時間を共有する人が増えると嬉しい。
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pochi
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長年読み続けている著者の文章ですが、最近は掲載媒体が曖昧になり読み逃していたものも多くこのような選集は有難いです(ボリュームが少ないのが今一つですが)。この20年は紙媒体の衰退の確認でもあったのだな(休刊のネタが印象的)。氏の軽妙な思考とあらゆる分野での相対性は変わらずいてほしいです。
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aochama
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コラムを書く極意を7つさらっと示してそれぞれ実例を紹介するスタイル。これでコラムがかけるようになるかはわかりませんが、楽しく読めました。 ノロウイルスという作品は、今の新型コロナ騒動を先取りしたかのようで、興味深いです。
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sucksuckhello
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コラムのテーマごとではなく手法別にまとめたコラム集は珍しいのではないか。小気味いい毒気のあるコラムを書いてみたいものだ。
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Mc6ρ助
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小田嶋隆さんのコラムは大々々好きなんだけど、中身によってシュンがあるものがあることに改めて気づかされた。それも、世界がコロナと出会わなければ、そうとは気がつかなかった種類のシュンが。とはいえ、小田嶋さんのコラムが大好きで、小田嶋さん→タモリさんのリスペクトに似たものを抱き続けていることに変わりはない。
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どら猫さとっち
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コラムの書き方読本と思いきや、単行本未収録のコラムを集めた一冊。各章には、コラムとはという短い説明書きがあり、読んでいくと、コラムの仕組みがわかり参考になる。社会ネタから体験、個人的な事柄も、バラエティ豊か。辛辣で滑稽な雰囲気から、少し懐かし味のあるコラムまで、オダシマ氏の文章には、簡潔に読者に伝える力があり、勉強になり羨ましく思う。
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なんすぃー
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読んだというか挫折 ピースオブ警句が面白いので連載読んでいて。 コラムというのは時流があるからね… また借りないように記録
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honmamire
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読んでから気づいた。「上を向いてアルコール」の人だと。めっちゃスーと読めるし、時折ふふふと笑えるコラム。オバマさんとトランプさんの演説の違いと、当時の情勢から米国が大統領に求めるようになったものの話が面白い。規模は違えど、学校の生徒会長とかもこの方法で勝ち上がれる方法はあるかもしれない。
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council
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小田嶋隆のコラムは主に時事・政治問題へ向けられたものが多い認識だったが、結構それ以外のテーマでも執筆している事を再確認、「浦和フットボール通信」ってレッズサポしか知らないであろう媒体にも寄稿していたとは知らなかった。
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ラリュ
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必要に迫られて。参考になるようなならないような。書く方は懸命に頭を絞っても読む方は軽い気持ちなのだろうなぁ。コラムの目的は、読み手の心に軽く響く程度で、大きく動かそうなどとしてはいけないのかもしれないな。居酒屋談義とか楽屋裏とか揶揄されたりするけれども、各々の違いが分からないな。面白ければ形式は問わないのかもしれない。▼書いているという作業がアイデアを呼び寄せるのだ▼分析もまた真相を明らかにするの道筋というよりは本音をぶちまけるための手続きに過ぎないからだ。分析が本音にたどりつくのではない。逆だ。//
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ophiuchi
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クラウドに埋もれていた文章を編集者が発掘し、著者が「コラムを書くコツ」的なネタ晴らしを書き足したという、ちょっと変わった成り立ちの一冊。
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モモンガ
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ひとつひとつのコラムはおもしろいんですが、ちょっと寄せ集めの感じがありますね。
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マロン太
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昔「料理は愛情」とダミ声のおじさんがTVでしゃべっていた記憶があるが、本書の立ち位置はその正反対であると思う。テーマへの批評的な視点と距離感は、適度に抑制され、それでいて機知に富んだ文章力あってこそだ。確かに何事にも愛情は必要だが、それがスキル不足を補ってくれるのは、あくまで身内だけの話である。天災やウィルスの蔓延に並行して、その場の空気や同調圧力といった「身内の理屈」に社会が支配されがちな昨今、久々に読んでいて心地よい文章だった。
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Asakura Arata
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医師会にコラム書くことを頼まれることがあるけど、字数が決まっていてかなり苦労する。この本を読んでかなり参考になった。最後のコラムが良かった。
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へい
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小田嶋さんの言葉をツイッターやラジオで聞いていてとにかく言葉を練る才能がピカイチなので間違いなく面白い本だなと思い購入。期待を裏切らない内容だった。私もこういう文章を書いてみたいなと思うのだけれど、真似できそうでありながら絶対真似できないのが才能の差なのかなと思ったけれどラジオで小田嶋さんが本書について語られていてたゆまぬ努力をされているからこそ面白いのだなと感心した。私ももっと言葉一つ一つや構成の仕方なんかを考えていきたいなと思う。オチをつけるとあげられていて本当にオチのつけかたが秀逸だなと思う。
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hiroizm
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ツイッター等で独特のユーモアセンスある発言をしているコラムニストの作品集。難しそうな本読む割に書く方は苦手意識強く、文章力向上の手本になればと思って読んだが、斜に構えても奢ることなく本質を突き、博学の露出はさり気なく、皮肉のスパイスと諧謔のうま味を効かせたオツなコラムばかりで、自分が参考にするにはちとハイブロウ。でも「会話に逃げる」コラムのシュールレアリズム小説ぽい「イニエスタ」「メッシ」は爆笑、あとは著者の手記的な「いいとも論」が個人的に響いた。他のコラム集も読もうかな。
hiroizm

海外文学の感想文にもこの諧謔センスが欲しい、なんて意外かもしれませんが、街場で「閻連科だ、クッツェーだ」と語るには必須。ボケる勇気、大事です。

04/26 15:27
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ry
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これだけ文章が上手かったら、さぞかし気持ちがいいことだろう…と小田嶋さんの文章を読むたび思います
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オールド・ボリシェビク
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小田嶋さん、上手いよな。切り口も鋭いし。モノの見方を示唆してくれる。でも、ダジャレで締めがち。ちょっとなあ。
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阿部義彦
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ミシマ社らしい本です。今まで書き散らかしてクラウドに保存してあった行くあてのない原稿に光を当てて、往生してかつ、それをコラムニストになるための入門書の体裁に仕上げました。手がかかってるだけに切れ味も鋭くしかも笑えます。一種の「文章読本」の趣もありますね。しかし、小田嶋隆さんがコラムを連載すると何故か廃刊する雑誌の多い事といったら!? 私的にはサッカーに纏わるネタだけは全然理解不能でしたが。私の理解不足でご愛嬌でした。
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teddy11015544
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コラムの書き方という切り口を見せながらまとめられた、小田嶋せんせいのコラムの傑作集です。なぜ面白いと思うのか、ハッとさせられるのか、の構造を提示されることで、誰にでもまねができるように思わせながら、実は題材や作者内部の倒錯や複雑性があることがキーになっているのは知らせてくれません。球はどう切っても大きさは異なるものの円です。奇妙で複雑な形をした自分や、屈折して歪んだ題材と自分の関係を見抜くことが重要なのだと感じました。
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