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あの子の殺人計画

感想・レビュー
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くるるん炙り尻
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はっきりと虐待を想像できる文章で読み進める度ズドーンって重くなる。最後の展開は一旦頭整理したね。いやー面白かった!
0255文字
anemone
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ネタバレこの人の本は気になって読み進めてしまうが、あまりにもリアリティがあり読んでいて辛い。 虐待が殴る蹴るなどの暴力にクローズアップされるが、子供に恩を着せるかのようなマインドコントロール、水責めなど外傷のつかない行為やネグレストこういった行為は傍から見て気づきにくい。 椎名綺羅の場合は、恐れていたのに自分がされてきたことを娘にしていたんだなぁ。 遠山のマインドコントロールは相手から味方をなくし、罪みの意識を忘れないようにして自分だけを頼るように仕向けるなんて巧妙すぎる。子供頃の綺羅に目をつけていたのは怖い。
0255文字
ゆうき
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椎名きさらは小学五年生。母子家庭で窮乏している上に親から〈水責めの刑〉で厳しく躾けられていた。ある時、保健室の遊馬先生や転校生の翔太らに指摘され、自分が虐待されているのではないかと気づき始める……。 一方、路上で、大手風俗店のオーナー・遠山が刺し殺された。県警本部捜査一課の真壁は宝生と組んで聞き込みに当たり、かつて遠山の店で働いていた椎名綺羅に疑念を抱く。だが彼女は娘のきさらと一緒に自宅にいたというアリバイがあった。真壁は数々の事件を解決に導いた女性捜査員・仲田蛍の力を借りて、椎名母娘の実像に迫る。
0255文字
スカイフォーク
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ネタバレ真壁・仲田シリーズ②殺人事件の捜査線上に浮かんだ椎名綺羅は娘・きさらに対する虐待の疑いもあった。これらの問題を真壁刑事ときさらの視点を通して描かれる。二転三転するミステリーであると同時に子どもへの虐待について考えさせられるずしりと響く物語でした。
0255文字
ねこ助太郎
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ネタバレ虐待の描写が残酷すぎて心をえぐられた。母親からの躾が虐待と気付き、先生に助けを求めるも拒否られ、友達からはいじめにあい、居場所は何処にもなく救いもない。このまま永遠に虐待を耐えないといけないのか。どこにも逃げ場所はなく女の子の絶望感は計り知れない。私も虐待児だったので手に取るように気持ちが分かる。誰も手を差し伸べる人間がいない中、追い詰められた精神状態で母親を殺めてしまったことを誰にも責めることは出来ないのではないか。大人になった彼女の叫びが痛々しく胸を締めつける。彼女の娘が保護されたのがせめてもの救い。
0255文字
ゆうみ
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ネタバレまんまと騙された。
0255文字
あきら
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ネタバレ小学5年生のきさらと、真壁刑事の視点を入れ替えながら進むミステリ。貧困母子家庭で育つきさらは、母親に虐待されていると気付かない。しかし周囲の言動から少しずつおかしいと気付き始めていた。大手風俗店オーナーが刺殺された事件を追う真壁刑事と相棒の宝生刑事。きさらの母親が事件に関与しているとにらみ捜査を続ける。母親を殺そうと計画をたてるきさらだが、どんな母親でも大好きと思う子供が健気でもあり哀れでもあり。最後には救われることを期待したが、これはどうなんだろう?少なくとも娘のきさらは救われたということなのか…。
0255文字
鹿ノ子
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なるほど、そういうことだったのか。最後の展開にびっくりしつつ、子供を大人の弱さの捌け口にする「虐待」という行為への嫌悪感が募る物語でした。
0255文字
人工べん
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こういう時間軸行ったり来たりの話は苦手です。面白い人には面白いんだろうとは思うんですが。 結局誰がどうなのか混乱のまま終わってしまった。話としては通じてはいるのは確かだが…。頭良くならないと。
0255文字
いたにぃ
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ネタバレきさらちゃんが罪を犯さなかったのはほっとしたけど、もう1人のきさらがねー。最後翔太の告白で、おぉぉとなった。
0255文字
まこと
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★★★☆☆子供への「虐待」「ネグレクト」をテーマにした作品には興味があるのだが、読み始めるとしんどい。「水責めの刑」を受けている子供自身が「これは自分に対する躾なんだ。」と思う心理状態になるとは。母を殺そうと決意するきさらに寄り添い応援している自分がいた。しかし、このアリバイトリックには驚いた。作品が終わりに近付いているのに、内容を理解できず数十ページを読み直してしまった。疲れるけど読んで良かったと感じた。
0255文字
midokame
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★★★
0255文字
最早
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シリーズ前作の『希望が死んだ夜に』もそうだったけど、子供が社会の犠牲になる話はキツいなあ。ミステリとしての展開にも驚かされた。読んだ後だとなんかアレだけど、狐目の美人を想像してニヤニヤしてしまう場面もあった。申し訳ない。
0255文字
シュテッケン
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ネタバレ章立てが細かく、章ごとに視点や主人公が替わる小説は入れ替わりや時系列をいじる叙述トリックが使われがちなので気をつけていたのだけれど、それまでの世界を一変させる文章を読んだとき理解が追いつかなくて瞬間的にフリーズしてしまうくらい、著者の騙しの技術にまんまとしてやられました。名前のトリックはアンフェアギリギリだと思いますが、風俗界隈が舞台なだけにこうしたこともあるかもしれないと思わせるのも技術でしょう。貧困と虐待の負の連鎖は現実でも取り沙汰される問題ですから、仲田のような人がいると…えっ、これシリーズ物なの?
シュテッケン

しかしこれを手に取ったきっかけがあったはずなんだけど、なんだったかな…誰か有名人の紹介だったと思うのだけれど…?

09/20 07:34
シュテッケン

そうだ、芦沢央さんが推薦してるとかで買ったんだった!

09/20 22:06
0255文字
とも
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仲田の捜査がすごい。途中読んでて鳥肌立った。終盤失速。前作もそうだがややねらいすぎ。そのまま着地したほうがいいのになあ。ちともったいない印象。
0255文字
ゆうβ
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追い詰められたら誰でも似たようなことをしてしまうのかもしれない。もちろん私も。 自分は道を踏み外すことなんかしないという人もいるけど、たまたま運が良いだけで、薄氷1枚の上にいて落ちていだけにすぎない。そうならないように勉強しておこう
0255文字
蒼
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終始胸クソ悪い読書だった。 そこに過去と現在を巧妙に混在させて、読み手をミスリードする作者の仕掛けた手管にまんまと引っかかり、最後の最後まで気がつかず呆気にとられて呆然自失。 まぁ全ては読解力の無い自分が作者の手玉に取られただけなのかもしれないが。 いじめも虐待も、少し広げて家庭内暴力も、周囲の人の想像する視線が救いの道を繋げるのかな、それしか無いのかな。人は幸せになるために生まれて来たはずなのにな、そんな思いを鬼おろしがねで削られるような読書だった。
0255文字
たか
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ネタバレ★★☆☆☆重い話。よくあるタイプのオチだったけど、ネタバラシはゴチャッと、そして強引な感じがした。
0255文字
うり坊
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星4 図書館本 前作同様いたたまれない気持ちになる本。 子どもに直接だけでなく、先生や児相の待遇も改善しないとどうしようもないと思う。 作品としての出来は高い。
0255文字
りんご
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あまりの真実で気持ちの持っていきように困ってしまいました。虐待されている子供は自分が悪いと思い込まされ親を庇う、こんな悲劇はないと思います。
0255文字
たくあん
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「虐待」がテーマの作品で読んでいて辛かった。物語はしっかりミステリーで面白かった。
0255文字
たくあん
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「虐待」がテーマの作品で読んでいて辛かった。物語はしっかりミステリーで面白かった。
0255文字
キタムー
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『虐待』がテーマ。読んでいて辛いものがある。いや、辛いものがあると言う資格さえないのかもしれない。だって当事者でもない僕はその辛さの本当の苦しみを何にも知らないんだから。 シリーズの2作目って事を知らなかった!1作目の「希望が死んだ夜に」も早く手に入れようと思います!
0255文字
アンギラサリー
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何だかよくらからなくなってしまった…整理するのも面倒なので読了。とりあえず読むのが辛かった…
0255文字
ヌーン
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ネタバレまさかの時系列ゴチャに騙されてめちゃ混乱した
0255文字
chan
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ネタバレ⭐︎4 再読。 同じ時代(娘のきさら)の話かと思えば、母と子のそれぞれの時代を行き来していた。違和感のない繋ぎ方で後半まで気が付かなくて読むのは2度目だけど変わらず面白かった。
0255文字
ダリル
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仲田、真壁シリーズ②今回も児童虐待重めで、辛い話。途中で、えっ!そういうこと!となり、ちょっと混乱。次、いきます。
0255文字
トキ
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きさら、誰かに頼って。相談して。そこから逃げて…!虐待する母親なんて、同情の余地なし、地獄行きが当然…!と思ってたのに…。気持ちの持っていき場所が無い。「あたしの人生どうにかならなかったの?」という言葉が辛い。そしてこのタイトルがせつない。内容は重いけど、非常に読み応えのある本でした。シリーズ一作目を飛ばして二作目を読んでしまったようなので、一作目も読みます。
0255文字
達ちゃん
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シリーズ2作目は二転三転の展開に頭が混乱しながらも、すごく濃い内容にお腹いっぱいです。サクサク読めましたが読み応えありました。
0255文字
むー
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ネタバレこの子だけにはせめて救いを、と読み進めていた気持ちがひっくり返されてしまいました。ラストは情報量が多すぎて読み返さないと全体像が分かりません。この物語の先には描かれなかった救いがきっとある、そう想像することしかできなかったです。
0255文字
hamm
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仲田、真壁シリーズ
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なかゆみ10969
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ちょっと重めの社会派ミステリー。「希望が死んだ夜に」に続く仲田、真壁コンビの第二弾。 子供の貧困と虐待問題をテーマにした話。 後半、時系列がわからなくなり物語が反転した??って思って混乱。でもとても楽しめた作品です。
0255文字
茜
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今回は貧困家庭での児童虐待がテーマでした。虐待されて育った子供は自分の子供を虐待する可能性が高いらしい。所謂、負の連鎖なんだけど、どうして自分の可愛い子供を虐待してしまうのか、私には理解が出来ない。躾と虐待の境界線はどこにあるのだろう。子供はいくら虐待をされても親が好きなんだよ。例外も勿論あるけれど、親子である以上それは子供の本能だから、ある程度の年齢になるまではそういう気持ちがあるはず。 ラストの仲田の言葉が重たい。誰でも子供に手をあげてしまうことがあるかもしれない。私でも。。。と。
0255文字
Rilm
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貧困、虐待、いじめ、里親そんな中の殺人事件。 テーマはすごく重い。状況が良くなる子どもとそうでない子の違いはなんなんだろう、、やっぱり関わる大人?本人の意識?考えながら読みました。 後半次々と伏線回収されるのは見事でした。 自分が伏線回収が綺麗になされる作品が好きなことを改めて実感した一冊です。
0255文字
小路 余栄
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読んでて何度も唸った。こういうのを読みたかったんだよ。こういうのが好きなんだよ。
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むつこ
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シリーズ2作目。1作目を読んでいないのでよくわからないが重いテーマを天祢さん(らしい)文体で好感の持てるミステリー、こりゃ本格っぽいな。でも内容にはムカムカしっぱなしの貧困家庭の児童虐待で許せない。シングルマザーがファミレスで働き珍しいなと思ったら夜勤の厨房。伏線がたくさんあるので読み流ししてる(つもりはないが)と回収時(オチ)に苦労した。仲田さんがもっと登場するといいな。
0255文字
ひまわり*
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図書館本◆遡る形になったが、シリーズ3作目。読みたい本登録の底にあったのに、3作目読了直後に図書館でぽんと出会うタイミング。こちらも子どもの虐待、貧困家庭の問題がテーマで子どもが主体。3作目より断然面白い組み立てだった。後半は一気読み。最近似た仕様のミステリ読んだばかりなので、またこのテか!と思ってしまったが、やはり後半の怒涛の伏線回収の面白さは変わらない。自分が虐待されていることに気づかない子ども。どんなに過酷な状況でも「お母さんが大好き」。ほんとそうなのよね。子どもの心理描写が切ない1冊でもあった。
0255文字
ファーラス
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再読。どうしたことか、読んだことを忘れていて、途中で気付いた。。2020年の7月に読んでいたらしい。その頃どれだけパニクっていたのだろう。思い出せば中野島の書店でサインまでもらっていた。なぜ記憶から抜け落ちていたのか。コメントでややネタバレ
ファーラス

ネタバレ注意。忘れていてなんだが、二度目の読了は一度目より印象は落ちたように思う。というのも、本作の衝撃的な仕掛けはあくまで「読者だから起きる」ものでしかなく、登場人物たちは認知すらできず物語にリンクしない。登場人物たちの視点に立てば普通に淡々と警察捜査を進めて犯人に辿り着いているだけで、彼らは読者のように「犯人に騙され」ないからだ。また、ある時点の登場人物たちがこの事件に全員集合レベルで実はかかわっていた、というのも作りすぎとスモールスケールな収束に感じ、自分としては冷めてしまう展開。

12/14 00:49
ファーラス

2020年の初読時もつっこんでいるが、「携帯電話」の「課金」がひっかかる。発刊された2020年を基準点として、『きさら』が小5(11歳)で、風俗嬢となった母親が17歳(+6)のときに出産したのなら、『きさら』は小5当時2003年だった。この頃、携帯電話の「課金」が一般的だったかが、ミスリードものとして非常にひっかかる。自分の記憶では、パカパカケータイにやっとパケホーダイが出た頃で、メールをうんと送られても請求されずに済んだぐらいの記憶だ。もちろん、2020よりも未来が基準点の話とするなら成立はする、が。

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