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池波 正太郎(42)藤沢 周平(10)乃南 アサ(9)小谷野 敦(8)村上 春樹(8)斎藤 美奈子(4)佐藤 正午(4)池内 紀(3)川本 三郎(3)勢古 浩爾(3)44%池波 正太郎10%藤沢 周平9%乃南 アサ8%小谷野 敦8%村上 春樹4%斎藤 美奈子4%佐藤 正午3%池内 紀3%川本 三郎3%勢古 浩爾著者グラフ上位10名
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オールド・ボリシェビク
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作家が日常で体験した徒然を記しているのだが、乃南アサ、本当に変なことばかりを経験しているなあと感心する。そういうものを招く、呼ぶ体質というか。これは続編で、前巻ではまだ、笑いや間抜けなこともあったのだが、本書ではひたすら歪んだ、撓んだ、ある種異常な体験が続く。さらにコロナ禍もあり、ひたすら暗い印象のエピソードばかりが並んでしまったようだ。現代人の嫌らしさ、どうしようもなさが横溢していて読後感に滓が残るようだった。
0255文字
オールド・ボリシェビク
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国内では1984年に刊行され、ベストテン入りするなど、かなり話題になった。「ユーニス・パーチマンがカヴァデイル家の一家四人を惨殺したのは、彼女が文字が読めなかったからである」。いきなり、冒頭で犯人を明示する。後は悲劇まで一直線に進むだけだ。文盲だということが明らかになるのを恐れるユーニスと、村に住む狂信者ジョーンが交わることによって生じた地獄の化学反応。心理のひだをめくっていく展開も秀逸だ。ルース・レンデル、一時期はかなりはやったよなあ。
0255文字
オールド・ボリシェビク
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猟奇殺人史に名を刻むエド・ゲインの実像に迫る。女性2人を殺し、吊り下げて家畜のように解体。墓荒らしを重ね、死体からデスマスクをはぎ取り、皮を使った椅子などの家具で部屋を飾った。正真正銘の異常者である。ヒッチコックが映画化した「サイコ」のモデルとしても知られる。それにしても、アメリカのど田舎にはとんでもないサイコいるものだ。宗教的抑圧、閉鎖的なコミュニティー、ゆがんだ家族関係。とんでもない「怪物」を生む何かがそこにある。アメリカには未だに、明らかになっていない大量殺人鬼がいるような気がする。
0255文字
オールド・ボリシェビク
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短編集。9編を収める。男女の心理の綾というか、そのあたりがメーンテーマとなるのだが、この作家の経験からか、主人公は主に働く女性である。そうなると、誰かが記していたが、どうにもトレンディードラマっぽくなるんだよなあ。なってもいいけど、別にそういうものを読みたいわけではなかった。ならば私はこの作家に、何を求めていることになるのか。もう少しドロッとした、いやな味わいなのかなあ。
0255文字
オールド・ボリシェビク
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やはり凄いよ。太宰治という作家は。時代を画したことはよくわかるし、時代を超えて残る作家だと思う。この「人間失格」の主人公・大庭葉蔵はバカだよ。大バカだよ。しかし、誰もが持っている自意識を極限まで膨らませて、そのようにしか生きられない自我を作り出してしまう、現代人の肖像でもある。そこに戦後間もないころの読書人は惹かれ、現代の若者も惹かれていくんだ。何度目の再読かわからないが、あらためて感心したね。太宰、やはり一筋縄ではいかねえ。ただ、いっさいは過ぎていくけどね。
0255文字
オールド・ボリシェビク
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シリーズ8作目。6作を収める。ちょいとした偶然が、人の運命を狂わせる。そんな著者の思いが込められたものが目立ったような気がした。「狂乱」で腕がありながらも疎まれ、バカにされた足軽が最後に取った行動、「女と男」で悪女に狂わされてしまった男。悪党ながら、恩義は忘れないという人間の二面性を描く「仁三郎の顔」などなど、いつもながらの出来です。「秋の炬燵」にはしみじみしました。秋山小兵衛もそろそろ、老いを意識しているのですね。
0255文字
オールド・ボリシェビク
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いやあ、面白かった。戦前、旧制高校生時代から太宰と接し、戦後は新潮社の編集者として疾風怒濤の時を共有し、玉川上水では捜索にもあたった著者にしか書けない、濃密な評伝であり、青春の記録である。それぞれのエピソードが粒立っていて、読んでいてわくわくする。三島由紀夫が初めて、そして唯一、太宰と面会した際の情景は、著者と三島の回想、そして同席した矢代誠一の記憶はそれぞれ異なっているようで興味深い。三島、盛っているぞ。それにしても、戦後間もないころの熱気が伝わってきて興奮しました。文句なし。
0255文字
オールド・ボリシェビク
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乃南アサの新シリーズ。北九州市で家裁の調査官として非行少年・少女と向かい合う女性が主人公である。短編連作で読みやすいが、暴行に売春、自転車窃盗などなど取り扱う犯罪は多様だし、少年少女のこころもまた、一様ではない。彼らがなぜ、そういう行為を犯したのか。それぞれに問いつつ進む主人公の誠実さに惹かれた。当然、続編を期待します。
0255文字

読んだ本
2361

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読書データ

プロフィール

登録日
2017/03/07(2955日経過)
記録初日
2017/01/01(3020日経過)
読んだ本
2361冊(1日平均0.78冊)
読んだページ
682878ページ(1日平均226ページ)
感想・レビュー
2348件(投稿率99.4%)
本棚
1棚
性別
年齢
66歳
血液型
B型
職業
その他
現住所
北海道
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