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法の雨 (文芸書)

感想・レビュー
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し~ちゃん
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看護師によるヤクザ組長の殺人と認知症の裁判官の祖父を持つ医学部志望の孫の話。 最初は何がどう繋がるのか予想もできなかったが、最後の方でやっと納得。成年後見制度はその後変わったのかな。 遺したい人に遺せない制度なんて、何のためにあるのか?
0255文字
yeda
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一気読み
0255文字
Masaru
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下村氏の作品お初でした。 「法の雨」のりのあめと読むらしい。初めは話の筋がよめず苦労しましたが、無罪病判事話あたりからは一気読みでした。 法の正義とは何か?よく考えるとちょっと怖いです。 それにしても、途中でやめられない「成年後見人制度」今も存在するとは…
0255文字
クッキー
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裁判官の判決はうわべだけの報道や感情に左右されてはならない重いものであると改めて感じた。検察官は冤罪のないように冷静な判断が求められると分かった。 認知症を患った人に対する成年後見人制度に深い闇があると知りもどかしい。
0255文字
YU
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やっぱり下村敦史だ! 有罪率99.7%の日本において、繰り返される無罪判決。その裏には何があって、さらにその裏に隠されていることとは…
0255文字
テディ
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ネタバレ無罪判決を連発する剛腕判事の嘉瀬が判決の言い渡しの時に倒れ脳血管性の認知症となる。入院中の松金組の組長殺害の罪で看護師水嶋の判決を争っていた検察官の大神。殺された水嶋。真相を掴むべく入院中の嘉瀬に会いに行く大神。一方で医学部に合格するも嘉瀬が認知症となった事で成年後見制度の壁で入学金支払いが停められ窮地に追い込まれていた孫。藤本弁護士が出金を制限していた理由。水嶋を無罪にする為に振り込まれていた松金組からの賄賂?真相を掴んだ大神。松金組内の権力闘争。冷酷であった藤本の本心が見え安心するも法の闇を垣間見た。
テディ

反社と対峙する警察組織の闇と成年後見制度の危うさ。万全ではない法律を暴走させないセーフティネットをどのように育んでいくのか?社会悪に陥った場合の法律に隷属しない為の手段とは?良識を持った一般市民も問題意識を持ちながら声を上げていく必要があると感じました。

09/16 23:00
0255文字
Muta
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ネタバレ良い意味で、素晴らしく良くできた話で勉強になった。大神さん、藤本さんの仕事に対する誇りと意地が、人として素晴らしい!こんな方が法曹界にたくさんいると思うと、傍聴がまた違った部分で楽しみが増えます。幸彦君の将来も気になる。
0255文字
ぴよぴよ
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認知症などに伴う成年後見制度の闇を背景におきながら、逆転無罪を連発する裁判官が認知症になった後に、その被害を受けていた検事と事後交流するやり取りが、読んでいて心地よい感じでした。法の闇は恐ろしい。。
0255文字
ぱりぱり
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★★★★☆
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ルイスエンリケ
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刑事裁判をテーマにした話かと思わせる冒頭から、成年後見人制度の闇をテーマにした話で進み、中盤からミステリー色が強くなり、最後は下村さんならではのどんでん返し。 ちょっと要素を詰め込みすぎてる感も否めないけれど、面白かったです。
0255文字
ゆきみちゃん
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成年後見人制度の欠陥や理不尽さがよく理解できました。預かるお金の額で報酬が決まるのなら弁護士さんもなかなか出したがらないですよね。しかし悔しい。本筋よりもこちらのサイドストーリーに意識が持っていかれてしまいました。
0255文字
tetsugy
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ネタバレ成年後見人制度ってこんな制度なのか。知ってびっくり。世の中には知らないことが多いですね。何かするときは十分調べてからじゃないと安心できないですね。ストーリーはに中盤以降今までの見え方がひっくり返る展開。ただ法律をテーマにしたのにヤクザがメインにでてきたのは少し違和感。企業の跡目争いの方がしっくりきたような。
0255文字
ゆんり
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ネタバレ成年後見人制度について勉強になった。ストーリー展開も早くてサクッと読めた。幸彦の入学金が間に合って良かった。嘉瀬氏が悪徳判事ではなくて良かった。大神氏の執念の捜査も見事だったし、藤本弁護士も倫理ある素敵な人で最後はかっこよかった。
0255文字
ひろ
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ネタバレ異様に厳しい後見人の弁護士、なぜか。
0255文字
PARU
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後見人制度について勉強になり、小説としても面白い一冊でした。
0255文字
ゆき
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成年後見人の勉強になりました。
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蒼
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「今のままだと憎まれ役です」「それで構いません。祖父の疑惑など知る必要はないでしょう」努力に努力を重ねて念願の医学部に合格した若者の未来が拓けていって欲しいと、願いを込めてページを閉じた。
Vanc

蒼さん、ナイスレビューですね。努力した若者の未来は開けて欲しいですね。文句なしに面白かったです。

08/28 21:12
蒼

ありがとうございます。ヤクザや検事達の世界と対局にある、自分の人生を拓いていこうとする若者が絶望に落とされるのではないかと、それがとても心配で怖かったのでこの会話に救われる読後感でした。

08/29 04:31
0255文字
shi-
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え?え?成年後見人制度って…いやぁ、無知はなんと恐ろしいのか。 ド○○ン○の、あの先生の言葉が頭にすぐに浮かんだ。 無駄に搾取されたり、自分が使えるべき物を正当に使うためには最低限のことは知っておかないと。
0255文字
ぴ〜る
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成年後見人制度の闇がとてもわかりやすくてとても考えさせられた。家族すら自由にできなくなってしまう上に多額のお金が発生してしまうなんて考えただけで恐ろしい。もっと色々と調べてみたいと思う。
0255文字
kurousagi
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成年後見人制度ってこんな怖いん!?弱者を食い物にする利権と何が違うん!?お話はきれいに畳めて良かったけど、現実には、勝手に後見人つけられたり勝手に口座に振り込みされたりしたら大変やん!てなる
0255文字
Napoleon
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一気に読めました。後見人制度についても概要が理解できました。
0255文字
りょう
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疑わしきは罰せず、を貫く無罪裁判官の話か、退官前だからできるのかな、と思って読み進めたらそんな単純な話じゃなくてあれれと、たびたびなどんでん返しに一気読み。それにしても、成年後見人制度って、こんなんなの?酷くない??
0255文字
みゆう
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裁判官の判決は明らかに罪があっても罪状の論点や疑わしき文章だった場合無罪と判決すると知り法に関する知識が増えた。そして、成年後見人になった場合判断力がないとみなされるので社会復帰、職にもつけず、親族が必要と思っても弁護士や家庭裁判所が許可しなければ使う事ができない。知識が増えてためになる一冊。最初の孫息子の入学金がどうなるのか気になりラストを読んでから読み始めたので心落ち着いて読む事ができ、なぜ弁護士が入学金を頑なに出すのを拒んだのか組長の殺害などじっくり読む事ができた。
0255文字
ごんすけ
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20/9/13 ★★★
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himaoba
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物語のテーマの1つである成年後見人。判断能力のない高齢者や知的障害者の金銭管理をしてもらう制度。 知れば知るほど良い制度だと思えない。本人のことを一番知っている家族が思うようにお金を使えない。障害のある娘にはできるだけ後見人を付けないで済ませる方法を探りたい。
0255文字
yoshigon
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成年後見人制度の問題を事件に絡ませて展開したお話。こんなにもややこしい制度だとは思っても見なかった。少しずつでも使いやすいように変わっていくことを望むしかない。スリリングなお話で面白かった。
0255文字
グラスホッパー
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ネタバレ成年後見人制度について、よくわかった。妻が夫の預金をおろせなくなるって、恐怖だ。登場人物を絞り シンプルで読みやすいエンタメ作品だった。
0255文字
たいこ
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法の解釈に真剣に向き合い無罪判決を連発する裁判官が開廷中に倒れて認知症に。看護師によるヤクザの組長殺しの真相と、成年後見人制度の問題点が描かれる。組長殺しよりも成年後見人制度の使えなさが驚き。
0255文字
mimiconmana
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ネタバレえらい本読んでもた!と藤本弁護士のやり口に辟易して止めようかと思ったけど、大神検事の話もあるし読み進めていくうちに見事ピッタンコで大満足!よくできたストーリーでした。大神はん、よう死ななんだね。
0255文字
hamm
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ネタバレ入学時納入金締切までの2週間で検事、刑事の2人で全て解決とはご都合が過ぎる
0255文字
りりあん
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☆☆☆☆☆
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鈴子
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後見人制度のことが少しでも知ることができて良かった。良かれと思ってしたことが、のちに不都合だったり、こうなるとは知らなかったということは山ほどある。特に日常、法に守られていると思って生活しているものの、実際はどうなのか?その立場になってみないと気付くことすらない。無罪病判事と幸彦くん入学金問題と暴力団が、どう関係していて、どう解決していくのか、法がらみで、なかなか面白かった。
Vanc

鈴子さん、ナイスレビューですね。笑い話かもしれませんが、たまたま見た相性で一番になっていましたので、思わず幾つかのレビューを読ませていただきました。この本では、「成年後見人」制度には大きな問題があると知らされました。今後も宜しくお願いします。

11/29 20:28
鈴子

Vancさん、たくさんのナイスありがとうございます。

11/29 21:49
0255文字
おっとどっこい
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異例の多さで無罪判決を言い渡す高裁判事。「10人の真犯人を逃したとしても一人の無辜を罰するなかれ」という信条とともに。裁判官と検事の繋がり、後見人制度の穴など問題提起型小説みたい。
0255文字
ちづこ
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ネタバレ嘉瀬さんが悪い人じゃなくて良かった。後見制度の実態がこんなだったとは知らなかった。
0255文字
くるくるくるみ
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★★★★☆
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石野 真
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ネタバレ市民感情と相いれず無罪判決を連発する裁判官から始まり、暴力団の跡目争いなどいろんなものが詰め込まれていつつ、バランスが崩れていないので読んでいて楽しかった。医学部に合格した幸彦が入学できなくなるような後見人制度や、その弁護士ってと思ったが、それもちゃんと回収されて良かった。99.7%の確率で有罪となることはゴーン事件の時に彼が問題視していたが異様なことなのかもしれないと感じたが、有罪の証拠を積み上げる操作能力かもしれないし、法律に対して考えさせられる作品。
0255文字
ふーみん
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自分こそ他者の有罪無罪を判断できる人間であるというのは傲慢以外の何物でもない。神ならぬ裁判官が人として悩み苦しみながらも膨大な証拠を精査しながら判断を下すのだ。ルーティーンで安易に起訴有罪にする警察・検察にも問題はあろうが、関係者でもないのに自分の感情で魔女狩りをする一般人にはうんざりだ。やくざの内部抗争という真実に体を張ってたどり着いた大神に拍手。成年後見制度がこんなに被後見人の家族を苦しめるものとは知らなかった。藤本弁護士が冷酷な対応をした背景と葛藤がわかり、幸彦の入学金が出せてほっとした。
0255文字
白玉堂餡子
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ネタバレ※松金組組長殺害事件の公判を担当した高裁検事大神と無罪病判事と揶揄される裁判長嘉瀬。嘉瀬は判決文読み上げ中に倒れて認知症を患い引退。裁判に負けた大神は出世を絶たれるが、もしかして本当に無罪だったのかもと思い始めたところ、被告人水島が松金組員に殺される。組幹部の逮捕を狙う大神に協力する刑事熊澤。嘉瀬の妻、成り行きで夫に後見人をつけて孫幸彦の医学部入学金が払えなくなる。頑なに支払い拒否する弁護士藤本、その理由は。
0255文字
おおかみ
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ネタバレ逆転無罪判決に翻弄される検察官を主人公に、認知症と成年後見制度の問題、背後に見え隠れする暴力団の企みがタイムリミットに向かって同時進行する。終盤、全てが噛み合ったときのカタルシスは大きい。必ずしも一般ウケするテーマではないと思うのだが、それゆえに得られる知見も多いだろう。「法の正義とは何なのか」というシンプルな問いを軸に、しっかり読ませるのだから巧妙だと思う。
0255文字
きあら
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日本で起訴された事件の有罪率は99.7%。そんな中で逆転無罪を連発する裁判官がいる。無罪病判事。彼が無罪を読み上げた直後に倒れ、そのまま認知症も発症してしまう。その判決を洗い直す検事の大神と最後の判決を巡る思惑。題名の通り、どっぷり法の話。最初と最後で、登場人物の印象が全然違う。認知症の問題は認知されているが、成人後見制度って怖いと思った。
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